Menu
 > レビュワー
 > Nerruc さんの口コミ一覧
Nerrucさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 75
性別 男性
自己紹介 基本的に「映画を観る」ことそのものを楽しんでいます。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  バンブルビー 《ネタバレ》 
これこれ!こういうトランスフォーマームービーを見たかった! 本編シリーズのスピンオフで時系列は前日譚に位置づけられる本作ですが、つながりに矛盾がある部分もあります。しかしまぁそもそも本編がシリーズを重ねる毎に無茶苦茶な設定と強引な展開になっちゃってるんで、この作品はこの作品として無理に辻褄を合わせなくても良いでしょう。 冒頭に出てくるセイバートロン星では、G1アニメのキャラクターたちがあのデザインそのままでCG化されていることに興奮!地球に舞台が移った後は、ストーリー的に当たり前ではあるのですが、登場するトランスフォーマーが最小限で、バンブルビーVS1~2体のディセプティコンという単純な構図で分かりやすくて良いです。キャラクターが少ないからこそバトルシーンもじっくり描かれていて堪能できました。特にバンブルビーはこれでもかというくらいトランスフォームを見せてくれるので、そこはやはりトランスフォーマーの醍醐味だと思います。カマロのかっこいいバンブルビーも良いですが、ビートルのかわいいバンブルビーもいいですね。ちょっとペットっぽく描きすぎな気もしましたが、愛嬌があるロボットということで。 そんなバンブルビーと心を通わせるチャーリーの存在も大きいです。心を閉ざして気丈なふるまいをしていたチャーリーが、バンブルビーと出会って一緒に過ごす内に、徐々に心を開いて自分に素直になっていきます。チャーリーの心情自体はそんなに描かれないですが、周囲との接し方や表情によって、目に見える形で変わっていくのが分かります。その成長する姿があるからこそ、ラストにバンブルビーと別れる選択をするのも説得力があって、上手くまとまったなと思います。 ストーリーのシンプルさが見やすく、80年代テイストを楽しめる映画です。
[映画館(吹替)] 8点(2019-04-12 01:16:09)
2.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
最初の20世紀フォックスのロゴからエンドロールまで鳥肌が立ちっぱなしでした。開始0秒でロジャーのドラム、ブライアンのレッドスペシャルのファンファーレで幕上げなんて贅沢すぎます。続けざまのオープニングシーンはラミ・マレック扮するフレディの後ろ姿がウェンブリースタジアムのステージへ向かうところが映し出されテンションが上がります。そこから本編とも言えるフレディとQUEENの紆余曲折を描き、フレディの孤独と苦悩を見た上で再びライブエイドの幕が上がるシーンへつながり、Bohemian Rhapsodyの歌唱を開始する姿に涙腺を刺激されます。そこからは圧巻の伝説のライブの完全再現で、映画館で見なければ後悔するところだったと思い知らされます。ライブエイドラストのWe Are the Championsの会場の大合唱で涙腺は完全にやられ、そのまま映画は終わりエンドロールへ突入するもそこでかかる曲がDon't Stop Me Now。「止めないでくれ」と、QUEENがこのライブエイドの後突っ走っていくメッセージに聞こえてくるし、最後の最後にかかる曲がThe Show Must Go Onなんてズルすぎます。エンドロールに限らず、随所にかかるQUEENの名曲の数々の選曲が秀逸でした。事実とは異なる部分はいくつかあるようですし、曲ももっとたくさん聴きたかったところではありますが、ドキュメンタリー映画ではないので、脚本や演出を重視しての構成だったのかなと思います。QUEENメンバーの再現度も高く、顔や体格はそこまでそっくりではないのに雰囲気や振る舞いが本人にしか見えないのは本当に凄いです。(ブライアン・メイは見た目もめちゃくちゃ似てましたが・・)フレディの歌唱は基本フレディの音源や加工したものを使っているとのことですが、全く口パクに見えませんでしたし、他メンバーの演奏も全く違和感がなく、歌や演奏のクオリティを気にせずに済むことがこの映画を楽しめる要因の1つになっていると言えるでしょう。キャスティングが難航したり監督が変わったりと完成まで困難な道のりだったようですが、その分妥協せず完成度が高まったのではないでしょうか。とにかく語り尽くせないくらい素晴らしい作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2018-12-04 01:47:18)(良:1票)
