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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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161.  刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM> 《ネタバレ》 
今回は宗教にハマり、カントリー歌手である夫(犯人)のギャラをすべてその宗教団体に寄付してしまい、そのうえ、夫のある弱みを握っている妻(被害者)が本当に憎たらしく、見ながら、「こんなおばはん、早く殺っちゃいなよ。」と思ってしまった。犯行は、妻とコーラスガールが同乗し、自ら操縦する自家用機をわざと山中に墜落させるという命がけのもので、この犯行シーンはけっこうハデ。全体的には犯人に思わず感情移入してしまうストーリーで面白かった。なんといってもラストの車の中での犯人とのやりとりが印象に残り、すごく余韻のある終わり方である。「あなたは悪人じゃない。」というセリフと犯人にカーステレオで犯人自らうたう曲を聴かせてやるあたりにコロンボの優しさというものが出ていて、彼の人間性を感じることができる。犯人も自分のやったことを素直に悔いているのがよく、このラストシーンは素晴らしいものになっている。しかし、巻き添えになって死んだコーラスガールが実は最初から計画的に殺されたと思わしき展開がよけいで、このために少し脚本に無理を感じる。ここは変にいじらないほうが話的にはすっきりしたと思わずにはおれず、惜しい気がする。商売上手な葬儀屋や、仕立て屋のおばさんとのコロンボのとぼけたやりとりには思わず笑ってしまった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-02-11 20:07:43)
162.  刑事コロンボ/構想の死角<TVM> 《ネタバレ》 
若き日のスティーブン・スピルバーグ監督が手がけたことで知られる「刑事コロンボ」の一篇。推理作家を犯人としているだけあってトリックが巧妙で、前半はかなり面白かったのだが、ラストで犯人があっさりと犯行を自白しただけで決定的な証拠もないまま逮捕されてしまう展開はかなり物足りなく、ミステリードラマの結末としても弱い。もっとちゃんとコロンボと犯人の対決を描いたほうが面白かっただろう。またこのラストの犯人の自白のせいで、前半に殺された被害者(犯人とコンビで推理小説のシリーズを書いている相棒。そういえば小説ではないが、このシリーズも二人の人間によって生み出されている。)も自分がメモに書いたことくらいおぼえておけよと突っ込みを入れたくなってしまったし、後半の脚本ははっきりいってお粗末。スピルバーグ監督のきをてらったような演出は彼らしいとは思うが、作品としては凡作の域で、スピルバーグ初期の作品というネームバリューがなければ、シリーズ最高傑作などという冠はつかなかったのではないかと思う。(このシリーズまだそんなに見たわけではないが。)同時期のスピルバーグ監督の低予算のテレビ作品である「激突!」は、他国では劇場公開もされるほどの大傑作で、彼の映画の中でいちばん面白いと思っている作品なのだが、本作はあれと比べるまでもない出来であることは言うまでもない。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-31 16:34:53)
163.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
シリーズ第4作。1作目のレビューでもっと仲間たちの個々の活躍を見たかったと書いたが、15年後に製作された本作ではそれがきちんと描かれており、また2作目や3作目のようにアクションが派手な印象はなく、どちらかと言えば地味なつくりだが、いちばんの見せ場である高層ビルをよじ登るシーンは緊張感があり、作風としては1作目にいちばん近い感じがする。ただ今までのシリーズになかったギャグシーンが少々緊張感を剥いでいる感がなくはない(くどい感じは受けないが。)し、冒頭から存在感を放っていた敵方の女暗殺者を中盤であっさり死なせてしまうのはもったいない気がする。今までのシリーズはそれぞれ独立したストーリーであったが今回は前作の監督がプロデューサーをつとめていることもあってか、前作とも少し関連性を持たせているところがミソかもしれない。今回はタイトルが「M:I:Ⅳ」ではなく、サブタイトルのついたものになっているが、これは今後もこのシリーズを続けるというトム・クルーズの意思の表れだろう。ひょっとしたらこのシリーズは「007」のように長く続いていくかもしれない。
