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C-14219さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別 男性
メールアドレス ssskzep@hotmail.com
自己紹介 映画を観るぞ!

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1.  モーターサイクル・ダイアリーズ
「尊敬する人は?」と聞かれる度に、「チェ・ゲバラ」と答える自分にとっては、もう見たくて仕方なかった映画。(別に左巻きの人間ではないです) この映画は、『世間知らずの医学生エルネスト・ゲバラ』が主人公なので、巷に溢れる『ベレー帽を被り、鋭い眼差しで何かを見つめるチェ・ゲバラ』のイメージを持って見始めると、肩透かしを食らうと思う。 しかしチェ・ゲバラを、不器用でバカ正直な、一介の医学生として描いているが故に、かえって彼の天性というか、特異性が伝わってくる。 このエルネスト・ゲバラという青年は、別に徹底的に共産主義を叩き込まれたわけでもなく、近しい者が活動家だったわけでもない。ただ、現代の自分達と同じように『この世界は何かおかしいんじゃないか』と、小さな疑問を抱いている一青年だ。 その小さな疑問は、気紛れで始めた貧乏旅行で、南米各地の『弱者』と呼ばれる人々と接していくことで、次第に増大していく。 ペルーのマチュピチュ遺跡でのエルネストの表情は、個人的にこの映画での一番の見所だと思う。 アルゼンチンで「彼女に水着を買っていかなきゃ」とニヤけていた男が、マチュピチュ遺跡に腰を下ろし「銃なしで革命?不可能だ」と鋭い瞳で呟く。この両者の劇的な表情の変化には、鳥肌が立った。どんなに世の中の暗部に触れたとしても、実際に彼らのために表情を変えられる人間は、まずいない。どこまでも不器用、純粋なエルネストだからこそ、そうすることができたんだろう。 あの表情の変化が、共産主義が敗北した現在も『自由の闘士』として尊敬を集める理由や、キューバの指導者となりながら、まだ圧制や搾取に苦しむ他の国を救うために革命運動に身を投じ、志半ばで斃れた理由、その全てを物語っているように思う。 映画としては、正直2流の出来であると思う。 しかし、この映画が描く『どこにでもいる青年エルネストが、革命の戦士"チェ"・ゲバラになった』という事実は、『お前たちにも何かできるはずだ』と、自分に語りかけてきているような気がした。革命なんて大袈裟なことは言わなくても。 意味も分からず、彼の顔がプリントされたTシャツを着ている人々にも、ぜひ観て欲しい。 きっと、そのTシャツはもう着られなくなるだろうから。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-28 10:22:39)(良:1票)
2.  グッバイ、レーニン!
「素晴らしいわ」が全てを物語っている。社会主義は資本主義に敗北した。しかし目の前に映しだされているのは、社会主義がついに到達した理想の世界。そして傍らには、自分のためにそんな世界を創造してくれた息子。母親の言葉は、全てに対しての賛辞だろう。この映画には、西側諸国が唾棄してきた社会主義という理念が根っこに持っていた純朴さ、にスポットが当たっている。一夜にして資本主義なだれ込んで来た東ドイツ。果してそれは本当に幸せな事だったのだろうか?アメリカは、日本は本当に豊かな国だろうか?「西側的退廃文化」は’90年代から確実に社会的病理を生み出し始めた。現在、旧東ドイツ地域の失業率は20%以上とも言われる。「今こそ我々は手を取り合い、次なる世界へと飛躍するのです。」S・イェーンの言葉は、資本主義の水にどっぷり浸りきり、他を顧みることのなくなった自分達に向けられたメッセージなのだろう。
9点(2004-10-27 23:01:05)(良:1票)
3.  ベッカムに恋して
デーブ・スペクターが「日本以外の全ての国でヒットした」と宣っていたので、その言葉を信じて観てみれば、なるほど、良い映画じゃないの。映画としての出来はあんまり良くないかも知れないけど、「プロを夢見るスポーツ少女が様々な障害を乗り越えて云々」というありきたりな題材を「だってインド系だから」という、突拍子もない、しかしものすごい説得力のあるシチュエーションに置いたところが巧い。テンポも良いし(良すぎる?)、全体に明るい雰囲気もイイ感じ。親父も格好良かったぞ。デーブ・スペクター、褒めてあげよう。しかしこの邦題はねぇ・・・自分も邦題でひいちゃったクチなんで。
