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61.  男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 《ネタバレ》 
ついにサブタイトルでオリジナリティを放棄してしまって、その時点で制作側の志の低下が窺えるのだが、さらに問題だったのは、マドンナの三田佳子の造形から何からが、その2年前の大河ドラマ「いのち」の主人公そのまんまだということ。監督は一体何がしたかったのだろうか?そんなに慌ててシリーズを埋めなければいけなかったのか?●そんなわけで、そのままだったらシリーズ最大の駄作というか愚作となることは間違いなかったのだが、それを大きく救っているのは、何といっても前半のお婆ちゃんとのやりとりです。電球1つがあるだけで、夜になれば座っている空間以外の周辺は全部真っ暗という木造家屋。やっぱり寅さんにはこういう舞台が似合う。小諸の病院への駆けつけシーンも、ああそういえばこのシリーズは、「自分にどうしても会いたいと言ってくれる人がいれば、すべてを放ってでもすぐ会いに行く」という行動の美しさを描いてきたんだなあ、と思い起こさせる。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-01-12 01:38:38)
62.  男はつらいよ 幸福の青い鳥 《ネタバレ》 
今回、谷よしのさんが「登場なし」!(第20作以来、ということになるかな?)●導入部でさくらが「1年以上もご無沙汰じゃない!」と言ってるのも、ネタですね(「キネマの天地」で1回飛ばされている)。●さてマドンナが悦ちゃんなんですが、まあ、絶望的なくらい合っていません。大空小百合の少女時代と全然違うぞ!という以前に、作品世界に合っていません。宴席で抱きついてくる客とか、ガード下で絡んでくるチンピラとか、そこで悦ちゃんの回し蹴り一発で返り討ちKOではないか?などと別の期待をしてしまいます。まあ、そういう無茶なキャスティングのおかげで、「お着物姿で炭坑節を歌う悦ちゃん」という貴重なものも見られたりするわけですが。●せめて、第33作で中原理恵がやったような役だったら、渡瀬恒彦とも上手く反応して面白くなったのではないかと夢想してしまいますが、まあ、そうすると寅さんシリーズではなくなりますね。●長渕剛の画家っていうのもどうにも合ってなくて、素直にミュージシャンの方がよかったんじゃない?ハーモニカのシーンだけ、異様に生き生きしていますよ。●とは言いながらも、例えば悦ちゃんの料理シーンなんかが不自然に多かったりして(「とらやでマドンナが食事の支度を手伝う」というのも珍しいと思う)、これはもしかすると、これが悦ちゃんの最後の映画出演になってそのまま引退することを踏まえたある種のお祝い作品だったのかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-24 00:33:55)(良:2票)
63.  男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 《ネタバレ》 
何と今回、本編に入っていきなり谷よしのさんが!これは奇襲攻撃!●寅さんが恋愛指南役というのはこれまでにもいくつもありましたが、その場合も寅さんは、どこか悠然と構えた余裕というか、同時に自分自身もそれをどこかで楽しんでいる風情があって、そこが粋を感じさせていたわけです。この作品ではやたらきつい表情でストレートな台詞を吐く場面が目立っており、それが何か制作側の焦りみたいなものを感じさせます。そのせいかどうか、ラストの秋田シークエンスは完全にグダグダで、前の作品ならここは柴又の範疇内でさらっと切り上げていたはず。●それとこの作品のとき、渥美さんはもしかして体調悪かったんじゃないのかな・・・。声にも何となく張りがないし、序盤でポンシュウのアクションが目立っているのも、渥美さんを動かさないためのように見えてしまう。柴又案内には満男を行かせてしまうし、マドンナと平田満のデートシーンが延々と続くのも、もしかしてそのため?とか勘ぐったりして。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-12-08 00:16:08)
64.  男はつらいよ 翔んでる寅次郎 《ネタバレ》 
桃井かおりがマドンナってのは、前々作の武田鉄矢に続いて「ハンカチ」からの引っ張りなんだろうし、そもそもこのシリーズにこの人は合わんだろ・・・とあまり期待していなかったのですが、出会いの場面などは予想外にしっかりしている。桃井かおりのぼーっとした感じと、それに対し言葉少なに応答する寅さんが、むしろ侍の斬り結びを見ている感じで、意外に新鮮なのです。そこから進んで、ウェディングドレス駆け込みのシーンなんかも、そのシーンから逆算して作品を構成したんだろとも思いつつ、それはそれでインパクトはある。ところがそこからがどうも低空飛行で、結局桃井はその辺の若者のモラトリアムみたいな極小課題でうじうじ立ち止まっているし、布施明との関係を(制作側が)どうしたいのかも分からない。最後の結婚式は、博&さくらの結婚の再現みたいで、ある種のサービスだったのかもしれませんが、やはり機能していません。あと、せっかく引っ張り出した木暮実千代姐さんが気品のかけらもなく撮られているのは、一体どうしたのという感じ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-17 01:00:28)
65.  お日柄もよく ご愁傷さま 《ネタバレ》 
導入部の橋爪功と松村達雄の会話、それに続く橋爪功と吉行和子の会話で、あまりの説明台詞+台詞のための台詞っぷりに、唖然として真面目に見る気ゼロになってしまったのです。ところがその後は、墜落するには至らず、低空飛行ながらも何とか最後まで持ち直しました。よく見ると、航空券やスクラップなどの小道具の使い方、多数の登場人物の出し入れの手際の良さ、お通夜から火葬までを丁寧に追っていく描写設定など、作り込み方のある部分はしっかりしているのです。それだけに、何でそれを徹頭徹尾説明台詞で埋めつくしてしまったのかと、腹立たしい気分です。あーそれと、最後の大雪山のパートは、まったく理解不可能。家庭の中から始まった問題なのだから、家庭の中で決着をつけないと意味ないんじゃないの?大雪山に行こうと主人公が決意した時点で、ドラマとしては完結してない?むしろ、ほかの家族がどうなったのかはほったらかし?
