1. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 前シリーズの劣化版コピーみたいな内容になっている。ポール・グリーングラス監督のようなスタイリッシュなアクションを期待することはできないにしても、脚本がいかにも後から付け足したような中途半端なものになっており、長い割りに大して面白くない。ジェレミー・レナーは好きな俳優だが、どうもずんぐりむっくりした体型で、ハードなアクションには若干不向きなような気がする。ヒロインが可愛くなったのが救い。これもシリーズ化するつもりなら、もう少し軌道修正を考えた方が良いかもしれない。マット・デイモンの『ボーン』シリーズに泥を塗るようなことになりかねない。っていうか、「ボーン」ってタイトル必要か? [映画館(字幕)] 5点(2012-09-30 09:50:31) |
2. ほしのこえ
《ネタバレ》 このアニメを一人で手がけた…というのは素直に凄いと思う。しかし、ひとつの作品として観た場合、『エヴァ』のもろパクリっぽいモノローグとロボットと使徒?の登場に辟易してしまう。短編で良かった。 [DVD(邦画)] 4点(2012-02-14 09:34:55) |
3. ボーイズ・オン・ザ・ラン
モテない男にとって、女性は天使か娼婦のどちらかでしかない。しかしもちろん彼女もただの人間で、清らかな部分と醜い部分を両方持ち合わせている。さて、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』だ。正直観ている間はタニシのあまりのダメっぷりに引いてしまっていたが、観終わって何日も経ったのに、この映画のことが忘れられない。別れ際のタニシの台詞には、(モテない)男の本音が滲み出ており、思わず涙が零れそうになる(笑)ヒロインを演じた黒川芽以ちゃん、『グミ・チョコレート・パイン』も素晴らしかったが、今回はスゲエ!オレ的アカデミー主演女優賞は彼女に決まり!リリー・フランキーも何気に良かった(助演男優賞もの)。 [DVD(邦画)] 9点(2010-10-02 07:58:00)(良:2票) |
4. 僕の彼女はサイボーグ
《ネタバレ》 タイムトラベルを扱っていながら、ストーリーの整合性を完全に無視。ちょっと日本のアニメオタクっぽい監督のごった煮感覚が魅力的。綾瀬はるかのサイボーグは様になってます。自分の胴体を引きちぎってジローを助けに行くシーンは感動。実写であんなシーンを観られるとは…。CGの出来も悪くなく、急転直下するクライマックスについていけるかどうかが評価の分かれ目か。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-20 09:28:15) |
5. 包帯クラブ
《ネタバレ》 決して嫌いではないが、もっと若い時に観ていれば、素直に感動できたと思う。「包帯クラブ」という発想は良いが、うまく納まっちゃった感があり、想定の範囲内で終わってしまったというのが正直なところ。最近、若い作家の書いた小説を何冊か読んで思ったのだが、導入部は面白いが、結末に向けてぐだぐだになっていくことが多く、この作品も、もう少し破壊的なクライマックスを用意してくれていても良いのではないか。ディノのちょっとした過去が語られ、最初の一歩を踏み出すというありきたりさ。普遍的な青春映画でありながら、それを越えられないもどかしさが残る。石原さとみは可愛いが。 [DVD(邦画)] 6点(2008-09-02 22:24:21) |
6. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
《ネタバレ》 いや~、笑っちゃったよ。くだらない、と思いつつも何故だかハマってしまう。ジェミーちゃん可愛いし…。「ブラジャー貸して」がいちばんウケた。 [映画館(邦画)] 7点(2008-04-24 20:58:38) |
7. ポストマン・ブルース
面白いんだけど、なんだろう。さんざん馬鹿げたギャグで押しといて、最後にホロリとさせるのはちょっと反則。というか、非常に観ていて居心地が悪い。また、『レオン』や『恋する惑星』のパロディはいかにも時代を感じさせます。大杉漣は良かった。 [DVD(邦画)] 6点(2008-04-02 11:21:49) |
8. ホワイトアウト(2000)
《ネタバレ》 まんべんなく『ダイ・ハード』シリーズと『クリフハンガー』をパクっている。ファンをなめとるのか。ド素人の松嶋が、何の反動もなくマシンガンをぶっ放せるのもあり得ない。邦画の典型的なダメな部分が出た駄作。 [DVD(邦画)] 3点(2008-01-12 09:13:16) |
9. 亡国のイージス
2時間では勿体無い作品。3時間完全版とかないんですか?役者が皆素晴らしいので、のめりこんで観れた。ただ、説明不足な点が多く、「誰それ?」「何でこうなるの?」という疑問点が鑑賞中に何度も出てきた。また、『ザ・ロック』的な展開はもうやめにしようよ。 [DVD(邦画)] 5点(2008-01-12 08:35:00) |