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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  サイドカーに犬 《ネタバレ》 
女は女装する。女である事を求められる。それは10歳の女の子にも言える。「サイドカーの犬」になりたいという少女は基本的に受身ではあるが、長女としての責任感を求められ、家の手伝いもし、真面目であり、倫理観もあり、母親が出て行った理由を聞けないぐらい大人の顔色を伺う。そこに現れる軽犯罪も平気な型破りな父親の愛人。少女は愛人にも気を使う。(ここは「お引越し」で暴れる少女とは対照的である)が、型破りな愛人との交流により少女に変化が生じる。その結果は、父へのワンワン頭突きだったり、偽硬貨を使ったりという程度のモノでしかないが、離婚後の山形生活の支えとなったのだろう。そして、弟に先に結婚されてしまい、10歳の女の子を可愛がれる女へと成長する。主役はもちろん松本花奈で、彼女の演技によりとても清涼感のある作品になった。難点は竹内結子。お嬢さん臭のオットリさが抜けないし、80年代のファッションにも違和感があった。が、「ハードボイルドだねえ」の涙はいくら型破りであっても、男に別れを告げられ、女を捨て切れない、哀しさは伝わってきた。原作未読だが、長嶋有は以前から気になっており、積読があるので着手してみようかと。 蛇足だが、私のまわりではしっかりモノの姉を持つ男は概してどうしようもなく、姉より先に結婚するが、離婚もするというパターンが多い。当人または相手が該当する場合は留意して損はない。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-06 20:30:15)
2.  さよならみどりちゃん 《ネタバレ》 
人間は愚かな事をし、そして傷つきながら強くなり、成長していくのだろうが、傷つき方によっては穢れてもいくわけで、その辺が人生の難しさではある。最後の「14番目の月」の熱唱は、成長を感じつつも同じ事を繰り返してしまう危うさを暗示しているようでもあり、とても上手いエンディングだと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2014-01-31 12:58:16)
3.  さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
最初に哲郎が999に乗り込むところから興奮度UP!。なんで皆点数低いの??? <追記>19年ぶりに再見。やはり哲郎が999に乗り込むまでのところは映画史上屈指のオープニング。前作では大人になった哲郎に少々違和感もあったが、本作では大人になった哲郎と車掌さんとの関係もある意味「対等化」して「いいコンピ」になっているのもウレシイ。大人になって見ると物語全体としては粗があるのは否めないし、説明不足の部分も多く、そういうことが気になるのもわかる。でも、子供の頃見た興奮が冷める事はなかったし、音楽は相変わらず素晴らしいし、大人になってもこみ上げてくるものがあった。あらためて映画を見る時期の大切さを痛感した次第。
[DVD(邦画)] 8点(2004-01-13 22:04:59)
4.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
小学生の頃、渋谷で観て物凄くよかった記憶があります。もう1回見て見たいという衝動に駆られますが、そのまま封印した方がよいのでしょうか???
8点(2004-01-13 04:34:21)
5.  サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
調度祖母がなくなった頃に見たので、見たタイミングがよかったのかも。祖母との思い出がある人は感動すると思います。所詮ファンタジーですから非現実的設定を楽しめない人にはつまらない映画でしょう。この映画に限りませんが。
8点(2003-12-28 14:06:23)
6.  39 刑法第三十九条
精神鑑定は主観によるものであり、それによって無罪となってしまうことを問題視した作品ではあるが、これには業界からの反論もあるだろう。ただし、精神鑑定の科学性や客観性・妥当性といった問題と、刑法適用や司法判断の問題については深く考えた事はなかったので、興味深く視聴できた。難点はややサスペンス色が強くなってしまって、両者の問題点をガッツリと描ききれなかったことだが、それは映画ではなく学問の役割なのかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-20 10:14:47)
7.  三度目の殺人 《ネタバレ》 
真実を明らかにする事はよい事なのか?そもそも真実を明らかにする事は可能なのか?弁護士は真実なんてどうでもいいと思っている。大事なのは法廷戦術であり、裁判に勝てばいい。つまり儲かればいい。裁判はビジネスである。被告も真実なんてどうでもいいと思っている。被告にとっての正義が達成されるならそれで構わない。被告は裁きを下す器でしかない。30年前の殺人も同じである。つまり正義による殺人という私刑で裁きを下す。よって、真実なんてどうでもいいという点においては両者は似た考えを持っている。そこに真実を明らかにしようとする少女が現れ2人は翻弄される。ここがクライマックス。2人は少女に証言させるのは反対である。共に娘の父であるというのが影響したのか。そして両者は結託し、訴訟経済の観点から裁判はやり直しとはならず結審する(ここには死刑制度に対する批判も込められているのだろう)。若い弁護士・検事は真実の究明に向けてのやり直しを求めるが、真実よりもカネと時間と出世の方が大事なのが大人である。本作は真実を巡る世代間格差がテーマだろう。だから本作においては事件の真相がどうかなんてのはどうでもいい話である。にもかかわらず、謎解き法廷ミステリー風に製作してしまったため、ストーリーに気をとられてテーマの本質を見失ってしまいがちになるのが難点か。もうちょっとテーマがわかりやすいように製作すればよいと思うのだが、それをせずに暗示に留めてしまう(象の例え話は過剰説明にも思えたが)傾向にあるのがこの監督の手法なので仕方ないのかもしれない。が、あまりにも解釈を視聴者に委ねてしまうのは、主張が伝わらないどころか問題提起にすらならないというデメリットもあると思うのだが。
[地上波(邦画)] 7点(2020-07-08 13:27:54)
8.  ザ・ヤクザ(1974)
外人が描く「義理」の世界。これは「追憶」の翌年製作ですね。自分大好きの自由奔放な女性を描いた反動なのか、義理に縛られる抑制の効いた寡黙な日本男児をそれなりに上手く描いている。義理の訳語は「obligation」となっているが、やはり外人には理解しがたいのか???外人が描く日本映画としては許される範囲でなんとか踏ん張っている。討ち入りシーンも違和感無い。が、最後の双方の指詰めでぶち壊し。なんとかならなかったのか・・・。それにしても高倉健はカッコイイヨ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-10 23:52:15)
9.  柘榴坂の仇討
良く言えば、維新後も古き良き侍スピリッツを持ち続けた人々の美しい人々、悪く言えば、時代の変化についていけない古臭い不器用な人々の物語といった印象で、浅田次郎らしい?作品ではある。桜田門外の変という史実をベースとした全くの創作モノでオチも予想通りではあるんだが、仇討テイストはちょっと任侠映画風でもあるし、幕末・維新に興味がある人にとってはそれなりに楽しめるのではないかのと。中井貴一は相変わらずだが、阿部寛はこういう役もできるんだなあと感心。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-15 21:56:46)
10.  最高の人生の見つけ方(2019)
やりたい事をするにはそれなりにカネが必要であるという身も蓋もない現実が見せつけられるわけだが、他方でカネがあるからといって幸せになれるわけでもないという当たり前の現実も描写。やはり、時間や健康がイチバン大事ということになるような気もするし、長生きすればいいというものでもないという気にもさせられる。冒頭のフリから最後は宇宙に散骨するのかなと思ったが・・・。賀来賢人の役どころと、前川清のキャスティングは少々疑問。
[DVD(邦画)] 6点(2022-07-30 18:16:15)
11.  真田幸村の謀略 《ネタバレ》 
これは高校時代ぐらいの時に見て「我こそは真田幸村なり!家康見参!」のラストの連呼はとても印象に残っていました。大人になって見ると、十勇士はさすがに子供向けで大人にはキツイな思いつつ、関ヶ原から豊臣滅亡までの歴史的背景や因果も理解した上で見られるので、また違った印象にはなります。フザケテ製作しているようで、それなりに大マジメなのかな?と思わせる、不思議な余韻が残る作品だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-14 11:28:05)
12.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 
50過ぎて同窓会に来られる人ってのはある程度の人生の成功者なわけで(来られない人にこそ様々な人間模様やドラマがあるのだろうが、この監督はそういう事には興味はないのかもしれない)。そんな中にも若い奥さんもらった同級生がいたり、恩師が行き遅れの娘と同居してラーメン屋やってたりと、いろいろと違いや差が出てくる。主人公は艦長まで勤めたエリート軍人なのだろうが戦争には負け、妻を早くに亡くしているが、子供3人には普通に育ち、孫は居ないが1人は結婚してるし、そんなに悪くもない人生。それでも他人が気になって、あわてて娘を嫁に出したものの迷いがあったり、他方バーの若い女が気になったりと、結局は他人との比較でしか自分の人生の良し悪しを測れない高齢者入りする戸惑う男の哀しみは程よく描かれている。自分の社会的引退と共に高度成長入りしていく社会とが調度交錯していく時代の変わり目の一瞬を切り取った作品であり、50年以上経過した日本の価値観や時代背景、視聴者の世代や環境によっては中々理解し難い所もあるのかなとは思う。
[DVD(邦画)] 6点(2016-03-08 14:12:22)
13.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
