Menu
 > レビュワー
 > キムリン さんの口コミ一覧。6ページ目
キムリンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 297
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123456789
投稿日付順123456789
変更日付順123456789
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
真犯人が現れてからラストまでのスピーディーかつスリリングな展開に一気に引き込まれました。 しかしそれに至るまでは正直さんざん苛立たせられましたね。特に犯人探しの部分はあれじゃあ 人権問題だし、決して肯定されるものではありません。そもそも警察を首になった情緒不安定 な人間が航空保安官に採用されて飛行機に乗ること自体問題でしょう。 最近リーアム・ニーソン主演の映画が地上波で何本か放映されましたが、どれも彼の演技には 苛立たせられました。吹き替えのせいなのかそれともそういう所を狙って作られているのでしょうか。 乗客がビルに反撃する際には、さっさと頭をカチ割ってしまえ、急所を狙え、とか思ってしまい ました。彼が犯人ならあんなに手間取っていてはだめですよね。  結局犯人は3人だったということになる(もう一人の航空保安官、眼鏡、黒人)ようですが、動機が 今一つ分かりませんでした。眼鏡が言っていた3000人がどうのこうの、自分の父親が犠牲者の一人 というのは、どの事件をいっているのでしょうか?9.11のことなのでしょうか?  他の人も書いていますが、この種の姿なき犯人物は、正体を現すまでは超人的な行動をするのに 姿を現すと突然凡人と化す毎度のパターンをなんとかしてもらいたいところです。
[地上波(吹替)] 6点(2018-03-18 17:24:10)
102.  ローマの休日 《ネタバレ》 
子供の頃最初に観た時は、なんかぬる~い夢物語のお話だと思って、心にも残りませんでしたが、今改めて見ると、やっぱり良い映画だったんですね。古い秩序としきたりのあった時代にはほっとさせられます。ローマの観光促進策が裏にあったらしく次から次へと観光名所が紹介される割には露骨な商業主義の臭いは全く感じられません。ストーリーもこの種の話にしてはテンポがよく、一方で、自由を求めるアン王女が権威の象徴の長い髪を切ったり、自分の身分を隠しているために、真実の口の前で不安になったり、と細かい部分も丁寧に描かれていましたね。  ちなみに本作品はハリウッド映画として全編海外ロケで作成された初めての作品だったそうですが、当時ローマは記録的猛暑で俳優もスタッフも大変な苦労だったそうです。そんな中可憐な容姿とは裏腹に、強い野心と覚悟を持って臨んだオードリー・ヘップバーンは文句も言わず演技に集中したそうです。さらに90テイクマンの異名を持つワイラー監督により、有名なスペイン階段の数分のシーンは6日間かけて何度も撮影されたために、後ろに映る大時計の時刻がショットごとに違っているそうですが、これまで全く気が付きませんでした。
[地上波(字幕)] 8点(2017-11-15 11:02:36)
103.  16ブロック 《ネタバレ》 
まあ後味は悪くないし、弾が飛び交った割にはそんなに人も死ななかったし、テンポも良かったんですけど、ここでの評価が分かれたのは、毎度おなじみの家族から見放されたアル中のよれよれ刑事のキャラや、悪徳警官による警察組織腐敗のテーマにはもううんざりだったり、なーんだ「ガウントレット」の焼き直しじゃん、という失望感から来るものかもしれませんね。残念ながら私は後者でした。  ちなみに、事件の発端となった殺しを目撃され、ジャックに足を撃たれた刑事をみんなで始末してしまえば、あそこまで大ごとにならずに収拾できたので はないかと思います。エディが証言したとしても被疑者死亡で起訴はされず、死人に口なしで芋づる式に悪事がばれることもなくなりますから。 物事には状況に応じた発想の転換が必要なのです。さもないとこういう風に墓穴を掘ってしまいます的な教訓の映画でしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2017-07-07 09:00:25)
104.  シャッフル(2007) 《ネタバレ》 
この映画のテーマは、愛し合って結婚したが平凡な日常生活の中で愛情を失いかけていた夫婦が再び愛を取り戻すまで、なのだとは思いますが、やたら時間が行ったり来たりしてそっちが気になって混乱させられてしまいました。 杉下右京さんではありませんが、細かいところが気になってしょうがない性格のため、仕事そっちのけで分析してしまいました(もう、会社首になったらどうしてくれるんでしょうか)。 その結果、分かったことは・・・ 映画の進行は:①木曜日(ジムの死を知らされる、長女の顔に傷なし)、②月曜日(ジム存命にリンダびっくり、カラスの死骸処理)、③土曜日(葬儀当日、長女の顔に傷、リンダ狂乱して精神病院に強制入院)、④火曜日(ジム存命、娘が顔に大怪我)、⑤金曜日(リンダ葬儀手配し、クレア自宅訪問)、⑥日曜日(ジムに娘たちの最後のひとときを過ごさせ、リンダは懺悔、カラス死ぬ)、⑦水曜日(ジム出張に行き、事故で死亡)。 さらにややこしいのは、リンダの頭の中は上記の順番で記憶が積みあがって行くのに、周囲の人間もそしてリンダの肉体も正常な曜日の順番に動いているということです。例えば、木曜日の夜に写真を抱えてソファで寝てしまうリンダですが、精神的には次に目覚めるのは月曜日の朝なのですが、肉体的(写真を抱えてソファの上で)目覚めるのはちゃんと金曜日になっているところです。ただこれでもなお、長女が顔に傷を負ったことの前後関係があやふやな気がします(一体、映画の一週間は何曜日から始まっているのだろうか) まったくもう観る側泣かせの作品で、1回観ただけでは理解不能で、それ故にここでの評価が低いのではないかと思います。 ただ、夫婦愛の物語としてとらえると、多少なりともほろりとさせられました。突然亡くなってしまった人間に、もっと優しくしておけば良かった、愛していると言っておけばよかったと後悔するのは良くあることですから。
[地上波(吹替)] 6点(2017-06-07 11:08:26)
105.  フランティック 《ネタバレ》 
ここでの評価は真っ二つに分かれているようですが、私はやっぱり評価できない方ですね。 トランクが入れ替わっていた段階で、トランクに何かヤバイものが入っていたためのトラブル というのは陳腐すぎるので、もっと何かあるのではと期待するもそのまんまのお話。  警察や大使館がいい加減なのはサスペンスを盛り上げるつもりなのだろうが、全くその効果 を感じない。追いかける二組?の方もなんか間が抜けていて、ドンパチやるくらい凶悪なら 女の部屋でもっと締めあげればいいじゃんとか思ってしまった。 そもそも最初の殺人を見つけた段階で、お医者さんには手に負えないと悟って警察や大使館に 改めて支援を求めるべきだったのに、何ゆえ自分で解決しようとしたのか不明。「警察に 言ったら妻の命はないぞ」とか脅かされているなら別ですけど。 最後に部品を川に投げ込んだ時点で、腹いせに夫妻ともズドンとやられてしまうでしょう。  最後のゴミ収集車って何か意味あるのでしょうか。 映画館でお金払って観なくて良かったと思いました。
[地上波(吹替)] 3点(2017-05-30 16:51:42)
106.  パニッシャー(2004)
ストレスがたまった時の鬱憤晴らしなら十分期待を裏切らない内容でしたね。 殺し屋もバラエティに富んでいて楽しませてくれましたが、なんかどれも どこかでみたようなパターンで新奇さはありませんでした。復讐する方も 同様で似たようなシーンは何度も観たような。  そしてこの手の復讐劇で最大の不満は、最初は冷酷非道で堂々としていた悪玉が いざ守りに入ると、とたんに無様な醜態をさらしてパニックになるパターン。  そんなに大物なら最後までふてぶてしく振舞えよ、と感じてしまう今日この頃でした。
[地上波(吹替)] 5点(2017-05-30 16:49:46)
107.  ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 
今月は毎週木曜日に5作品が連続して放送され、録画して全て観終わりました。 なるほどここでの書き込みの意味が分かりました。5→1→2という流れにした わけですね。あの検視官のおじさんは火葬場に転職したわけですか。 確かに5作目となると食傷気味で最初の頃のはらはらどきどき感はなくなりま したが、とにもかくにもうまく完結させてくれたことに感謝です。 このシリーズに出ている役者さんにとっては、いかに工夫して残酷に殺してもら うかが、役者冥利につきるということになるかもしれません。 そういう意味では、ここでの部長さんの役者さんは「えー、俺だけなんで こんなにあっさりつまらなく死ぬんだよー、もっと見せ場のある死に方にして くれよー」とか文句言ったかもしれませんね。
