1. アマデウス
《ネタバレ》 この映画には不思議な魅力を感じてしまってしかたがない。故・淀川氏が「こわいねぇ~。こわいこわい映画ねぇ~。」と紹介していたのが印象的。音と映像が凄まじい。初めて見たころはサリエリのみっともなさを小バカにしたような気分でみていたが、何度も見ている内にいとおしい人に思えてきてしまった。彼はとてつもなく惨めな余生を送っているようで、自分だけが理解できる何かを見極めた事でささやかな満足感を感じているのかもしれない…と、いいな。と、少し思った。 10点(2004-02-09 18:22:05) |
2. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ひたすらにやりきれない方へ、あぁやりきれない方へといざなわれてゆき、最終的にどん底のボーゼンに突き落とされてしまっても、何だかえもいわれぬ感動が残ってしまって私はこの作品をキライになれない。ビョークの歌声が脳みその芯に響く。時にボーゼンとしてみたい欲求というのがあるのかもしれない。人によっては、であろうけれど。 8点(2004-02-09 18:04:32) |
3. サウンド・オブ・ミュージック
とことん健全な映画なので、大きな声でこの映画が大好き!というのは実はちょっと気恥ずかしかったりするんですけど、それでも先日BSで放送された時、「何度も見たから今日はいいや」って思ってたのにやっぱり見てしまいました。ジュリー・アンドリュースの声はあまりにも素晴らしい。個人的にはリースルのちょっと甘ったるい感じの声も好きです。顔も好きです。 10点(2004-02-09 17:41:40) |
4. L.A.コンフィデンシャル
《ネタバレ》 何年か前に『ベイブ』とこの作品を同じ日に見てしまったんです。この作品の方を後で見たのでとっても悲しい気持ちになりました。なので、自分が見た時はついついコブタの幻がチラついてしまったんですが、この作品自体はとても良く出来ていると思います。 8点(2004-02-09 17:30:21) |
5. カサブランカ
現代では決して創りえない作品であると思う。それが、この映画が既に古いという事なのか、永久に素晴らしい作品であるという事なのかは意見が分かれる所かもしれない。自分の感想としては後者であり、最も好きな女優・バーグマンの代表作であることもあって、この点数を献上しておきたい。 10点(2004-02-09 17:13:22) |