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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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【製作国 : ドイツ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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101.  ルナ・パパ
「アメリ」と「ミルクのお値段」と「黒猫・白猫」と「カンダハール」、そして「UFO少年アブドラジャン」(観てないですけど…)を合わせた様な毒のあるファンタジック・コメディ。ちょっと考えただけでこれだけの映画を連想してしまうんだから、確かに新味はないかもしれない。本作に独特の雰囲気をもたらしているのも監督の才能等ではなく、偏に日本人に全く馴染みの無いタジキスタンのシュールで美しい風景とロシア語の響き+チュルパン・ハマートヴァの(日本だけで受けそうな)キュートで過剰な色気だと思う。でも、もちろん日本人の私にとって好みの映画なのは間違いないです。ところで、基本はドイツ映画だと思うんですけど、どういう経緯でタジキスタンが舞台で、しかも日本までが製作に咬んでいるのかが知りたい…、6点献上。
6点(2004-08-19 19:40:57)
102.  バレエ・カンパニー
映画の紹介にはネーヴ・キャンベルが主人公のストーリーらしき物が書かれていますけど、はっきり言って本作にはストーリー等ありません。ロバート・アルトマンお得意の群像劇にさえなっていない。アルトマンの興味はジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのダンサーやバック・ステージにも無く、完成された舞台そのものにしかない。従ってこの映画は「劇映画」ではなく、「ドキュメンタリー」でもなく、ジョフリー・バレエの「ライヴ映画」となってます(その舞台も、私には前衛的過ぎる作品ばかり)。本物を観る良い機会かもしれませんが、これはバレエ通の方にしかお薦めできません、4点献上。
4点(2004-08-07 00:32:02)
103.  ハンネス、列車の旅
(↑)よくもこの映画のビデオ・DVDに「逃走特急/インターシティ・エキスプレス」なんてタイトルを付けられたと思う。パッケージに書かれてるコピーも「時刻表<ダイヤ>を駆使して、最速ルートで逃げ切れ!」とサスペンス・アクション風。デザインも「大陸横断超特急」みたい。本作は全くそんなことの無い、時刻表マニアの中年男がドイツからフィンランドへ旅するだけの一風変わったドイツ製ロードムービー。映画のプロットだけ考えると、どうしてコメディにしないでこんな物悲しい雰囲気の映画にしたのかが解らない。物語的に暗くは無いけど、何かどんよりしちゃう映画です、5点献上。
5点(2004-07-29 11:15:58)
104.  青い夢の女
もちろん本作も単純なミステリー映画等ではなく、かといってコメディでもサイコ・サスペンスでもない(その全てでもある)。そして事の顛末を一切明かさないまま劇終を迎えてしまう(一体誰が彼女を殺したの?)。全てが夢の中の出来事の様な、何とも形容し難い不思議な映画。物語上ほとんど「女性」は描かれていないにも関わらず、オープニングとエンディングで思いっきりクローズ・アップされる絵画の女性器の意味も不明。だからと言って決して観念的映画でもなく、観ている間は美しい映像も相まって飽きることはない。でも観終わった後、今一つすっきりしませんでした、5点献上。
5点(2004-07-09 16:14:56)
105.  戦場のピアニスト
