1. 閉ざされた森
黒澤明の「羅生門」をモチーフに・・・というのをどこかで読みましたが、それとは関係なく、とっても新鮮な構成になっていて面白かったです。画面が終始暗くて、登場人物が誰が誰だかわからなくなってきてあ~もう1回見ないとダメだ、と途中までは思うのですが、最後まで行くと、きっとそんなことは杞憂に終わります。皆様是非、この謎解きに挑戦してみてください!! 8点(2003-09-24 13:34:10) |
2. 戦場のピアニスト
ユダヤ人迫害のシーンが連続する前半は見ているのがつらかったけど、対照的に後半は素晴らしいシーンの連続で、極限の中にしか生まれない美しさを見ました。最後のピアノの演奏には思わず拍手したくなってしまいました。 10点(2003-09-19 20:56:59) |
3. シカゴ(2002)
映画というより舞台を見たという印象で、迫力満点だったと思います。踊りと歌が中心なだけにストーリーは薄っぺらい感じなのはしょうがないです。一番残念だったのはリチャード・ギア。ちょっと老体にムチ打って頑張っているような気がしました。彼の歌や踊りのシーンはツギハギが多かったような・・・。 7点(2003-09-19 17:27:42) |
4. アバウト・ア・ボーイ
意外にありそうでなさそうなストーリーで楽しかったです。マーカス君がけなげでした。あのステージで歌っていた曲が日本で言うと、どんな曲に相当するんだろうって考えて1人でウケてしまった。 7点(2002-12-10 16:35:19) |
5. ワンダー・ボーイズ
なんか「掘り出し物」を見つけた感じです。3人3様いい味を出してました。個人的にはあの作品全体の感じを最後まで貫いてほしかったような気がします。あの結末はなんだか蛇足。それにしても「スパイダーマン」を見た後にこの映画のトビーをを見ると体つきが違いすぎるのにびっくり・・・。 7点(2002-05-24 18:21:47) |
6. アメリ
すっかりハマッテしまいました。ミステリーっぽい映し方、あの重々しいナレーション、それでいて軽快なストーリー、茶目っ気たっぷりな演出。どれをとってもミスマッチでうまく調和しているような不思議な感じです。アメリをはじめとする登場人物は、一見、非現実的のようでいて、それぞれの「好きなこと」「嫌いなこと」が妙にリアルで納得できちゃったりして、またまた不思議な感じでした。でも何よりも、アメリが水辺で石を投げるシーンとか、パリの町並みとか、1つ1つのシーンが絵ハガキにしたくなるように美しいことがよかったです。 9点(2002-02-01 21:06:36) |
7. ベティ・サイズモア
「ブリジット・ジョーンズの日記」を先にみていたので、もっと笑わせてくれることを期待してしまった。確かに結構グロテスクなシーンもあるし、ストーリーの展開も中途半端だったけど、やっぱり、レニの存在感はスゴイ。 6点(2002-01-30 20:30:41) |
8. ダンサー・イン・ザ・ダーク
「奇跡の海」と同じ監督と聞いて納得。両極端に評価が分かれますよね。不条理なストーリー、ドキュメンタリー・タッチの映像も全部ひっくるめて、この監督とビヨークの作り出した独特な世界はやっぱりすごいと思ってしまう。 8点(2002-01-20 18:59:18) |
9. スパイ・ゲーム(2001)
時間の流れに緊張感があってワクワクしてしまった。レッドフォードとブラピ。実際にも師弟関係ということでぴったりの配役だったかも。 8点(2002-01-14 00:37:49) |
10. 17歳のカルテ
やっぱり賞をとっただけのことはあって、アンジェリーナの演技がピカイチでした。演技は素晴らしかったけれど、イマイチ彼女の病気と性格の境界線がよくわかりませんでした。精神病って日本ではタブー視されがちだけれど、健康な状態のほんのちょっと延長線にあるだけなのだと思わずにはいられませんでした。 7点(2001-11-22 17:18:41) |