[地上波(吹替)] 6点(2015-10-29 21:11:02)
108.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
なるほどそう来たのですか。予想していたのとは全く違いましたが、なかなか深いですね。月光仮面、仮面ライダー、ウルトラマン、これらの正義のヒーローの仮面をひんむいてやりたいとか、もっと身近だと聖人君主ずらした上司や清楚なマドンナの化けの皮をさらけ出してやりたい、というのは、誰しも心の奥底にある願望かもしれません。特に自分が不幸のどん底にある時には、正義の味方くそくらえ、と思ったりするものです。(この映画の封切りが2008年ということで、リーマンショックの後の大不況時代というのも、ヒットした原因かもしれません) ところで、この映画に不可欠な存在のジョーカーさんですけど、またもや嫌な予感が当たってしまようです。この手の悪役は最初は、とにかくめっぽう強くて、憎々しい冷血漢なのですが、どうもそれが長続きしないようで、最初のマフィアを手玉に取ったところは、こりゃめちゃくちゃ手ごわいぞと思ったものですけど、話が進展するに従って凄味が消えて、あのマスクがピエロに見えてきてしまったりして・・・。吹き替えのミスマッチもあるのでしょうけど、あそこまで大仕掛けの冷徹な殺人計画を次から次と立てたのに、最後にバットマンと闘う時は、鉄パイプで殴るだけっていうのは、なんともアンバランス。ぜひ今度は、標的をバットマンに置いて、最後まで憎々しく活躍してほしいものです。もう一つ(文句ばかりですみません)、レイチェルさん、もっと美しい女優さんはいなかったのですかね。二人のヒーローが奪い合うにしてはちょっと・・・ 
[地上波(吹替)] 6点(2012-06-25 21:23:47)
109.  インセプション 《ネタバレ》 
マトリクスに比べると、こちらの方がなんとかストーリーについて行くことができました。本番の記憶の埋め込みに至るまでの前半のやり取りがちょっと間延びしていて正直見るのをやめようかと思いましたが、後半は一気に引き込まれて面白かったです。ただどうも何かがピンとこない違和感を最後まで感じていたのですが、それはサイトーの存在感ではないでしょうか。コブの情報を電話一本で全て消去して、全てが無かったことにしてしまう、超大物にはどうしても見えませんでした。おそらくこの映画が90年代初め頃の、ライジングサンと同じ頃に作られていたら、違和感もなかったでしょうけど、以来、日本はGNPで中国に抜かれ円高や高齢化で国力は低下の一途をたどっています。時代は変わってしまったものです。
[地上波(吹替)] 6点(2012-06-19 20:19:19)
110.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
ここでの評価が低かったので期待しないで見ましたが、その通りでしたね。最初の出だしは期待させたのですけど、一つ目のウルトラマンみたいなのが現れてからは、大人向けの映画とは思えなくなりました。 この手の宇宙人が攻めて来たてそれに地球人が対抗するという設定自体が無理だと思います。地球人は2000年以上の文明の進歩でもせいぜい月まで数回行くのが精いっぱいですので、遥かかなたから地球までやってくる地球外生物の技術というのがどれだけすごいことか。おそらく近代兵器に石斧で立ち向かうよりもはるかに地球人は無力なのではないかと思います。 ただこの映画のテーマは誰もが口にしないけれども感じている、「このままヒューマニズムごっこを続ければいずれは人類も地球も滅びる」というもので興味あるテーマであると思います。人間だけが自然の摂理を破って増加し続けることは正しいことではないことは明らかであり、地球人が変わることは、生きる権利と共に死ぬ義務も人類に課すことだと思いますが、果たしでできるのでしょうか。
[地上波(吹替)] 4点(2011-05-29 13:16:29)
111.  天使と悪魔 《ネタバレ》 
そこそこ面白かったとは思います。最後のどんでん返しも言われるほどひどくはなかった。ただ、やっぱりキリスト教徒ではないので、教会史に引っかけた途中の謎解きと枢機卿連続殺人は退屈でさっさと先進めよと思ってしまうフトドキ者です。突っ込みいれさせてもらうと、①あの科学者の女性は一体何のために出て来たの?(ラングドン教授+バチカン警察+枢機卿のおじいさんたちじゃあまりにも華がないことは確かなんですけど)、②実行犯の男強すぎ、シュワルツネッガにも勝てそう(というかバチカン警察弱すぎでしょ)、③どうのこうの言ったって大惨事を防いだのはカルロさんの功績でしょ(あの場面で助かる保証なんてないわけだし)、④もし最初から最後のどんでん返しの前まで全てカルロさんが1人で計画したのだとしたら、その緻密な頭脳+大胆な実行力+一か八か命を賭ける度胸=やっぱり教皇にふさわしいのではないのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2011-04-11 20:31:37)