本作は戦争と人種迫害を俯瞰で描かこうとせず、一人の普通の人間の目の届く範囲だけから描いていく。しかし、その一人の人間の目線から戦争の全体像から細部までが明瞭に炙り出されていく(手抜かり無いディティールが見事)。日々のごく普通の営みが、ある日を境に死と隣り合わせの日常へと変化し、死が当たり前となった数年間はシュピルマンにとって生きることが全て。そこに余計な怒りや悲しみ、ましてや名誉や諦念など存在しない。地獄の中でのサバイバルは全てが余りにも幸運な、文字通りの奇跡でしかなかった。あと、ロマン・ポランスキーがここまで堂々とした演出をしていたことにも驚きました。劇的効果を極力抑えてありながら劇的な作品となって結実しています。これも一つの奇跡でしょうか、7点献上。
7点(2004-06-03 15:04:18)
106.  マーサの幸せレシピ
確かにこの邦題から私が受けたイメージと実際の中身には相当な乖離があった。しかも神経質でカウンセリングを必要とし、「食べることが嫌いな」、そして多分「食べてもらうことにも喜びを見出せていない」女性シェフ(腕は良いらしい)が主人公ときては、親を亡くしたとはいえ四六時中ふて腐れた子供共々、そこに私を幸せにしてくれるレシピなど見つかろう筈もない。本来ならリナと交わることにより、人間として、女として、そして料理人として一皮も二皮も剥けていくマーサを描くべきなのに、どうも彼女に成長は見られない。彼女の出したラストの結論にも私的には疑問です、5点献上。
5点(2004-05-25 23:09:02)
107.  es[エス](2001)
それにしても人間って、こんなにもいきなり豹変するんですかね。人は心のどこかに常に冷めた部分を持ってるもんだと思うんですけど、心全体をあっという間に「ごっこ」に支配されてしまうとは…。有名な「監獄実験」がベースになっており、実際もそうだったとしても、にわかには信じられない内容です。「ごっこ」でこうなってしまうということは、スキャンダラスなイラク人捕虜の虐待なんて当然のことなんでしょうか。そして実際の刑務所に於いても…。いやぁ、怖い怖い。…しかし映画として面白いかと問われると、個人的には全てが唐突に感じられて、かなり微妙な印象でした、6点献上。
6点(2004-05-05 00:03:16)
108.  グッバイ、レーニン!
一夜にして資本主義化されてしまった世の中で旧体制を再現することは、文字通りの社会主義のパロディ。同時に、社会主義の理想を再現することで資本主義にアイロニーを捧げることも忘れていない。しかし、本作の主題は政治的な部分では無く、母子相互の思いやりにあったので、マザコンの気の全く無い私は少し拍子抜けしてしまった。もっと毒気とドタバタを期待してました。そんな文句を書きつつも、ヘリコプターに運ばれるレーニン像が母親に向かって助けを求めるが如く通り過ぎるシーンには鳥肌が立ってしまったし、充分観る価値のある良い映画だと思います、7点献上。
7点(2004-02-28 01:52:05)
109.  クジラの島の少女
ほとんど「原住民」の直系の子孫だけが住んでいる筈の島・日本に於いて、その伝統は風前の灯だなぁ…。本作を観たらそんな事を思い、マオリの伝統継承を羨ましく感じました。クライマックスは【ドラえもん】さんの様に「風の谷のナウシカ」みたいな印象を受けました。ところで、アカデミー賞にもノミネートされたというケイシャ・キャッスル=ヒューズ、何より彼女がイイ! 良過ぎる! 舞台でポロポロ泣く所なんか、【キノスケ】さん同様、私も貰い泣きしてしまいました。どことなく雰囲気が愛しのミシェル・ロドリゲスの様だし、将来が楽しみです。この点は彼女に捧げます、6点献上。
6点(2004-02-20 01:07:34)
110.  13F 《ネタバレ》 
雰囲気作りでは「ガタカ」はもちろんのこと、(好みで言えば)「ダークシティ」にも遠く及ばないと思う。それに、私は直ぐに主人公自身がバーチャル人格であると看破してしまった上、生身の肉体への人格憑依も読めてしまったので驚きも無い(ま、両方ともSFでは使い古された題材ですけど…)。話がバーチャル空間内だけに限定され、ほとんど現実との接点の無いまま進んでいくので、哲学的命題や純粋プログラムの苦悩に迫らずに終わってしまうのも中途半端な印象。どうせ地味に作ってあるんだから、もっと内向的映画にすれば面白かったと思います、5点献上。