3.  カーズ クロスロード 《ネタバレ》 
けっこう衝撃的な展開で良い意味で裏切られました。2作目で変な方向に行ってしまったカーズの世界観を、今作で1作目を踏襲したものに戻したのも良かったですが、1作目のドックとマックイーンの関係性を上手く伏線に見立ててマックイーンとクルーズの関係に反映したのが素晴らしかったです。車が擬人化されたアニメーションの世界なのに、映像はもちろんのこと心理描写もとにかくリアル。キャラクターたちが走る道路や背景はよく描きこまれていて美しく、レースシーンは(アニメならではのアクション的な描写はあるものの)1作目以上に本物のNASCARさながらで、スポンサー契約やらブランド買収やらも(妙に)リアルでした。若手の台頭で同期が引退し自身の引き際も意識し始めるマックイーンが、かつての強さを取り戻そうと足掻く過程、まだやれるんだともがく姿、見ていてとても感情移入しやすかったです。トレーナーのクルーズとのやり取りやトレーニングは、マックイーンがレースで勝つための伏線になるのかと思いきや、クルーズがレースを走るための伏線になっていてやられました。世代交代を肌で感じていたからこそ信頼できる若手にその道を譲る。レース中のまさかの選手交代で少々唐突ではありましたが、ライトニング・マックイーンらしい電撃的な引き際で良かったのではないでしょうか。カーズシリーズの集大成として上手くまとめ上げたな、という印象です。最後マックイーンはカラーリングまでドック・ハドソンカラーになりその尊敬度合いが伝わってきましたが、正直赤いマックイーンが好きだなぁ…。
[映画館(吹替)] 8点(2017-08-17 17:43:40)(良:2票)
4.  トランスフォーマー/最後の騎士王 《ネタバレ》 
IMAX3Dで鑑賞しました。映像の迫力は相変わらずズバ抜けてすごいと思います。ストーリーがつまらないとか、演出が訳分からないとか、そういうのも相変わらずなベイ・ムービーであり、今更私はそこにツッコむ気はありません。しかし、これまでのシリーズはとても好きだったのですが、今作は残念でした。ダメな点はただ1つ。トランスフォームシーンが少なすぎです。冒頭に出てくるキャノピーは瓦礫背負ってるだけ。スクィークスは修理するしないのくだりがあったのに変形しない。執事のコグマンはかなり良いキャラなのに変形しない人型ロボ。「この潜水艦はトランスフォーマーだ!」→一切トランスフォームしない。古代の戦士たちはゴチャゴチャっと集まってなんとなくドラゴンになってるのが変形ではなくイワシの群れ状態。バンブルビーの一部分変形とかバラバラ機能なんて不要。オプティマスに至ってはもはやトランスフォームシーンがなく、ラストに申し訳程度に煙の中からトレーラー形態で出てくる始末。せっかくこれだけ長い上映時間で旧作のキャラから新しいキャラまで色んなトランスフォーマーが出てくるのに、トランスフォームする金属生命体という基本かつ最大の主設定がほとんど無視されていて、がっかり以外の何物でもありません。ビークルモードとロボットモードがトランスフォームする実写映像を圧倒的なクオリティで見せてくれることこそ、他のSF映画にないこのトランスフォーマーシリーズの価値のある部分なのに、それを放棄してしまったら本当にただのB級映画です。最後続きがあり得そうなことを匂わせて終わりましたが、もういっそスパイダーマンのように新シリーズとして新しいプロデューサーと監督でリブートしてほしいです。
[映画館(字幕)] 4点(2017-08-17 16:31:23)(良:1票)
5.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 
すごい、素晴らしい。納得の実写化です。ディズニーアニメ版美女と野獣は、私がディズニーのブランドにハマるきっかけになったとも言える作品で、すごく好きな映画です。そんな思い入れある作品が実写になることは不安でしかありませんでした。しかし、これは実写なのにまるでアニメーションを見ているような、当時見て感動した美女と野獣の世界がしっかり存在しました。もちろんCGもふんだんに使ってはいますが、2次元で美しく描写されていた世界を本当に上手くイメージを壊さず3次元にしたと思います。タイトルに「美女」とありますが、外見が綺麗というだけではなく、心が美しい女性という意味は当然あるとして、さらにベルというキャラクターは、活発で聡明で強さも合わせ持っている。それらの説得力を実写で出せる女優さんはなかなかいないでしょう。