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1.  2/2 《ネタバレ》 
芸術家っぽい男と編集者っぽい女が出会うんだけど、ある日女はベトナムへと去り、男は女を捜し続ける。という枠組なのですが、女の回りには悪夢みたいな怪奇現象が頻発して、むしろホラー作品のような描写です。心理的な影響を言いたいんだったら、映像そのものでびっくりさせたり怖がらせたりするんじゃなくて、日常生活の中にさりげなく現れる不可解さの角度から行かないと、逆に怖くないんだけどな・・・。また、肝心の男女の関係も、男が追いかけるという設定ありきで進んでいますし、女の幼少時のエピソード云々の部分も、現在と上手く絡んでいるわけではありません。というわけで、作品に入れたものすべてがばらばらなままに終わってしまいました。
[DVD(邦画)] 3点(2024-04-08 21:54:44)
2.  二重心臓 《ネタバレ》 
夢野久作原作の映画化に挑むとはまた難易度の高いことを、と思いつつ、その心意気は買おうと思っていた。しかし、まったくそれ以前の問題でした。最初、刑事らしきオッサンが過去のある事件を延々と説明する。説明台詞ではなくて「説明」する。その後も、各場面で、登場人物はただストーリーを喋っているだけ。最後は延々と舞台をそのまま映して、はい終わり。輪をかけて、照明やカメラは、テレビドラマレベルどころか、ワイドショーの再現ドラマレベル。これは映画ではありません。
[DVD(邦画)] 1点(2024-03-18 22:07:07)
3.  日本の仁義 《ネタバレ》 
タイトルとキャスティングだけで十分期待は高まるのですが、それほどでもありませんでした。各シーンはどれも細切れで、何かが完結する前にサクサク次に進んでいきます。1つの組の崩壊みたいなのがテーマっぽいのですが、それも予定調和的にしか見えません。原因は何かと考えたのですが、やはり、根本的なところで、大阪弁を使いこなせていないのではないかな(広島弁ではあれほどみんな輝いていたのに・・・。というかここでの方言って、アクセントなんかも妙に上品で、むしろ京都弁とかに近くない?)。●出演者の中では、フランキー堺がなかなか異色の存在で、しかも重要な役を割り振られているのですが、やはり無理がありました。というかこの人って、どんなシビアなミッションを課されているときでも、すぐにサボってどこかに遊びに行きそうに見えるぞ(←褒め言葉)。ほかの皆様も何か消化不良気味で、唯一光っていたのがヤクザ役ではない林隆三の怪演、というのが皮肉でした。
[DVD(邦画)] 5点(2023-11-26 00:12:27)
4.  西の魔女が死んだ
最初の5分くらいで、ナレーションを含めた台詞が揃いも揃って説明台詞であるのにびっくりしたが、その後もそのまま進んでしまうのにもっとびっくりした。映像の色彩感覚でごまかそうとはしていますが、中身のなさは隠すことはできません。肝心のおばあちゃんも、とりあえずいい人っぽく撮っているだけで、わざわざ後からの回想で主人公に位置付けられるほどの際立った存在はありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-01-24 01:27:15)
5.  女系家族 《ネタバレ》 
いや、もう、何というか、これぞまさにドロドロ映画ですよ。三姉妹の存在的重量感だけでただごとではないのに、それに浪花千栄子大姐御が被さって加わってくるわけです。番頭やその妻だってろくでもないし、端役に見える山守にも見せ場ありだし、そうそう田宮二郎兄貴だってどうしようもないです。皆が皆、当たり前のように我の利益しか考えていません。この徹底ぶりはむしろ爽快です。それに対峙するのが若尾様なのですが、当然ながら無力です。しかしその、虐げられるほど滲み出てくる色気が、その他全員のむき出しの欲得と拮抗しているという、不思議なバランスを見せつけています(そしてそれがラストのカタルシスにつながることはいうまでもない)。ホネはシンプル(つまりは遺産相続という一点の枠内のみ)なのに、演技と演出でここまで面白くできる。ドラマとはこうあるべきです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-04 02:25:12)
6.  女体渦巻島 《ネタバレ》 
タイトルは何じゃそりゃというか、ほとんど中身と関係ないのですが、とりあえずB級感満載のギャング映画です。ちょっと影のありそうな謎めいた主人公が登場するのですが、もっともらしい難題が提示されつつ、その割には都合良くサクサク進みます。そしてあっけなく終わってしまいます。バーのカウンターでショットの中身を見破るようなキザな場面がもっと見たかったのですが、むしろああいうシーンこそがこの作品では例外なんでしょうね。
[DVD(邦画)] 4点(2022-03-28 01:44:46)
