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1.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 アメリカのアメリカによるアメリカのための映画。  戦争賛成派ばかりだと他の国から超ヤベー国だと警戒される。 戦争反対派ばかりだと他の国からチョロい国だと舐められる。 だから両方が混在していることで国の体裁が保たれているとサウスパークで言ってた。  さて、アベンジャーズは共通の敵が出てきた場合こそ結託するが、普段はそうでもない。 変わらず自信満々のキャプテン派と失敗続きでブレブレのトニー派が対立する構図に。 結局このバトルは実質『新キャラお披露目会』で、同レベル同士でやりあう『プロレス』だ。 アントマンとスパイダーボーイの昆虫組は呼ばれた理由すら良く分かっていなかった。 負傷者1名が出たところであっけなく試合終了するムードに正直白けた。  アベンジャーズを内部崩壊させるためのストーリー自体は上手く考えたと思う。 あれだけ圧倒的なパワーに一般人が一撃かますには、あんな気持ち悪い方法しかないのかもしれない。 永遠に続きそうな復讐の連鎖を、曇りなき心で止めるティ・チャラ殿下に敬意を表するも4点。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-04-18 17:44:10)
2.  マイティ・ソー/バトルロイヤル 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 「この宇宙を飛んで輝く 緑巨人よ神話になれ」 ついにラグナロクの生き証人となったハルク兄貴。神々のやさぐれ。 3作目にして、シリアス>ギャグから、おふざけ>>シリアスへと舵を切った、 この転換は非常に良い判断だったと思う。ちゃんと次作には話が繋がっている。  強制ヘアカットで剣闘士らしくなったソー兄貴は、この時が一番カッコいい! 急に帰ってきた姐さんは強くて美しいですね。まさに黒のガラドリエル。 新キャラのヴァルキリーや岩男もいい性格しているし、ミークは可愛い。 サンドバッグに最適な弟はとても頑丈。ロキは投げ捨てる物。  ちょっと惜しいのは、北欧神話についての予備知識が無いと理解が難しいかもしれない。 女神転生やFF、VP辺りをプレイ済みであれば、「グングニルって言ってたっけ?」とか 「あの犬はガルムかな」「レーヴァテインはやっぱり剣か」なんて感想も生まれるのだが。 しかし色々とごった混ぜになった結果面白かった。『バトルロイヤル』のセンスに-2で8点。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-04-12 11:20:24)
3.  アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 「ヘリキャリアでソコヴィアを押すんだよ!」『機動戦士アイアンマン~逆襲のウルトロン~』より。 人間に絶望したターミネーターが隕石落としによって人類滅亡を狙うような話。 しかしトニー・スタークの雑念が入りすぎた結果、悪い意味で人間臭いロボになってしまったのが敗因。 嫌いじゃないです。  系列の中では評価が低いけれども、個人的には見どころは色々あると思う。 ・開始早々、暴れまわるアベンジャーズを追うカメラワーク。 ・『ハルクバスター』のお披露目会。力にはパワー。 ・『ムニョムニョ』争奪力自慢大会。一瞬ギクッとするソー兄貴。 ・キャプテンが落とした『おもちゃ』を拾うためバイクで爆走するナターシャ姉貴。 ・バートンさん帰宅。  残念なのは、敵側のザコ達が弱すぎるように感じてしまうところ。 最終的にワラワラと這い出てくる辺りはゾンビやゴブリンの類のようだ。 しかしあれが廉価版アイアンマンぐらい強かったら、見ていて楽しい画にならないので仕方なし。  なんだかんだでトータル5~6回視聴した。ラストシーンだけワンダが可愛い系メイクのため8点。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-04-10 10:58:51)
4.  キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 "On your left."「左から失礼。」 私がキャップのファンになったのは、この作品のおかげである。 最初は日本語吹き替え→英語字幕と何度も見ているが飽きない。 敵マッチョの挑発に乗って素手のタイマンで勝負する正義マッチョ。 こういうのでいいんだよこういうので。思わずこちらもニヤリ。  超人血清の効果はゴリラに毛の生えたぐらいの物かと思いきや、 想像の2.5倍ぐらい『超人』でした。戦闘機を撃墜とは恐れ入りました。 (エレベーターを)「降りる者はいないのか?」と空気を読む力も超スゴイ。 戦闘マシーンになった(なってない)バッキ―も通り名に恥じない戦いぶり。 そして戦うアイパッチ長官。身体能力ではなく頭脳で切り抜ける所を高評価。  ケイト:可愛い/マリア:美人/ナターシャ:気まずい/と、よりどりみどり の女性陣で全く隙が無い。ひたすら可哀そうなシットウェルもちょっと可愛い。 でも何だかんだ正ヒロインはペギーちゃんなんですよね。出番少ないけど。 この方々、ただ守られるだけの弱い存在ではなく「戦う女性」で更に良い。  アベンジャーズからウルトロンの時代に繋がる正史として素晴らしい出来でした。 キャラもストーリーもカメラワークも全部大好き。文句なしの10点。
[インターネット(字幕)] 10点(2024-04-03 18:18:49)
