1. 海がきこえる<TVM>
《ネタバレ》 [2018.11.25更新]ブルーレイ版を見ました。やっぱり自分はこの映画、好きです。観た後に彼らのまっすぐさから自分と比べてため息が出てしまいますが、それでもやっぱりこの映画が大好きです。[2012.02.25更新]原作の小説を最近読みました。映画は好きだったけど、原作を読むことで映画の評価が下がる事はまったくありませんでした。むしろこの映画を作った製作者たちはすごいなって思いました。原作自体長い物語ではないけど、物語で重要なシーンをとても自然な形で映像化できているような気がしました。映画・原作の両方を観て、読んで、この物語が更に好きになりました。[以下更新前]杜崎、松野、りかこ、みんな好きです。自分は彼等のような甘酸っぱい青春を過ごしていないので、なんとなく羨ましい気持ちが先行するけど、それでもこの映画が好きです。彼等の裏表のない人柄に惹かれる部分があるからだと思います。 [地上波(邦画)] 10点(2011-08-14 22:26:07)(良:1票) |
2. 天空の城ラピュタ
この物語は既に映画という域をを超えていると思う。自分にとってこの物語は宝物の一つとなっている。 10点(2004-05-15 22:04:45) |
3. となりのトトロ
《ネタバレ》 この映画、もう何回も何十回も観てましたがレビューしてなかったようです。田舎の大きな木のある古家、めざしの入った弁当、薪で焚く風呂、田舎道などなど、物語そのものも好きですが、各シーンも印象的です、特に普段東京で暮らしているとなお一層です。観ている最中も、観た後もさすがジブリと思わせる映画、新作でまた観てみたいものです。 [DVD(邦画)] 9点(2020-08-04 16:06:24) |
4. シンプル・プラン
《ネタバレ》 この映画、地味ですが非常によくできています。大金を目の前にすることにより出演者らの人生が狂います。出演者の演技も素晴らしいです。兄貴のジェイコブはもちろんのこと、友達のルーも良い味だしてます。更に言えば奥さんのサラ、最初からなんか影があるなって思ってましたが彼女が一番頭の回転が早く現実的であり、そして怖い。これまでささやかながらも幸せだと思っていた生活にダメだししまくりで夫が可哀想です。ハンクとサラ夫婦は警察に捕まらないですみましたが以前のような生活はもうできないでしょう。別の映画ですが「ウォール街」に出てくる女性のセリフに「はじめから無いより、一度手に入れてから失う方がもっとつらい」というセリフがありますが、まさにそうだと思いました。 [地上波(字幕)] 9点(2015-07-25 09:00:07) |
5. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 久々に観ました。とっても興奮しました。やっぱジブリはすごい。この興奮をもう一度お願いします! 【追記:2018年1月鑑賞】テレビで久々に見ました。なんかこれまではキキの精一杯な姿を楽しく観ていましたが、いつの間にやら親が子を思うような感じになっていることに気づき、自分の年齢を意識しました。キキの行動や言動、わかるなぁって思います。素直になれない部分とかも含め、そういった感情を素直に表に出せるって素晴らしいことだなと気づくとともに、いわゆるアラフォー世代の自分にとってはもう無理だなぁってちょっと寂しくもなります。この物語にはおそのさんやその旦那さん、ニシンのパイの包み焼を作る女性など、いわゆる大人の人たちも登場しますが、彼らがどういう風にキキを見つめているのかもなんとなくわかるような気がしました。もし自分も子供を持つようになったら一緒に観たいなぁって、そう思う映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2009-07-31 23:07:03) |
6. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 【2024年1月追記】子供を持つようになった今、この映画に対する印象はだいぶ変わりました。赤ちゃんの泣き声一つで周りの雰囲気が一変します。エンドロール冒頭で聞こえる子供たちのはしゃぎ声、これも代えがたい貴重なものです。 【当初投稿】物語自体もおもしろいけど、やはりカメラワークが秀逸である。妻が銃弾に倒れるシーンもすごいが自分が好きなのは妻が仲間に殺されたことを知り、主人公たちが夜明けの中に車でアジトから逃げるシーン、逃げる主人公たちを追う敵たちが遠くから迫ってくる遠近感の表現の仕方が絶妙でした。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-23 12:40:56) |