7.  日蓮 《ネタバレ》 
「当時は異宗とされて迫害も受けていた日蓮宗の始祖」ということは知っていても、それ以外のことは知らなかった日蓮の伝記もの。青年期からの一生を(回想も交えて幼少期も絡めるなどして)丁寧に追っていますが、限られた時間の中なので、例えば流罪にあった→えっもう戻ってきたの、みたいないきなり高速度な場面もいくつかあります。ただその中でも、「とにかく法華宗を全国に広める」という生涯の目標は一貫されていますし、また、歌舞伎で鍛えた錦ちゃんの力強い発声は、辻説法で人々の心を捉え、最高権力者の執権相手でも平然と対峙した主人公にぴったり合っています。難点は、序盤と終盤に顕著なナレーションがものすごく邪魔なことと、この豪華キャストの使い方が超雑なこと(そこそこ出番があって物語上の存在の意味があったのって、松坂慶子と田中邦衛くらいでは)。
[DVD(邦画)] 6点(2022-01-13 01:47:10)
8.  日日是好日
画面内でやろうとしていることについて、そのまま一人称ナレーションで「解説」がついて回っているのであるが、この脚本家兼監督は、役者やスタッフをよほど信用していないのだろうか。そのような環境下で仕事をさせられる方が可哀想だ。●主人公についても、周辺の人たちについても、背景もなければ変化もないので、「ただそこにいるだけ」なのです。つまり、茶道のシーンを撮った時点で、制作側の力が尽きてしまっています。●それから、最後の部分を除いても、作中で15年くらいは時間が経過しているはずなんだけど、それが何も表現されていないのは、逆に意図的なんでしょうか?それに何か意味があるの?
[CS・衛星(邦画)] 3点(2021-01-07 01:01:23)
9.  虹の中のレモン
ヴィレッジ・シンガーズの主演作第2弾。ただ今回は、ひたすら青春一直線だった前作と少し違い、ヒロインが孤児の世話をしていたりとか、竹脇無我と加東大介の親子対立問題が絡んだりとかがあったりして、微妙に作品に暗い影が漂っており、それがGSパワーも削ぐ結果となっている。大体、竹脇先生の場合、気合を入れれば入れるほど一気に作品をシリアスに塗り替えてしまうので、それと爽やかヴィレッジが合うわけがないのです。しかも、竹脇先生と中山仁の共演シーンなどでは、とたんに画面にまともな演技的雰囲気が満載になってしまうのが、逆に笑えてしまうので困ります。あと、GS映画恒例の?ヘルプ出演は、パープル・シャドウズです。
[DVD(邦画)] 5点(2019-05-15 21:35:05)
10.  日本一のホラ吹き男
まだこの頃は、「会社の中で出世すること=国民全般にとっての人生目標」と捉えられていた時代であって。したがって、肝心のホラ吹きというのもその枠内で構成されているので、今見ると何がホラなのかという気もするし、したがって笑いとしても成立していないのです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-08-07 03:03:28)
11.  ニンゲン合格
導入部の時点で、10年の重みが何もなくて、すでにドラマが存在しないのです。その後も、作り物っぽさ満載の、頭で考えただけのようなシーンが最後まで連続するだけ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2018-02-28 00:00:18)
12.  二十四時間の情事
何がしたかったのかよく分からないのですが・・・寓話的・象徴的にいきたいのであれば、現実そのもののデモ行進のシーンなど出すべきではないし、「性」と「生」を絡めて退廃的にいきたいのであれば、もっと「情事」の部分がきちんとしていなければならない。つまり、全体としてフワフワしていて、いろいろと中途半端なのです。「ヒロシマ」はネタにすぎなかったのか、とさえ思ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-29 23:40:12)
13.  ニッポン無責任野郎
無責任をただ無責任に描いても、面白くも何ともないし、テーマにもなっていないわけで。無責任ならではのギャップなり摩擦なりが発生して、それを何とかしてこその無責任でしょ。なので結局、この作品は、オチもなければ笑いもないのです。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2017-09-13 01:16:56)
14.  肉弾(1968) 《ネタバレ》 
ひたすらシュールな画面を次々に塗り重ねて作ろうとしたのがとてもよく分かる作品。前半の女郎屋~防空壕くらいのくだりまでは、白黒なのに絶妙に汚れ感が表現されている映像関係も含め、じめじめ感やぼろぼろ感がよく表現されていたと思う。しかし、砂漠のあたりからはそのシュールさが度を越してしまい、そもそもどういう世界観なのかという根本から迷走することになってしまった。ベースに不条理性を置くのであれば、あまりにじっくりしているのは逆効果で、90分台くらいに刈り込んでもっとペースを考える必要があったと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-28 02:36:54)(良:1票)
15.  忍者武芸帖 百地三太夫
とにかく、真田広之、真田広之、真田広之と、まあそういう作品。広之さんを鑑賞するという目的(謎のインチキバレエも含めて)に絞って見れば、必ず目的は達成できる。志穗美悦ちゃんは、分かりやすく出番が削られている上に使われ方もひどいんだけど、まともに悦ちゃんを活躍させれば、主役を一気に目立たなくさせてしまうことが容易に推測できるため、作品の目的からいえば仕方ないのだろう。僅かなアクションでも、この人の技の切れは異常。
[DVD(邦画)] 5点(2015-08-02 01:27:01)
16.  日本侠客伝 《ネタバレ》 
導入部分はちょっとごちゃごちゃしているのだが、材木運搬シーンあたりから一気に展開が凝縮されてくる。ただ材木を運ぶだけというテーマだけで、あそこまでの緊張感を維持しているのはなかなか。ただ、結果としてはその後はごく単純な収束で、俳優陣のキャラクターによりかかっている気がしなくもない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-08 20:01:31)
17.  226
キャスティング一覧の豪華さには目が眩みそうになるが、そのほとんどはエキストラレベルの使われ方しかされていないので、まったく意味がない。辛うじて出番があるといえる何人かの役者も、人格設定を与えられていないので、演技になっていません。各シーンも、青年将校がいらいらそわそわしている同じような場面の繰り返しで、制作者がこの作品で226事件の何を表現したかったのか、皆目不明。
[DVD(邦画)] 4点(2014-12-07 22:18:50)
18.  日本の熱い日々 謀殺・下山事件 《ネタバレ》 
例えば序盤の新聞社内のシーンで、ただ「暑い」という一事を表現するために、小道具やエキストラやメイクを積み重ねる丁寧さ。ああ、手間暇かけてるなあ、と嬉しくなる。実際の映像や写真や記事も随所で挿入されているが、見せ方やつなぎ方が自然なので、違和感が生じない。そうした積み上げの上に、主人公はひたすら地道に、ただ調査と裏付けを繰り返していく。ここぞというところで捜査本部がいきなり消滅するとか、もっともらしく登場する伊藤孝雄についても結局何も起こらないなど、現実の厳しさもきちんと踏まえているのが、作品の重みを増している。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-09 02:45:38)
19.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
どの角度からどう切っても論外な点が満載なのだが、問題の根本はやはり、テーマが何も存在しないということ。公共側の人間も民間側の人間も、要するに、最初から最後まで右往左往しているだけであって、意思もなければ行動もない。映像面でも、「各地の災害の模様を撮りました」という表面的な絵面があるだけであって、そこに表現は何もない。●一番目についたのは、とくに柴咲コウのレスキュー隊員と大地真央の防災大臣において、能力というものがまったく感じられないこと。ここで活動能力や計画能力、現場対応能力を出しておいてこそ、それでもかなわない災害の容赦なさ、過酷さが表れるはずなのだが、この2人がただ騒いでいるだけなんだから、別に日本が沈没しなくても十分危機になってるじゃん、と思ってしまう。●あと許し難いのは、いざというときに、国宝の仏像などを海外に移転させていること。こういった仏像を含めた神仏は、災害時やパニック時にこそ民衆の安寧を祈念する存在として必要なのに、民を見捨てて我先に海外に逃避する仏像など、その時点で国宝に値しないし、そもそも寺社がそんなことを許可するはずがない。かりに原作でそういう描写があったとしても、そんなものはカットするのが映画制作者の良心であるし、映画に取り入れた時点で制作者の責任は発生する。
[CS・衛星(邦画)] 0点(2014-02-06 21:19:18)
20.  ニッポン無責任時代
もう少し一直線にはじけるのかと思っていましたが、意外に多くの部分は真面目なつくりでした。ただ、後発のいろんな喜劇の源流になったという点では価値ある作品でしょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-05-13 00:20:39)
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