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-20 18:00:46)(良:1票)
164.  ロボコップ(1987) 《ネタバレ》 
このシリーズは2作目と3作目は昔見ているが、この1作目はテレビで断片的にしか見たことがなく今回DVDで初めて全編見た。2作目と3作目は面白くなかったおぼえがあるが、1作目である本作はマーフィがロボコップになる過程や、マーフィの記憶が戻ってからのロボコップの哀しみが丁寧に描かれ、ただのヒーローSFアクションではなく、純粋に人間ドラマとして深みがあり、見ごたえのある映画になっていて面白かった。中でも記憶が戻ってからの「生きていた」頃の記憶に苦しめられるロボコップ・マーフィの姿は見ているこちらに彼の哀しみが伝わってきて、売り家になった自宅を訪れるシーンや、マーフィの家族が既に新しい地へ転居していることをルイスから聞かされるシーンはあまりにも残酷で、思わず感情移入せずにはいられない。最後のマーフィのセリフは主人公の苦悩がじゅうぶん描けているからこそカタルシスも大きいものとなるのだ。激しいバイオレンスの応酬もこういったキャラクターヒーローSFアクション映画では異色な気もするが、それもポール・バーホーベン監督らしく、ドラマ部分もそうだが、この暴力表現の激しさも続編とは一線を画している。繰り返しになるかもしれないが、やはりこういった娯楽を前面に出したような映画でも人間がしっかり描けていれば傑作になるということを証明しているような映画だと思う。マーフィがクラレンス一味に撃たれて病院へ運ばれたあとのシーンで、死んでいるはずのマーフィの視点から彼の目の前の人物たちの会話が描かれているのが、実際はまだ死んでいないのではというのを観客に思わせるような演出で印象的だったが、知り合いに一人交通事故で入院した時に全く同じような体験をしたという人がいるので、このシーンはよけい印象に残る。その知り合いはこの映画には特別の思い入れがあるようだったが、実際にこの映画を見てみると、それも分かるような気がする。
[DVD(字幕)] 8点(2012-11-07 20:41:53)(良:3票)
165.  M:I-2
シリーズ第2作。1作目を見てから一週間としないうちの再見だったが、続けて見るとやはり監督が違えば同じシリーズでもこうも違うのかという感想になってしまう。ブライアン・デ・パルマ監督だった前作はサスペンスメインの構成だったのだが、ジョン・ウー監督の今回は(特に後半が)アクションメインの構成で、鳩を使った演出や二丁拳銃などウー監督らしいアクションシーンが満載で、それはそれで楽しいのだが、前作に比べると007に近い作風になり、本格的なスパイ映画というよりは普通にトム・クルーズ扮するイーサン・ハントが大活躍するアクション・スペクタクル映画という感じで、前作のようなスパイ映画としてのハラハラドキドキ感がなくなってしまっているように思う。前作はそうでもなかったが、今回はほぼ100%彼のための映画という感じで、前作のほうが話は面白かった。でも、アクションに関してはウー監督らしさはじゅうぶんに堪能できる映画となっている。(2012年11月4日更新)
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-04 01:58:33)(良:1票)
166.  ミッション:インポッシブル
かなり久しぶりに見た。(ノーカット・字幕版を見たのはおそらく初めて。)前に見た時は派手なアクション映画という印象があったのだが、派手なのはクライマックスのトンネル内でのアクションぐらいで、話としてはかなり地味。でも最後まで面白く見れた。やはりなんといっても天井から釣り下がってディスクを奪うシーンは今見てもハラハラできる(今から思えばこのシーンもほかの映画からの引用なんだけどね。長回しと合わせてそこもブライアン・デ・パルマ監督らしいところ。)し、スパイ映画らしいスパイ映画になっていると思う。最初の仲間たちが殺されていく展開から面白いのだが、その展開が早い段階で訪れてしまい、それぞれの個性があまり発揮されないまま退場してしまった仲間が多かったのがちょっと残念だった。(2012年10月30日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-30 00:58:01)
167.  ザ・ヤクザ(1974) 《ネタバレ》 
日本のヤクザを描いたシドニー・ポラック監督によるアメリカ映画だが、製作総指揮に俊藤浩磁、撮影に岡崎宏三、撮影所は東映京都という合作仕様。外国映画の中の日本と言うと日本人が見て違和感を覚える場合が多いが、この映画はその描写がかなりまともで、ロバート・ミッチャム演じる主人公と高倉健演じる元ヤクザとのドラマも見ごたえがあって面白かった。クライマックスの殴り込みのシーンはほとんど東映のヤクザ映画そのままな感じで、ドスを片手に敵と戦う健さんを見ているとハリウッド映画じゃなくて本当に東映の任侠映画を見ている感覚になり、少し妙な感じがするのも事実だが、ハリウッド映画でもヤクザを演じて様になっている健さんはやっぱりこういう役がいちばんのハマリ役なのだろう。ほかの日本人キャストも岸恵子(外国映画とはいえこの人をヤクザ映画で見るとは思わなかったなあ。)、岡田英次と海外の映画に出演経験のある人をキャスティングしていて抜かりがない。日本を舞台にしたアメリカ映画で健さんが出演というと「ブラック・レイン」が思い出されるが、こちらのほうが日本を描いたアメリカ映画としての出来は上のように思う。でも、ロバート・ミッチャムが指を詰めるシーンはちょっと笑ってしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-28 15:54:57)
168.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
前作から11年ぶりに作られたシリーズ3作目。冒頭のアンディーが楽しそうにおもちゃで遊ぶシーンは自分もああいう頃があったなと妙な懐かしさに駆られた。そしてそのあと、成長したアンディーがおもちゃで遊ばなくなり、何人かの仲間は既にいなくなっているというのが切ない。自分が遊んでいたおもちゃは今でも物置にしまってあると思うが、どうなっているだろうということを考えてしまった。シリーズ今までの作品は娯楽活劇的な要素が中心であってもドラマ部分にも手を抜かないというつくりだったと思うが、今回はまず「アンディーとおもちゃたちとの別れ」というのがテーマであり、娯楽映画としての要素はもちろん健在だが、前2作よりもドラマ性が高くなっている。ラストシーンはアンディーのおもちゃたちへの思いというものが伝わってきて泣けるし、アンディーと同じくウッディたちもこれから新しい持ち主のもとで新しい人生を歩んでいくという結末が素晴らしく、シリーズ完結編としてはこれ以上ないほどのエンディングだろう。また今までのシリーズをすべて見ているからこそよけいにこみあげてくるものもある。公開当時は前作との間があきすぎだろうとも思ったが、今は成長して大人になった1作目の頃のアンディーと同じような子供に向けられて作られた続編と考えればこの長いスパンも納得できる。このシリーズはどの回から見ても楽しめるが、できれば1作目から順番に見てほしい。そうすればこのシリーズの本当の良さが分かると思う。
[DVD(吹替)] 9点(2012-06-21 15:33:28)(良:2票)
169.  砂漠は生きている
砂漠の動物たちの日常を描いたディズニーのドキュメンタリー。見たのは今回が全く初めてだったのだが、今になって見てみると、動物がストップモーションアニメのような動きをしていたりするなどドキュメンタリーとしては違和感を感じる部分が多く、本格的なドキュメンタリーとしてはテレビの同様の番組のほうが面白いと思う。しかし、動物たちのユーモラスな動きは見ていて楽しいし、作為的な部分もあまり気にならない(そりゃあ「子猫物語」なんかと比べたら、天地の差を感じる。)し、全体的にディズニーらしい映画で最後まで楽しめた。石田太郎の日本語版ナレーションもどこかユーモラス。それにしても、もしこの映画を子供のころに見ていたらどう感じただろう。「メリー・ポピンズ」のように子供の頃に見ておきたかったとまでは思わないが、そんなことをつい思ってしまった。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-07-29 22:20:24)
170.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM>
「刑事コロンボ」シリーズは昔「金曜ロードショー」で放送していた石田太郎吹き替えによるシリーズを何本か見た記憶があるのだが、どの回を見たか全く記憶になく、NHKBSの放送も見ていないのだが、今回放送されたこの回は幻の吹き替え音源ということで見てみた。「金曜ロードショー」でどの回を見たか覚えていないこともあって初めてこのシリーズに触れるような気持ちで見た。(実際、小池朝雄吹き替えのシリーズを見るのは初めてだったが、それが最終回で、しかも幻の音源とは。)最終回だからかも知れないが、コロンボと犯人の対決だけでなく、銃の密輸船をいかに止めるかというスリリングな展開や、話にアイルランド革命が絡んでくるなどかなりスケールの大きな作品になっていてなかなか楽しめた。犯人との対決も見ごたえ充分なのだが、ただラストの決め手は少々強引かな。小池朝雄の声はコロンボ=石田太郎という認識が強くあっても違和感が全く無く、音源が途中で石田太郎版に切り替わるシーンが何度かある(以前の放送でカットされた箇所なのだろう。)のだがすごく自然な感じだった。「南極物語」を見た時に小池朝雄のナレーションを聞いて当時小池コロンボを知らないにもかかわらずコロンボを思い浮かべてしまったのだが、石田太郎はそうとう小池朝雄を意識してコロンボの吹き替えを演じているのだろう。犯人の吹き替えをやっている納谷悟朗の声もハリがあって若いなあ。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-07-04 22:40:13)
171.  カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 
冒頭部の主人公と奥さんとの出会いの部分、特に結婚してからの夫婦生活をセリフなしのサイレントで処理しているのがうまく、思わず引き込まれ、この部分だけで感動してしまった。妻に先立たれた老人が妻の叶えられなかった夢を叶える物語の導入部としては最高だと思う。しかし、後半は夫婦二人が出会う前から憧れていた冒険家がなぜか悪人で、主人公がそれに立ち向かうという方向に行ってしまい、主人公も一度は憧れた冒険家と殺し合いをしているというのに全く葛藤というものが描かれてないので、ほとんど感情移入できず、ただの勧善懲悪アドベンチャーと化してしまい、前半と後半で違う映画を見ているかのような印象。別に悪役はこの冒険家でなくても良かったような気がする。(普通に考えてそういう設定にしてしまうと脚本が波状してしまう。)それにそもそもこの話に悪役が登場する必然性をあまり感じない。(別に悪役がいなくても物語としては成立するのではと思う。)後半で話が変な方向にいかなければ夫婦愛を描いたもっと深い作品になっていただろうと思うと非常に残念。結局この映画は主人公の妻との出会いから死別までを描いた導入部がすべてという感想になってしまう。さっきも書いたが、ここは本当に素晴らしかった。
[DVD(吹替)] 6点(2010-05-01 16:32:43)(良:1票)
172.  トイ・ストーリー2
約10年前の作品だが見るのは今回が初めて。前作を見たのも10年以上前の話なのでちょっといまさら感があったし、ウッディーの窮地をバズが助けるという前作の逆をいくストーリーと知ってやや心配だったが、単純明快なストーリーで「スター・ウォーズ」や「ジュラシック・パーク」を意識したようなパロディーシーンとか笑える部分も多くとても面白かった。それでいて、忘れ去られて捨てられるおもちゃの悲哀が描かれているなどドラマ的な部分(ジェシーの回想シーンは見ていて悲しくなるし、ウッディーにプロスペクターがかける「大学や新婚旅行に一緒に連れて行ってもらえるか。」という言葉は妙なリアリティーがある。)がしっかりとしていて見ごたえ充分な続編。前作の細かなところをあまりよく覚えていないのだが、これはひょっとしたら前作を凌ぐ完成度の高さかもしれない。エンドロールで流れるNGシーンも楽しかった。そこに登場する「バグズ・ライフ」のキャラクターを見て、まだ「バグズ・ライフ」を見ていないことを思い出した。(見なきゃ。)この「トイ・ストーリー」も3が製作中らしいが、この続編を見たら思わず3が見たくなってしまうじゃないか。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-01-01 03:01:57)(良:1票)
173.  チャップリンの放浪者
初期の頃のチャップリン映画なのでたっぷり笑える映画かと思いきや、そうではなく、「キッド」や「街の灯」にも通じるような内容だったのがちょっとこの頃のチャップリン映画では意外に感じた。ほかの短編作品と比べて笑いどころが少なく、笑う気まんまんで見始めた(でもところどころ笑えるシーンはもちろんあったが。)のでそのあたりがちょっと期待外れだったが、初期の1910年代のチャップリンの短編にこんなのがあったなんて正直驚いた。完成度ではさっき挙げた「キッド」や「街の灯」に到底及ばないが、この作品が後年の傑作郡につながっていくのかもしれない。少々、言い方が大袈裟かもしれないが。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 02:47:43)(良:1票)