8点(2004-04-20 15:31:00)(笑:1票)
4.  ノストラダムス
ノストラダムスの予言はまだ生きている、と個人的には思っている。何十年か後、ブッシュやビン・ラディンを遙かに凌ぐ超大馬鹿たれが出てきた時、そいつは1999年7月生、かもしれない。さて、それはそれとして、なんだこの映画。ノストラダムスを「普通の学者」という視点で「普通の映画」を作ろうとした結果、「普通のつまらない映画」になってる。まあ、そうだよね。普通の学者の生涯を普通になぞったって面白いわけがないもんね。
3点(2004-04-06 21:09:17)
5.  GIRLS★GIRLS
清々しいまでの頭の悪さだけど、ドイツ語の語感がなんとなく、この映画の馬鹿っぽさに一役買っている、ような気がする。下ネタ全開の青春映画だけど、同系統のアメリカ映画みたいに「うっ」となるような下品さがないのは良かった。やっぱりそこがお国柄の違いなんだろうか。
5点(2003-12-04 21:34:15)
6.  ボウリング・フォー・コロンバイン
まずは、これから観る人に。これがアメリカの全てではない、と頭に叩き込んでからから観なくちゃダメ。嫌米化するから。2時間10分と、ドキュメンタリーにしてはクソ長い映画だったけど、サウスパークなどの映像も交えて、テンポ良く映画が進んでいくので飽きない。A級のエンターテイメント。メディアが煽る恐怖や洗脳など、日本でもありそうなネタが山ほどある。犯罪を起こすのはアジア系の外国人だと、決めつけてないか?ま、この映画の主題はアメリカの銃社会についてだけど、ある僕の好きな芸人がこの映画を観て、雑誌で「銃によって救われた女の子もいるはずだ」って言ってたけど、それは論点がずれていると思う。その1人を救った、同じ銃が3人殺す可能性のある社会っておかしくないかい?とマイケル・ムーアは言ってるんだよ。しかし、日本がアメリカより暴力の根が深いたあどういう事だ・・・。
9点(2003-10-09 02:21:50)
7.  es[エス](2001)
極限状態における人間の愚かさを描いた作品として「CUBE」にちょっと似てる。モニター室にそんな自由に出入りできるのがおかしいとか、箱の中にドライバーが落ちてるのがおかしいとか、ヒロインの存在意義が「?」とか色々ある映画なんだけど、それでもグイグイ引き込まれます。看守達が狂気に侵されていく過程が不自然でなく、充分に「人間って怖い・・・」と思わせてくれます。あの看守のリーダー格は、元々なんかコンプレックスか何かあって、おかしい人間だったんだろうね。個人的に、終わり方が何となくしっくりこなかったんですが・・・まあ大した問題じゃないです。とにかくここ数年ドイツ映画は元気だ!!
9点(2003-09-27 07:46:56)
8.  レッド・ドラゴン(2002)
素晴らしい。レイフ・ファインズがレッド・ドラゴンの狂気と哀しみを完璧に表現している。この映画は彼が堂々の主役。レクター博士の出番が少ないのも全く気にならない。作品全体の雰囲気も「羊たち~」に戻ったし、「ハンニバル」にあったエンターテイメント性も上手く取り込んでる。終わり方もものすごく納得がいった。「羊たち~」とどっちが、というのは観る人の好みに任せるっていうくらいだと思う。しかし、こう出来が良いとますます「ハンニバル」は抹殺したくなるなあ・・・。
9点(2003-09-10 03:50:46)
9.  ターミネーター3
個人的不安を一掃。ターミネーターシリーズ独特の雰囲気を踏襲しつつ、戦闘シーンなんかは新鮮。シュワのターミネーターが、ちょっとヤな奴なのも良かった。彼が葛藤するシーンでは泣いてしまったぞ。ラストもあれは予測が付かなかった。難癖を付けるならT-Xに尽きる。ムダに武器付けすぎ。そのくせ弱すぎ。なんとか・ローケンが演技力不足からくる迫力不足。ロバート・パトリックのT-1000とは比べるべくもないけど、「トゥームレイダー2」の予告編を見て、アンジェリーナ・ジョリーが良かったな・・・と思っちゃったい。
8点(2003-07-13 21:27:44)
10.  MON-ZEN[もんぜん]
劇場公開時に迷って迷って結局見に行かなかった。正解。ドイツ人2人のドタバタ珍道中。映画そのものより「外国人の目から見た日本」が垣間見えるのが興味深い。寺に着いてからは眠い一方、寺務長のありがたいお言葉もあまり耳に入ってこない。思わずお経のCDを買ってしまったほど、お経の催眠効果は素晴らしい。
6点(2003-07-03 20:45:58)
11.  神に選ばれし無敵の男
空気の読めないバカの話。「ティム・ロス最新作」にだまされた。ていうか主人公から端役に至るまで、扱いがぞんざい過ぎる。こいつは何で出てくるの、あの思わせぶりな態度は結局何だったの・・・説明してくれ!あとな、シーンをそれぞれポンと置くんじゃなくて、繋げてくれ。ドイツ映画でドイツの監督がティム・ロス以外は東欧系の俳優を使ってるのに、英語を喋るのも訳が分からない。また英語圏の人間じゃないからヘタなんだ・・・6月現在2003年度ワースト1。
2点(2003-06-08 23:46:05)
12.  戦場のピアニスト
んー・・・匿ってもらう、逃げる、匿ってもらう、逃げる、の繰り返しで、今ひとつドーンとくるものがなかった。実話として面白いのはナチスの将校に助けられた話くらいで、後は大戦中の東欧にならどこにでも転がっていた話だと思うし、今まで何度も語られてきたものだと思う。悪い映画ではないと思うけど、カンヌでグランプリ取るほどの映画かというと・・・同じ戦争ものでカンヌのグランプリなら「鬼が来た!」の方が良い。
5点(2003-06-02 21:50:21)
13.  ラン・ローラ・ラン
スタイリッシュ系映画は「映画」を作ろうとして「映像作品」を作ってしまっているパターンが結構多い。この映画は特にそういう感じがした。目まぐるしい画面にするのはスピード感を出すのに有効かも知らんけど、アニメーションはハッキリ言って無駄そして邪魔。新しくしようと神経質になりすぎて、なんだかとてもゴチャゴチャしてストーリーの良さが削れてしまっている気がする。後は皆さんおっしゃるように3回はちょっとくどかったかと。
4点(2002-11-13 03:09:54)
14.  スターリングラード(2001)
とにかく全く関係ない国同士の戦闘を描く制作者の神経がわからん。結局言いたいのは、社会主義、共産主義はゴミだと。冷戦時代に帰れよバカ野郎。映画のことをいうなら、戦闘の描写にリアリティがない、ロシア人とドイツ人が何で英語喋るんだよ。しかも中途半端にロシア語とドイツ語使いやがって。コメディならともかく、シリアス物では許せない。社会主義のロシア人が十字を切るわけねえだろ。恋人ちゃんと死ねよ最後。ああもう、最低だ。
0点(2002-10-15 12:43:51)
15.  パーフェクト・カップル
こういう映画を作ってのける所がアメリカだね。大統領選の仕組みをこれで勉強しました。どこの国でも政治の裏側はダーティーなもんだけど、凄いもんだ。あるマンガで「大統領の椅子の前では人の命などペンのキャップより軽い」っていうセリフがあったのを思い出した。
7点(2002-09-25 08:22:30)
16.  バイオハザード(2001)
思ったよりちゃんと「バイオハザード」してるじゃないか。緊張感が途切れなくてとても良かった。ただ、アクションシーンでミラ・ジョヴォビッチが攻撃する時にいちいちスローになるのはウザかった。2は出るのかどうか知らないけど、出すとして、もしゲームの2を元に作るなら面白くないのが目に見えてるからやめた方がいい。
7点(2002-09-01 22:13:52)
17.  トゥームレイダー
全然要点がが飲み込めなかった。とりあえず浅薄な物だというのはよく分かる。まあ、ゲームネタの映画に何を期待してもいなかったけど。アンジェリーナ・ジョリーは可愛いと思ったけど、あまりアクションに向いてないと思う。
3点(2002-08-09 11:35:10)
18.  オースティン・パワーズ
言うことは三つ。全ッ然笑えなかった。下ネタのオンパレードでげんなり。3まで出るんだから恐ろしいと言うほかない。
1点(2002-08-08 14:16:46)
19.  バンディッツ(1997)
前半はちょっとかったるかったけど、後半はかなり楽しめた。どっかで見たことあるシーンが満載。ラストは・・・何て言うかドイツ映画ってどうして爽やかに終われないのかな・・・。
7点(2002-07-20 08:11:11)
20.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
この映画を観た後、友達と海に朝日を見に行った。もし急死したら天国で寂しいので。「本当に雲の上に座って話をするのかな」という台詞にグッと来た。この映画を観てから飛行機に乗って雲を見下ろすと、ここには見えない違う世界があるのかもと思う。ルディとマーチンが飽きずに海のことを話してるかも知れない。
10点(2002-07-09 00:27:18)
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