112.  宇宙戦争(2005)
この手の宇宙人が地球にせめてくるお話に常に感じる疑問なんですけど、未だにせいぜい月にしかいけない地球人と少なくとも太陽系以外の遥かかなたからやってきた生命体の技術力の差って、原始人の石斧と現代最新兵器以上のものじゃないかと思うので、戦ったらこんなもんじゃないでしょう。宇宙人の方も油断していたら微生物にやられてしまったというのは、結構リアリティがあって良く考えたとは思うのですけど。最初の作品では確か主人公は科学者か何かで、宇宙人の弱点をつかんでなんとかしようという話じゃなかったかと思うのですけど、こちらはただひたすら逃げるだけで終わっちゃいました。それにしてもあのガキはキャーキャーうるさかったです。
[地上波(字幕)] 4点(2011-01-22 23:33:09)
113.  旅するジーンズと16歳の夏 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったので見てみました。正直言って、これ一体いつの時代のアメリカ?(暴力とドラッグが蔓延したイメージの強い最近のアメリカの高校生からすると浮世離れした健全さ)っていう違和感は感じたし、この手の「白線流し」などと同類のお話は多々あるので、新鮮味はなかったですが、やっぱり若さって言うのはいいですね。 翌日放送された「19歳の旅立ち」の方は見逃してしまったんですけど、ビデオ借りて見てみたくなりました。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-12-23 21:11:00)
114.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 
面白かったかと聞かれれば、素直にイエスですね。前半/後半と2度の犯人逮捕の場面で結構ハラハラ、ドキドキさせられました(最初の=現在の犯人逮捕が意外とあっけなかったんですが、そこから第二幕=過去の物語がスタート)。勿論、タイムマシン物につきものの、矛盾と疑問は満載で、最後まで多くの疑問が残ってしまい(現在から過去に物を送ってしまったら矛盾が起きるのは必定です)、ストレスを感じる向きもあるでしょうけど、映画それ自体がフィクションですから、矛盾点には目をつぶって単純に「デジャヴ」というテーマを楽しむしかありません。
[地上波(吹替)] 6点(2010-06-20 16:15:04)
115.  アンダー・サスピション 《ネタバレ》 
ここでの評価が微妙だったので、期待はせずに見たのですけど、非常に面白かったです。確かに、謎解きとして期待するばらば、ラストのあっけない幕切れに、それはないだろーと突っ込みたくなるし、もしたまたま真犯人が捕まらなけりゃ完全な冤罪事件だろう、とか感じるのは当然ですけど、心理劇と考えれば十分楽しめました。日本人の配役でリメイクしてほしいですね。ジーンハックマンの役どころを演じるのは難しいとは思いますけど。それにしてもあの奥さんは美人で魅力的でしたね。あんな奥さんに指一本触れることが出来なければ、旦那がやけ起こすのも分かるような気がします。
[地上波(吹替)] 7点(2009-11-14 21:17:49)
116.  フライト・オブ・フェニックス 《ネタバレ》 
以前に見たのを忘れてテレビ放映の録画をしてしまったので見たのですが、何度見ても面白いですね、この映画。砂漠からの脱出とか孤立した場面での心理劇などのテーマは良くありがちなんですけど、飛行機から飛行機を作るというプロットが面白かった。ちょうど良いタイミングで盗賊が襲ってくるとかご都合主義的な点もありますけど、合格点はあげられると思いました。エリオットのキャラが光っていましたね。最後に模型飛行機の設計者だったというオチもなかなか。
[地上波(吹替)] 7点(2009-07-11 11:46:07)
117.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 
