81. M:I-2
ああ、俺ってトム・クルーズ好きなんだなって思わせてくれた作品。彼が主役じゃなかったら、こんな高得点あげてないもん(笑)。ジョン・ウーがどれだけトムをカッコよく撮ってくれるかを確認するために観に行った作品。概ね満足です。スパイ映画として観ちゃダメ。よくも悪くも、ウーちゃんはこれしか撮れないんだから。 [映画館(字幕)] 7点(2003-12-08 22:09:13) |
82. チャーリーズ・エンジェル(2000)
3人がポーズとるたびにダチョウ倶楽部の“ヤー!”を思い出し苦笑。監督の趣味なのか、プロデューサーのドリューの趣味なのか、モトリー・クルーやらワム!やら80年代の洋楽が流れ、そこに同時代性を感じ無性に嬉しかったなぁ。下品になるギリギリのところでとどめているお色気。アクションも悪くない。娯楽作品としては、なかなか良いのでは? 7点(2003-12-08 21:58:15) |
83. 17歳のカルテ
アンジェリーナが助演女優賞獲ったのも納得。というか、この脚本は主人公をボカし、彼女にライトを当てた作品だよね?そういった意味でウィノナ・ライダーはワリを食った印象が強い。ま、それだけの大役を演じきったアンジェリーナに拍手を送りたいのは、間違いないことですが。トゥーム・レイダーしか知らない人が見たら、きっとビックリするだろうね。 7点(2003-12-08 20:45:18) |
84. デッドコースター
《ネタバレ》 何かと不評なタイトルですが、ワタクシ的にはいいのでは?と思いました。その名が示す通り、前作にも増して疾走感が出ています。序盤はフェイント、後半は思いがけない人が死ぬ、という人の死に方のバリエーションが増えたところも好印象でした。前作生き残った人が意外とあっけなく死ぬ様もよかったし(あんまりキレイじゃないけど結構好きだったからショックにはショック)。予算が増えて、死に方がエグくなり残酷描写大好きな人は満足するでしょう。CG技術の進歩をしっかりモノにしている良作。オープニングも凄かったしね! 7点(2003-12-06 19:36:40) |
85. ザ・セル
SFファンの誰もが夢想するサイコ・ダイブを見事に映像化してくれた。天然色と極彩色を併せ持った精神世界の見事な映像化に拍手。 7点(2003-12-03 23:39:03) |
86. タイムマシン(2002)
ここもそうだけど、周りの評判も悪くてビックリした。確かに、想像をはるかに超えた展開です。悪いほうに取る方が多いのはわかります。でも、フロム・ダスク・ティル・ドーンみたいな映画を観てしまっている私には、あまり驚きではなかったんですねー。前半のロンドン(だっけ?)の世界観の美しさに見惚れ、後半のアクションにワクワクドキドキしました。単純に。同時期(ちょっと前か)に上映されたエピソードIIなんかより、全然面白かったと思ったけどなぁ。 7点(2003-12-03 22:54:51) |
87. I am Sam アイ・アム・サム
普段はこういう映画はあんまし観ないんだけど、予告を観たときサントラがビートルズ(の曲)と知って、あとミシェル・ファイファーが出ていたので観た。ミシェルも、ショーンも良かったけど、ダコタちゃんがみーんなもっていっちゃった(笑)。話が単純なので、子供に見せたい作品。オトナにはちょっと単純すぎる。だから役者が好きとか音楽が好きとかっていうとっかかりがないと、つまんないかも。 7点(2003-12-01 19:09:02) |
88. レクイエム・フォー・ドリーム
堕落、堕落、堕落……。ただ堕ちていくだけの映画。精神的に参っているときは、絶対にみてはいけません。細かいカットをつないだ映像を、何度も見せる手法は、この監督の得意技のようですね。πでも見られたし。クスリをやるときにその手法が見られるのですが、やったことのない私でも“ああ、あんな感じなんだろうなぁ”と思える説得力がありました。 7点(2003-11-28 20:02:50) |
89. 悪魔のいけにえ
低予算がリアリティにつながった、ブレアウィッチもかくやの作品。今となっては普通に見られるが、子供の時分は立ち入ってはいけない、狂った世界を垣間見た気がした。 7点(2003-11-28 19:43:48) |
90. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 地下プロレスだったり、美容整形病院から脂肪盗んだりと、全然垢抜けない設定なんだけど、なんだかスタイリッシュなんだよね。そこはやはり、フィンチャーのセンスなんでしょうか。フィンチャーモノなので構えて観ていたらら、自分ん家が吹っ飛んだ時点で“あ、そういうオハナシなのね”と理解。それでも映像が良かったので、グイグイ引きこまれました。やっぱり拳を交える映画に男の子は惹かれてしまうのです。 7点(2003-11-28 18:40:32) |
91. アメリカン・ヒストリーX
観ていてノドの奥がヒリヒリしてくる、そんな映画。無機質な映像描写が、暴力シーンをリアリティ溢れるものにしている。そんな緊張感を保つために、ノートンも硬質な演技を披露。肉体とともに、観る者を釘付けにさせた。刑務所には絶対に入りたくないと思わせてくれた1本。 7点(2003-11-27 20:51:01) |
92. 死霊のはらわた(1981)
ディス・イズ・スプラッター!この映画を中学生の時リアルタイムで観ているから、どんな残酷描写がエグい映画でも、どんなに血の量が多いバイオレンス映画も平気な体になってしまいました(笑)。当時から恐いと思ったことはなく、ゲラゲラ笑いながら観ていたから、ライミにとって恐がらそうという意識はなかったのでしょう。よって、この映画が恐かったどうこう論じるのはナンセンスだと思ってしまうのですが。ただただ、血の量の多さ、主人公と死霊との死闘のバカバカしさを堪能する映画です。 [映画館(字幕)] 7点(2003-11-27 20:30:47) |
