1. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
三作通常版、三作エクステンデッドエディションを観ましたが、これだけ時間かけて10点つけないとなんだか自分を納得させられません。というのは冗談半分ですが、最高峰のファンタジー(ハリーポッターシリーズとは段違いでしょう)ですので妥当ですね。エクステンデッドはどこが通常版でカットされたのかが分かり、興味深いです。さらにドラマ要素が高まります。 [DVD(字幕)] 10点(2013-02-19 23:10:37) |
2. 天使にラブ・ソングを・・・
思い出の映画です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2011-08-28 23:16:25) |
3. ワイルドバンチ
時代に追い抜かれた男たちの哀しさ、というようなセンチメンタルなものは微塵も感じさせない。むしろ時代に規定されない生き方そのものが浮かび上がるように思う。この映画は哄笑が全編に渡って響き、それが彼らの生き方を表している。良くも悪くも俗で、現世的で高利的な彼らの生き方は、究極的なまでに純粋であり、それが魅力になっている。同じ1969年に、モデルを同じくする「明日に向かって撃て」が公開されたのは驚くべき符牒である。最後の西部劇、と呼ばれるにふさわしい映画であった。 [DVD(字幕)] 10点(2011-06-22 00:07:53) |
4. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
笑えるどころか鳥肌総立ちでした。怖い映画だ。 [DVD(字幕)] 10点(2010-09-13 13:57:01) |
5. ブロードウェイと銃弾
こんな脚本が書けたら死んでもいい。それは言い過ぎだけど、それくらい完璧。 かなり笑えました。オーバーな演出じゃないのが小粋。 [レーザーディスク(字幕)] 10点(2009-10-07 22:24:06) |
6. バック・トゥ・ザ・フューチャー
まぁ…10点しかないか。 [DVD(字幕)] 10点(2008-11-18 20:28:42) |
7. アマデウス ディレクターズカット
素晴らしい。音楽と、それに関わるモーツァルトという人。サリエリという視点を通していることがこの映画の一番のポイントで、才能のあるサリエリをもってしてもモーツァルトの足下にも及ばないという凄まじい苦悩、嫉妬、劣等感によってモーツァルトの神懸かり的な才能が際立って表現されています。 反面、彼の人間的な未熟さや浪費癖も対比される形で自然と強調され、彼の人間性を浮き彫りにしています。唸るのは、病気になったモーツァルトがサリエリに口述して楽譜を書かせるシーンです。コンスタンツェが馬車で帰るシーンと交互に映されますが、モーツァルトが「ブン、ブン」と声を発するのと同時に音楽が鳴り始め、どんどん音を重ね、オーケストラになるという過程がリアルタイムにわかり、音楽にシーンが引っ張られるような動きが出ています。本当に巧い。 音楽映画の中でベスト。 [DVD(字幕)] 10点(2008-11-16 10:18:44) |
8. ギルバート・グレイプ
最初に好きになった思い出の作品です。ディカプリオの神懸かり的な演技とジョニーデップの抑えた渋い演技が最高です。ジュリエット・ルイスも魅力的で、ストーリーは地味だけど味がある、お気に入りの映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2008-11-16 01:02:25) |
9. ショーシャンクの空に
中学生の時に見て、これで映画にハマりました。思い出の作品です。 [DVD(字幕)] 10点(2008-08-22 23:01:13) |
10. ストレンジャー・ザン・パラダイス
雰囲気が最高。何気ないシーンからにじみ出てくる性格や心理、優しさが心地よい。ちぐはぐさを出すことにかけてはジャームッシュはほんと天才だと思います。これぞ映画。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-09 00:49:57) |
11. 2001年宇宙の旅
この作品ほど映画館で観たいと思った映画はありません。初見は「意味不明な映画」でしたが、回数を重ね、キューブリックファンになった今では「最高の暇つぶし映画」まで評価は上昇しました。 映像美、音楽との一体感、宇宙の描き方、まず映画というものの撮り方自体今でもこれを抜くものは無いと思っています。一つ一つが徹底されています。 私が感じたのは宇宙の偉大さです。これから何回も観ます。 [DVD(字幕)] 10点(2007-11-24 19:23:19) |
