1. ペイ・フォワード/可能の王国
中学生くらいの年頃って、もっといろんな事考えていてもいいと思います。pay it forwardまでとは言いませんが、視野が広がっていくにつれて考えの幅も広がっていいはずです。むしろこの年頃からが一番ものを考える時期なのに、最近はそういう子は減っているんでしょうか。 ラストに疑問を感じている方が多いようですが、あのTV放送を見た「渡され渡した人たち」の蝋燭が、「可能の王国」の希望を表していたんじゃないでしょうか。私は、彼の望みである「世界が変わるのを見たかった」に関してポジティブに捉えました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-11-24 04:14:16) |
2. トゥルーマン・ショー
基本的な設定として、あんだけ巨大な規模の企画ですから巨額の制作費が投じられているはずなのに、所々の細部の拙さは不自然でしょう?しかしそれが無ければこの話は成立しないので必要不可欠なんですが…。 最初のスタッフロールからすでに演出が始まって、上手く入れ子型の形を作っています。いつの間にか映画「トゥルーマン・ショー」を見ている人もテレビ番組「トゥルーマンショー」の視聴者側になるんですね。嵌められていながら、だんだんと二つの世界が繋がり始めて奇妙に感じました。 見ながらリアルタイムに思ったのは、トゥルーマンのリアリティーの追求の為に彼の周囲を嘘で固めていますが、友人・家族との関係、そしてその間の感情までも作られたものだったとしたら、もはや彼自身も偽者なのではないのかという事です。彼は本当にリアルなのか、という事です。しかし彼は真実の存在だった!彼の心は真実だった!メディアへの警鐘という部分もある作品ですが、番組に没頭していたためにただただ感動です! [DVD(字幕)] 7点(2007-11-24 02:01:17) |
3. エドtv
自らのプライバシーを晒すなんてエドはかなり考え足らずな人間で、いつも撮られていて多少気になると思うのですが、結構普通にしてる所が何処か抜けているというか、ちょっとありえない話かな?逆にその純粋さが受けたのでしょうか。周囲の人間の反応も考えないで…普通は考えるでしょ。実際はありえない話ですが、現実ではワイドショーとかの皇室ものや芸能人のゴシップがコレに当たリますね。実際に似通った部分も多くあります。誰しも多少のプライバシーが無いと生きてゆけない日常です。 [ビデオ(吹替)] 5点(2007-11-22 10:11:02) |
4. ラスト サムライ
アメリカ人から見た侍はこんな風なのよ、っていう映画ですかね。切れまくる刀など気に食わない部分が多くしかもラストは興醒め。しかし小雪は綺麗だ…。 [DVD(字幕)] 1点(2007-11-20 03:39:09) |
5. オーシャンズ11
キャストは豪華ですが…こういうのってタネ一発勝負でしょう?不発感が満点です。クールなくせにハラハラさせるスピード感もなく、水をさす1コマが余計です。そもそも、ガッカリ度だけでマイナス10点くらいですけど。 [映画館(字幕)] 1点(2007-11-20 03:29:50) |
6. ゾディアック(2007)
長い、長い。時間にして二時間半程度でありながら、久しぶりに映画館で我に帰ってしまいました。てっきりフィンチャー的な展開を期待したのですがね…。殺人鬼ゾディアックが引き起こす騒動に、どんどん主人公たちは呑まれのめり込んでゆきますが、観ている人は段々とフェード・アウト。残念です。しかし細かいところまで作りこまれていた様はさすがだと感じました。 [映画館(字幕)] 3点(2007-11-09 03:42:48) |
7. ミッドナイト・ラン
俺の生まれた年に公開された映画なのか…。19年の人生だけど、今のところ最も心に残っている作品。男の友情の傑作。デニーロ演じるジャックと、その不器用な人柄に何かを感じたデュークとの心の旅。たびたび二人の会話のシーンがあり、二人の段々心を通わせていく様が笑えるようでしみじみと感じる。脇役たちの個性も個性的であり、何か特別な仕掛けやど派手な(今と比べれば)アクションを用意しなくとも、いやだからこそ、長く深く心に染み入る。最後の方の台詞、take it! see you next life など何かと思い起こされて、その度ジャックの振り返るシーンを思い出してジーンとくる。最高。最高。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-11-04 14:25:44) |
8. 刑事グラハム/凍りついた欲望
犯罪者の感情を理解できるグラハム、彼はその特殊能力といってもいい力を捜査に活かしている。しかし、レクターを捕まえる事が出来たのは彼とレクターがと同類だからだと、レクターに指摘され、自らの中の影を否定するかのように自らのみを危険にさらしても犯人を捕まえようとする様は新鮮で中々良かった。そのテイストは有名なサイコサスペンスとは大きく異なるものであり、あくまでグラハムがメインである。アンソニーホプキンスの強烈さが頭に残る自分としては、キャストのイマイチさ、ストーリーの終結点など、リメイク版に比べ物足りない所があったのも事実。間違えてこれを観てしまいガッカリした人も、リメイク版を是非ご覧あれ。 [DVD(字幕)] 4点(2007-04-13 13:21:21) |
9. ジョー・ブラックをよろしく
何より雰囲気を大切にしており、その為にシーン毎、台詞毎、そして沈黙毎の「間」を大切にしている。ブラッドピットという美しい男をあまり喋らせずにただ立たせているのだ。極めつけはラスト。女性はこういうのに弱そうだが、男だって弱いのだ。ちゃちな死神だったらぶち壊しだったのに、タキシードのブラピでよかったよホント。しかし、全体のしっとりとした雰囲気の割には内容が薄い。人生の何たるかは口だけで言ってるようで、いまいち実感がわかない。3時間の中で、丁寧な間の取り方同様に、話の内容ももっと深く掘り下げて欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-17 04:44:43) |
10. Mr.&Mrs. スミス
例のターゲットが最初に出てくるシーンは伏線になっているが、あそこに挿入する意図が分からない。あんなとこに急にポンと入れられても困る!ストーリーは陳腐だし、真剣味のない話だと感じた。夫婦関係やコメディは中途半端。でも主役がこの2人ならこんな映画にもなるよなそりゃ。ジェーンが●USSY!!と叫ぶシーンは唯一笑った。 [DVD(字幕)] 4点(2007-02-17 03:38:51) |
11. パニック・ルーム
多くの方がデビット・フィンチャーという監督を意識して観たのだという事が分かります。同時にガッカリというか期待はずれの感が多かったようで。ラストは気が抜けてしまったが、所々見所(携帯を取りにゆく)はあったし、サスペンスとしてそんなに悪い方ではないと思う。しかし意外性が無さ過ぎる。怒り狂った覆面にも「何かやらかす」といったものを感じなかった。しかもフィンチャーとなれば、裏切られたもしくは期待しすぎたな、と感じざるを得なかった。タイトルシーンにまで期待するのはこの監督位かな。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-17 02:49:53) |
12. スモール・ソルジャーズ
軍事チップを埋め込まれながらも、与えられた指令は単純そのもの。しかも製作者もテストくらいしろって・・・!。戦士達の様子はブラックコメディなのか?子供向けの映画にしては結構残忍だなぁと思った。突っ込見所満載のこの作品を、結構楽しんだ私は、子供と言う事なんだろうぅなぁ。しかしどことなく、グレムリンと似てるなこれ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-02-14 23:43:35) |
13. ブレイド(1998)
敵を倒した時跡形も無く消えるのがカッコよい。アクション満載でスタイリッシュ!おそらくブレイドの衣装はウェズリースナイプスだったからあんな機動隊みたいだったんだろな。観るのは三回目くらいだが、今回少し気になる点が。①ブレイドはドコからあの装備の費用を捻出してるのか。②なぜフロストは、エージェントスミスみたいな動きが出来るのに血清を全部体に受けてるのか。つかあのシーンあっけなすぎ。③吸血鬼の発祥の地はドコなんだろう。黒人やアジア系(中国)らしき評議員もいる。世界各地から各地からぽつぽつと発生したのだろうか。④フロストは吸血鬼を進化した種、といったが全人類が吸血鬼になったら吸血鬼は滅びるのではないか。こんなとこか。設定はカッコいいけど少し無理がある。紫外線ライトでデブを焼き殺すシーンは見るに耐えない。 [ビデオ(吹替)] 6点(2007-02-09 18:05:26) |
14. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
中学の修学旅行で、自由時間に入った映画館で観た。面白い。ジョニーデップはカッコイイ。しかしデップはこれでいきなり人気を得たのか?以前からいい作品に出てるように思う。世間の騒ぎ方はいつもそんなもんだ。作品自体はアクションorアドベンチャー+ラブというお決まりなファミリー映画、娯楽映画。観てる時はそれなりだが冷静な眼で見るとそんなもんに括れてしまう。(そうか、冷静な目で見てはいけないのか。)家族で、恋人と、友達とワイワイ、どうぞご自由に。一人で見るのは向かないね。 [映画館(吹替)] 5点(2007-02-08 18:59:08) |
15. ゴースト/ニューヨークの幻
観ながら兄が、「まさに勧善懲悪!!」と言ったのが忘れられない。結局わるもんはさっさと死ねばいいと、主人公たちも納得しちゃってる感じが独善的な気がしてどうも好きになれない。しかも神様もオッケーするか?ウーピー演じる霊媒師がコミカルで良かった。 [地上波(吹替)] 4点(2007-02-08 18:33:18)(良:1票) |
16. フォーン・ブース
低予算・短期間というのはこの映画が面白いからこそ注目する価値がある。総制作費~ドル!!と宣伝する内容ダメ映画を痛快に笑い飛ばすのだ!!犯人は何処か、「ソウ」の犯人とかぶる所があるなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-08 18:20:24) |
17. エンド・オブ・デイズ
悪魔は性交によって子孫を残そうとするのか・・・聖書は分からないが、結局悪魔も人間に作られた存在なのか、とか思ってしまった。結局「○らせろ~」と追いかけてるわけで少し滑稽な気もするが、それを言わせない緊張感はあった。最後は不可解。 [地上波(字幕)] 4点(2007-02-08 17:38:17) |
18. インビジブル(2000)
プレデターもびっくりの人間の(男の)欲望。姿が隠れたら欲望が顔を出したか・・・そりゃ男なら誰だってと思うが、ホントにやっちゃうとは・・・ある意味賞賛に値する。スケールのでかいスケベ心だ全く。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-02-08 17:10:13)(良:1票) |
19. アザーズ
久しぶりに観たホラー。白目の老婆がバッと出た時とかはうわぁ!!でたぁ!!と流石にビビッたが、話が読めてくるにつれてあまり怖くなくなってくる。それでも最後までホッとさせてくれなかったのでなかなかよかったのかな?とこの点数。日本のホラーと海外のそれは、作品全体を通じて映像に表れる色彩が違いますね。抑え目な怖さが観やすくてよかった。(ホッ) [地上波(吹替)] 7点(2007-02-08 14:41:18) |
20. ノッティングヒルの恋人
こういう映画を見ると、やっぱりラブロマンスはいいなぁって思ってしまう。ホントありえないような話だが、2人が立場を越えて愛し合うっていう部分だけは(いやそこが1番有り得ないのか?)否定したくない。ヒューグラントではないけれど、Sheを聴いただけでトローンとしてしまいそうだ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-16 23:25:30) |