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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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21.  ハワイ珍道中
アチャコを筆頭に伴淳、キートン、堺駿二のコメディアンが勢揃いし、おもしろさは十分。土人の王様が登場し楽しませてくれるのだが、笑わせ方が少々安っぽい。バタやん(田端義夫)までもがそれにつられているくらいだ。このとき江利チエミ17歳ずいぶんぽっちゃりした容姿だが、歌は可もなし不可もなしというところか。目を見張るのはエキゾチックな安西郷子、本当のハーフだと思ってしまうくらいだ。この人が後に三橋達也の奥さんとなる。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-12 21:39:36)
22.  はだしのゲン PART3 ヒロシマのたたかい
原爆が落ちた後の広島で生き抜くことはとても大変だった。焼けてしまった家には食べるものすらない。親を亡くした孤児たちは他人のものを盗んだりもするが、生き抜いていくためには仕方がないことかもしれない。一方、生き残った人の中にも原爆症で亡くなる人が次々と出てくる。 映画としては必ずしも良いできとは言えないが、私たちが知っておかなければならないことがたきさん含まれているように思う。
[DVD(邦画)] 6点(2012-08-16 00:46:30)
23.  パンツの穴
青春映画には違いないが、とても爽やかとは言えず品がない。途中目を覆うようなシーンが多数、これでは若者に勧めることはできない。その上ストーリーも安易で、ビールを中学生に出したりするなど問題も多い。一番笑ったのは糞合戦にUFOが登場するシーン、金八先生もトンだところに使われたものだ。救いは女の子たちのかわいさだったが、菊池桃子も評判の割にいまいち、個人的にはむしろ友人大石麻衣役の矢野有美の方が、もっとかわいいと思うが・・・。
[映画館(邦画)] 3点(2012-08-05 06:30:39)
24.  八甲田山
物語の設定と同じように、実際の冬の八甲田で撮影するという極めて過酷な状況の中でできあがった映画だ。映画は原作と同様に大変な人気を呼び、私の勤務する高校でも学校をあげて鑑賞することとなった。 事細かに雪中行軍に至った経緯が語られ、青森の第5連隊と弘前の第31連隊がともに真冬の八甲田を踏破する計画が進められる。しかし案内人を用い少数精鋭の小隊で編成された31連隊と、大隊長らも加わって統制のとれなくなった第5連隊とでは、計画内容は大きく違っていた。この辺の描き方が実に丁寧で、前半からすでに見応えのある堂々とした映画になっている。 ところが大規模なスケールで始まった映画も、悪天候の雪の中では誰が誰だかわからず、豪華キャストも形無しになっているように思われる。そしてまた、雪の中で彷徨する過酷な重苦しいシーンが続くが、それはまた観客にも同様の体験を味わってもらいたいとさえ言っているように思える。 その中にあって回想シーンがアクセントとなって映画を引き立てている。また全編繰り返し流れる音楽もまた良い。 ただ心配なのは、時代背景や走行ルートなどある程度の知識を持っていないと、ただ単に雪の中を歩く映画に思われてしまいそうだ。
[映画館(邦画)] 7点(2012-07-19 06:53:48)
25.  博士の愛した数式
とかくむずかしいと敬遠されがちな数学だけど、博士やルートの神秘な数の世界の話を聞いているときっと好きになるかも。私自身完全数や友愛数など、結構勉強になった。 原作のすばらしさもだが、映画の雰囲気が実に良い。配役が良いのか監督が良いのか、その両方なのだろうと思う。 ところで些細なことかもしれないけど、数の字の筆順が違うのが気になった。
[DVD(邦画)] 8点(2012-07-14 08:29:14)
26.  白蛇抄
何と言っても小柳ルミ子がすばらしい。歌手である彼女が女優としての道を確立したと言って差し支えないだろう。彼女はこの映画で日本アカデミー賞の主演女優賞を獲得したが当然とも思える。歌手なり女優なりが大胆なヌードになるだけで評価される向きがあるが、彼女の場合はその次元を遙かに超えていたと思う。 その彼女のぬぎっぷりや全編に漂うエロティシズムのせいか、映画は安っぽく評価されすぎていると思う。映画館で見たときは多少こっちが恥ずかしくなるシーンもあったが、波瀾に満ちた内容が結構おもしろかった。だがやはり水上文学、悲しい運命を負うことには変わりはない。
[映画館(邦画)] 7点(2012-06-23 07:13:25)