12. モダン・タイムス
《ネタバレ》 腹を抱えて笑った、というほどではありませんが、食事のシーンなど思わず声を出して笑ってしまいます。 この映画は人に一番大切なものを示唆しているのだと感じました。 そういえばこれを観るまで「Smile」はコステロの曲だと思っていましたが、チャップリン自身の作曲だったのですね。歌も上手いし、制作から監督、主演、演出、音楽まで全てやってしまう彼の才能に脱帽です。 「Back Up! Never say die.We'll get along」というセリフと、何も無い長い一本道を歩いていくラストの二人の希望に満ち溢れている表情が、機械化への一番の風刺なのだと思いました。 [DVD(字幕)] 10点(2007-09-17 18:30:23)(良:1票) |
13. ゴッドファーザー
ギャング・マフィア映画の最高峰であり、エンターテイメントの最高峰。長さを全く感じさせず緊張感を維持したまま突っ走ります。重厚感やゴッドファーザーの存在の大きさ、最初とラストがつながる感じ、なんとも言えません。大好きな映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2007-07-26 22:13:06) |
14. JAWS/ジョーズ
まぁ文句なし [DVD(字幕)] 9点(2013-07-20 10:29:06) |
15. ザ・マスター
《ネタバレ》 初めに述べておくと、これは傑作である。しかしどうにもつかみどころがなく、この映画を映画に即して観て考えることは非常に困難だ。様々な観点からのこの映画の批評を期待するところである。私は二つの表面的な点だけを指摘しておきたい。まずオープニングから、海。元はふかい青、緑のような色であった海に、船の立てた泡が白く混ざり、何ともいえぬ淡い青になっているオープニングから心をつかまれる。これはオープニングだけでなく、劇中で三度ほど出てきているので、恐らく重要なシーンであろう。船も何度か出てくる。そして被写界深度の浅さである。非常に浅い。特にフレディが最初にコーズの船に乗り込むシーンは、まず手前のフレディ、そしてフレディがぼやけて船、そしてまたフレディ、というように被写界深度の浅さが効果的に使われており、意図を感じる。後半はそれほど浅さを感じることはなかったのも一つのポイントだろうか。全体として、この映画はなんだかよくわからない。宗教団体コーズを描いているが、この映画から宗教的な香りはしない。では世俗的な人間ドラマなのだろうか。恐らくそれも違う。事態はもっと複雑で、恐らくこれは宗教的ならざる神秘性のようなものを描いているのではないだろうか。これは振り返ると「マグノリア」のテーマであったようにも思う。そしてこの映画におけるその神秘は、フィリップシーモアホフマンでも空から降ってくる大量のカエルでもなく、フレディ自身なのである。 [映画館(字幕)] 9点(2013-03-28 19:06:54)(良:1票) |
16. アルゴ
傑作! [映画館(字幕)] 9点(2013-02-06 01:39:53) |
17. グローリー
アメリカにおける歴史として必須。黒人ではなく人としての尊厳を守るための戦いである。 [DVD(字幕)] 9点(2012-07-08 01:07:11) |
18. カイロの紫のバラ
最高の映画。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-18 00:39:15) |
19. スター・ウォーズ
全ての原型がここに。やはり技術はあくまで補助的なもので、メインは見せ方だろう。デススターに突入するダイナミクスはさすが。 [DVD(字幕)] 9点(2011-10-02 23:33:13) |
20. ワイルド・パーティー(1970)
ものすごい映画だった。意外なほど巧みな構成と意外なほどしょうもない最後のまとめは何なのだろう。ヒッピー全盛の時代とドラッグ、セックスといったロックンロールの栄光を背景にした映画は計り知れないエネルギーを持っている。個人的にこの時代が大好きなので、9点献上だが、人には決して勧めない。 昨日を過去だと思わなかったため、明日のことが見えなかった。とは何と素晴らしい箴言だろう。 [DVD(字幕)] 9点(2011-07-31 17:25:11) |