5.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 「俺が!俺たちが、グルートだ!」 インフィニティストーン絡みでMCUに属してはいるが、単品として見てもいい作品。 登場人物が割と多いのにキャラが立っているので、理解が難しいところは無い。 その分、淡々と自己紹介のシーンが続いてしまう。心に残るシーンも少なめ。  人型生物の肌色がカラフルな上、人外や機械化済も様々で、さながらゲームの映画化。 GBのSa・Gaシリーズにサガフロンティアをぶち込んだかの様なカオスっぷり。 所謂『善い人』は居なくとも、基本『憎めない奴』ばかりで気分は悪くならない。  しかしアメリカ映画のお約束、キレイ所のヒロイン役が赤・緑・青と分散。赤は爆散。 笑顔がチャーミングな青いモヒカンの子がヒロインってことでいいんですかね? 「スターロード」の通り名を覚えてもらえて嬉しそうな主人公もキュート。 古き良きジャクソンの歌声に+2で7点。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-04-02 18:28:45)
6.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 「細けぇこたぁいいんだよ!!」ヒーロー総決戦。力こそパワー。 関連作品を履修済みの人なら楽しめる一作。 或いは『推しメン』を見つけてから遡ってもいいかもしれない。  これだけ濃い面子が揃った中で主役はいったい誰なのか、人によって意見が分かれるところだろうが、 個人的には『ロキ』がキャラとしても際立っていたように思えた。 ノリは軽いがちゃんと敵役を演じている。RPGのボスよろしく、皆からボコられるサンドバッグ。 それでいて戦いに至る理由・倒される理由が明確になっている。そして神。  ハルクやソーの分かりやすい超パワーとは対照的に、飛行能力を持たないメンバー達も 地味に派手なアクションで見せ場を作ってくれているのが嬉しい。 ふらっと一時着地したアイアンマンのビームをフリスビーで反射攻撃するキャップ。 愛と友情のツープラトン…と思いきや、愛は無さそうだった。  スタッフロール後の「お約束」で+1して9点。
[インターネット(字幕)] 9点(2024-04-01 18:18:18)
7.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 「ソーって誰?」というところからスタート。オーディンは言わずもがな有名人。 『雷神トール』だったらこの辺りで疑問に思う事も無かっただろうに、攻めの姿勢を評価する。 この脳筋イケメンがマスターソードを抜くまでのストーリーが度々コメディチックの為、 特に緊張感もなく終始安心して見ていられた。車にはねられる天丼も良き。  しかし良く分からないのがアスガルドの技術力で、進化しているのか退化しているのか。 地球でもそんな甲冑着てたの中世までですよ?アスガルド人の肉体が頑丈だからですか。 ナタリー・ポートマンを起用したことでスターウォーズをギャグでやってる感が出てしまっている。 一方ヘイムダルとビフレストは謎技術のおかげで特に違和感なく受け入れられた。 それにしてもロキのキャラ立ちが素晴らしすぎて、良くも悪くも主人公が食われちゃってますね。  ホーク「撃つのかい?撃たないのかい?どっちなんだい!?」「撃ーたーない!」 このネタのためにカメオ出演したクリントさんに+1して6点。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-02-04 12:14:50)
8.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
【MCU:エンドゲームまで完走済】 3回目を視聴していてやっと気づいた事。私が最も好きなアベンジャーズメンバーは キャプテン・アメリカではなく、スティーヴ・ロジャースだった。 彼は守るために戦っている。ゴミ箱の蓋から始まる『シールド』はその象徴。 貧弱病弱クソ雑魚ナメクジだとしても、手榴弾の犠牲になろうとする精神こそキャプテンに至る所以だろう。 筋肉モリモリ、マッチョマンに変態する前から、彼は既にヒーローだった。  とはいえ、アベンジャーズ世界を楽しむための予備知識として見る分にはちょっと辛いものがある。 私の様にハートマン軍曹やズィム軍曹の罵倒に慣れている物好きでなければ、これはつまらない映画に思えるだろう。 正直、どこが面白かった?と聞かれても言葉に詰まってしまう。 主役のキャプテンの活躍も地味で、赤ドクロは勝手に自滅する始末。 盾のビーム反射効果を生かして、ラストバトルはフリスビーで決着つけてほしかった。 最推しの贔屓で+2して7点。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-02-01 18:04:04)
9.  アイアンマン 《ネタバレ》 
 【MCU:エンドゲームまで完走済】 アベンジャーズ関連映画を見るまでアイアンマンの事はほぼ知らなかったので思い入れは何も無し。 しかし終わってみれば、この1作目が一番良かった。 ミサイルの材料から作る初号機が無骨でカッコイイ! その後も失敗を重ねながら完成されていく過程にワクワクさせられる。 最初はダサいと感じていた金+赤のカラーも、トニーを知っていけば「これしかないな」としっくりくる。 序盤では(わざと?)地味に映っていたペッパーが青いドレスを纏った時から美女オーラ全開でやられた。 残念だったのがラスボスの死にっぷりで、こういうスッキリしない結末が今後も続いてしまう。 大リアクター解放→2体共に上空へ吹っ飛ぶ→凍結するモンガーに対し「こっちは解決済みだ」とズバッと撃破→施設に落ちて爆散。こういう展開だったら、ちゃんと主人公が倒した感が得られたと思う。しかしこの辺は日本人的な感性かもしれない。 エンディングで1人だけ立ち上がらない女性記者に拍手。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-01-31 18:09:54)
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