7. メランコリック
《ネタバレ》 前評判通り、面白かったです。主人公も金髪の松本も、最初はあまり印象が良くなかったのですが物語が進むにつれてこいつら色々あるけどいい奴だなって思うようになりました。女の子は最初から好印象でしたがなぜ和彦なんかに好意を持ったのか不明でした。まぁそういう事もあるのでしょうね。ストーリー的に「冷たい熱帯魚」のホラー系を想像していたのですがそうはならずにコミカルな部分もあり後味も良いものでした。序盤・中盤がああいう内容だったのでそこからこの結末に持っていくのはすごいなって思いました。忘れてはいけないのが出演者達。やはり皆演技が良いですよね、彼らがいたからこそこの映画が成り立ったんだと思います。松本がうどんをこれまでで一番うまいうどんだったと言うシーン、彼の境遇を考えるとそうなんだろうなって思い、当初暗いと思っていた食卓のシーンの見方が変わり和彦はその点では恵まれているのかもと。最後はほんわか終わりましたが現実的にこのまま幸せな日々を送れるかと言われると、そこはやはりフィクションの世界だと思います。だってあれだけ死人が出ているわけだし。それでもやっと普通の銭湯に戻ったあの場所で彼らが平凡で幸せに過ごして欲しいなと願いたい。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-08-18 08:47:34)(良:2票) |
8. もののけ姫
《ネタバレ》 この映画、今のシネコンとは異なり立ち見とかもあった際に映画館の一番後ろで立ってみた映画だなぁって思い出しました。アシタカにサン、エボシなど、登場人物が本当に魅力的。狼のモロやイノシシのオッコトヌシもしかり。このころはまだ宮崎駿全開でしたね。 [映画館(邦画)] 8点(2020-04-16 13:06:24) |
9. 天気の子
「君の名は」をずっと食わず嫌いで最近見て、さすがロングランされるだけあるなって思ってこちらの映画は映画館で観てきました。他のレビューを見て、絵はいいがストーリーは・・とか、音楽はいいがそれだけ・・とか、いろいろ言われていて、確かにそうかもなぁって思いましたが、自分が観ているときはその絵と音楽に惹きつけられるものがあり、君の名は同様、まさかそういうストーリーにするかぁという部分も含めて最後まで飽きることなく楽しめました。細かいことを言えば色々と粗は見えてくると思いますが、映画を見ている間、自分は確かにこの映画を楽しんでいました。そうやって楽しめる映画であれば自分にとって良い映画なんだなって思います。 [映画館(邦画)] 8点(2019-07-29 13:53:45) |
10. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 日本映画の(悪い意味での)独特の癖の塊のような演技ではなく、好演だったと思います。評価が高い日本映画について実際に観てみると自分の好みには合わないという事がしばしばありましたが、この映画は見入ってしまいました。終わり方もああいう終わり方でしたが、だからこそ色々と見終わった後に考えさせる余地を残しているのだと思います。 [インターネット(邦画)] 8点(2018-09-09 09:25:14) |
11. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 この映画、アイデア勝ちみたいな感想も多いですが、自分はネタばれのあとの各キャラクターの設定もとても楽しめました。みんな憎めない人達ばかりで、その人たちが最後に協力して最後のシーンを撮影するところが自分はなんとも好きです。 [映画館(邦画)] 8点(2018-08-17 16:26:42) |
12. 鍵泥棒のメソッド
《ネタバレ》 邦画は普段あまり観ませんが、いやぁ良くできてるなぁって思いました。癖のある出演者が多いですが演技自体は日本映画によくある癖のある演技ではなく自然体の演技で好感が持てました。この映画の主人公、あの殺し屋モドキなんだなって思いました。広末のキャラが若干薄い気もしましたが、最後のキュンでやっぱり存在感を示しましたね。 [インターネット(邦画)] 8点(2017-09-26 08:37:09) |
13. キサラギ
《ネタバレ》 いやぁ、面白かった。不覚にもちょっとホロッとしました。ミキちゃんは最後まで顔を出さずに視聴者の想像に任せた方が良かったかもしれませんが、それでもとても面白かった映画です。好評どおり! ・・・、って、あのエンディングは何だ~!? [DVD(邦画)] 8点(2010-12-15 15:42:54) |
14. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 小学生の低学年のときに映画館で観ました。あの頃は客の入替制がなかったから1回観た後、そのままもう1回観ました笑。「鏡の世界」での買い物、とてつもなく大きなロボットやかっこいいリルル、そしてのび太とドラえもんとその仲間たち。これら魅力的な世界観が、少年だったあの頃の自分を冒険の世界へと連れて行ってくれました。子供ができたら一緒に観たい作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-13 19:12:50) |
15. 紅の豚
初めて観た時はそれほどおもしろいと思わなかったけど、なぜか今は好きな作品。ジブリ作品の女の人たちは本当に魅力的な人が多い。フィオみたいな女の子がいるだけで周囲が明るくなっていくのが良くわかる。そうそう、ポルコの赤い飛行機、今のところあの「赤」よりきれいな赤は目にしていない。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-13 10:53:29) |
16. ロスト・イン・トランスレーション
とても惹き付けられる映画だった。外国人が東京に来ることで孤独感を味わったり戸惑ったりもするけど、これは外国人だけでなく多くの日本人も感じていることなんだろうな、って思った。世界三大都市と言われる東京だけど、人の「生活の場」としてはまだまだ発展途上なのかも。アホな日本テレビや主人公が京都に行く意味があったかどうかはともかくとして観る価値はあると思う(特に日本舞台の映画だし)。それと、物語最後の主人公2人のシーンは日本の東京だからこそ味のあるものになったと思う。あのシーンの独特の雰囲気は他の国・場所じゃあ出せないんじゃないかなあ。DVDでもいいからもう一回みたい映画。 8点(2004-01-26 13:13:33) |
17. 紙の月
《ネタバレ》 NHKドラマシリーズで観て面白かった作品ですが、映画でもさすが宮沢りえ、面白いです。不正をしている最中の効果音、なんかこちらもドキドキしてしまいますし、ヒモ男がどんどんダメ男になっていくのもうまく描けています。テレビをつければ毎日のように新たな芸能人が出てきているような時代ですが、その中でもオーラを持ちづづける宮沢りえのような女優はやはり何かが特別なような気がします。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-30 15:55:57) |
18. すばらしき世界
《ネタバレ》 生活保護担当の職員も、スーパーの店長も最初は嫌な感じと思いましたが、基本的にはいい人たちなんですね。やはりある程度その人の事を知らないとその人の事は分からないなと思いました。役所がパートで働く介護施設の若い職員らもしかり、いい面もあれば障害者を笑いにする面もあり、分からないものです。役所は介護施設で怒りに任せた行動を抑え、ようやく別の人生を歩み始めたかと思いました。ただ、怒って当然の内容だったから、それを抑えないとこの世界では普通の人としてやっていけないというのは少し悲しいと思いました。まったく前知識なしにたまたま観ましたが、良作ですし、役所広司ってすごい演技人だなと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-12-16 16:55:07) |
19. 朝が来る
《ネタバレ》 映画を観始めて、この映画は夫婦を中心に回っていく事を疑いもしませんでしたが、物語途中からひかりの話に進み、ずいぶんとひかりパートが長いなと思いながら見ていて、ようやく終わり近くになってこの映画は夫婦・ひかり双方が中心の映画であった事に気づきました。中学生のひかりと大人になったひかりが同一人物と気づけないぐらいの変わりようからひかりにとっての壮絶な数年間が想像されます。全編通じて明るいとは言えないシーンばかりですが、最後に未来への希望を少し残してくれた形でした。蛇足ですが、ベビーバトン代表の浅田美代子、どこかうさん臭さを醸し出す演技(?)というかなんというか、終わってからこの人で適役だったと思いました。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-28 16:09:58) |
20. JUNK HEAD
《ネタバレ》 映画の作製方法もすごいですが、物語自体も引き込まれます。続編も早く観たいです。早くというのは難しいかもしれませんが。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-24 08:04:45) |