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-03-11 02:43:18)
66.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど 《ネタバレ》 
小生意気な餓鬼共の我が儘な言動をいくら延々と映されても、別に面白いところはない。しかも、この兄弟は、ボス格の子に対し酒屋の兄ちゃんを使って報復するなど、陰湿ですらある(ついでに、本を粗末に扱うというのは、私は許さない)。そこで父親が「君たちはどこの学校へ行っていたのか?」と的確な突っ込みを入れると、大人のセンスと子供のセンスのギャップがコメディをもたらすんだけど、そのようなシーンは少なかったね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-02-15 02:52:27)
67.  お父さんのバックドロップ 《ネタバレ》 
プロレスそのものに対する突っ込んだ描写が少ないので、親子関係がどう進行していっても説得力がない。ラストも予定調和にしか見えません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-12-10 21:12:54)
68.  お引越し
子供の方は、いろんな場面でわがままでうるさくてあまり可愛いと思えないし、両親の方も、それに対するきちんとしたしつけなり親としての毅然とした対応ができているとは言い難い。したがって、内容面ではそんなに入り込めませんでした。演技の方では、田畑智子はひたすら朗読調の一本調子、中井貴一はキャラクターに合ってない上に関西弁が異様にぎこちなくて、どちらも評価はできないのですが、桜田淳子の意外に堅実な演技には驚きました。こんなこともできる人だったんですね。この作品は彼女にかなり救われてます。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-01-09 02:07:11)
69.  女殺油地獄(1992)
樋口可南子はただ脚本を読まされているだけだし、それと対置されるはずの藤谷美和子にも全然見せ場がない。五社監督は、「鬼龍院」にしても「陽暉楼」にしても「吉原炎上」にしても「肉体の門」にしても、多数の登場人物を遠慮なくぶち込んで、その中で主人公の存在を浮かび上がらせるという手法が得意だったのですが(そして、違うことをやってみたくなるのも分かりますが)、限られた2~3名をじわじわ追っていくというのは、やはりセンスが合っていませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-06-17 01:05:22)
70.  女必殺拳 危機一発 《ネタバレ》 
前作とほとんど同じような作り方なんですけど、やっぱり前作よりしょぼくなっています。ほぼ全部が、「やってきた敵を悦ちゃんがやっつける」→「ぐぬぬ、あの小娘、今度こそ生かしてはおかん!」→「次にやってきた敵を悦ちゃんがやっつける」のループだし。それでも前作はサポーターで千葉ちゃんがいたりして、まだまともなストーリーっぽかったのですが、今作ではそれもありません(一応倉田さんがその役回りなんだろうけど、出番は少ない)。あと、医者っぽい敵の「腕切りシーン」で、折り曲げている本当の腕がしっかり映っているのはちょっと笑いました。誰か気づけよ。
[DVD(邦画)] 3点(2023-02-18 00:29:06)
71.  男はつらいよ 拝啓車寅次郎様 《ネタバレ》 
90年代に入ったくらいから、寅さんはもちろんとらや(くるまや)ファミリーまで一気に老け込んできたんだけど、それより先にスタッフの方が力尽きたというか息が上がってしまったの?と思うくらい、内容に乏しい作品。●かたせ梨乃はマドンナとして機能していないし、逆に女優としての魅力も引き出されていない。牧瀬里穂は、最初の方の不機嫌なシーンが、本当に怒っているようにしか見えない。よって、その後に満男君相手に急にいい関係になっても、不自然にしか見えないのです。●この作品の最大の意義は、谷よしのさんの登場シーンです。次作には出演しなかった谷さんは、これがシリーズ登場最終作品になりました。その谷さん扮する宿屋のお婆ちゃんに対し、寅さんは「世話になったね。ありがとう」と挨拶し、心付けを渡します。脚本上はまったく必要のないシーンでです。これは絶対に、長年にわたりシリーズを飾り続けてきた谷さんに対する制作者の感謝の表れであると考えています。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2021-03-02 21:03:01)(良:1票)
72.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 《ネタバレ》 
これは一体どうしちゃったんだ?というくらいいきなり質が落ちてしまった作品。冒頭の恒例の夢でとらやファミリーが出ないところで不吉な予感が漂う。序盤で久々の(しかも堅気になった)登が登場して(第10作以来?)テンションが上がるも、寅さんが説教してそれで終わり。使われ方あれだけかい!中原理恵のキャスティングは・・・前々作の都はるみで「そういうのもありか?」と山田監督が思ってしまったのかもしれませんが、あっちほどのいろいろな周到な配慮がないので、逆に理恵さんが可哀想。渡瀬恒彦は完全に浮きまくり、あの白スーツでとらやに登場した日には、そのまま椅子や机を蹴り飛ばして仁義なき大暴れをするんじゃないかと思ってしまいますよ。佐藤B作はひたすら陰鬱なだけで、似たシチュエーションの第15作の船越英二とは雲泥の差(おまけに最後のあの処理は・・・)。しかもとらや登場場面は意味合いが渡瀬恒彦とまったくかぶっている。そうそう、とらやファミリーも、あけみの結婚という美味しいネタがありながら、今回はほとんど機能していません。と、ダメ出しばっかり目についてしまった一作でした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-11-24 00:10:24)
73.  落葉とくちづけ
ヴィレッジ・シンガーズ主演作の第3弾。しかし、駆け込みで作った感満載なくらい、前2作に比べると内容がしょぼくて・・・大体、ヒロインのはずの姉妹に向けた(ヴィレッジ側の)視点がぶれぶれで、制作側は何をさせたいのかが分からないし、終盤の継ぎ接ぎの適当さ加減は、脚本家が締切に追われて2時間くらいで書いたんじゃないかと思ってしまうくらいです。役者陣もどうやっていいのか困っているのがありありですが、唯一しっかりはじけている香山美子は、後の開花の萌芽を見せつけてくれます。ヘルプゲストはオックスです。
[DVD(邦画)] 3点(2020-05-06 21:13:06)
74.  お茶漬の味 《ネタバレ》 
とにかく平坦で不自然な会話が延々と続く作品。ドラマの動きを感じられたのは、急に予定が変わって帰宅した夫に対し、もじもじ話しかける妻の姿くらいでしょうか。で、そこで2人で台所に消えていき、そのまま次のカットは食卓でお茶漬けをすする2人でエンドマーク、とかだったらよかったのですが、なぜかそこからもダラダラ続いてしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-17 00:24:38)(良:1票)
75.  おはん
幸吉を石坂浩二にしてしまったのが最大の失敗。この幸吉のええ加減で、グータラで、受身で、優柔不断で、逃避癖ありありなところは、石坂浩二ではどうやっても出ないでしょ。軸がそうなっちゃってるので、いくらそれっぽく盛り立てようとしても、物語としての面白さが存在しないのです。あと、関西弁ももう少し練習すべきでしたね。大原麗子の自然さと比べるとその差は歴然。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-04-28 00:48:44)
76.  小川の辺
無難に無難に行っちゃったなあ。すべてがあらすじからの想像の範囲内で、映画というよりも、原作のプロモーション・フィルムを見ているかのようです。あと、それって明らかに現代的口語表現では?と思ってしまう台詞があちこちにある脚本の雑さも気になりました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-10-22 01:39:54)
77.  お葬式
何というか、全体がいかにも作為的なんです。いかにも日常の生活をそのまま描いてみました的な空気が出過ぎていて、かえってぎこちなく不自然になっている。登場人物に躍動感がありません。あと個人的には、友里千賀子がもっと見たかった。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-12-08 02:14:59)
78.  折り梅 《ネタバレ》 
前半の段階ですでに、説明台詞とそのまんま台詞の連打連打に唖然。これでは問題設定がうまくいかない以上後の解決部分も光らないし、もちろん原田美枝子や吉行和子の演技力も空振りに終わってしまいます。後半は後半で、何かの拍子に芋づる式に全部が解決するという描写にしかなっていないので、ドラマとしての説得力がありません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-12-15 01:28:23)
79.  鬼平犯科帳
こりゃまたしょぼい内容だなあ・・・いくつかの話をつぎはぎして保たせたというだけであって、中身がまったくありません。岩下志麻や梶芽衣子も、えらく老けたなあという印象しか残らず、およそ精彩がない。男優の脇役陣も、せっかく巧者の面々を揃えていながら、石橋蓮司を除いては見せ場が全然なし。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2005-05-06 02:13:25)
80.  陰陽師Ⅱ
前作では、何をやってるのかも何を考えているのかもよく分からない晴明の造形が一種のアドバンテージになっていたのですが、今度は博雅が最初から晴明と打ち解けてしまっているため、それもなくなっている。で、伊藤&今井の大根コンボに市原&深田が激烈な追い打ちをかけていることについては、すでに皆様が書かれているとおり。あとそれに加えて、全編にわたって、照明の雑さがひどい。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-09-26 01:54:28)
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