1. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 オチはしっかりしているが、サスペンスファンには予定調和の域。そこそこスピーディーな演出も評価できるが、なにせ監督は00年代のホラー史に残る傑作「エスター」を撮った人。過剰な期待をせざるをえなかったためマイナス1点 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-21 02:41:44) |
2. es[エス](2001)
究極のサイコ・スリラーの一つ。一番怖いのはモンスターでも怪人でもなく、人間なのだということをまざまざと思い知らされる。異常人格者を登場させずに、一般人が“規則”に縛られ、集団に“同調”することで狂ってゆく過程が克明に描写される。まさに鬼気迫る終盤が素晴らしい。エンタメとしての衝撃的な展開とリアリティとがしっかりと共存している傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2010-09-21 20:52:46) |
3. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 プレデターが勝ったら人類に未来ありまくり。プレデターと一緒に人間がダッシュして爆発から逃げるという、シュールな光景が見れるだけで6点あげる。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 20:45:09) |
4. エアフォース・ワン
《ネタバレ》 ハリソン大統領、ゲイリーテロリスト、ハイジャックモノという鉄板ヒーローアクションであり、ツッコミどころ満載ながら充分楽しめる一本。でも墜落シーンは初代プレステのCGムービーレベル… [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 20:38:43) |
5. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 M・フリーマンの悪役が珍しくて新鮮。あとはバイオレンスもエロもアクションも適度といったところで、特に毒にも薬にもならない。DAIGOの吹き替えがクソ過ぎ! [DVD(吹替)] 5点(2010-08-20 14:55:25) |
6. ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
目覚めると、体には生傷だらけ、部屋には赤ちゃんやトラが・・・。あまりにも荒唐無稽な設定を、妙にリアリティのある真相の数々が見事に救っていて、無理なく楽しめる良質コメディ映画。進むに連れてどんどんキャラクターに愛情が芽生えてゆくのが素晴らしい。ただし、東洋人のキャラは欧米ではウケるのだろうが……やりすぎな印象。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-17 23:38:19) |
7. インビジブル(2000)
K・ベーコンの悪役集大成的作品。ここまでやるか、とうすら寒くなるし、クライマックスの盛り上がりもなかなか。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-08-17 22:14:26) |
8. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 第五章できっちりと分けた潔さは評価できるし、150分という長さも感じさせなかった。ただし、同じパターンばかりだという印象。タラちゃんはだいぶ丸くなった。ナチス軍人の非情さ、いやらしさを体現したC・ヴォルツの名演に+1点。 [映画館(字幕)] 7点(2010-08-17 22:08:24) |
9. イーグル・アイ
《ネタバレ》 大好きなコンピューター陰謀モノ。アイディアを詰め込みまくったアクションシーン、その見せ場の迫力はさすがスピルバーグ。しかし、ラストの暗殺シーンまでさらりと流しすぎたのはいただけない。充分に楽しめるが、全然印象に残らない作品。 [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:56:35) |
10. アメリ
こんなにオシャレな映画があるのなら、フランス映画ももう少し観てみたいと思わせる。まさにアイディアの洪水。よくもまぁこう手を変え品を変え、バリエーション溢れる映像演出を思いつくものだ。このテの映画に致命的な「こんな女、やだな...」という印象はなくもないが……。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 21:46:39) |
11. アイ,ロボット
魅力的なキャラクター、意外な展開、サスペンス、エンタメ性が全て高度な次元で融合した、娯楽作として洗練された作品。このレベルの作品が一年に何本も出てくるあたりに、ハリウッド映画の底力を感じる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 13:43:29) |
12. エスター
不穏な導入、適度なグロ、戦慄の走る展開、あっと驚く真相、鬼気迫る演技、怒涛の終盤……。傑作サスペンス・ホラーとしての要素を余すことなく詰め込んだ一本。強いて欠点を挙げるなら、前半どことなく観疲れしたあたりか。しかし、中盤以降の“ここまでやるか”と思わせるエスターの凶行の連続と、阻止しようとする母親の戦いにはただただ見入るのみ。とにかく見せ場を畳み掛けるように用意し、これで終わりかと思わせてもまだまだ盛り込んでゆく見せ場の連続が圧巻。アメリカらしいサービス精神に裏付けされている。これにサイコサスペンス的どんでん返しの要素まであるのだから、もはや文句のつけようもない。名作だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2010-08-15 00:57:52)(良:1票) |
13. 未来は今
冒頭の、会社の窓→社長のアップという不自然な切り替えし直後の自殺シーンで、完全に惹きつけられてしまいました。途中のフラフープのくだりといい、映像で魅せるシーンと、セリフで魅せるシーンがしっかりと区別されていて、メリハリがついています。監督は映画を良く分かっている人だと感じた。キャラも皆イキイキしてるなぁ。とはいえ、終盤の展開がちょっと納得いかなかったので厳しめで7点 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 20:45:18) |
14. バリー・リンドン
主人公が経験することは非凡そのものなのに、この淡々とした語り口は何なのか。大掛かり過ぎるセットと大勢のエキストラが全て無駄に思えてしまうほど。しかし、そう思わせることこそがキューブリックの狙いだったに違いない。戦争中に呆気なく死んで行ったイギリス人にも、主人公にも大した差はないということか。映画の持つ虚構性を逆手に取った凄い作品。 [DVD(字幕)] 8点(2009-02-02 01:31:18) |
15. スケルトン・キー
中盤までは地味ながら、後半はスピード感溢れる演出で畳み掛けられる。矛盾点を殆ど感じさせず、どんでん返しを成功させた脚本の完成度も圧倒的。こういう良作があるからホラーを観るのは止められない!! [DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 01:05:09) |
16. ウィッカーマン(2006)
《ネタバレ》 わけのわからないことばかり言ってはぐらかす島の人々、それによって一向に動き出さない話、怒ってばかりのニコラス…。彼が島ぐるみの陰謀にはめられようとしているのは、もはや火を見るより明らか。観るに耐えない作品。 [DVD(字幕)] 2点(2009-01-16 19:23:28) |
17. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 見せ場とアクションシーンの緻密な編集によるシークエンスで構成され、月並みな言い方だが、全く飽きさせない作品。これ以上編集を細かくすると、それこそ「スプレマシー」のカーアクションのようになってしまうだろうから、これがギリギリのラインだと思われる。そういう点でも、スピード感という面では行きつくところまで行ったアクション映画、といった感じ。MI:2などとは対照的に、プロによるプロのためのアクションを魅せてくれた監督に感謝です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-12-14 20:00:50) |
18. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 アクション映画でありながら、ラストのカーチェイス意外に大掛かりなアクションシーンが存在せず、にもかかわらず展開は面白くて、退屈はさせられないというよくわからない映画。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 19:55:37) |
19. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 前半の謎の提示、最初の殺し屋との息つく暇のない対決で期待させられてしまうが、後半がそれに応えられるだけのデキになっておらず、残念。特に、ラストの階段での銃撃戦…あれじゃ骨が砕けてるって。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-14 19:51:52) |
20. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 編集が明らかに意図的・恣意的で鼻につく。ヘストンがかわいそう。 [地上波(字幕)] 5点(2008-12-14 19:38:27) |