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1.  R100 《ネタバレ》 
事前に松本人志監督が「非常に卑怯な映画やと思ってます」「べつに映画を撮ってる気もないんですけど」という『逃げ道』『言い訳』と思われても仕方がない発言をされてました。 それでも『作品が面白い』『(内容は)分からないけど何かグッとくる』であれば何を監督が言おうと関係無いと思っていました・・ が・・実際、観ると『それ以前に単に作りがずさんで、つまんね』という結論でした。 コント的な展開もテンポが絶望的に悪いので、瞬間的にクスッとはしても、 すぐ退屈に戻る感じです(大森南朋がかなり頑張っているのは救い)。 クラブのSMプレイも恐るべき単調ですし、大してぶっ飛んでもいないという中途半端さ・・ ラストの家の前の大合唱はただ閉口しましたねぇ・・。 そして合間合間に挟まれる、実はそれまで観ていた秘密クラブの話は100歳の映画監督が作った映画という事が明かされて、 試写をみた評論家達が我々、観客が思ったであろう本編のアラの『突っ込み』を代弁するという展開・・ 最後のオチもその『物語』を観終えた評論家の溜息・・。 そして悦に入った笑顔の監督は松っちゃん自身に見え『お前らの観てるのは、ワイの自己満足映画、つまらん卑怯な映画やから。それをわざわざ金払って観てるお前ら(笑)』と観客に挑発、または嘲笑してるかのよう・・ まぁそれは本編がバシッと決まった出来の後のオチとしてなら、ギョッとしていい意味での『肩透かし』になってたのでしょうが。 映画内で『この作品はつまらない』と描いておきながら、松本監督自身は公に自画自賛してるって言うのも・・なんだかなぁと。 こういう感想は監督からの最近の発言から汲み取ると『理解できない馬鹿』になるのでしょうが・・ やっぱり、どう考えても松本監督の作風は映画と根本的に食い合わせが悪いんですよ。 映画じゃ彼の才能は発揮出来ないと思います。やっぱり松っちゃんはテレビだと思いますよ・・ とはいいつつ果敢にガンガン『挑戦』してるという姿勢は嫌いじゃないんですがねぇ・・
[映画館(邦画)] 2点(2013-10-08 19:08:54)(良:1票)
2.  あしたのジョー(2010) 《ネタバレ》 
会話式レビューA『まず役者陣はよく頑張ったと言いたいですね。』B『特に力石役の伊勢谷くんは思った以上に力石的存在感が上手く出せていたな・・山Pのジョーは確かに頑張ってはいたけどジョーの獣的な感じには程遠かったな・・昭和40年代頃の時代設定に合う顔じゃないから違和感がどうしても残った』A『ただ初めてこの実写版で「ジョー」に触れた人だったら、割と好印象を持たれるのではないかと』B『丹下のおっちゃんは恐ろしく丹下っぽくて好感持てたな』A『少なくとも役者の熱演に関しては不満は少なかったです。試合もなかなかのもので「おおっ」と思いました』B『問題なのは、話とキャラ描写の浅さだよ。ジョーの登場から力石の死まで131分で描き切るなんて困難なんだからどうしてもエピソードを大幅にカットしてジョーと力石に焦点を絞るのは最もなんだけど・・』A『個人的に好きなマンモス西とかウルフ金串のキャラが薄いのは残念ですが実はジョーという男の背景の描写も薄いですよね、時折セリフで自分について語りますけど取って付けた感じでいまひとつ感情移入が出来なかったです。セリフじゃなく彼の佇まいでその背景を匂わす事も出来てないと思います』B『力石とジョーの関係も力石があそこまでの執念を実らすほどの積み上げも不足してるので唐突感は否めず・・難しいね』A『段平に関しても同じですね、白木葉子と過去のドヤ街エピソード、ドヤ街とジョーの繋がりがすべて描写不足です』B『試合も色々映像加工して工夫はしてるけど肝心のクロスカウンターの場面は凝りすぎて逆に迫力に繋がってないかなぁ、漫画やアニメと同じようにしたいのは良く分かるんだけどね。』A『色々不満もありますが観て損をしたとは言いません、でも素直に誉めたい感じもしませんでした』B『かつての「ジョー」好きが本作をきっかけにアニメや原作を再び目にしたり、あまり知らない人が本作を入門編にして原作、アニメに触れてもらうなら本作は役割を果たせているかな』A『言うまでも無いですがやっぱり「ジョー」は漫画、アニメだからこそ輝けた作品ですね』
[映画館(邦画)] 5点(2011-02-13 17:21:42)(良:1票)
3.  悪人 《ネタバレ》 
原作は未読です。映画全体は冗長で、全編グジュグジュと煮え切らない様を延々見せられ、人物表現に多少、見られた陳腐さも気になり、最終的には『何だかなぁ・・』と複雑な印象になりました。まず『悪人』の妻夫木演ずる祐一の殺しの動機の真相は、どう見ても『元々悪いのは被害者の娘、佳乃。こうなるのも仕方がなかった』というような感じで、祐一のおばあさんを恐喝する業者をはじめ、被害者・佳乃の本来の相手の増尾のような『悪人』として描かれるキャラとはまるで違う一線を引いて『祐一は他とは違って悪人ではない』と見せてますが・・・でも祐一は佳乃の正気を失った行動に激情して殺害に走ったと言ってもやはり自分の意思で身勝手に殺したのだから、やっぱりどう同情的に表現しようとも彼もまた『悪人』なのです。フェアじゃないよな・・いいじゃない彼も元々『悪人だった』でその為の深津絵里演ずる光代がいる訳です。彼女の存在で彼は灰色の人生に潤いを与えられ変っていくと描写している訳なのにねぇ・・。でも光代が祐一を悪人呼ばわりする妹に対し『彼は悪人じゃない』と電話で言いますが、最終的に祐一に娘を殺されひどい心の傷を付けられた家族の姿を見て『理由はどうあれ、彼は世間的には悪人でしかない』と言うような感じで終わるのは何とか良かったと思います(色々な解釈の余地はありますけど)。あとはこの映画の仕組みは被害者と加害者とその家族の描写が主軸ですけど、特に樹木樹林のおばあちゃんのエピソードは何か繋がってないような浮いている感じがしましたね。樹木樹林の存在感で何か重点を置かれてる気がしますけど、実はあまり関係がなくね?と・・。そしてさらに気になったのはそれを追っかけるマスコミの描き方・・あれって『誰も守ってくれない』と同じで本来、事件に関係のない加害者の家族を執拗に追い詰めるようなマスコミの姿に閉口。しかも老いた普通のおばあちゃんに対して・・現実にあり得る?かと、こういう所はガッカリしますね。もちろんそれぞれの役者陣の演技は素晴らしいと思いましたし良かった所はありました。でも、諸々の散漫さと展開の冗長な感じがどうしても否めず作り手が強く伝えたいであろうテーマが薄ぼけてしまったような作品でした。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-26 19:48:15)(良:2票)
4.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
ヤクザ映画的に『かっこいい』シーンとか『かっこいい』男達なんか一人も出てこないです。前半は何か妙な間も多く、妙なテンポ、しかもちょっとコメディチック・・後半から事態が加速し殺しまくりの展開になりますが、過剰な熱さもなく淡々としている所が逆に怖くて救いがないように思えました。役者陣は本当に見事でみんな適材適所でバッチリでした。北村総一郎の大ボスが特に恐ろしく、人の良さそうな笑みがゾッとするほどで彼が部屋に入ってズカズカ歩くだけで『恐ろしいことが起こる』的な雰囲気もあり素晴らしかったです。登場人物は全員、感情移入なんか出来ないキャラクターなので殺されても『ああっ殺られたね』と余韻もなく通り過ぎますが、北野監督演ずる大友に関しては別でした。最初はその他のヤクザと同じで感情移入も難しいです(でも演じているのがビートたけしなので全く他のキャラと同一線上に見るのは困難なのですが・・)。しかし終盤で彼が追い詰められ後輩の刑事に恥ずかしそうに出頭する瞬間にこのキャラだけ『人間くさい』一面が見えて初めて感情移入が出来ました。ですからラストで彼がメッタ刺しに殺される瞬間は他のキャラとまるで違って『悲しい』感じがしました。今までの北野ヤクザ映画の主人公にはない味わいがあり新鮮でした。ただそんなキャラもこの映画の構図から見たら、ただの『虫けら』で生き残った連中が彼が殺されたと知っても『あっそう』と切り捨てられる虚しさ。生き残った一番の悪党が悠然とビーチにたたずみます勝利者気分を満喫していますが、こいつらだっていつ背後から頭を撃たれるか分かったものではない世界に相変わらずいる訳ですから、その末路も容易に浮かび取れます。どうしようもないクズ世界に生きる連中をかっこ悪く淡々したタッチで見せられてイヤ~な気分になり、スッキリもしないのでそこの所とか好みがバッチリ割れそうだと思います。あと気になったのは中盤の至ると大使館のカジノのくだりがあります。あれは確かに面白い所もありますが前半の物語の流れとは分離されているように見えて、何か違和感は拭えなかったです。あそこは前半の話に直接、繋がってないと・・あのエピソードは正直、冗長でテンポをが明らかに損なってます。確実に面白い所もあって好きな映画なのですが『何かが足りない』というような違和感は拭えません。周りの高評価にはどうしても賛同できずです。
[映画館(邦画)] 7点(2010-06-25 18:51:04)(良:1票)
5.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
会話式レビュー(追加)・・A君『前半は思ったより緊迫感があって「おおっ?」と思ったけど、中盤以降から尻つぼみというか、退屈にまで感じたよ。』 B君『でも俺、確認の為に二回観たけど二回目観たら明確に分かった。前半からおかしいという事に・・すでにボロが出まくりで笑ったよ。あと徐々に主要人物の背景とか人生を次第に明かして、ドラマに厚みを持たせなきゃいけないのに殆ど触れてないよな。』 A君『主役の織田裕二の役なんて結局、何も描かれてないよね。ただ険しい顔で右往左往してるだけの人物にしか見えない。母親の天海祐希だって主人に先立たれた子持ちの女以外、何も語られてないのもすごいし・・イタリア側の刑事なんてただのバカにしか見えないもんねぇ・・サラ・ブライトマンの登場も全く意味のカケラもないしとことん間が抜けている映画だよ・・。』 B君『特筆すべきは佐藤浩市の犯人の描かれ方だよ、それまでこの人物が2~3回ツラ出してるだけで、まともに触れてないのに実は犯人でしたってねぇ・・一応、前半で写真らしきものが映って伏線のつもりにしてるんだろうが、全く分かんないよ。』 A君『中盤以降の犯人の素性が割れる過程とか諸々が唐突しすぎて、事態が加速するのに、面白さは失速してしまったよね。』 B君『事件の解決も結局、ベタな説得ネタで終わってるしテレビの2時間ドラマじゃあるまいし。』 A君『トドメに、タイトルの「アマルフィ 女神の報酬」って結局、本編観た限りでは意味なかったよな。犯人の誘導でアマルフィに行く所があったけど、あそこで「タイトルのアマルフィだから何か大きな事が起こるな」と思ったら、ただ天海祐希が男二人組にナンパされただけで本筋と何も関係ないからね、ヒドいもんだよ。女神の報酬に至っては完全無意味・・何なんだよ。』 B君『結局、そういう所も含めて、この映画の中途半端さを物語っているな。駄作という程のものでもないかな?と一回目は思って4点にしたけど、二回目観たら3点だよ。別の意味で笑わせてもらったから甘めにね。』 A君『3点で甘めか・・』 B君『ハリウッド映画に肩を並べる映画が出来たみたいに宣伝してたけど、制作陣がどうやらそれを本気で思っているフシがあるのも救いが無いな。続編も見越している感じだけど恥の上塗りだからやめた方がいいと思います。ひっどい映画だよ。』
[映画館(邦画)] 3点(2009-08-26 12:25:15)(笑:1票) (良:5票)
6.  アキレスと亀 《ネタバレ》 
前半と後半でトーンがカラッと変わります。絵描き好き少年・真知寿一家の悲劇が静かに描かれる。これがたけし映画かと思うくらいのいいムードで描かれ、三又又三の知恵遅れ絵描きのとぼけた存在感がいい味付けで傑作に思えました。しかし真知寿の青年期に入ると明らかにムードが変わる・・芸術学校の仲間達の体当たりアート・シーンとかはコントに見えてまだ辛うじて笑えましたが、初老期に入り夫婦揃っての常軌を逸した芸術活動シーンから笑えない上、退屈に感じ苦痛の領域に入りました。前半とはとても同じ映画に見えないほど・・まぁこの壊し方がたけしっぽいのでしょうが今回は前回、前々回よりはマシとはいえ厳しかったなぁ・・終盤は完全に真知寿は狂ってたし・・あと、どうしても気になったのはやたら人が死んだり自殺する事。 たけし映画は人が死ぬシーン多いので分かってはいるですが今回はどうにも『それ必要?』と思えました、死は身近にあるものとか芸術家は命懸けという事だ等の意見を見かけましたが私には、各シーンを見てもそう感じなかった(又三とか芸術仲間達の死とか特に)。比較的、周囲は賞賛モードに近いですが私はそれとは程遠い評価となりました。そして数ヵ月後、再度観ても評価は変わらず・・。最後にフォローめいた事を書くと妻役の樋口可南子の存在感は本当に素晴らしい。ラストで見せる彼女の優しい笑顔でこの映画は何とか保たれた気がしてなりません。  凡作とまでは言いませんがそれ以上の作品とはどうしても私には思えません。
[映画館(邦画)] 5点(2009-03-10 03:17:17)
7.  APPLESEED アップルシード 《ネタバレ》 
思った以上に話しが分かりやすく万人にも受け入れやすい内容に仕上がっていて驚きました。 ラストもキレイにコトが収まって比較的、鑑賞後の後味が良かったです(ものすごく意地の悪いひねくれエンディングを予想してたので) ただデュナンが冒頭の戦闘シーン後にES.W.A.Tに入る過程が曖昧でいつのまにか入って任務に就いてる印象を受けたり、デュナンのブリアレオス以外のキャラの後半までの絡みがいまひとつ物足りなさを感じて他キャラへの感情移入が遅れてしまったり(特にヒトミ)。 少し細かい不満はありますがなかなか楽しめた1作でした。 フルCGはキャラの表情の変化とかに少し違和感を覚えましたが結局、見入ってしまいました。 それにしてもブンブンの曲かっこいいなぁ・・
7点(2004-04-20 22:37:55)(良:1票)
8.  ああっ女神さまっ 《ネタバレ》 
人物関係、設定は思いっきり省略されているので原作知らない方にはそういう面で辛いかな・・元・読者としてはなかなか見応えがありました。絵もキレイで話も良かったと思います。あまりにキレイにすべてが丸く収まるお約束なエンディングに少し苦笑ですが「女神さま」にはお似合いです。ファンにはお薦めです。
7点(2003-11-02 21:01:50)
9.  遊びの時間は終らない 《ネタバレ》 
設定のアイディアは秀逸でテンポも良く面白かったです。 石橋蓮司の署長が特に良かったです。 が・・訓練の決着までの物語を放棄したような中途半端なオチは 良く出来てる映画なので見る度、残念に思ってしまいます。
7点(2003-10-30 18:03:04)
10.  赤ひげ
素晴らしい人間ドラマでした。前半の保元の赤ひげへの反抗が度重なる人々の壮絶なドラマを目の当たりにして徐々に考えが変化していく過程とかも良かったです。三船敏郎の赤ひげも本当に素晴らしかったです。実際、髭を薬品か何かで赤っぽくしたらしいです。カラーでも見てみたかったような・・2002年の年末にフジでやった江口洋介の「赤ひげ」を見て内容は別としてあの貧相なキャスト陣に猛烈な物足りなさを感じてドラマを見た後に黒澤版が見たくなってしまいました。「救命病棟~」で医者役やっていたから安易にフジの連中が江口をキャスティングしたとしか思えなかったです。もうこれっきりにして欲しい・・長い余談、失礼しました。
10点(2003-02-25 20:04:31)
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