そんなベル役にエマ・ワトソンをキャスティングできたことも大きかったのではないでしょうか。野獣もルミエールもコグスワースもガストンも挙げればキリがないですが、みんなアニメ版の魅力そのままで、役者さんたちのキャラクターへの命の吹き込み方が素晴らしかったです。音楽もお馴染みの楽曲から新曲まで、ミュージカル映画としても十分楽しめます。個人的に感嘆したのは、野獣の魔法の本で2人がベルのお母さんの最期を知る実写版オリジナルのシーンが入ったことです。そこでお互いの心の距離が一気に縮まるのが分かり、そこからあのダンスホール、告白、ベルが去り野獣が悲しみに暮れるシーンにつながっていくので、この一連の流れをより深く見ることができ、より感情移入ができました。この実写版はアニメ版と同じくらい好きになりそうです。本当に素晴らしい映画でした。
[映画館(字幕)] 9点(2017-06-27 20:55:56)(良:2票)
6.  ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 
かなり早いテンポで話が進み、気が付くとあっという間にドリーの故郷である水族館まで辿り着いてます。そこからが大冒険本番という感じで、前作は主に広大な海の中をとても美しく描いていましたが、今回は水族館という閉鎖的かつ人工的な混沌さをメインに描かれているように思いました。ドリーは下手したらただのウザい盛り上げ要員になりそうなキャラですが、作中での扱われ方や生い立ち等の設定がしっかり掘り下げられており、ちゃんと感情移入できるキャラクターに作り込まれています。忘れっぽいというのを決してお馬鹿さんとして描かず、その弊害を自身で把握して乗り越えようとする姿勢。それを家族や仲間がどう支援してあげるのか、周囲のサポートの大切さ。コミカルに描かれていますが、けっこう重いテーマを扱っているのではないでしょうか。ハンクは頼りがいのある面白いキャラですが、反面その便利すぎるスキルのお陰で人間だらけの水族館内や陸路の移動が難なくできてしまったり、最終的にトラックを運転してピンチを切り抜けるという何でもありなアクションが多かったのがリアリティある世界観に少々水を差していますが・・そこはエンターテイメント映画ということで。
[映画館(吹替)] 8点(2016-07-27 02:01:17)(良:1票)
7.  スター・ウォーズ/フォースの覚醒 《ネタバレ》 
IMAX3Dで鑑賞しました。迫力ある映像の素晴らしさは申し分ありません。公開前から話題性があり、ネームバリューのみで大ヒット間違いなしの状況で、“見たかったスターウォーズの続編”としてよくまとまっていると思います。Xウイングやファルコンのドッグファイト、ライトセーバーの戦闘、トルーパーの大群、BB-8という新しい魅力的なマスコット、そして何より旧作キャストの出演。もうファンが好きそうなもの全部詰め込みました、みたいな内容ですが、結局それがファンとして見たかったりもするので満足です。副題にもなっている「フォースの覚醒」ですが、フォースの描かれ方が何だか超能力みたいな扱いになってたのは残念でした。それと、全体的に過去のキャラクターに頼りすぎな展開だったのもちょっと狙いすぎかなぁという印象を受けました。個人的にはカイロ・レンのキャラは絶妙で良かったと思います。彼のどこか情けない雰囲気やぱっとしない感じが、ダース・ベイダーにただ憧れてるだけの小物、野望だけは大きいけど実力が伴っていないそこら辺にいるような若者に見えて、逆にダース・ベイダーにどれだけカリスマ性があったかが引き立っています。でもカイロ・レンはその血筋もあって今後の驚異になり得るかもしれない、という不安定な要素も残っていて続編が楽しみです。
[映画館(字幕)] 9点(2016-01-26 23:51:42)
8.  ファインディング・ニモ 《ネタバレ》 
話はタイトル通り人間に捕まったニモを父親のマーリンが探すというだけで、その道程も当然のように過酷で、困難を乗り越えながら冒険するというありきたりなことをやっているのですが、一難去ってまた一難の展開がとてもスピーディで「この次どうなるんだろう」と見入ってしまいました。マーリンは広大な海を、ニモは水槽という限られたスペースでそれぞれ奮闘し話が進んで行き、それらの場面転換もスムーズで、飽きさせない構成を作るべくストーリーをよく練っているんだなぁと感心しました。登場するキャラクターたちはちょっとこいつら全員情緒不安定か?って思うくらい訳の分からない言動ばっかりするんですが、まぁそれくらいしないと魚という一見マスコットにはしにくそうな生物をキャラクターとして立たせるのは難しいのでしょう。海の中の描写はとても素晴らしく、特に光の入り方が美しかったです。