93. 007/ダイ・アナザー・デイ
CGに頼りすぎ、氷河サーフィンのシーンはたしかに“?”だったが、それだけで駄作と決め付けるには惜しい作品。ステルスカーや指輪といったガジェットに目をキラキラさせ、レーザー飛び交う格闘シーンで手に汗握ったわけだし、自分としては。今までの定石を踏まえつつ、スケールアップには成功しているので、素直に評価したい。 [映画館(字幕)] 7点(2003-11-26 17:20:43) |
94. マルコヴィッチの穴
《ネタバレ》 いやー、この脚本書いた人、ホントにキチ○イだね(褒め言葉)!7と2分の1階、人選がマルコヴィッチ、人形使いがマルコヴィッチを操るというアイディア、彼を操作してのエッチ……。ここまでぶっ飛んでくれれば、文句のつけようがございません。ただ、ジョン・キューザックが汚くてちょっとイヤだったなぁ。あと、エンドロール見るまで主人公のカミさんがキャメロン・ディアズだって気付かなかった。。。 7点(2003-11-26 16:54:10) |
95. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 ウィル・スミスが素手で宇宙人をぶっ飛ばすシーンだけでもう合格!アメリカ万歳?荒唐無稽?そんなもん、こちとら分かった上で観たんじゃい!!ドンパチ最高!!! 7点(2003-11-26 01:01:19) |
96. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 なぜネオが生き返ったか(無印)、なぜネオがセンティネルを止められたのか(リロ)、その謎が明かされていない時点でこの映画はギチギチのSF映画→荒唐無稽な超能力映画になり下がった。 最初から超能力映画だったんだよ、といいたい人がいるとしたら、リロでのアーキテクトとの会話はいったい何だったのかと問いたい。理屈好きのオタクをガッカリさせたという意味で大減点。 ザイオンでの戦闘シーンだけでも映画館で観る価値はあるので、アクション映画ファンは観ておくべき。 7点(2003-11-25 20:35:48) |
97. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 ここんとこトンと見ないオカルトモノかぁ。美術と音がいいから、それでもいっかぁと思って観てました。ちょっとダレたけど、随所でビックリさせてくれるからまぁいいかと、油断してた。やっぱこのコンビはミスリードの天才だな。ソウと同じくまたラストで「やられたぁ!」と絶叫。完敗です。ごめんなさい(誰に謝ってんだ)。 [映画館(字幕)] 6点(2008-03-30 19:49:31) |
98. バベル
《ネタバレ》 帰ったらすぐアモーレス・ぺロスが見たくなった。そう思ってしまうほどこの作品、なんもかんもが汚すぎる。アモーレスみたいな、悲壮感の中にある美しさというのが感じられず、ただただ汚さばっかりが印象に残った。寄りすぎの役者の顔、チエコのおっぴろげ(孤独感を出そうってのは分かるけどさぁ)にチエコのブサイク友人(チエコの男を横取りできるっていう説得力ナシ)、てんかんになりそうなディスコと本当に気持ち悪くなった。悲劇的結末を迎えるモロッコ親子とかは物凄く好きだったんだけど、日本の描写は違和感ありすぎ(必要ないとはいわない)。DVDの売り上げも観客動員も大きな収入源なんだから、もうちょっと日本の文化調査くらいしましょうや。なんですか、ゲーセンの筐体でPS2のコントローラ握ってるってのは。。。ガエルガルシアベルナルが銃を隠し持ってたのとか、チエコが刑事に渡した手紙といった伏線をほったらかしにするのも俺的には×。観客に下駄預けすぎでしょ。テーマが良くてそれが伝わってくる脚本だったのに、まったくもって惜しいなぁと思うです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-04-30 00:21:04) |
99. アサルト13 要塞警察
《ネタバレ》 堂々と元ネタを名乗っている割には、残念ながらフランスの『スズメバチ』を越えられてないのが残念。やっぱり包囲している敵がスナイパー主体だったのがいけなかったなぁ。襲ってくるのではなく待ち構えている印象のほうが強かった。最後のほうにヘリから強襲してくる奴らはあっという間にやられちゃうし・・・。ゾンビのように押し寄せてくる不気味な存在でないと、やっぱり切迫感は出てこないっしょ。イーサンが何故そんなにがんばるかの動機付けも弱いような気もするし・・・。モーフィアスの存在感と、シチュエーションが好きだからこの点数で。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-16 18:34:20) |
100. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 じつは初日に観にいっているんだけど、未だに自分の中で消化できていない映画。とりあえず、文句をつける場所がないんだけど、何かが足りない。やっぱり、イーストウッドの最近の4作品に代表される無常感なのかなぁと思ったりする。それと、日本語の分からない監督が撮ることによる違和感もある気が・・・。その分、ちゃっちゃか撮ったであろう緊迫感っつうかライブ感みたいなものはあったから、どっちもどっちなんだろうけどね。あとやっぱイギーの死について言及はしてほしかったなぁ。 [映画館(邦画)] 6点(2007-01-28 19:09:44) |