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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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161.  ウエスト・サイド物語(1961)
バーンスタインの音楽は最高ですね。それにも増して、うなってしまったのが、本編終了後のスタッフなんかの紹介画面。壁の落書きや看板を使ってのセンスが光っている。内容も鋭い教訓が詰まってます。「何時になったら気づくんだ」「憎しみが彼らを殺したのよ」町のチンピラ軍団と一緒にしては失礼だが、色んなレベルで気が付かない人がいるんじゃないかな。乗り越えられない壁はあるのだろうか。
8点(2004-05-06 18:20:43)
162.  刑事コロンボ/偶像のレクイエム<TVM>
人違い殺人の可能性と犯行の動機が、興味を失わせず、終盤まで引っ張ってくれました。しだいに、それとなくほのめかされていく展開がいいです。不自然な行為には、それなりの理由があり、隠そうとすれば、さらに不自然さが増してくるのか。かなり強引なラストと思ったら、殺人方法も強引でした。有名女優を前にはしゃぐコロンボはほほえましい。
8点(2004-04-20 23:29:47)
163.  フィラデルフィア
社会における差別や偏見を取り除くことが、いかに困難であるかを痛感しました。頭では判っていても、生理的に受け付けられないものは誰にでもあります。法に反するからといって、自分の常識に反して行動しなければいけない場合には、逆にそのことで苦痛を味わいます。単純にどちらが悪いとは言えない問題です。「自由」とか「平等」といった美しい言葉を実現するためには、多くの犠牲や苦痛を覚悟しなければならないのかもしれません。法律と自分の感覚との間で苦悩するミラー弁護士の気持ちが理解できます。ブルース・スプリングスティーンとニール・ヤングの音楽も映画にマッチして最高です。
8点(2004-04-13 19:27:15)
164.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 
前半は、往年のスターの華やかな世界が忘れられない感覚は理解できても、ちょっと、わがまま過ぎると感じていました。しかし、途中で、痴呆症であることがわかったとき、しんみりとなり、犯人に対する気持ちが変わってきました。ラストはいい終わり方です。
8点(2004-04-10 13:25:46)(良:1票)
165.  許されざる者(1992)
年老いた伝説のアウトローが、子供たちの将来のため賞金を得ようと、かつての仲間と、彼の名声に憧れる若者の誘いに乗る。町では強引に暴力で正義を強要する保安官が殺しを許さないと警戒する。賞金の魅力に惹かれて伝説的殺し屋までもが小説家を引き連れてやってくる。と、ここまでは何とも、魅力的な西部劇の設定となっている。ところが、である。年老いた主人公は久々に撃つ銃が当たらない。足腰が弱って馬にもなかなか乗れない。一人前に悪ぶる若者も、いざ人を殺してみると、途端に取り乱し、酒に逃げ、金もいらないと言い出す。伝説の殺し屋はその名声が嘘っぱちとわかる。力こそが正義と信じる保安官も市民から恐れられるだけで尊敬もされない上に、かつての仲間が殺されたことに怒った主人公に殺されてしまう。まあ、現実はこんなもんだよ、ということなのか。報道や伝聞は誇張され、美談仕立てにされ、ふんだんに嘘が盛り込まれているものだ。これが、人間が作り出す社会というものさ。誰からも憎まれる悪人が撃たれ、悪いことなど一切しないヒーローが生き残り、そして去っていく「西部劇」がここに死んだのだ。これ以降、西部劇は新たな方向性を模索して行くことになる。イーストウッドは、この作品により、自分を育ててくれた西部劇に対して見事に恩返しをしたのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2004-04-06 23:56:13)
166.  砲艦サンパブロ
