1. 空気人形
《ネタバレ》 『リンダ・リンダ・リンダ』のペ・ドゥナが良かったので見たいと思っていた作品。考えていたよりずっと良かった。ARATAとのSEX(?)シーンが官能的。空気を抜いて空気を吹き込む。 オダギリ・ジョーがいい役だなあ。すべてがわかっていて、ある意味〈神〉のような存在か? [DVD(邦画)] 5点(2011-03-17 16:54:29) |
2. 偶然にも最悪な少年
《ネタバレ》 なるべく期待しないようにして見たけど、なかなかよかった。若者たちが車に乗って、遠くの町を目指す・・・ロードムービーと言えばベタだけど、目的や散りばめられたエピソード、キャラクター設定などで飽きさせることなく、最後まで楽しめた。 キャストも皆よかった。市原、リリイ・シュシュから2~3年しか経っていないとは思えない男っぷり。中島、セリフも多くなく、演技の下手さを感じさせず巧く作っている。蒼井、やはりリリイ・シュシュの市原との共演が感慨深い。柄本、でてたんだあ、それだけで嬉しい。5点かなあと迷った末に6点献上。 [DVD(邦画)] 6点(2010-07-22 17:47:36) |
3. クライマーズ・ハイ(2008)
ダメダメな映画だな。ガッカリ。今、このサイト開いて皆さんの評価が高いのにビックリ。もう少しおもしろく作れると思うんだけどな。 [地上波(邦画)] 2点(2009-08-13 12:04:04) |
4. クワイエットルームにようこそ
《ネタバレ》 復帰した内田有紀、まさに渾身の一作だね。いつから企画されていた作品かわからないけど、このタイミングでの内田有紀の起用に感謝したい。松尾スズキ監督作品は初めて見たけど、なかなか見ごたえのある作品で驚きました。脚本も編集もうまいことできてるなあと思えた。映像もきれいだし、「恋のフーガ」もよかった。今時、妻夫木をあんな役柄で使うってのもなかなかだね。実家に勝手に買った仏壇を送りつけるという、あまり現実味のない話しの発端も、テンポの良い展開で違和感なく受け入れられる。ただ、徳井優(の役柄)は、よくわからなかった。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-16 21:01:32)(良:1票) |
5. グミ・チョコレート・パイン
ケラさんは、この映画を撮ることになった時、大槻ケンヂに「(原作と内容を)変えるよ」と言ったらしい。できあがった作品を見た大槻ケンヂいわく「大林宣彦の漂流教室ほど(原作と)変えられてなかった」とのこと・・・この言い回しからすると、大槻ケンヂ的にはこの映画、あまり納得できていないと思われる。僕も、この映画、原作は未読だけど、あまり評価できない。感情移入できる登場人物がいないし、人に対する暖かさがない。でも、設定は悪くない。キャスティングもいまいちピンとこないけど、柄本佑はよかった。原作は気にかかるけど、まあ読まなくてもいいか。 [DVD(邦画)] 3点(2009-01-29 15:35:34) |