ラブマシーンは知識欲によりアカウントを乗っ取り膨張しているだけ。世界征服とか世界破滅や権力への欲望はない。そもそもラブマシーンには意思がない(ハズ)。知識欲というのは一番厄介な欲であり、満足する事がない。だから終わりがない。まさにモンスターである。物語はこの欲の塊にどう対峙するのか?が焦点となる。第2次上田合戦等々をモチーフとした暴力対決はズレてるなあと感じていたので、電脳空間での長ったらしい暴力シーンは冗長であり見ていて退屈した。ここは子供向けのサービスシーンだから仕方ないのだろう。結局ラブマシーンはギャンブル欲により破滅(自滅)する。知識欲を植えつけただけのラブマシーンがなぜゲーム好きになってしまい、射幸心が生まれたのかがよくわからないのが難点ではある。が、知識欲はギャンブル欲に負ける(破滅する)というのは中々面白い結論ではある(ギャンブルはどこかで止めない限り最終的に破滅するという情報は乗っ取りしたアカウントからわかりそうなものだが、この辺の制御にバグがあったと解釈するしかない)。ただし、知識欲が原発等々の便利でもあり、破滅へと追い込むモンスターを作り上げたのも事実ではある。モンスターがモンスターを攻撃するという展開は皮肉が利いていて面白い(が、ラブマシーンが攻撃性や意思を持ってしまった原因もよくわからない。突然変異なのか?ありがちな機械が成長して意思・感情を持った系なのか?結局は意思を持たせてしまったというバグであると考えるしかないが)。この問題を家族の絆とか人との繋がり等々の助けによって解決してしまうというのは安直で説教臭い所もあるが、子供向けアニメとして考えれば悪くはないのだろう。
[地上波(邦画)] 6点(2015-07-04 09:03:52)
14.  ザ・マジックアワー
冒頭からスティング臭がするので、展開オチはだいたい読めてしまって意外性がない。あとは「アメリカの夜」もパクってるのかなあとか、諸々の過去作品を想起させてしまうのはどうなんだろ?(場所はシカゴで階段が出てきたので、「アンタッチャブル」のパクリもあるかなと思ったが。)佐藤浩市の勘違いGAPは面白いのだが、バレてからの中盤以降はダレてしまってツマラナイ。流石にオチはスティングまんまじゃなく、若干ヒネリは入ったが、逆に尻すぼみしてしまったような。息抜き系の娯楽作品としては及第点ではあるが。
[地上波(邦画)] 6点(2014-05-04 18:30:06)
15.  桜田門外ノ変 《ネタバレ》 
時系列については最初どうなのかな?と思ったが、事件後の展開もそれなりに意味を持つわけであり、これはこれでよかったのかな?という気はした。江戸期の殺人物としては忠臣蔵に比べ殆ど作品化されてないという意味では貴重な作品。いろいろと勉強になった。 が、話も少々複雑なので多少の前提知識がないとよくわからないのかもしれない。そもそも幕末史に興味ない人は見ないのだろうけど。 事件後各藩が代替わりしてしまって非協力的になる展開には唸らされたが、時の運というか、水戸藩としてもそこまでのリスク管理は流石に出来なかったのだろうなと。 実行犯は殆ど死んでしまうのだが、テロリストであっても、政権が変われば汚名返上され、ヒーローになってしまうという事実がこの国にもあったという事を今更ながら知り少々驚いている。 <追記>7年ぶりに再見。その後色々と勉強して一連の流れについては把握しているので年表を辿るようなシーンの連続は少々退屈に感じた。個々の襲撃者のその後を丁寧に追った方が映画作品としてはドラマ性があってよかったのではないかと思う。原作未読なので、そこまで叙述されているのか不明だが、薩摩の有村兄弟なんかは司馬遼太郎の小説にもなってるし、脚本化の段階で取り込んでもよかったのではにのかと。ちなみに、愛人の拷問死は史実らしく、ちょっと可哀相だった。それにしても幕府や藩の捜査能力?は高いなあと。
[地上波(邦画)] 6点(2013-12-20 11:38:11)
16.  侍(1965)
役者の演技や迫力は認めるけど、歴史的大事件の実話をベースとしたストーリーにしては面白味に欠けるというか、いくらなんでもそりゃあネーだろ?という感じ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-27 01:41:11)
17.  櫻の園(1990)
公開当時かなり話題になったので観にいった記憶があります。高校時代の年中行事ってのは、当人にとっては1年の集大成である一生に一度の出来事。また桜の季節が誕生日の人はわかると思いますが、桜が咲き誇る4月上旬ってのは他の人とは違ったなんとも言えない心理状態になるものです。自分の誕生日に一生に一度の出来事である芝居を行い、ヘアースタイルを変えて、自分の気持ちを告白する。ちょっと気持ちが浮ついた特別な1日をリアルタイム形式で上手く表現していたと思います。
6点(2004-02-29 20:57:17)
18.  サラリーマン金太郎
TVドラマはパート4まで製作されるほど人気のある番組。高橋克典は最高のはまり役で見ていて清清しい。高橋の人気はイマヒトツだが、個人的には30代男優でもっとも好感が持てる。この役を突破口にがんばって欲しい。山崎務もはまり役のアウトローなサラリーマン役を好演。
6点(2004-01-05 15:06:45)
19.  サイダーのように言葉が湧き上がる
母親のケガで代わりに介護施設でバイトする高校生の息子ってのがちょっとリアリティがないように思えるが、地方では普通なんだろうか。青春の「痛々しさ」のようなものは伝わってくるが、物語に起伏がないので少々インパクトに欠けるかな。
[地上波(邦画)] 5点(2023-08-27 16:27:05)
20.  三文役者
殿山泰司はよく見る脇役という印象しかなかったが、こうやって生涯を辿る作品を見ると、生き様としてはいろいろと考えさせられるものがあるというか、「幸せとはなんなのか?」ということにまで思いは至る。実際にはもっといろんなことがあったんだろうが。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-07 16:48:21)
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