5点(2004-01-09 14:56:51)
111.  15ミニッツ 《ネタバレ》 
コメディなのかシリアスなのか、社会派作品なのかアクション映画なのか、そもそもこの映画のテーマは一体何なのか? 脚本も定まってなければ、演出プランも宙ぶらりんのままで、最初から最後まで何をしたいのかさっぱりと理解できない仕上がり。ラストの犯人の死んだ振りにはどう反応して良いのかさえ判らず、唯々唖然とするばかり(これって素直に笑えばいいの? どっちかと言うと怒りが込み上げてきたんですけど…)。単にデ・ニーロが死ぬとゆー事だけが売りじゃ、余りにも寂し過ぎます、4点献上。
4点(2004-01-04 12:24:27)
112.  スパイダー 《ネタバレ》 
こんなの納得いきます? 私もラストの展開には「そうだったのか!」ではなくて「え~っ! こんなのアリ?」って感じです。どうすれば最初の犯人がこういう行動をとると的確に予測できるんでしょうか? ここで本作の物語は大きく破綻してしまっています。唯一の収穫は皆さんご指摘のモニカ・ポッターでしょうか。初めはつまらない女優にしか見えなかったんですけど、ラストの悪女振りには痺れました。特にキスした後に唇を舐める仕草が最高。彼女こそが本作のタイトル「スパイダー」ってことだったんですかねぇ…、4点献上。
4点(2003-11-30 05:09:51)
113.  レッド・ドラゴン(2002)
もう少し新たな脚色がされてると思ってたので、「刑事グラハム/凍りついた欲望」とほぼ同じ展開だったのには驚きました(ま、同じ原作なので当たり前ですが…)。しかし、無理矢理にでもレクターの登場シーンを増やそうと腐心した所と、夫婦の葛藤とかを割愛したことによってグラハムの苦悩を薄めてしまったのは良かったのか悪かったのか…(また、グラハムの捜査も感応型ではなく、プロファイリング風に変更されてました)。私も「ハンニバル」には否定的なコメントを書きましたが、一本の映画として見れば、リドリー・スコットの作家性がある分、本作よりも優れていると思います。本作は基本的に原作と「羊たちの沈黙」のイメージにおんぶに抱っこで、単なるコピーとしか見えませんでした。ラスト・シーンも余計です、5点献上。
5点(2003-11-02 03:49:22)
114.  アンダーワールド(2003)
吸血鬼一族と人狼一族の戦いに禁断の恋を交えたアクション・ムービー。一緒に観た女性が「デビル・メイ・クライ」にそっくりだと言ってましたが、私はそのゲームを知らないので問題無し、と思いきや、私にとってもこの映像や超身体能力のワイヤー・アクション&CG等は見飽きた物ばかり。ってか、吸血鬼と狼男の戦いがほとんど銃撃戦ってのもどうかと思う。唯一の救いはケイト・ベッキンセール。「パール・ハーバー」の下品な尻軽女からは想像もつかないカッコ良さで、哀しみの女ヴァンパイアを演じてます。黒のレザー・スーツはキャリー・アン・モスよりも断然イケてます、3点献上。
3点(2003-10-25 15:49:59)
115.  シカゴ(2002)
確かに上質のステージを観せられた様な雰囲気を味わう事は出来ます。しかし、それはあくまでも雰囲気であって本物ではない。全てのミュージカル・シーンが繰り返しステージで演じられるという設定をそのまま映画化してしまっては、単に舞台を撮影したのと何ら変わらない。「ムーラン・ルージュ」の後でこれをやられても、「シカゴ」という題材以前に、映画としてはかなり凡庸な仕上がりに見えてしまう。だったらいっそのことオリジナルの舞台をそのまま撮影して、それこそ「本物」のパフォーマンスを観せて貰った方が良かった。賛否の激しい「ムーラン~」に比べると、やけに評価が高いのが気になりますが、「シカゴ」という題材と、アカデミー賞も納得のゼタ=ジョーンズの迫力に、6点献上。
6点(2003-09-28 07:00:31)
116.  8 Mile
確かに本作は、いわゆる「アイドル映画」の一段上に位置する作品に仕上がってると思います。全編手持ちカメラで貧しい地域の日常を描いているにも拘らず、きっちりと画が完成されて映画が安っぽくなってないし(この辺が邦画との決定的な違い)、エミネムのハンサムさと演技力にも驚きました。キム・ベイシンガーの疲れ切った母親ぶりも、ブリタニー・マーフィーのアンチ・ヒロイン的なアバズレぶりも良かったです。しかし、ストーリーそれ自体は特に目新しくは感じられませんでした。それにしても、ラップは音楽ではなく「言葉」なので、英語が聞けないのは辛い。そこ彼処で繰り広げられるバトルをストレートに聞けたら、もしかしたら自身の評価ももう少し上がるのかもしれません、5点献上。
5点(2003-09-28 06:58:32)(良:1票)
117.  10日間で男を上手にフル方法
もしかして本作は女性向けというよりも、むしろ男性向けに作られているのではないでしょうか。ケイト・ハドソンがこれでもかと繰り出す「上手にフル方法(ってか、こりゃどう考えても「フラれる方法」)」の幾つかを、実際に経験した事のある男性は少なくないと思います。女性自身にも少し胸に手を当てて考えて貰いたい。中盤まではそれなりに面白く観れるラヴ・コメディでしたが、男の実家に行くという時点で凡百の映画の中に埋没してしまいました。主人公の挑戦を逃げと評価したマシュー・マコノヒーの態度も気に食わないので…、5点献上。
5点(2003-09-28 06:57:11)
118.  フラッド
この洪水はどうやって撮影したんでしょうか。ま、当然セットに水を張ったんでしょうけど、それにしてもこの水浸しの巨大なセットは大変だったでしょうね。俳優さん達(おっと、ここにもいたかミニー・ドライバー)も全編濡鼠で、乾く暇も無かったんじゃないでしょうか。映画としては災害パニック物じゃないので迫力という点では物足りないし、「ダイ・ハード」型のストーリーとしては町全体が舞台なのと相手が単なる強盗なので緊迫感も薄い。着想は良かったのかもしれませんが、中途半端で終ってしまったのは残念です。という訳で、4点献上。
4点(2003-09-28 06:42:02)
119.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
ダークでアダルトな雰囲気が「多少」アメリカではウケたらしい原作コミックも、手塚治虫の子孫である日本人の私にはちっとも面白くない。「ブレイド」の監督だったからでしょうか、それと比べれば映画版は遥かに面白く仕上がっているとは思います。“extraordinary gentlemen”を召集する話はジキル博士の部分意外はすっぱりとカットし、異能の面々が既に集まっている所から話はスタート。そしてVFXを駆使したシーンがあれよあれよと続き、映画は意外な程あっさりと終わってしまいました。きっと古典SF・怪奇小説のファンの方ならもっと楽しめるのだとは思いますが、私的には出尽くしたVFXの集大成程度にしか感じられませんでした。ハイド氏なんか、もろハルクなんだもん、5点献上。
5点(2003-08-14 07:49:33)
120.  ターミネーター3
一作目は面白いB級映画、二作目は多少間延びしたA級アクション映画と、前作を特に神聖視していない私にとっては、確かに前二作には劣るものの、それなりに面白いアクション映画でした。特に「実写」の迫力が十二分に感じられるオープニングの(お約束の)大型車アクションには大満足です。ヘリコプターに押し潰される人(って、人じゃないですけど…)という映像も初めてだった様な気がします。それにしても皆さんご指摘の、コリン・ファレルを潰した様な顔のジョン・コナーには少しカリスマ性が足りない様な気は私もしました。そしてラストの展開には私も吃驚仰天です。まさかこうなるとは…。こりゃ完璧に「4」がありますね(宣伝コピーはこれに決定→「今度は戦争だ!」)、6点献上。
6点(2003-08-14 06:35:10)(良:1票)
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