174.  緯度0大作戦
この映画の存在は東宝特撮映画関連本などを見て子供の頃から知ってたが、ビデオ化されてなかったために見る機会がなかった。それを10数年たった今頃DVDで見たわけだが、やはり小学生の頃に見てれば楽しめたかなというような内容で映画としてはだいぶ物足りない感はある。でも、小学生当時にゴジラやウルトラマンといった特撮怪獣ものが大好きで、東宝作品では本多猪四郎と円谷英二が組んだ作品がとくに好きだったので見ているうちに妙な懐かしさを感じられたのはちょっと嬉しかった。冒頭の海底火山の噴火シーンがとても印象的。岡田真澄を特撮映画で見たのは意外だった。ジョセフ・コットンら外国人俳優を吹き替えてる納谷悟朗や富田耕生の声が若いなあ。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-21 02:43:47)
175.  十二人の怒れる男(1957)
最初から最後まで裁判所の一室での陪審員たちの討論を描いているので内容的にはものすごく地味なのにだんだん白熱していく討論に目が離せなくなり、引き込まれていった。シドニー・ルメット監督のデビュー作らしいが、今まで見たこの監督の映画(といってもこれを含めて3本くらいしか見てないが。)の中ではいちばん面白い映画だと思う。白黒映画なのも効果が出ていて良かった。ラストシーンも印象的。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-04 19:33:43)(良:1票)
176.  チャップリンの勇敢
警官募集の張り紙を見てさっそく志願した浮浪者チャップリンが治安が悪化しているイージー街という街で大活躍する短編作品。警棒で殴っても気絶しない男とのやりとりや、連行したエリック・キャンベルを警官たちが一斉に警棒で殴りかかるシーンがとくに笑えた。でも全体としてはちょっとドタバタしすぎかなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-14 01:27:17)
177.  チャップリンの霊泉
健康ランドのような施設を舞台にしたチャップリン初期の短編。いつものように笑いどころ満載の展開で、中でも「黄金狂時代」にも出ていたヘンリー・バーグマン扮するマッサージ師が客にプロレスの技をかけ、そばにいたチャップリンがレフリーのような行動をしてしまうシーンに思わず大爆笑してしまった。その後のマッサージ師とのやりとりも笑える。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-09 02:53:27)
178.  チャップリンの移民
いつものチャップリンの初期短編と少し違って全盛期の長編作品のような雰囲気もあり、このあたりからチャップリンが自分の作風を徐々に変え始めたのかなと思う。もちろんいつもの短編のように爆笑ギャグも満載で楽しい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-08 18:10:57)
179.  チャップリンの替玉
チャップリン演じる浮浪者と彼にそっくりなデパートの売り場主任が入れ替わることによって起こるドタバタを描いた短編作品。おそらく今回も「ゴルフ狂時代」や「独裁者」のときのように一人二役で演じているのだろうけど、デビュー間もない頃の作品とあって皮肉めいた演出などは見られず、ドタバタに終始していて何も考えずに楽しめる。とくにエスカレーターやエレベーターを使ったギャグは秀逸。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-07 01:09:59)
180.  チャップリンのスケート
前半のレストランのシーンで出てくるギャグは今やテレビのコント番組の定番で特に目新しさはないけどやっぱり笑える。そして後半のスケートをするチャップリンの動きが実によく、スケートも上手いのには驚く。見る前はアイススケートだと思ってたけど、ローラーというのが少し意外だった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-08-06 11:44:13)
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