101. 戦場にかける橋
本当に「なんと愚かなことか・・・」というセリフがそのままの感想になってしまう作品でした・・・。 7点(2004-06-04 21:32:43) |
102. ビッグ・フィッシュ
気付いたら涙が溢れ頬をつたっていました。元々涙もろい私ですが、こんなに自然に涙がこぼれた作品に初めて出会いました。「シザーハンズ」と「ユアン・マクレガー」が好きで絶対観に行こうと決断し、予告編などを観てしまいある程度の展開を予想してしまう私は今回映画の予告編も観ず、TVで特集されていてもチャンネルを換え、とにかく一切内容を知らずに観賞しに行きました。観てびっくりです。独特のファンタジーさ、映像の美しさ、そして絶妙なストーリー展開。あぁ想い出すだけで感動・・・。愛って素晴らしい!! 10点(2004-06-04 21:30:18)(良:1票) |
103. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 コールド・マウンテンを観ようと思いましたが、確か予告編か雑誌で「21世紀の風と共に去りぬ」というセリフを耳にし「風と共に去りぬ」と観なくてはと思い鑑賞しました。とても1939年の作品と思えない壮大さ、4時間近くもある作品なのにこれといってだらけることもないストーリーとても驚きました。主人公のスカーレットのものすごい力強さや故郷を想う気持ちは誰にも負けることがないでしょうね。しかし恋に対する彼女の行動にどうしても共感することができずじまいでした。本当の愛に気づいたときにはその相手が去って行くなんて辛すぎる・・・。何年かたってもう一度鑑賞してみようと思います。 7点(2004-05-18 21:42:30) |
104. あなたに降る夢
愛情よりお金を選択したのが、天使のくれた時間のニコラス・ケイジとシンプル・プランのブリジット・フォンダ。その逆が、この作品の二人だと思う。まさに夢の様な話でしたが、これが実話なんて驚きです・・・。しかし、良い作品だったのですがニコラス・ケイジの奥さんのキャラが濃すぎです!奥さんが違うタイプ(同じ様に最期にはお金を選択するとして)の人ならもっといい作品になったのでは?と残念でなりません。でも実話がベースなので実際の奥さんもああいうキャラだったのでしょうね・・・・。 7点(2004-05-18 21:19:53) |
105. オーロラの彼方へ
ヒューマンドラマ系の感動ものと思って観だしたらサスペンスだったんですね・・・。都合が良すぎる部分も多々ありますが、ファンタジーという見方をするととても楽しめました。ラストの野球のシーンは感動ものですね。オーロラ見てみたいですね。 8点(2004-05-05 14:46:30) |
106. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ストーリー展開がとにかく早く、コメディ性が非常に強い作品でしたね。観るまでコメディだと知らなかったのことが良かったのかとても楽しめました。ジョニー・デップの演技は納得ものでした。 7点(2004-05-05 14:41:28) |
107. ヒューマンネイチュア
《ネタバレ》 コメディ?ラブストーリー?動物愛護?なにがなんだか・・・。こんな映画観たことがないがどこかで似たような雰囲気の映画を以前に鑑賞したことがあると思っていたら製作者や脚本が「マルコヴィッチの穴」の人だったんですね、納得。それにしても点数のつけにくい作品でした。最期のシーンさえなく大自然の中で帰っていったままで終わればもう少し評価を上げてもよかったのですが・・・。 5点(2004-04-27 18:16:00) |
108. 恋愛適齢期
ジャック・ニコルソンとダイアン・キートンの大人の恋愛ということで、どうしても恋愛小説家のようなイメージを勝手に描いて映画館へ観向いました。しかし、実際はコメディ性が非常に強く感動を期待していた私の心は知らず知らずうちに笑いへと・・・。特にジャック・ニコルソンのお尻に笑ってしまいました。笑いだけでなく、要所要所に50代60代ならではの切実な問題や悩みが取り込まれていて非常にわかりやすく観賞しやすい作品でした。自分が50歳でこの作品を観ていたらきっと笑いより感動の方が強く心に残ったでしょう。自分の親に勧めたい作品でした。 8点(2004-04-27 18:14:46) |
109. 追跡者(1998)
やはり「逃亡者」と比較すると劣る気がしました。追う者より追われる者を描いた方が緊張感があってよかったと思う。それにしてもビルからワイターみたいなもので列車へ飛び移るアクションはすごかった! 7点(2004-04-27 18:12:25) |
110. 逃亡者(1993)
サスペンスの王道って感じの作品ですね。飽きることなく最後まで観えました。もう少し上映時間を長くして詳細まで描いてほしかったです。 8点(2004-04-11 17:28:38) |
111. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
前作に比べてそれぞれのパーティが別れたこともあって時間の長さをあまり感じなかった。また前作を観たときは基礎知識(原作を読むなど)がまったくなかったため少し理解できないところがあったので今回はこの作品を観る前にネットなどで世界観や人間関係などを十分把握した上で観賞したので楽しめました。それにしても今作でのフロドたちの活躍は一切なかったですね・・・・。 7点(2004-03-27 20:09:42) |
112. ライムライト