ロバート・ワイズが、時代の流れに対応して揺れ動く国家の意思と、それに巻き込まれ苦悩する個人の感情や行動を通して、戦争の空しさを描いています。激動の時代の中国に大国の利権を確保するため派遣されている砲艦。しかし、実態は戦闘もなく中国人を雇い無意味に日々を過ごしているだけ。こうした中、国家の思惑とは関係なく、兵士達は人間として価値を見出し、愛する人をみつけ、日々を生活していきます。やがて、時代は動きだし、個人の感情、愛、思いは全て無視されるように流されていきます。スティーブ・マックイーンの唯一オスカーにノミネートされた名演が光る大作です。かなり重い、ずしりと胸に響く、名作です。
8点(2004-04-04 00:22:09)(良:1票)
167.  わが谷は緑なりき
名作に出会うとその監督のイメージが作られます。感動が大きければ大きいほど、確固たる作風が固定されてしまいます。したがって、その思い込みが裏切られたときは失望もかなり大きくなります。しかし、期待を裏切る作品が、とんでもない名作であれば、逆にその監督の評価は何倍にも跳ね上がります。ウェールズの炭鉱で生活する一家の色々な出来事が描かれていきますが、失業、事故、離婚にいじめと、違う時代の違う国の我々にとって、それらは不幸そのものであっても、何と彼らは生き生きと生活していることか。自分の置かれた立場をわきまえ、誰を恨むことなく、できることを一生懸命やろうとする姿勢に、すがすがしさを感じ、感動しました。私のジョン・フォードのイメージを塗り替えた黒猫さん、ありがとうございました。
8点(2004-04-01 02:04:22)
168.  刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
私もコロンボクラブの仲間に入れて下さい。最後の犯人との1対1の謎解きと会話が、じっくりと時間をかけており、しかも二人の人生観にも及んで、見ごたえがありました。天才と自負する犯人の同じ天才仲間への対抗心が、人間らしさを感じました。世の中には、頭のいい人がいるんですね。
8点(2004-03-21 21:45:16)(良:1票)
169.  刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
ラストは鮮やかです。魔術師に対しての周到な用意が決まります。色々な手品のトリックも楽しめる作品。ジャック・キャシディは、悪役としては最高の役者さんです。目つきや、身のこなしは、まさにコロンボの相手にうってつけ。これだけ迫力があれば、捕らえがいもあります。
8点(2004-03-14 21:02:54)(良:1票)
170.  ブリジット・ジョーンズの日記
必死さと、あきらめと、期待感。なんとなくわかる気がします。随所にユーモアも感じられ、けっこう楽しめました。どういう人生を歩もうとも、運命を受け入れ、自分の気持ちに正直に、そしてトラブルが起こっても、むしろ、それを楽しむ気持ちの余裕がほしいです。まあ、私の場合、ああいう女性とは友達がいいとこですが。
8点(2004-03-14 16:16:15)
171.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM> 《ネタバレ》 
決定的な証拠は、別のものを想像してたのにやられました。娘が犯人と取引して帰るところまでは確信してたんですよ。相手が弁護士だから、絶対司法取引がからんでるって。まだまだコロンボを研究しなくては。あの店のチリはおいしそうだなあ。
8点(2004-03-13 08:57:12)
172.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
最後に思わず拍手したくなる作品。犯人が憎たらしいだけによけいです。アパートの管理人に写真を見せてもらうシーンは笑えます。しつこくて、強引なわりには、ああいうおばさんには弱いところが、コロンボの愛されるゆえんです。意外な決め手の中でも逸品のひとつ。美術学校の学生はあわれでした。
8点(2004-03-06 15:55:09)
173.  リービング・ラスベガス
アル中と娼婦の愛の物語です。色々な愛の形はあるけれど、相手に惹れ心を満たすために求め合うことは同じです。愛の形式にとらわれずに観ると、共感できる部分が多く、熱いものがこみ上げてくるシーンがありました。仕事をくびになったアル中男は、酒で死のうと思いラスベガスに行きますが、そこで知り合った娼婦に惹かれていきます。彼女も初めて心を許せる相手にめぐり合って、二人にそれまで縁のなかった愛が訪れます。ニコラス・ケイジの名演が光る、大人のための、何ともやるせない気持ちになる作品です。社会から認められない者同士の悲しい愛が胸にしみます。
8点(2004-02-28 17:59:14)
174.  ゴースト/ニューヨークの幻
涙もろい私は、家族と一緒に泣ける映画を観るのが苦手だ。その場面になるとみんな私の顔をちらちら見るからだ。そんなわけで、泣けると評判のこの映画は一人で観ようと思い、こっそりレンタルした。休日の午後、部屋にこもって観始めたまでは良かったが、そのうち、時々妻と娘が入ってきて話かけるわ猫が走り回るわ、ラブシーンの時娘が来ないかハラハラするわで、涙を流す間もなくエンドロール。こんな状態で観たことに泣けてしまった。
8点(2004-02-19 00:06:20)
175.  ミザリー
原作では閉塞感とじわじわ追い詰められる恐怖が、映画では逃れられないあせりと視覚に訴える痛さが感じられ、どちらもキング・ワールドが堪能できる。人気作家と狂信的ファンという設定だけでもうこれは成功しています。人里離れたところで二人きりとしたところでもう完璧。ここで、女流作家と男性ファンとしなかったところは、さすがキング。か弱い女性としつこい野獣みたいな男性になったら、もう「キングコング」の世界だろうな。まあ、これはこれで、面白いかもしれないが。
8点(2004-02-18 00:49:02)
176.  ブルース・ブラザース
R&B、ソウル、R&Rの音楽から警察、軍隊を動員してのカーチェイスや銃撃戦まで、アメリカの文化と社会生活がぎっしり詰まったオールスターキャストの映画です。主役の2人は、サングラスをかけ顔は無表情でも、体ごとコミカルに動き回るどたばたアクションは笑えます。この、根明で怒りっぽく短絡的かつ前向きなアメリカ人の性格はうらやましい限りです。たしかに、ちょっと麻薬的な魅力を感じる作品ですが、これなら中毒になってもいいと言う人が多いのでは。
8点(2004-02-15 01:15:17)
177.  エイリアン2
エイリアンの数は、1では一匹だったが、2ではうじゃうじゃ増えて、シガニー・ウェーバーもすっかり「顔」となった。このままシリーズ化されていったら、エイリアンはどんどん増えて主役が老けていくので、行き着く先は「101」状態かと心配したが、そこはハリウッド。ガンダム化を踏まえた布石も打つことを忘れていない。
8点(2004-02-11 10:48:26)
178.  普通の人々 《ネタバレ》 
心理描写が細やかで、心の葛藤と感情が伝わってきました。この作品のオスカーには納得しました。兄の死によって心に傷を負った弟は精神科医とのかかわりで、苦労しながら心の安定を取り戻していきます。息子の変化を見た父親は、これまで、自分は本心を考えることを避け、偽りの気持ちでいたことに気づきます。誰でも、自分の置かれた状況や周りの人間によって精神的な影響を受け、それが精神構成の要素になっているのですが、過度な負担や刺激は、本来の自分を見失わせる要因にもなるのかもしれません。弟と父親は、拘束されていたものから解き放たれていきますが、同時にそれは離婚につながっていくことになります。レッドフォード監督の演出が光る名作です。
8点(2004-02-08 10:09:20)
179.  恋におちたシェイクスピア
誰でも、歴史上の人物の実際の生活がどのようなものであったかは、興味がわくことです。シェークスピアの作品の創作過程と、実際の生活を織り交ぜ、ラブコメディに仕上げたセンスは抜群です。ロミオとジュリエットがこのようにして出来上がったのなら、あの何世紀にもわたり世界の人に読まれている魅力も納得できます。ラストは余韻を残した後味の良い終わり方となっていますが、個人的には、盛り上がりを期待したので、点数低めになってしまいました。いい作品ですが、オスカー取りすぎという感もします。
8点(2004-02-07 16:41:19)
180.  ターミネーター2
いい映画でした。ところで、最近わかったのですが、何と、この映画に、現在のカリフォルニア州知事が出ているらしいのです。みなさん、どの人かわかりましたか?ロボットの役らしいのですが。
8点(2004-01-30 00:08:06)(笑:7票)
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