27.  パッチギ! LOVE&PEACE
主役アンソンとキョンジャの兄妹などキャストが変わってしまったからだろう、前作と比べ役者が見劣りするし魅力を感じない。パワー不足だし、それどころか同じ監督が作ったようにさえ見えない。在日朝鮮人(韓国人)の問題を扱っているのだから、もっと鋭く描いてほしかった。  
[DVD(邦画)] 4点(2012-05-18 16:11:29)
28.  はだしのゲン 涙の爆発
「あのピカドンは死ぬも地獄、生きるも地獄。あのピカさえなかったら・・・」 広島の原爆投下は生き残った者に対しても大きな苦しみと傷跡を残した。食べるものも住むところもない。人々は次々と死んでいく。そして被爆者に対する偏見と差別。 家族をなくしたゲンと母君江、生まれたばかりの赤ん坊友子、そして広島の原爆孤児たち・・・。彼らはあらゆる困難に負けず力強く生きていく、感動のドラマだ。ある意味前作のの原爆までよりも、もっとすごい。
[DVD(邦画)] 8点(2012-05-05 14:34:11)
29.  はだしのゲン(1976)
大手映画会社ではなく、独立プロの作品。低予算で作られ、子役らも学芸会的な感じもするが、それはそれでよく、味がある。戦争とは何か、原爆とは何かを問い、学校教育映画向けでもある。 原作にほぼ忠実に描かれているが、むごたらしさは押さえられていると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2012-05-05 14:19:40)
30.  はやぶさ 遥かなる帰還
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的な帰還は、私たちに大きな感動を与えてくれた。その映画なのに感動はいまいち。科学の専門用語が飛び交うのは仕方がないし、映画の中の技術者たちも一生懸命に取り組んでいるのもわかる。しかし科学に疎い私には、それが何なのかがわからず、感動できないのだ。あれだけの配役陣を揃えたのだから、的外れな素人っぽい人が登場しても良いと思うし、「例えてみたら、~のようなものだ」というような砕けた説明が入っても良さそうなもの。映画はまじめすぎたと思う。 またそのまじめで堅い部分を解きほぐすのが人間ドラマの部分なのだろうが、これがもうひとつピンと来ない、第一あの町工場はどう関わり合ってくるのだ? 事業仕分けによって消えそうになったプロジェクトだけに、成果をもっと前面に出しても良かったのでは・・・。
[映画館(邦画)] 5点(2012-02-21 14:52:53)
31.  花よりもなほ
格好いい剣の達人がいて、バタバタ人を切る時代劇よりも、こういうのが私は好き。敵討ちと赤穂浪士の討ち入りを対比させて物語が進むのもグッド。吉右衛門のエピソードも加わって忠臣蔵を知らない世代にも興味を引くかも・・・。 最初は長屋が恐ろしく汚くて嫌だったが、見ているうちに慣れた。仇討ちもそのときは憎く思っても、年月が経てばそれ以外のものの大切が見えてくるのだろう。
[DVD(邦画)] 7点(2011-12-15 19:18:04)
32.  裸の大将
山下清さんが生きているうちに作られた本作と、死後ドラマ化され映画にもなった芦屋雁之助版とではずいぶん違う。もちろん死んだ後は美化されるからであろうが、その点では本作の方が実際の山下清像に近いのかもしれない。 しかし両方比べるとこちらの方はあまりおもしろくない。全編がずっと知的障害者でそのエピソードで終わっているような気がする。天才画家山下清は終盤になって申し訳程度に出てくるだけで、しかも少年時代から才能があったようにはまるで見えない。また彼の才能を見いだした式場隆三郎も出てこない。 
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-11-26 22:28:45)
33.  裸の大将放浪記 山下清物語
昔見て大変感動した映画、それまでは山下清さんを本当の意味で理解していなかったと思う。またその後、実際の山下さんの作品を見てさらにすごい人(天才)だと思った。この映画の中でも結構たくさんの絵が出てくるが・・・。 ずっと後「レインマン」を見てサヴァン症候群というものを知ったのだが、彼のような人は風景などを写真のように鮮明に記憶しているのだという。 映画の芦屋雁之助はドラマでも山下清を演じており、まさに適役だと思う。それに彼の死に対して、母親役の中村玉緒の言葉にも涙せずにいられなかった。 すべての障害児と障害児を持つ家族を励ます映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-27 22:02:35)
34.  はなれ瞽女おりん
美しい情景描写に対して、日本海の冷たい海、それは瞽女となった美しき盲目の娘おりんの運命を象徴するかのようだ。水上勉の小説には、このような不遇な環境に生きる人間(女性)を書いたものが多い。その中でもこの「はなれ瞽女おりん」は際だっていると思う。またそう思わせるのは、何と言って岩下志麻の美しさと演技力だと思う。 
[映画館(邦画)] 9点(2011-10-03 15:03:28)(良:1票)
35.  麦秋(1951)
「晩春」と似たところがあるが、私はこちらの方が明るくユーモアがあって好き。紀子さんの結婚話は唐突だったけど、一番身近にいる人の良さなんて気づかなかったことが突然わかるものらしい。 杉村さんというと口うるさいおばさんぽくって今まで好きでなかったのだけど、「本当に来てくれるの?」と何度も念を押したり、素直に喜ぶところがすてきだ。 淡島さんの友人役良いし、笠さんは今度はお兄さんか、本当は若いんだ・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-01 14:21:43)
36.  晩春
原節子主演の小津映画の最初の作品であるが、私が見るのは一番後になってしまった。 父親となかなか嫁ごうとしない娘の細やかな感情を描いた良い映画だったことはよく覚えているが、いまいち他の映画(東京物語など)と比べると印象が薄い。その少ない記憶の中で、笑顔を絶やさなかった原節子が急に真顔になったのを覚えている。そして嫁ぐことになったのだが、花婿さんがどんな人か、誰が演じるのだろうかと思っているうちに終わってしまったことも・・・。 今思えば、せめてカラーの「秋日和」より先に見るべき映画だったのだろうということ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-10-01 09:55:40)
37.  晴れ、ときどき殺人
この頃は赤川次郎の小説をたくさん読んだものだ。ユーモア満載な点に惹かれたわけだが、この映画(小説)も大変すばらしい。殺人が起きたり、親が死んでも、まったくの脳天気はすばらしい。 主演の渡辺典子さんは「積木くずし」では大変な役を演じたが、ここでは大変魅力的な女学生を演じる。赤川次郎さんの小説の主人公にぴったりの人だ。
[映画館(邦画)] 6点(2011-09-26 20:23:22)
38.  バージンブルース
「ジンジンジンジン、血がジンジン」なつかしいなあ、バージンブルース。女子寮に押し入った泥棒さんと仲良くなるのかと思いきや、脱サラの借金を抱えた中年ダメ親父と・・・。自称バージンだし、万引き犯で追われてりゃ仕方ないかと思いつつ旅をする。 灰色の浪人生活の憂さ晴らしだろうか、そういえば、この時代はここいう映画が多かった。秋吉久美子はそういう映画を代表する女優とも思える。 この映画では野坂さん自身による「黒の舟歌」を拝むことができる。
[映画館(邦画)] 5点(2011-09-22 07:56:29)
39.  破戒(1962)
「橋のない川」に登場してくる島崎藤村の「破戒」だが、原作の小説はいざ知らず、この映画で描く部落差別問題はピンとこない。ことば(台詞)の上では苦悩が語られてはいるが、映画としては実感がわかないのだ。したがって、丑松が告白する場面も唐突ささえ感じる。このあたりが「橋のない川」の部落差別と異なるところだろうか。文芸作品としての価値は認められるものの、同和問題提起の映画には向かないということだろうか。 この映画でデビューした藤村志保は、演じた志保と作者藤村の両方を取って芸名をつけたのだそうだ。新人らしい初々しさが感じられる。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-04 09:50:20)
40.  はだしのゲン(2007)(TVM)
「千の風ドラマスペシャル」で放送されたドラマ。「はだしのゲン」については、おおよその内容は知っていたが、漫画はとっくの昔に卒業していたので原作は読んでいないし、アニメ版もこのドラマの後に見た。 アニメ版は長編漫画を1本の映画にしたため、原爆投下場面を除いて物語があっさりしていたように思う。それに比べるとこちらは実にていねいで、家族の絆がしっかりと描かれている。またTVドラマということで、悲惨なシーンは抑えられてはいるが、反面広い年齢層にわかりやすく、情感に訴えている。 つまりは家族の暖かさを強調し、家族が失われることによって、その反対軸にある原爆の悲惨さを伝えているように思う。 子役のできがすばらしいし、やや華奢に見える石田ゆり子も原爆投下後は、力強くたくましくなるのが印象的。 
[地上波(邦画)] 9点(2011-08-17 20:10:30)
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