《ネタバレ》 ほぼ豆腐さんと同じようなレビュー内容になりますが、(豆腐さんすいません・・・(汗))本当にこの作品を観る前に何作か他のチャップリンの作品を鑑賞し、そしてチャップリン自身の人生を少しでも知った上でこの作品を鑑賞して欲しいと思う。そうすることによって映画の中でのチャップリンのセリフの一言一言により深みが増しなんとも言えない優しさや悲しさを感じることができると思う。『ラヴ』を連呼する彼の歌・最後の舞台に立つ前に必死に鏡に向かって笑顔を作って見せる姿・テリーを立ち直らせようと彼女にかける優しい言葉。不思議と観賞中に今までのチャップリンの作品で頭の中が埋め尽くされ回想してしまいます。最期にカルヴェロが亡くなったときにチャップリン自身も亡くなったそんな気がして非常に切なかったです。 9点(2004-03-27 20:03:20) |
113. サイダーハウス・ルール
ラーチ先生や看護婦・孤児院の子供たちと出演者全ての演技が非常に良かった。トビー・マグワイアがあまり好きではなかったが、この映画の役柄にははまっていたと思う。孤児院を出て世間のことを知り再び孤児院に戻ってきた彼は以前とは違い自分の意志をしっかりと持っていたはず、最後に彼が本を読み終わり扉を閉めた後の子供たちの微笑みが最高によかったです。 8点(2004-03-21 17:10:52) |
114. 大脱走
登場人物が多く最初の1時間は人間関係と時代背景を読取るに必死でした。(もっと気軽な気持ちで観賞すればよかった・・・。)脱走のシーンやバイクでのシーンはとても緊迫した感じでよかったです。 7点(2004-03-21 17:10:14) |
115. ドライビング Miss デイジー
頑固なデイジー、そんな彼女を暖かい眼差しでいつもで見守るホーク、最後のシーンはとても温かく涙しました。温かいだけの作品ではなく所々に人権問題や老いに関する問題が含まれていたところがこの作品の良い部分だったと思う。 8点(2004-03-21 17:08:34) |
116. アメリカン・ヒストリーX
最近、ニュースで幼児虐待に関する事件をよく耳にしますが、虐待を行った加害者は幼い頃に自分の親などから虐待を受けているケースが多いそうです。それだけ親の子供に対する影響はものすごいものだと思う。この作品でもデレクの父親の黒人に対する差別心がいつの間にかデレクにも影響し彼を狂わせ、そしてそのデレクを信頼し愛してきた弟ダニーまでもが差別心を持つようになってしまう・・・。デレクが自分の過ちに気付き弟を更正させ、自分自身も必死で変わろうとしているそんな姿に感動しました。刑務所内でのデレクの更正への描写が少し足りなかったような気もしましたが、そこはエドワート・ノートンの素晴らしい演技力でカバーできてましたね。また弟役のエドワード・ファーロングも同じ年に作成された「Iloveペッカー」とまたく違った感じの演技に驚きました。 8点(2004-03-12 21:00:39) |
117. リアル・ブロンド
誰もが自分に見栄をはって生きている、しかしその見栄を捨てたときに本当の自分に戻ることでき幸せに包まれるのかも知れない・・・。やはり人生にはある程度の妥協は必要だと思う。映画の中でこれといった大きな出来事は起こらないが、共感できるシーンは多い作品でした。 7点(2004-03-12 20:57:01) |
118. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 ハル・ベリーの体をはった演技には驚かされましたが、なんと言ってもビリー・ボブ・ソーソトンの演技がよかった。しかしストーリーに納得がいかない。伝えたいこともわかるが、レティシアの息子は死ぬ必要があったのか?ハンクは短期間にあそこまで人格を変えれるのか?父親を施設に預けて『さようら、父さん』でよいのか?と多くの疑問が私の中に残ってしまいました。この二人の演技だったからこそ最後まで観賞することができたと思います。 6点(2004-03-02 18:14:17) |
119. キッド(1921)
50分間、別世界に行っていたような気持ちになりました。本当に『笑い+涙』がものの見事にひとつになった素晴らしい作品でした。子供が連れていかれそうになったときに必死に抵抗するチャップリンの姿に涙しました。子供と抱き合いキスするシーンは今まで観た映画の中で最も感動したシーンになったかも知れません。あぁなんて素晴らしいだろうチャップリン!サイレント映画って奥深い! 10点(2004-02-28 20:45:34) |
120. チャップリンの独裁者
レビューするのにこんなにも悩んだのは初めてです・・・。チャップリン独特のしぐさや表情で見せる愛や平和への素晴らしい優しさが本当に大好きです。しかしこの作品でチャップリンが見せる演技は、平和や愛を飛び越えナチスに対する怒りを強く感じました。当時の時代背景を考える間違いなくこの作品は永遠に語り継がれるべき傑作です。ラストの有名な演説はもう床屋でもなくヒンケルでもなく映画から飛び出したチャップリンそのものだったと思います。ただその演説があまりには映画から飛びぬけていたため、その演説に至るまでにチャップリンが見せていた床屋でのパントマイムやハンナとの愛などが私の中で繋がらずなんとも言えない複雑な気分でした。作品の価値として「10点」、作品の内容の評価としては「7点」で総合で「8点」しました。「8点」とレビューしたもののこの傑作にこの点でいいのか今も悩んでます・・・。 8点(2004-02-20 18:33:23) |