[DVD(吹替)] 7点(2015-05-08 12:29:34)
9.  トランスフォーマー/ロストエイジ 《ネタバレ》 
このシリーズ大好きで、前3部作で終わりだと思っていたのでその正当な続編が見られたことがまず嬉しかったです。それだけで(面白いかどうかは別として(笑))高い充足感を得てしまいました。IMAX3Dの映像の迫力はかなりの見応えです。内容はいつも通り空っぽな挙句、ところどころ明らかにスポンサーのCMと思われる唐突な商品宣伝シーンが出てきて、もはやストーリーは「何だコレ?」ですが、だからこそもはや矛盾点など気にせず2時間45分という長時間ただただドンパチやってるのを楽しめました。これはもうスポーツ観戦した時のような感覚に近いかもしれません。目の前で繰り広げられる攻防戦を観戦し、見終わった後は興奮冷めやらぬ状態で「なんだかすごい戦いだったなぁ」と思い出しながら帰る、という感じです。しかし、どうしても納得できない点が。それはKSI社製"改良"トランフフォーマーの変形の仕方。車←→ロボットの変形が粒子状にバラバラになって再構築される、なんてそんな他の映画でも見られるような映像は期待していません(いや、その映像自体それはそれですごかったですが)。そんなのただの"変身"ですよ。見たいのは"変形"なんです。純正トランスフォーマーと人工トランスフォーマーの違いを出す為の演出なのかもしれませんが、様々な細かいパーツが複雑に絡み合いながら変形・移動して姿を変えるのがトランスフォームの醍醐味なんですから、そこだけ個人的には残念でした。
[映画館(字幕)] 9点(2014-08-25 14:34:00)(良:2票)
10.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
正直、当初はあまり興味が沸かず、本作を観る予定はなかったのですが、随所で聞こえてくる評判と連日流れてくる大ヒットというニュースを何となく耳にして「ちょっと観とこうかな」くらいの軽い気持ちで観に行きました。・・・危うく名作を見逃すところでした(笑)ディズニーっぽい王道な展開は今回サブストーリー程度に留められおり、メインはあくまでも姉妹の絆の物語です。ありがちな「真実の愛」や「愛する人とのキス」というキーワードも出てきますが、一捻りあって良い意味で裏切られました。登場人物たちも分かりやすいキャラクターが多く見やすかったです。特にオラフは最高でした。彼のシーンは基本面白いんですが、単なるマスコットではなく、エルサとアナを繋ぐ重要な存在としても描かれています。様々な局面でオラフの体がバラバラになっても元に戻るというのは一見ギャグシーンですが、姉妹の絆はどんなことがあっても修復できるというのを暗に象徴していたのではないかとちょっと深読みしたくなります。そしてやはり特筆すべきはエルサが「LET IT GO」を歌い上げながら魔法で氷の城をつくるシーンですね。エルサの心情が変化する様子を圧倒的に美しい映像と圧巻の歌に乗せて描いていて、「映画館で見る意味がある」と思わせてくれる素晴らしいシーンに仕上がってます。前述の通り元々興味がなかったので予備知識をほとんど持たずに吹き替えで観賞したのですが、エルサ役が松たか子だったというのをあとで知ってビックリしました。日本語でも全く違和感が無く歌も本当に素晴らしかったです。同様に他の吹き替えキャストが神田沙也加、ピエール瀧というのも知らなかったので、観賞中はずいぶん上手い声優さんをキャスティングしたもんだなと感心していたくらいです。映画の後半については、展開が展開だけに挿入が難しかったのかもしれませんが、歌がほとんど無くなってしまったので物足りなかったです。暗く沈んだ雰囲気をミュージカルで表現しても良かったと思います。その辺りが少し残念でした。
[映画館(吹替)] 9点(2014-04-23 14:31:49)(良:2票)
11.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
ディズニーらしい王道のプリンセスストーリーといった印象です。観賞は吹き替えでしたが、歌も良かったですし、映像も美しかったです。不思議な力と魅力を持っているラプンツェルと共に感情移入しながら観ていられますが、ある意味全て予定調和で物語が進みます。それは安心して観ていられるというのはあるんですが、全体的に小奇麗にまとまりすぎて逆に地味に感じてしまったというか、他のディズニープリンセス系の映画に比べるとどこか一つ突出したものがないなぁと感じました。
[地上波(吹替)] 6点(2014-04-23 14:20:08)
12.  モンスターズ・ユニバーシティ 《ネタバレ》 
まず、前作「モンスターズ・インク」がとても完成度の高い作品だったということが前提としてあると思います。前作が一つの作品として完璧と言っていいくらいにまとまっていたので、もし正当な続編を作っていたらきっと駄作になっていたことでしょう。それくらい前作を超えることは困難だと思います。でも、あのモンスターたちの世界をもう一度見てみたい。クオリティを下げずにもう一作作るとしたら、前日譚を描くことは正解だったと思います。今作ではマイクを中心に描かれますが、前作に出てた面々も登場していて楽しめます。ランドールは最初自信がなくていい奴を演じてて、強い奴らとつるみ出して高慢になっていったり(あと、メガネ取ってあの目付きになったり)。ロズも昔からあの雰囲気で、この映画のラストの方で実はすでにあの二人に目を付けていたり。前作で追放されてたイエティも自分で追放の条件言ってたり。「モンスターズ・インク」とのつながりを感じることができます。さて、肝心のマイクはというと、劣等感をモチベーションに変えて誰よりも努力していきます。そのマイクに周りのモンスターたちがどんどん巻き込まれていってドタバタが起きる、という展開はありきたりな感じではありますが、"恐がらせ大会"の最終戦での逆転劇がサリーの不正だったり、人間の子供たちが全然恐がらなかったり、マイクの恐がらせ屋になりたいという頑張りは結局報われません。それでも、最初自信過剰で他人を見下す嫌な奴だったサリー(ランドールと逆)を改心させ、親友・名コンビとなってその後モンスターズインクで活躍していることを考えれば、マイクの努力は十二分な成果を出していると言えます。夢はそうそう叶うものではないけれど、その過程で努力したことは決して無駄にはならない。MUを退学になってしまう二人ですが、ユニバーシティで様々なことを学べたと思います。学生生活、就職、夢・・・何だか他人事とは思えないです(笑)
[映画館(吹替)] 7点(2013-07-08 17:34:19)(良:3票)
13.  モンスターズ・インク 《ネタバレ》 
公開当時映画館で観て、先頃DVDで観たんですが、次の展開気になってついつい観入ってしまう、設定とストーリーがとても良くできた映画だと思います。各モンスターたちに個性がちゃんとあって、彼らがドタバタしながらもしっかり話は進んでいく。見る側を飽きさせない作りになっていますし、なかなかスリリングな展開で楽しませてくれます。まぁサリーたちがピンチに陥っても予定調和的に切り抜けちゃいますが、そこはお子様も観る映画ということで。そしてラスト、最後の最後にほろっとくる演出がまた良いです。余談ですが、この映画を観た直後に某アトラクションに乗ると(おっさんの私でも)めちゃくちゃ楽しいです。
[DVD(吹替)] 9点(2012-11-13 13:09:38)
14.  トロン:レガシー 《ネタバレ》 
スタイリッシュでかっこいい見た目。それだけでした。前作観賞済みだったのですが、似たようなシーン・似たような展開の連続です。かと言ってリメイクなわけでもなくオマージュと呼ぶにはあまりに安っぽくて、何とも中途半端な出来になってしまっています。映像がせっかく美しいのに内容が伴ってない映画です。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-13 13:05:02)
15.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 
ウルヴァリン誕生までの過程が丁寧に描かれていて、本編シリーズを観ていた人にとっては楽しめます。スピーディーにストーリーが進みますが、アクションシーンのピークがヘリコプターあたりだったので、昨今の映画から考えれば視覚効果的にはイマイチでした。あと、お兄ちゃんの立ち位置がよく分かんなかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2012-11-13 13:04:14)
16.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
緩急のバランスがとても良いです。シリアスな場面とギャグシーンが(あくまでアメリカンジョークですが)適度に織り混ぜられて最後まで楽しめました。一作目のようなハラハラする展開があり、二作目のような派手なアクションあり、三作目からリンクする物語ありと、シリーズ四作目にして集大成の如くまとまってました。ドバイでのミッションは文字通り手に汗握りましたし、インドでのパーティー潜入と駐車場の対決も目が離せません。ラストもハッピーエンドと言える終わり方でホッとしました。出てこないのかと思ったいつもの仲間の黒人さんも最後に出てきて何となくホッとしました。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-13 13:01:27)
