1. ボーイズ・オン・ザ・ラン
《ネタバレ》 痛々しく、生々しく・・・なんと言うか日々自問自答していることを映像化され、晒されているようでとてもキツい作品でした。まあ、主人公役の峯田が惨めったらしくはあるものの非常にロックの魂を感じさせる演技だったのでまだ救われましたけどね。これで、本当に冴えない奴が演じてたら悶絶してたかもしれませんw 敵役の松田龍平も良い演技してましたね。確かにいるんですよ、こういう奴・・・(以下略) 何というか、この世界観はキツいけれども非常に共感できますね。原作は未読ですが、一度読んでみようかと思いました。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-22 23:37:00)(良:1票) |
2. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 好きな人は思いっきりはまるだろうし、嫌いな人は二度と観ることはないであろう非常にカルトな作品です。 決して名作ではないし、正直「何だコレ?」という感じのヘンテコな映画なんですが、そのヘンテコさが綾瀬はるかと合わさると奇跡的な化学反応を起こし、とてつもなく魅力的な作品になっています。ここまで、綾瀬はるかという女優の魅力を引き出した監督の力量は素晴らし過ぎますね(その分いろいろなものが犠牲になっているとは思いますが)。 [地上波(邦画)] 7点(2010-04-17 00:53:39) |
3. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
《ネタバレ》 やっぱり健さんは冬の北海道が似合いますね。何というか、年を重ねる度に健さんの映画が身に沁みてくるんですよね・・・・・。 [映画館(邦画)] 7点(2007-03-12 18:59:36) |
4. 星空のマリオネット
《ネタバレ》 内容的にはひたすらやりきれないエピソードが積み重なり破滅へ突き進んでいく感じで、退屈さと絶望に満ち溢れた酷い作品なんですけどね・・・・(ケンちゃんのパパがまた凄いことになっていて見てはいけないものを見た気分です・・・)。作品全体に流れる虚無的なムードは嫌いではないです。 まあ、どうにもならないことにいつまでも囚われていては破滅するしかないんですよね。どうにもならないことはどうにもならないこととして割り切っていくしかない、そこから自分の人生を切り拓いていかなきゃいけないなんてことを考えてしまいました。 [ビデオ(邦画)] 6点(2011-05-25 23:50:02) |
5. 火垂るの墓(1988)
《ネタバレ》 20年近くたっても、全く色あせることのないアニメーション映像のクオリティはさすがジブリといったところですね。 結構、この映画を見て泣いたとか感動したとかいう評判を聞いていたのですが、実際見るとそんなに単純な物語ではないですね。はっきり言って、清太と節子の兄妹や西宮の叔母さんそしてその他の登場人物のほとんどが、戦火の中で醜い部分を晒してしまっていて、嫌悪感すら感じてしまいました。でも、その嫌悪感の源泉というのが戦争ということなんですよね・・・・・。だから、私はこの作品を観て、感動はしなかったし涙も出ませんでした。ただ、戦争というものに対する嫌悪感だけを感じました。 [地上波(邦画)] 6点(2007-09-22 19:42:35) |
6. 星に願いを。
《ネタバレ》 美しい函館の風景と竹内結子以外特筆すべきものがない凡作でした。何というか、それ以外のストーリー展開や設定とか全体的に投げやりな感じを受けてしまいました。特に、天からのメッセージが流れるシーンはちょっと雰囲気をぶち壊してましたね(低予算のテレビドラマじゃないんだから・・・・)。 竹内結子が好きな方であれば、彼女の魅力をたっぷり堪能できると思いますが、そうでなければ、別の作品に時間を費やした方が良いかと思います・・・・。 [地上波(邦画)] 5点(2008-02-18 19:28:49) |
7. 亡国のイージス
《ネタバレ》 「日本人よ、これが戦争だ!」ということを多くの国民に教えるための映画なんでしょうが・・・ 実際に起こりそうではありますががあくまでもフィクションの物語を使って、「ほら、平和ボケした日本の皆さん、我々の隣にはこんな危険な国家が存在していて、我々に戦争を挑んでくるかもしれませんよ!そろそろ目覚めないとまずいですよ!」と危機感を煽るやり方はどうも違和感を感じます。 [地上波(邦画)] 4点(2014-07-11 22:51:38)(良:1票) |
8. ボーイ・ミーツ・プサン
《ネタバレ》 何というか、総てにおいて中途半端で消化不良を起こしてしまっている感じですね。 釜山の観光名所が紹介されているのが良かったくらいですかね。釜山映画祭も実際のオープニングの映像は凄く熱気があって惹きつけられましたけど、その後やけにショボくなって、いつの間にか終わってましたしね・・・・。 江口のりこの使い方も「ええええええ、もっと上手い使い方あんだろ。」という感じでした。別に韓国を舞台にしているからって韓流っぽさを出す必要は全く無いと思うのですが・・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2009-01-19 20:07:29) |