いやあ、面白いじゃないですか。ここのでの批評がボロクソなんで全く期待しなかったせいもあるかもしれませんけど、十分楽しめる娯楽作品だと思います。確かに、全てがサタンの陰謀、というのは芸がないのですが、その割にはプロットに無理がないし、サタンの手先のお兄さんも意外性があったし、それなりにサスペンスを感じられる考えられた筋書きだと思います。サダコのような個人的な恨みではなく、サタン様の意思ならば逆らえませんからね。そもそも、昨今の人類は、命は地球よりも重いとかおかしなことを言って(そうなら地球はとっくに人類の重さでブラックホール化している)、生きる権利ばかりを主張して、死ぬ義務を果たさなくなってしまいました。アフリカの飢えた子どもを救うのも大事でしょうけど、かつての発展途上国のいくつかが工業化しただけで、石油や穀物の高騰を引き起こしたのですから、世界各国が等しく発展して全人類の平均寿命が80歳以上になってしまったら、この地球はどうなるかは明らかなのです。そういう意味でサタン様の人間狩りは必要悪なのです、などと書いてしまいましたが、これはもしかして私もサタンの手先になってしまったのでしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2008-12-08 21:36:40)
118.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
公開された当時は、もっと国粋的な宣伝映画色(先の戦時中に作成さてたような)が強いのではないかと思って敬遠したのですが、今回地上波で放映されて見た印象は大分違っていました。生存者がいないのでボイスレコーダーや地上との電話などに残った肉声によるあくまでも想像上のストーリーではあるものの、忠実に事実だけを伝えようとする姿勢はひしひしと伝わってきました。実際の時間経過とほぼ同じ流れで再現された内容は、不必要な過剰演出などを全てそぎ落として、息つく暇も与えない迫力ある内容に出来あがっており、好感が持てました。 尚、9.11のテロについては米国側の陰謀説も噂され、この映画に出てくるシーンなどでも当時そんなに簡単に空中で携帯が通じたのか、墜落した現場の状況から単純な墜落ではなかったのではないのかなど、今でも疑問は残っていますが、逆に考えると、当時この映画の通りのことが起こったのだとしたら、米国の防空能力、危機対処能力などに大いに問題があったということになります。米国が軍事大国だというのは大いなる幻想なのかもしれません。
[地上波(字幕)] 7点(2008-11-23 19:06:08)
119.  ハンテッド(2003) 《ネタバレ》 
戦争で心を病んだ犯人、師弟対決、追跡劇、と前にどこかで見たようなプロットや場面ばかりという感じで新規な要素は少ない内容でしたが、その割には飽きることもなく、一気に見ることができました。二人の演技力もさることながら、プロットに新鮮味がなくても作り方次第では、このぐらいの映画は作れるということなのでしょう。最近は期待させておいて、監督の思い込みばかりが空回りしていて、表紙倒れなものが多いですから。
[地上波(吹替)] 6点(2008-06-08 17:35:20)
120.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
思っていた以上に楽しめました。確かに、この作品は2度楽しめますね。文明を離れて暮らす人々の人間模様とホラーサスペンスとしての最後のオチまでの流れ。オチについてはなるほど、そう来ましたか、という感じで、いきなり現実に引き戻されはしましたが、悪い印象はなかったです。ところで、こういう「村」については、ノアの方舟や欧米のGated communityなどから発想を得て、ずいぶん前から私自身が現実問題として思い描いていたものであり、又、実際には実現は不可能でしょうから、せめて小説として世に出してみたいと思っていたものです。今から書いても、この作品のパクリになってしまうでしょうから、ある意味先を越された感じで残念ではあります。情報化革命などにより、文明が急速にかつ複雑に進歩する中で、人々の価値感の多様化、思ってもいないような恐ろしい犯罪やテロの多発、為政者による政策の不毛などによる世の中の不満の高まりなどにより、一部の心ある人たちの「囲い込み」行動というものはこれから必然的な流れとなって行くように思います。
[地上波(吹替)] 7点(2008-06-01 11:25:21)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS