Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4681
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  県警対組織暴力 《ネタバレ》 
冒頭、ヤクザ以上にヤクザな菅原文太の刑事(取り締まるどころか、「さっさと殴り込みに行け!!」などと言って通用するのはこの人だけです)。さらには、ヤクザと交渉して(というか「相談を受けて」)誰を身代わり出頭させるかまで指南してしまう。一方で、川谷さんを一躍有名にした、取調室暴行シーン。と、前半ですでにお腹いっぱいでした。どちらかといえば、自然発生的に謎の熱量が炸裂していた「仁義なき~」よりも、むしろ制作者も出演者も半ば意識してその世界を再現しているっぽい雰囲気はあるのですが、それでもこれはすでに一つの芸術です。●ただ、後半はテンションが下がってしまうのですね。満を持して登場した梅宮さんのエリート警察官(という設定)が、まあ似合わないこと。私は、真面目一辺倒と見せかけておいて、実は中身は文太の役以上にヤクザだった、という展開を期待していたのですが。それ以外にも、終盤はみんなに見せ場を作ろうとして、逆に無理に詰め込みすぎた感じ。
[DVD(邦画)] 6点(2023-05-02 00:34:26)
2.  結婚しようよ 《ネタバレ》 
ベタベタなハッピーファミリーものであるのは別によいのだけど、脚本の台詞の一つ一つがあまりにも稚拙すぎ。よって、芝居ではない段取りを見せられているだけです。そもそもこの父親が偏執し続ける「家族揃っての食事」って、この描写だったら、父の威厳でも何でもなくて、単に妻子に依存しているだけなのではないの?また、サイドストーリーの、次女のバンドがどうとか松方夫妻がどうとかいう部分も、見事に本筋と絡んでいません。●そんなわけで見るべきところはほとんどないのですが、真野響子さんの映画出演作は貴重なので(しかも出番も割と多め)、点数はそこに対して。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-12-22 01:05:44)(良:1票)
3.  下衆の愛
とりあえず品性もなければ希望もない(そして才能もなさそうな)映画監督が、作品撮影を夢見て何とか前へ進もうとする・・・という構想であるのは分かるのですが、やっぱりそこで終わってます。まず、こういう内容なら、格好悪いなりに主人公に何らかの魅力を感じさせてくれないといけないのですが、それがありません。それと、この展開なら、キーパーソンの女優が主人公にそれなりの光を当てていくのでないと、後々の着地が生かされないと思うけどな・・・。何回か出てくる演技指導のシーンは一定の緊張感はありましたが、そこも、結局はただ怒っているようにしか見えませんでした。
[DVD(邦画)] 4点(2022-06-29 00:35:12)
4.  今朝の秋<TVM> 《ネタバレ》 
もうこれは、ひたすら「俳優・笠智衆」を鑑賞する作品です。ステテコ姿でとことこ歩くだけですでに芝居になっていますし、台詞はあれこれ言わずに一言でびしっと決める(「ここには誰もおらん!」が最高です)。また、大半が寝たきり状態なのに、表情だけですべてを伝える杉浦直樹のサポート演技も渋すぎ。一方で、杉村春子や倍賞美津子は、不自然な説明台詞をいろいろ喋らせられているのが残念。演出の興味関心が笠さんに一点集中しちゃったんだろうか、と思ってしまうくらいです。●ただし、実は一番画面上に出てきて嬉しかったのは、婦長役の五大路子さんだったりします。
[DVD(邦画)] 6点(2022-01-22 00:05:13)
5.  激突!格闘技 四角いジャングル
あれこれ詰め込んでとっちらかった感のあった前作から、今回はきちんと焦点が絞られています。大まかにいって、プロレス・極真空手・キックボクシングの3本柱で、特に、猪木・ユキーデ・藤原の3選手にスポットが当たっています。ほとんどは試合風景であり、もちろんその迫力は圧倒的ですし、ナレーションによる解説も割と丁寧で悪くないです。が、結局は「この試合はこう進んで、こうなりました」で終わっているので、その後とかその周辺(つまりその試合が意味するもの)もきちんと見たかった気がするなあ・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-09 00:40:31)
6.  現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行 《ネタバレ》 
タイトルからするとその部分だけがクローズアップされそうな気がするのですが、それは全体の中では一部分(むしろ終盤では、美味しそうな展開にホイホイついていったら半美人局みたいな事態に引っかかる、という場面も)。根底に流れるのは、無力感と挫折感、いや挫折ですらない、「何もすることがない」虚無感と不毛感なのです。そもそもこの3人、ほかの交友関係がまったく見当たりません。口でああだこうだ言っていようが、誰からも相手にされていません。しかもそれに自分たち自身が気づいてしまっています。そういう、社会から脱落した「行くところがない」人たちの陽のあたらない虚空を容赦なく具現化したものとして、この作品は今に至る通有性を秘めています。●ただ、二度にわたる覗きのシーン、あれはさすがに無意味に長いような気が・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-24 23:50:50)
7.  けものみち
せっかくいろんな人物を配置していながら、みんな似たような描写しかされていないので、平坦で面白みがない。けものというよりも、単なる小者の群像にしか見えませんよ。
[DVD(邦画)] 3点(2018-11-26 02:00:33)
8.  けんかえれじい
描写しようとしている対象に比べて、肝心の全体の作り方が、突き抜け感がないというか、おとなしいというか、整いすぎているのです。つまり、台本に喧嘩をすると書かれているから喧嘩をしているだけであって、人物そのものに喧嘩の素養なり特性があるように見えません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-11-03 19:37:28)
9.  月曜日のユカ
何がしたかったのかということについては、一応想像できなくはないですが、気怠い会話のやりとりだけを延々と聞かされても・・・。各シーンが制作側に都合良く撮られているだけなので、俳優陣についても魅力的に映りませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2017-10-14 23:31:18)
10.  ゲッタウェイ(1994)
前に見たときは特に何の目新しさもない完コピリメイクとしか思っていなかったのですが、改めて見てみると、なかなか悪くなかった。どうしてもマックイーンとボールドウィンが比較されてしまうわけですけど、この主人公って、決して格好良いわけではなく、仕事の手際はいいんだけど、プライベートの方ではいろいろじめじめ引きずってぱっとしない、という、会社では評判いいけど私生活はグダグダのビジネスマンみたいな感じの人なんですよね。であれば、スーパーヒーロー的な活躍を期待してしまうマックイーンと比べても、むしろ小市民的な表現も器用にできるボールドウィンも悪くないのではないかと。それからキム・ベイシンガー姐さんも、生活に疲れました系のちょっと荒んだ色気を出させれば右に出る人はいないわけで、アリ・マッグローよりも合っています。ただまあ、脚本については、フライドチキンネタとかコインロッカーネタまでオリジナルをコピーしているのは、そこまでせんでも・・・とは思いましたが。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-23 01:26:50)
11.  月光の夏 《ネタバレ》 
かなり期待外れ。大体、何で現在の取材側の行動の描写にあそこまでの比重を置いていたのかが謎。あんなことをされると、戦時中のストーリーがぶった切りになってしまい、独立した世界に浸ることが妨害されることなどすぐに分かりそうなものだが。今そこにあるピアノの背後に隠された過去の話を浮き彫りにしたいのであれば、現在の描写は最初と最後だけに凝縮して、その間は、特攻兵や女教師の人となりや思考生活をきちんと完成させることに重点を置くべきでしょう。それと、軍服や当時の教室など美術関係が妙に作り物っぽいのも気になった。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-09-12 22:02:08)
12.  化粧師
再見すると、脚本とかカメラとかも意外に細部まで配慮していることが分かりますね。説明台詞をできるだけ排除しようと頑張った痕跡は窺えますが、やはり何か所か出てきているのは惜しい。キーとなる主人公の仕事場が、いかにもちょっと変わった仕事師が籠もっていい仕事をしそうな雰囲気に作られていて、そのポイントを押さえているのが、全体を支えています。
[DVD(邦画)] 6点(2013-05-04 01:34:09)
13.  刑務所の中
結局は主人公のモノローグが全部説明してしまっているわけで、それならば映画として何が表現したかったのか、その目的が不明。主人公自体、特段の意思も欲求も思考も感じられず、キャラクターとしての魅力がない。これは根源の創造性の問題なので、山崎努をもってしてもどうしようもないのです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-03-24 02:18:27)
14.  警察日記 《ネタバレ》 
1つ1つのエピソードはありきたりとも思えるのに、それが集積したときに輝きを見せるのは、制作者が登場人物の1人1人に愛着を持ち、丁寧に扱っているからだろう。ジープを使った親子の別れのシーンは、現実の厳しさと、人間の間の優しさや暖かみを見事に凝縮している(そういったシーンはほかにもいろいろある)。そんな中でも、当時6歳の二木てるみの天才的演技力には、ひたすら驚愕。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-02 01:21:29)
15.  原爆の子
単純明快に生み出されたものほど、そのインパクトは絶大である。この作品は、「広島の庶民(主として子供たち)のその後」に明確な視点を定め、そこからぶれず、あるがままの状態を飾らずに描出することに集中している。だからこそ、その内容は、実感と共感を生み出し、心に残るものとなっているのである。ただし、どうしても気になるのは、主人公も家族を亡くしたという設定であるにもかかわらず、その背景が感じられないこと。何となく、第三者的視点のような雰囲気を感じないでもない。
[DVD(邦画)] 6点(2008-12-04 03:37:12)(良:1票)
16.  化身(1986)
一番の弱点は、肝心の黒木瞳の霧子が少しも魅力的に見えないこと。出会いからの序盤の部分は光るものが何もない単なるイモ姉ちゃんだし、逆に変身した後はひどいヘアメイクのせいで台無し。これではいくら惜しげもなく全裸を晒してくれてもそそられません。むしろ、敵役のはずの阿木燿子の方が女性としてはずっと魅力的です。藤竜也の格好良さのないボソボソ(というかブツブツ)台詞も意外なマイナス。 
[DVD(邦画)] 5点(2006-11-21 22:50:26)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS