Menu
 > レビュワー
 > 亜流派 十五郎 さんの口コミ一覧
亜流派 十五郎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1925
性別 男性
年齢 56歳
自己紹介 最終投稿日みたら10ヶ月くらい投稿してないや

そろそろ映画もマンガも投稿開始しなきゃ



表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
少々甘いかもしれないが満点、この監督には良いツボ、好みのツボを突かれるのでどうも点が甘くなる。オープニングのグロな映像から引き込まれ、パリの雰囲気、衣装、映像、音楽とすっかりハマリ込みました。生まれた時から人間らしい扱いを受けずに育った香りを持たない主人公、この彼が自らの持つ特殊な技能、自らの存在証明のため、究極の香りを探求するあまり殺人を繰り返してゆく。明確なポリシーを持った犯罪者によって生み出された究極の香りは人々を官能と幸福の世界へと誘う。彼の殺人は、究極の香りの効能を知った上での計画的な完全犯罪であり、その目的を達成した彼は、自らの存在価値を失い、自らの生まれた地に還ってゆく。最後の女性との間に愛が生まれれば何かが変わるのでは?という淡い期待すら打ち砕く犯人は、香りの求道者であり、この見事な犯罪者と共に、香りという映画で表現しづらい表現を見事に映像で香りを表現しきっていることに感服。
[映画館(字幕)] 10点(2007-03-18 23:13:15)
2.  ベイビー・オブ・マコン
大掛かりな舞台装置、凝りまくってる美術、華美な衣装とグリーナウェイワールド、二重三重の劇中劇の中で、どこまでが芝居どこからが現実なのか、常に意識させられる。そんな意識を人間のエゴや欲望が渦巻く強い毒が自分の感覚が完全に麻痺されてしまう。その頭がクラクラしそうな感覚がラストでは一転スカッとさせられ気分爽快、最高です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-27 23:57:53)
3.  アンダーグラウンド(1995)
戦争やイデオロギーを一人の男を通して滑稽であり、風刺的に描きこき下ろす。大変面白く、興味深く、馬鹿馬鹿しく、悲しい作品でした。母国であるユーゴスラビアの内戦のさなかに、この映画を撮る監督の情熱、意気込み、戦争に対する思いが伝わる映画。
10点(2003-08-05 01:37:05)
4.  ファイト・クラブ
デビットフィンチャーの最高傑作。よくオチがわかったとか云われるがバレても全然観れるし楽しめるし、そもそもそんな事を問題にするのがナンセンス。ファインチャーらしい映像と世界観、倫理観などを楽しまなきゃ。
10点(2003-08-04 11:28:25)(良:1票)
5.  ヘヴン
無駄なセリフに音楽すらも排除し、オープニングの街、列車の疾走シーン、大きな木へたどり着くシーンなど常に天から見下ろすような空撮によるきれいな映像を見せ付ける。愛する者を奪われた復讐、犠牲者への想い、自分への一途な愛、親子の深い愛、様々な愛が静かにスパークする。最初に2人が隠れたのは屋根裏部屋でしたがラストはスパークした愛が一気に天へ昇華していき、対照的に地面からいつまでも天を眺めさせる。
9点(2003-12-16 19:35:39)
6.  アメリ
小ネタ的なユーモアあふれる悪戯センスがすっごくいいですねえ。パリ在住庶民派オードリーのローマの休日的で大好きです。ジュネ監督がこんなかわいらしい映画を撮る事にも驚き。結構ロマンチストなんですねえ。あと音楽も最高です。
9点(2003-06-04 23:21:20)
7.  炎のジプシー・ブラス 地図にない村から
最近友人に言われて改めて気が付いた事、私はホーンの効いたバンドが大好きである。もちろんこのファンファーレ・チォカリーアも一瞬で虜にされた。アンダーグラウンドから何年たったんでしょう。教会もないルーマニアの片田舎のジプシーの村のただのおっちゃん達が世界を音楽で魅了する。世界を旅して成功した彼らが得たものは小さな教会と小さなバンドマンってのがいいです。世界の都市でゲリラライブを始める彼ら、何処の国でもとても好意的で絵になるのに、渋谷だけは絵にならず警察まで登場、嫌いな東京がダイレクトに映ってました。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-20 00:36:36)
8.  ゴーストワールド
オープニングの曲と映像が大好き、昔の日活映画みたいでかっこいいっす。イーニド見てると近親憎悪のような感情が湧いて、自分と似てるなあと思ってしまう。ホントダメなヤツなんよ、でも憎めないんだなあ、友達にはなりたいが恋人にはなりたくない。自分がもし高校生ぐらいだったら10点付けるんだろうなあ。
8点(2004-05-16 21:21:52)(良:1票)
9.  ダスト
マケドニアとニューヨーク、白人ばあちゃんと黒人の若者、生活、習慣、環境などまるで違う2人の人間の心が通じ合い一つの伝説が生まれた。ちょっと点数甘い気もするが何か好きで惹かれる映画。
8点(2004-04-21 23:57:06)
10.  スコルピオンの恋まじない
面白いし、安心して楽しめる全てにおいてアベレージの高い作品。ラストの女性が生まれながらの役者っぷり、女性の怖さを思わせるオチ、女性に悪態つきながらも、所詮男は女性に敵わないというウディアレンらしさが良く出ている。
8点(2003-12-16 21:09:42)(良:1票)
11.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
