1. 淑女は何を忘れたか
《ネタバレ》 この映画で改めて小津は和風でなくハイカラだったんだと再認識しました。斎藤達雄は和服を着てもバタ臭くかっこいいし、キュートなモを演じる桑野通子はバンプっぽくもあり魅力的です。印象的なシーンも多く、子供達が渡辺はま子のヒット曲「とんがらがっちゃ駄目よ」を歌いながら地球儀をまわして遊ぶシーンに当時の時代が見える気がします。あと栗島すみ子、吉川満子、飯田蝶子の女3人集まれば的な会話のシーン。原節子と淡島千景のやりとり同様に小津の楽しさ全開でした。ばか、かば、ばかと言い合う吉川満子、飯田蝶子、かわいくて大好きです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-07 06:18:17) |
2. シコふんじゃった。
日本映画に限らずですが、デブが出てくると、その肉の緊張感のなさに反比例するように映画がしまってくる気がします。面白かった。 7点(2003-09-15 03:44:01) |
3. Shall we ダンス?(1995)
邦画の中で久々にいい映画を見たと感じました。芸達者な脇役とホロリと来るストーリーで生き生きとしています。こういう映画はなかなか出会えません。映画を見たあとしばらく音楽が流れてました。 7点(2003-07-08 03:19:49)(良:1票) |
4. 白い刻印
《ネタバレ》 すっきりしない気分の悪い映画でした。殴ったら死んでしまった父親にガソリンをまいて燃やすシーン、虫歯をペンチを使って自分で抜くシーンなどカルトです。ジェームズ・コバーンがこの映画でオスカーを受賞してますが、なんで?という感じです。 一面雪景色の町を舞台にした警官が主人公の映画に「ファーゴ」があります。「ファーゴ」も救いのない話ですがフランシス・マクドーマンドのおかげで、酷い世の中でも人生は捨てたものじゃないかもと思わせてくれます。この映画にはそれがなくて、ただただ重暗いだけでした。自分の子供のことを思うなら、身を引くことも親の愛情だとあらためて思います。こういう親たちの連鎖は大嫌いだ、と感傷的になってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-20 12:17:39) |
5. 少年(1969)
《ネタバレ》 あたり屋で強請をやりながら各地を転々とする親子。どうしようもないけど、どこか魅力的な父親。義理の母と子供の不思議な連帯感。あたり屋は少なくなったけど現在でも、こういう家族を目にすることがある。というより多いのではないかと思う。強請られた側のエピソードがあれば、さらに深みが益したと思う。見ていて楽しい映画じゃなかったし、今の時代から見ると衝撃的でもないので5点。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-09 08:01:29) |
6. 七人の侍
楽しく見られる映画です。放たれた矢のピアノ線のようなものが見られるのは時代ですね。こういうの好きですが、キャラクターにはあまり入れませんでした。 5点(2003-07-23 23:58:13) |
7. ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド
《ネタバレ》 コミックを読んでいたので90分の映画だと、どのくらいはしょるのかなあと思っていましたが、ある程度は予想通りでした。もっとボロボロの穴あき映画になるのだろうと思っていましたが、頑張ってまとめていたと思います。問題点をつついたら、たくさんありますが、これはこれで良しだと思います。ディオが霧の夜に石仮面を試そうとしたシーン雰囲が出ていました。 [映画館(邦画)] 4点(2007-03-28 02:34:58) |
8. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 漂うレトロ感、さりげない映像、魅力的な脇役・・・。決して嫌いじゃないはずなのに、好きになれない映画でした。まず共感できる場所がなかった。全編を通して、どこかで聞いたことがあるようなセリフが多かったのも気になりました。主役二人がダメです。妻夫木聡は語りは上手だけど、真剣な場所での嘘っぽい笑顔が、自己顕示欲が見えすぎて一時期の布施博の笑顔みたいで興ざめでした。セックス前にあんなに嘘っぽい笑顔をされたら、本気にはなれないのじゃないでしょうか。池脇千鶴の役柄は、生意気でかわいいはずなのに、生意気を言ってしまう嫌みさが少しもかわいくも痛々しくも感じなかった。ふたりとも頑張っているなという感じがしましたが、そう感じさせてしまう時点で駄目な気がします。映画のイメージとくるりの音楽はなんとも似合っていました。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2005-02-22 03:55:56) |
9. 12人の優しい日本人
ちょっと内容がありきたりでラストが見えやすいですね。この映画のトヨエツのセリフ回し苦手です。 4点(2003-08-10 08:57:19) |
10. 四月は君の嘘
アニメは全部見ました。ラストの宮園かおりの手紙でそれまでの話を壊してる気がしたので特に思い込みがあったわけではないけど印象的なシーンや感動させられるシーンがちりばめられていました。 主要登場人物の武士、絵見のシーンは面白く話にエスプリを聞かせていたけど、その二人が出てこないので映画は単なる主人公が死んでしまうお涙頂戴系の恋愛映画になってしまいました。 出演陣を好きな人にはいい映画かもしれない。 [地上波(邦画)] 3点(2020-03-16 21:33:53) |
11. 死国
予想どうりの映画でした。期待していなかった分楽しめました。でも3点。 3点(2003-07-08 02:53:00) |
12. シベリア超特急2
1よりは面白かったけど、カルトというには、まだまだな気がします。 2点(2003-06-20 09:08:10) |
13. シベリア超特急
もっと徹底してカルトかと思ったら、ありがちな映画でした。 1点(2003-06-20 09:06:38) |
14. シベリア超特急3
もっとはじけてくれると思ったけど、1と2の間くらいです。 [映画館(字幕)] 0点(2003-06-20 09:09:09) |