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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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1.  マエストロ!
こういった音楽ものは役者が演じるため、音は一流の吹き替えでも手の動きと音楽がかみ合わず違和感を覚えたりするものだが、この映画ではそれがほとんどない。これはプロの指揮者佐渡裕を初めとする専門家がきっちり指導をしたからだそうだ。それだけでも見応え十分で、西田敏行演じるマエストロには威厳と風格を感じるし、オーケストラにとって指揮者とは何なのかを知ることができる。ただストーリー的には感動できるかというと疑問。
[映画館(邦画)] 7点(2015-02-02 15:37:05)
2.  真昼の暗黒
最初に捕まえた容疑者自身が単独犯として自白しているのに、複数犯だと決めてかかった警察側。他の者の名前を明かさなければ死刑になるぞと脅せば・・・。警察の取り調べで脅しや拷問が行われたことは知ってはいたがここまでとは驚き。それとこの裁判が進行中なのに原作本がベストセラーになり映画化されたのにはもっと驚いた。当時社会上の大きな問題になったことは容易に想像できる。松川事件は当時の新聞で知っていたが、八海事件についてはまったく知らなかった。戦後のこういう冤罪事件について私たちはもっと知っておく必要があると思う。
[DVD(邦画)] 8点(2014-10-25 16:18:44)
3.  舞妓はレディ
スペインの雨は平野に降って、京都の雨は盆地に降る。これぞまさしく「マイ・フェア・レディ」をもじった「舞子はレディ」 ヒギンズ教授が若くてハンサムな言語学者になってしまうけど、歌有り踊り有りのコメディ・ミュージカルは何と言っても私好みで大変おもしろかった。鹿児島弁と津軽弁の女の子も良かったけど、竹中直人さん歌はまさに役者のミュージカルだ。そして監督夫人の草刈さん、踊りは本職だけどここでも見事、おまけに富司純子さん顔負けの諸肌ぬぎ。YS11からペーパームーンと京都の風情だけでなく印象的シーン満載。
[映画館(邦画)] 8点(2014-09-16 17:23:40)
4.  真夏の方程式
湯川博士の天才科学者ぶりは相変わらず凄い。ペットボトルロケットを筆頭に数々の科学的思考や発想はあっけにとられるほど、そして少年との関わりもなかなか良い。だが犯罪捜査となるとどこから仮説が生まれてくるのか皆目不明、突飛すぎておよそ論理的には思えない。そして極めつけは、柴咲コウから代わった女性刑事、美人で若すぎて現実離れしすぎている。愛する人を守るためというのはわからないでもないが、およそ動機不十分、なんでそれで人を殺すの?という疑問が残る。
[DVD(邦画)] 5点(2014-02-01 06:17:41)
5.  マダムと女房
作家先生とおだてられれば押し売りの薬を買い、隣の家の音楽がうるさいと苦情に行けば・・・。何ともおもしろいホームドラマだ。多少台詞が聞き取りにくいが、これが日本初のトーキー映画となればそれも許されよう。チンドン屋の音楽に始まり、猫の鳴き声、赤ん坊、めざましなど音の展覧会だ。そしてラストは「狭いながらも楽しい我が家」と歌われる「私の青空」おや、絹代さんは洋服を買ってもらったんじゃなかったの?
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-05-21 07:17:42)
6.  マルサの女2
大物が10億の金の1億を懐にして9人の子分に1億ずつ渡す。子分は1億の金の1000万を懐にして、そのまた9人の子分に1000万ずつ渡して、さらにまたその子分が・・・という悪の組織。宗教法人の隠れ蓑を着た地上げ屋、またその地上げ屋を操る悪徳政治家というように、マルサの活躍よりも悪の組織が前面に出た映画だ。だからスケール自体は大きいのだが、終盤がいまいち歯切れが悪い。
[DVD(邦画)] 6点(2013-02-23 17:29:45)
7.  正午なり
芥川賞作家丸山健二の原作、名投手金田正一の息子賢一の映画初出演、漫画家福地泡介の脚色と何かと話題になった映画で、キャスト・スタッフにも聞き慣れない名前が目立つ。その中でひときわ光るのが色気ムンムンの結城しのぶ、ぞくぞくとする美しさだ。 都会や女性に憧れながらも、思うままにならないやるせなさを見事に描いてはいるが、単調さも目立ちじめじめしていると思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-09-14 07:36:11)
8.  また逢う日まで
また逢う日を信じつつ、明日はどうなるかわからぬ時代を生きた人、死んでしまう人、とてもつらく切ない映画だ。映像にも古さが感じられ、同時代やそれ以前の同じテーマを持つ西欧・米国の映画の洗練さにも及ばない。しかしそれがまた敗戦の宿命をも感じさせる。
[DVD(邦画)] 7点(2012-02-07 23:40:16)
9.  魔女の宅急便(1989)
音楽も良いし(荒井由実ではなく「海の見える街」)、夢とロマンもある。女の子向きのアニメにも思うが、この手では、トトロと並んで好きだ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-01-09 17:31:04)
10.  松川事件
長時間にわたり重苦しい雰囲気が漂う。それだけに無実の人たちの苦難は大きかった。 私の少年時代、大々的に報じられた松川事件被告の全員無罪の判決、その裏側には警察の杜撰な捜査と検察のでっち上げ、支配権力者による労働者弾圧などさまざまな黒い部分が渦巻いていた。 今に思えば、なぜあのような杜撰な捜査とでっちあげ、それに裁判所の誤った判断がまかり通ったのか不思議でならないが、それが戦後の混乱期だったのかもしれない。いや、最近の大阪地検特捜部のでっちあげに見られるように、今日もなお起こっているのだ。 不利な証拠をひたすら隠し通し、拷問と脅迫によって作られた検察の筋書き通りの自白、新証拠が見つかってもなお態度を変えない裁判所の姿勢、私たちはこの映画を通して裁判のあり方その他を真摯に学ばねばならないだろう。 
[DVD(邦画)] 8点(2011-11-22 19:34:32)
11.  麻雀放浪記
70年代麻雀にはまった私は、何とか強くなろうと「近代麻雀」という雑誌を読み、11PMの「大橋巨泉の麻雀教室」をよく見たものだ。その中で知ったのが阿佐田哲也であり、麻雀放浪記だった。阿佐田さんはいろいろなペンネームを持つ直木賞作家である。この「麻雀放浪記」は自身の体験(主人公の坊や哲が本人)に基づくものだが、麻雀の腕前も相当なもので「麻雀の神様」と呼ばれていた。 80年代になって映画化され、逃さず鑑賞。玄人(ばいにん)と呼ばれる人たちの生き様がありありと描かれていた。この人たちはもはや勝負師や博打打ちではない、独特の非情な世界の人間である。私はもちろん食い入るように見たが、麻雀のルールや用語を知らない人にはどう見えたであろうか。 映画では男達だけでなく、加賀まりこや大竹しのぶの女性陣が花を添える。特にまゆみ役の大竹しのぶさんは、青春の門の織江ともイメージが重なっていじらしくてしようがなかった。 
[映画館(邦画)] 7点(2011-08-21 09:59:54)
12.  卍(1983)
増村版と比べてみればすぐわかるが、あれもこれも原作を作り替えているし、おもしろくない。裸体の露出度以外まさっているものはなさそう。高瀬春奈の胸もかなり大きいが・・・。
[映画館(邦画)] 3点(2011-08-04 16:39:29)
13.  卍(1964)
先に樋口可南子の卍を見ていたので、この映画を見るまではそれと同じようなイメージがあった。しかし結果としては雲泥の違いだった。こちらの方が断然良い。さすが増村保造監督による映画である。 若尾文子と岸田今日子の二大女優が何と言っても素晴らしく、迫真の演技だ。したがって映画にもエロティシズム以上に緊迫感があり、サスペンス風にも読み取れるくらいだ。同性愛と異性愛の両面からの愛憎劇(かけひき)となっている。 あとで原作の小説のあらすじを追うとこちらの映画の方が本物といえる。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-04 15:08:23)
14.  マルサの女
○○全開、「さあ、どっからでも調べてやがれ」、隠す方も隠す方なら探す方も探す方、大変強烈である。あの手この手、裏の裏まで、つつがなく見せてくれる。こういう映画はめったに見ることができない。これが伊丹十三映画なのだろう。ラストシーンだって、紙と鉛筆があればよいのに・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2011-07-27 21:28:06)
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