良くまとめられた無駄のない映画で、死刑制度、冤罪事件と普通に語れば重くなりがちなテーマを、サスペンスタッチに死刑執行までの時限性を持たせ入り込み易くしている。死刑囚から冤罪のヒーローになる事によって、かつての嫌疑までも晴らし偉大な父となる者と自らの死期が刻々と迫る事を悟り、ライフワークである死刑制度問題に一石を投じようとする者、見事な完全犯罪でした。ラストシーンは見事で、哀しく、ズシンと響く映画でした。
8点(2003-11-29 23:15:23)(良:1票)
12.  未来は今
全ては円である。輪廻転生、陰陽五行、因果応報なんじゃそりゃ。でもなんか好き、ティムロビンスのバカ顔がかわいくって良い
8点(2003-11-16 18:48:02)
13.  ティコ・ムーン
映像と世界観コレが全て、感覚的に好きです。
8点(2003-11-01 09:29:59)
14.  シカゴ(2002)
食わず嫌いなミュージカルですが非常に面白かったです。レニーはキュートでこんなにかわいかったけと思いました。彼女はずい分ダイエットしたんでしょうか。想像以上にパンパンなのがキャサリンでした。グラーマーを超えてましたが役的にはあれも迫力あってOKかな。ベビーフェイスとヒールの対比もがお決まりではありますがはまってました。ただリチャードギアがダメですねえ、ニヤケ面がどうにもひどくって参りました。オールザットシカゴってな感じです。
8点(2003-05-26 14:23:53)
15.  レ・ミゼラブル(1998)
子供の頃、親から原作を読みなさいといわれても「ああ無情」って言うのが辛気臭くて読む気になれませんでしたが、こんなに面白い作品だったとは、一度読んでみます。やっぱり元がいいといい映画になるんですねえ。ちょっと納得しない部分もあるのだが原作読んで確認してみます。
8点(2003-05-26 00:20:47)
16.  ボウリング・フォー・コロンバイン
アメリカ人にとって銃を所持するということは憲法に保障された自由と民主主義を守るための権利である。アメリカ人誰もが云う「自分の身は自分で守れ」この思考が家族、町、州、国、世界へと飛躍していくわけで、政府やマスコミが煽る恐怖についても、共産主義仮想敵国時代は専守防衛でありながら裏で糸引き他国にちょっかいを出し、911以降はテロの恐怖をあおり先制防衛へと進化していく。この国は大統領でもおそらく止める事は出来ない国であろう。そんななかで映画が少しでもブレーキ役になればと信じたい。コロンバイン高校の悲劇には確かに涙したが、個人的には日本人留学生射殺事件の服部君の悲劇、特にピアーズ被告は陪審員が白人ばかりだったため?無罪このこと等を思い出したりもした。わが国はと言えば、秀吉の刀狩り、明治の廃刀令により市民が武器を持つことが許されない国であり、しかしそんな日本を誇りに思います。
8点(2003-05-22 21:56:07)
17.  ゴスフォード・パーク
登場人物が多いので最初はちょっと戸惑いますが、大きなストーリー自体はゆったりとした流れなのでついて行く事ができた。登場人物一人一人にちゃんとエピソードがあり、端役さえもちゃんと生きている映画だった。犯人探しのミステリーではなく、人間ドラマだった。
8点(2003-05-12 15:02:47)
18.  マンダレイ 《ネタバレ》 
白人で美人で鼻に付くほどの甘い理想主義者、二コールがハマリ過ぎていただけにパワーダウンした感は否めない。先人の知恵を無視し、自らの理想に邁進し、時には使いたくない権力をも行使したのにもかかわらず、やがて現実は破綻していく。コントロールしていたはずの”バカな黒人たち”に騙され、駒として利用される。そんな”バカな白人美人”が似合うのはやっぱり二コールだ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 23:25:57)
19.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば
ケビン・スペイシーは流石ですね、自分のツボを良く心得てるからバシッとハマっちゃって光まくりですよ。ボビー・ダーリンが実在の人物かどうか関係なくなってしまう程スペイシーが存在しまくりです。ボビー・ダーリンはこの映画見るまで知りませんでしたがポップスも歌えば映画に出たり、ロックもR&Bも歌うし果てはフォーク、カントリーって笑っちゃうような人生面白すぎです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-04 23:37:08)
20.  ヒトラー 最期の12日間
滅び行く組織は何処の国でも変わりないね。何のために戦うのか?誰のために戦うのか?本来は国や国民のためであるはずであるのに、いつの間にか為政者のため、プライドのために成り下がっていく。ナチスドイツを肯定する気は無いが本作内でも語られるよう第1次大戦での屈辱的な降伏、2度と降伏したくないという気持ちがナチスを生み、ヒトラーを支持し2度目の降伏、国家分裂、民族分断に至る。ヒトラーに戦争責任は当然あるわけだが、彼を猛烈に支持してきたのはドイツ国民でもある。9・11総選挙投票後に本作を見て、飯食って家に帰って来たら小泉自民党の歴史的大勝利。う~ん、右寄りだと思っている私でもちょっとコワさを感じる一日。
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-12 20:36:10)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS