1. パッション(2004)
キリスト教に関しての一般的な知識、そして信仰をもたないと、全く理解することのできない作品です。それゆえに、日本で封切されても、興業的に難しい映画であることは否めません。人を思いっきり選んでしまう、近年稀に見る映画です。 [映画館(字幕)] 10点(2005-09-17 02:37:56) |
2. スーパーサイズ・ミー
うーん…惜しい。自らを被検体として、マクドナルドだけを食べ続けるという着想がよかったけど、結果が最初から目に見えてしまい、ドキュメンタリー映画としては少々甘い。ただ、いくつかの点で評価できる:テーマ曲が大変よろしい。マックに入る度に、脳内で鳴り響くw。ビッグマックしか食べない男の話(しかも痩せている!)…理由は「ポテトは食べない」…納得。あと、日本のマックでも、栄養表がこの映画封切直後から、出されるようになったことに、社会的影響としての評価をあげる事ができる。 最初からマクドナルドを悪人扱いしている点で、「華氏911」と同じ退屈さがあるが、でもマクドナルドが悪いんじゃない…実際、料理の選び方について、いいかげんにしてしまう我々にも責任があるというメッセージもあり、これで評価が少しあがった。 [映画館(字幕)] 5点(2005-09-17 02:25:34) |
3. アナライズ・ユー
《ネタバレ》 「アイアムプリティ♪」で爆笑してください。 ロバートデニーロは元々、サタデーナイト等でコメディアンとして活躍している俳優さんで、日本で言うとビートたけしかもしれない。強面ギャグが強く、ヤサグレたピーターパンのコメディとか、にっこり微笑み客を殴る車のセールスマン等の危ないネタが多いのですが、この映画にもその一部を見る事ができます。 でも一番面白いのは、スタッフロールでのNG集ですけどね♪デニーロ、シモネタがお好きなようで(^^;) 8点(2004-10-19 19:44:23) |
4. 華氏911
《ネタバレ》 「ボーリングフォーコロンバイン」のノリを期待して観たのだが…正直言って「つまらない」という感想した出てこなかった。これでは別にブッシュ支持・非支持ではなく、「ボーリング…」のような作り方がなされず、ムーアらしさが全くなかったという点にあるかもしれない。 マイケルムーアの作風は総じて、答えを決して出す事無く、気持ち悪いところでエンディングを迎えて、観客自らが答えを観覧後に探さなければならないようにしむける仕掛けがあった。しかし本作は、最初から“ブッシュ大統領=悪者”とテーマを定めてしまっている為に、観劇後の楽しみはなく、白けた空気しか残らないという点が残念でならない。 他にもムーアお得意のアポなし突撃も殆どなかったし、「ボーリング…」にあったような悪乗り(アニメや他映画の流用)も観られなかった…。 思うにマイケルムーアはブッシュ大統領によく似ているかもしれない。方向性が違うだけで、煽動の仕方がそっくり…逆にそう思ってしまう映画であった。残念。 4点(2004-10-19 19:34:08) |
5. グラディエーター
リドリーさん…この手法が受けると思ったのか、以後、リドリー作品が全部「グラディエータ」に観えるのだが…。 7点(2004-01-30 20:06:03) |
6. ブラックホーク・ダウン
エンディングがまんま「グラディエータ」で、泣くところを、劇場で爆笑してしまい、周囲の顰蹙を買ってしまった。 7点(2004-01-30 20:04:17) |