17.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
3Dのアクションがかなり迫力がありました。見辛いこともなく、かと言ってスパイダーマンのすばしっこさを損なうこともなく、見応えのある映像でした。前3作が好きだったこともあって、新生スパイダーマンには抵抗がありましたが、これはこれで良かったです。ヘタレで情けないピーターを演じるのがあまりにもイケメンな俳優さんだったのでどうかなぁと思ってましたが、ふたを開けてみれば、暗い雰囲気を常に出しててそんなに違和感なかったです。とりあえず観賞後に思ったのは、手首に付ける糸が出るマシーンが欲しいな、ということです。
[映画館(字幕)] 6点(2012-11-13 12:57:23)
18.  カーズ2 《ネタバレ》 
惜しいというか残念というか…。話はしっかり作られてて面白いことは面白いんですけど、やはりスパイ要素はいらないですね。女スパイが空飛んだりメーターがジェット噴射付けてぶっ飛んだり。1作目で車が道を走る素晴らしさを説いてたのにそれを覆すようなことしちゃ駄目でしょう。自由自在に変装するわ銃やら爆弾やら当たり前に出てくるわもう何でも有りになっちゃってます。"車の擬人化"でどこか現実っぽかった世界が台無しです。今作のメインキャラであるメーターですが、ドタバタやりながら何だかんだ活躍する姿を見たいのに、ムチャクチャやらされて主役にさせられてるだけでした。マックイーンの性格も丸くなりすぎてつまらないです。何かのきっかけで昔の尖ったマックイーンに戻っちゃえば良かったのに。「傲慢なルーキーがチャンピオン・マックイーンを見下してレース内外で闘いを挑んでくる」とか。"その程度"の続編で良かったと思います。スパイなんか絡めなくたって、友情物語・成長物語を十分描けたはず。ピクサーだったらベタな内容でも名作にできたでしょうに…。ワールドグランプリというスケールアップした舞台、一台一台違う特徴を捉えたエンジン音やダートで速いWRカー、日本の描き方、パフュームのポリリズムなんかはとても良かったです。前作を見てれば思わずニヤッとしてしまう演出も楽しめました。1作目のファンだからこそ、今作の方向性が残念でならないです。
[映画館(吹替)] 6点(2011-08-18 09:15:11)(良:1票)
19.  ティガー・ムービー/プーさんの贈りもの 《ネタバレ》 
くまのプーさんに出てくるキャラクターたちは、どこか理不尽で、だけど憎めない、それが持ち味だと思います。今作では人の話を全然聞かない(でも自分に都合のいいところはちゃんと聞いてる)ティガーを始め、彼らの個性がよく活かされて描かれていて楽しめました。ところどころキャラクターたちのミュージカルも入ったり、起承転結も分かりやすくて見易いです。最後のティガーとルーのやり取りには思わず感動してしまいました。見終わって暖かい気持ちになれます。
[DVD(吹替)] 8点(2011-07-29 09:56:41)
20.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
面白いかどうかで言えば面白くないんですよねぇやっぱり。大きなところから細かいところまで突っ込みどころ満載です。前半こそ二転三転するような展開で一応ストーリーはあるんですけど、それも何かもう見せ方がゴチャゴチャでふーんて感じになります。シカゴに行ってからはずーっと戦闘だけやって決着ついたらそのまま映画も終了。もっとこう、大団円で終わればいいのに。しかし。しかしですよ。好きか嫌いかで言ったら好きなんですよ。トランスフォームシーン何回見ても飽きないんです。出てくるロボットの質感とかデザインとか単純にかっこいいと思うんです。スポーツカーを意味もなくやたら並べて走らせるのもわくわくするんです。映像の凄さとしては前2作ほどの感動こそないものの、スローモーションが随所に入ってて変形の動きがよく見えたり、トランスフォーマー達の動作や戦闘が洗練されていて、"ロボットアクション"としてかなり完成されてるんじゃないでしょうか。個人的にすごくツボに入る映画なんですよね。
[映画館(字幕)] 9点(2011-07-29 09:25:19)(良:2票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS