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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
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21.  神の左手 悪魔の右手
とても金子修介が監督したとは思えない、80年代のスプラッター映画をそのまま再現した様な、懐かしさとショボさの漂うホラー・ムービー(これが那須博之へのリスペクト?)。ケーキに釣られて殺人鬼の罠にかかるギャル・ハイカーのエピソードなんか、ほとんど馬鹿映画の領域だし、交感能力を持つ少年は「お姉ちゃん(主人公)が僕を助けてくれるんだ」と言ってたのに、最後は自分の超能力で解決してしまう等、話もかなり無理矢理です(しかも、こんな登場の仕方でお姉ちゃんは大丈夫なのか? 因みに原作は未読)。スプラッター映画らしい流血量と馬鹿馬鹿しい話で、それなりには楽しめましたが、余りにもレベルの低い特殊造形も大きなマイナス・ポイント。原口智生に全てを作り直して貰ってから出直して欲しい。また、清水萌々子ちゃんの恐怖演技も白々しくて寒い。「ローズ・イン・タイドランド」でも観てお勉強して欲しい(って、R-15だからまだ観られんか…)、4点献上。
[試写会(邦画)] 4点(2006-07-22 00:05:15)
22.  火星のわが家
これ、絶対にもっと面白い映画に出来た筈。たぶん企画の出発点では、実在したという破天荒な父親に主眼が置かれてたと思うんですけど、物語上はこの父親である必然性が全く感じられない仕上がり。そして、主役を演じる鈴木重子の低体温な雰囲気そのままに、映画自体も非常にテンションの低いまま進行していく(例によって淡々とした展開と発色の悪い映像)。これは素材とテーマをスポイルしてしまう低予算邦画の典型。また、姉が主人公に苛立ちを覚える様に、鈴木重子の棒読みと言うか、心ここにあらずみたいな喋り方が私の癇にも障る(こんなのは「個性」とは言わないぞ!)。「現実的」な人間を悪役にしてしまう安易な脚本も気に入らない。西川美和の非凡さが改めて良く解りました。そういうことで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-07-22 00:02:31)
23.  完全なる飼育 赤い殺意
≪完全なる飼育完全制覇・その5/獲物=伊東美華≫ すっかり「完全なる飼育」じゃなくなってる。物語のモチーフも「女子高生誘拐飼育事件」から「新潟少女監禁事件」へと移行。序盤はどーしょーもないほど陳腐なサスペンス・ドラマとして進み、大沢樹生が余りにも説明的な台詞をベラベラ喋る為、かなりの不安が過ぎりましたが、佐野史郎が登場してからは緊迫感溢れる変態映画へと変貌。クライマックスも結構衝撃的です。しかし、話のモチーフがモチーフなだけに、素直にエロを楽しむことも出来ません。また、伊東美華は確かに熱演でしたけど(演技力は歴代ヒロインNo.1かも)、明らかに詰め物のしてあるバストが、「10年間監禁されていた少女」という雰囲気には相応しくありませんでした。そういったことで、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-04-25 00:05:28)
24.  鏡の女たち
緊張感を高める調子外れのピアノ曲(現代音楽って奴?)。全員が眉間に皺を寄せてる様な重苦しい表情。まるで朗読劇の様な台詞。これらは全てニ昔前のモダンです。吉田喜重は「女の業」から「被爆者の悲劇」を浮かび上がらせるつもりだったんでしょうが(「砂の器」を目指したのかな)、演出手法同様のその古臭いテーマを、どちらも描き切れずに終わってしまった感じ(「反核理念」や、この先まで続く「被爆者の悲劇」自体が古臭いと言っているのではないので、誤解無きよう)。岡田茉莉子じゃなくて一色紗英を主人公に据えた方が、この物語は面白くなったと思う。また、全く印象は違いますが、この狙いは同時期の「精霊流し」に近いものがありますけど、反核を声高に叫ばなかった分「精霊流し」の方がマシでした、4点献上。
4点(2004-12-18 02:45:18)
25.  完全なる飼育 愛の40日
≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。
4点(2004-11-12 00:52:39)
26.  完全なる飼育
≪完全なる飼育完全制覇・その1/獲物=小島聖≫ とても処女には見えない小島聖の「アタシを誘拐したのね」に続いて出てくる台詞が「アタシをレイプしたいのね」って…、この論理の飛躍に、開始5分も経たない内から呆然。誘拐の翌日から小島聖が逃走を放棄し、おまけに主従関係が逆転してしまうという、人間心理を無視したスピード感あり過ぎの展開にも唖然。その代わり、後半は思い切り失速してしまう。完全に一刻館を意識した奇天烈な住人達を描く前に、もっとすることがあった筈。ルポルタージュではなく、変態小説といった趣の松田美智子の原作にも原因があるのかもしれませんが、それにしても、いくら大御所・新藤兼人が脚本を書いてるからって、誰か注意してあげる人はいなかったんでしょうか、4点献上。
4点(2004-10-17 20:36:34)
27.  カーマ・スートラ/愛の教科書
監督がミーラー・ナイールということなので、本作も純粋なインド映画ではありません。そして、スタイルが西洋的なのはいつも通り(と言っても、他には「モンスーン・ウェディング」しか観てませんが…)だとして、本作は何と完全英語劇になってます。また、カーマ・スートラによって成り上がったり身を持ち崩したりといったことがテーマではなく、ストーリーはもの凄くありふれた時代物のメロドラマ。そこにインド風の装飾を施し、「カーマ・スートラ」という、人(主に男)が興味をそそりそうなタイトルを付けただけの代物でした。とにかく人間の描き方が弱過ぎて全く面白くありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:29)
28.  風花(2000)
感想としては一言、やけにスケールの小さな映画だなぁ。物語の広がりや登場人物の深さがまるで感じられない。もちろん予算も潤沢じゃないので、背景を映像でしっかり描き込むこともできない。だから小人物の細事を静止画のような長回しでダラダラ見せられるだけの、もの凄く小さな印象を受けました。それに、多々ある回想シーンも飛び過ぎて解りづらいし、小泉今日子の暗黒舞踏シーン(?)は意味不明(ホラー映画みたいでしたけど、死出の旅へ発つシーンだからこれで正しいのか…も)。相米慎二監督のご冥福を祈りつつも、4点献上。
4点(2003-01-01 15:58:09)
29.  風の谷のナウシカ
う~ん、原作も知らないし宮崎駿で好きなのは「ルパン」と「ラピュタ」だけなんで…。なんか前記の二作品以外は作家性が全面に出過ぎてて嫌いなんだよなぁ。ストーリー的には意外性もあったけど原作知らなきゃ理解できないような感じ。でも巨神兵の口から出るヤツの表現は好きです。ということで4点献上。
4点(2001-07-30 00:05:48)(良:1票)
30.  カクレンボ
ま、【FSS】さんがお書きの通りなんですけど、私的な補足を少々させて貰います。全編3Dで、セルアニメ風のキャラクター達もちゃんと3Dに起してあるのまでは良かった。しかし、ここで最大の過ちを犯してしまってる。それは全員に「狐の面」を被せてしまったこと。これは雰囲気作りでも何でもなく、セルアニメ風キャラクター・デザインによる顔の3D化から逃げてるだけに過ぎない。当然、口の動きを台詞に合わせることも避けられる。最も複雑に筋肉が動く顔の3D化は確かに難題ですけど、ここに挑戦しないで、今更どこに挑戦するのか? カラクリや背景なんかはCGでも最も簡単な部分。要するに、本作は新しさが無いばかりではなく、もの凄く簡単なヴィジュアルだけで構成された手抜き作品なのです。そんな訳で、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-12-08 00:04:39)
31.  学校の怪談3
物語構成を多少変更し、舞台となる学校も前二作みたいな郷愁を誘う木造校舎ではなく、今のコンクリート校舎にしたのは正解だったと思う。この方が現代の子供達には身近で、より物語の中に入って行き易い筈。が、しかし、そもそものコンセプトを逸脱し過ぎ。大体、ゾンビやのっぺらぼう(刃物を持って追いかけて来るのっぺらぼう?)って、どこかの学校の逸話にあるのか? これでは「学校の怪談」じゃないでしょう。シリアスさは増したものの、それが怖さに繋がってるとも思えない。これは前作以下の失敗作です。本作の白眉は、一作目にも出ていた米澤史織ちゃん。私は余り見かけませんが、この子は安達裕美より上手かったんじゃないでしょうか。既に成人しちゃってますけど(汗)、今後の活躍に期待します、3点献上。
[地上波(邦画)] 3点(2006-09-05 00:02:06)
32.  カードキャプターさくら 封印されたカード
前作を観てしまったのでこちらにも挑戦してみました。ま、既に6年前の作品ではありますが、それにしたって、もの凄く古臭い印象。品質はTVシリーズと大して違わないんじゃないですかね。背景の人物は全く動かず、演出にも映画ならではの特徴は見当たらない。ストーリーもTVシリーズを観てないと全く解らず(憧れのお兄さんもいつの間にか変身する様になってたぞ)、しかも色気づいた小学生の恋愛話がメインを占めるので、小さな子供やファン以外では、こういうのに萌えられる人しか楽しめないでしょう。あと、前作も0.1チャンネルが利きすぎてたんですけど、こちらの音響バランスは更に酷く、台詞は恐ろしく小さいのに、効果音と音楽はビックリするほど大きいので、鑑賞中はリモコンを手放せなかったですよ、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-08-02 00:04:26)
33.  怪談新耳袋 劇場版
全く起承転結の無い、奇怪なエピソードの羅列。確かに実際に経験する(って、したことないですけど…)怪談は唐突に発生するだけで「ストーリー」なんか無いんでしょうけど、それを「映画」として観せられてもあんまり面白くないです。TV版は観たことありませんが、要するに番組の合間に流れる「世界の車窓から」みたいなミニ番組なんですよね。そのコンセプトならこれでも良いと思いますけど、立て続けの90分は持たない。「呪怨」も起承転結の無いオムニバスに近い作りでしたけど、「家」なり「伽椰子」なりが柱となって映画を支えてました。ここに支えはありません、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:04:11)(良:1票)
34.  完全なる飼育 秘密の地下室
≪完全なる飼育完全制覇・その4/獲物=しらたひさこ≫ 前三作が同じ原作を基にして、原則的に同じ話を繰り返していたのに対し、いよいよ本作からは「女子高生誘拐飼育事件」から離れ、オリジナルの世界観で物語が展開していく。女子高生は純情可憐な乙女ではなく、ヒモみたいな男に殴り倒されて、雨の中、ゴミ溜めで転がってる様なギャルに変更(しらたひさこの長身ヌードは綺麗でしたけど、エロ度はかなり低め)。しかも「飼育」されてるのは、記憶喪失の上、失語症の男の方。そして、副題の「秘密の地下室」が登場してからは、出来の悪いアングラ演劇みたいなシュールな展開。個人的にはこれまでで一番面白くなかったです。唯一、普段はギラギラした役柄の山本太郎の自閉的な演技は新鮮でした、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-02-18 00:01:33)
35.  風を見た少年 The Boy Who Saw The Wind
出来損ないの「風の谷のナウシカ」。「ナウシカ」から15年も経ってる訳だから、その何倍も凄い作品が出来て良さそうなものを、逆にあらゆる面でクォリティが低くなってるってのはどーゆー了見なんだ? 更に、「ナウシカ」どころか既に「もののけ姫」の時代になってるのにも関わらず、旧態依然とした今更なテーマを訴えることに何の疑問も無いのか? 表層的で古臭い世界観、中途半端なキャラクター設定(つーか、演出が悪いのか?)、疑問符だらけのストーリー展開(C・W・ニコルの原作もこんな話なの?)、そして手抜きかと思える作画レベルと、全く良い所なし。これは大森一樹(総監督って何?)だけの責任じゃありません。一部を除いたジャパニメーション業界に脈々と息づく志の低さがこういう作品を生むのです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-18 00:02:55)(良:1票)
36.  かまち
開始5分でこの映画が出来損ないだということが判る。とにかく、70年代が全く70年代に見えない。ここに気を遣わないで一体どこに気を遣うのか。おまけに、劇中の山田かまちが「ロック、ロック!」と騒いでビートルズの「プリーズ・ミスター・ポストマン」を聴いてるのに、流れてくるのがカントリー・ミュージックみたいにアレンジされたBONNIE PINKのカバー曲ってのは一体どーゆー訳よ? 更に、若くして急逝した少年には語るべきストーリーが大して無かったのか、山田かまちの伝記映画は半分も経たない内に、現代若者事情みたいなものを表層的に寄せ集めた内容に変わってしまう。これで堂々と「かまち」なんてタイトルをつけられる神経が理解できない。これじゃ子供向けのアイドル映画としても出来損ないです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-10 00:17:31)
37.  カードキャプターさくら
【バカ王子】さんの弁を借りれば、これが「カードキャプターさくら」か…。観終わっても「カードキャプターって何?」という疑問は解消されず。原作もTVシリーズも知らないなりに、「美少女戦士セーラームーン」をも越えた今風な何かを期待したんですけど、色気づいた小学生、関西弁を喋る得体の知れない生き物、お嬢様言葉の友人、優しい憧れのお兄さん、etc.…と、二昔以上前の魔法少女モノと呼ばれる分野と全く設定が変わってないのが凄い。そこにコスプレと「遊戯王」を足しただけって感じ。これは男の子向けの戦隊ヒーローモノと同じ不変性ですね。また、やけに0.1チャンネルが響く音響に比して、肝心要の作画レベルが非常に低かったのにもがっかりでした。これじゃファン以外は全然満足できないと思います、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-06-27 00:37:16)
38.  カラー・オブ・ライフ
アートを解す方にはアートかもしれませんが、私には唯のコント集。しかも、てっきり劇場オリジナルだとばかり思ってたら、テレビ番組の総集編だったとは少しトホホです。多分、テレビの倫理上の限界が本作の限界になってるんだと思う。一応映倫という機関はありますが、劇場用映画に放送コードは無いし、ヤバイ内容であれば成人映画として公開することも出来る。あらゆる面で中途半端な緩~い空気は非常に退屈でした、3点献上。
3点(2005-03-12 00:09:32)
39.  カムイの剣
村野守美によるキャラクター・デザイン、宇崎竜童による音楽、真田広之の声優挑戦と、それなりに当時は画期的だったと思われる角川アニメ。北海道を舞台とした幕末の忍者モノから、急に西部劇になるという、正に奇想天外な冒険活劇。思い切り細部を省いたスタイリッシュな映像(個人的には手抜きにしか見えない)、上村一夫を思わせるお雪の色っぽいデザイン、主人公に関わった者は文字通り皆殺しにされるというハードな展開等に反し、全てがとんとん拍子のこの脚本は子供騙しもいいトコ。だから私は、とても話に着いていけなかった上、全然楽しめませんでした、3点献上。
3点(2004-12-02 00:35:49)
40.  監督・ばんざい!
多分2007年度の私的ワースト作品はこれになると思う。基本は北野武版「アダプテーション」。北野監督が次回作の構想に右往左往し、その都度、それらの構想がオムニバス形式で提示されるという構成。とにかく、各エピソードがパロディとして全く面白くない(日本アカデミー賞授賞式での山ちゃん位スベってる)。近年の邦画のヒット作と自作、そして小津作品を槍玉に挙げてはいますが、そこに辛辣さや深い洞察は見当たらず、自虐ネタも含めて精々若手芸人のコントレベルの浅さ。それでも各話が短い前半は何とか堪えられますが、後半は岸本加世子と鈴木杏母娘の話がダラダラと無駄に長く続き(これが「みんな~やってるか!」に輪をかけてつまらない!)、遂には何もかも放棄して映画は終わる。タイトル・バックのタケシ人形のCTスキャン画面に表示される名前に何らかのリスペクトを込めたのかもしれませんけど、映画がこれでは全く話になりません、2点献上。
[試写会(邦画)] 2点(2007-04-01 00:06:16)
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