181. 突入せよ!「あさま山荘」事件
今の時代にこのくだらない茶番劇を創った意味が分からない。おりしも北朝鮮問題で赤軍もクローズアップされて、この事件の原因を知りたいと思った人も多いと思うのだが、全くそれについては触れられていないのだ。佐々だからこういう警察の描き方は覚悟していたが、ここまでくると単なるアホの集団にしか見えない。大体当時の責任者の佐々がだらしないから、今日でも北朝鮮など数々の問題が後回しで残っているのだろ。印税貰っている場合と違うで。 2点(2003-11-02 08:09:59) |
182. OUT(2002)
死体をどうこうするというのは最もおぞましい行為だと思っており覚悟をして観たのだが全く怖くなかった。大女優に凄い格好までさせておいて、肝心の描写が中途半端だから何とももったいない出来となっている。あと主役があれだけしっかりしているのに間違った選択ばかりするのも違和感が残る。「ゴルゴ13」の「芹沢家殺人事件」を読んだ方が100倍怖い。 3点(2003-11-02 07:38:01) |
183. TRICK トリック 劇場版
主人公は二人とも好きな方である。ただこのストーリー、人をおちょくるにもほどがあるやろ。クサレ監督にテレビと映画の違いを聞きたいものだ。金さえ儲けれればなんでもありか。こういうのを野放しにしているからクソ映画が後を絶たないのだろう。 1点(2003-10-26 16:45:02) |
184. リング(1998)
ホラー最高作品で、世界に十分通用するであろう作品。日本のホラーは”怖い”より”気持ち悪い”作品ばかりで見る気もしないのがほとんどだが、この作品はうまく両方が組み合わさっている。まずストーリーがしっかりしており、見せ場もさすがに最初に観た時は怖かった。良い作品に真田広之が出ているのは偶然だろうか。この作品の後、やはりというか二匹目を狙った作品が後を絶たないが、そういうのにはここを借りて「1点」を授ける。 9点(2003-10-26 16:34:18) |
185. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 深作に捧げるというだけあって、まず日本を侮辱したような内容になっていなので安心して観れる。強烈な場面の数々とパロディーのオンパレードで最後までだれずに終えるあたりはさすが。難といえばルーシーとの最後の決闘が盛り上がらなかったことである。アクションが出来ないのであればルーシーを使う意味が無く、他の綺麗な日本女優でもよかったと思うのだが。それを音楽と栗山千明が補った感じ。手足飛びまくりの壮絶なアクションは、深作よりむしろ勝プロの「子連れ狼」を思い出す。カンフーもどきをもう少し抑えてもらいたかったが、まあ主人公の”つなぎ”を見れば許せるというもの。予告には、刀に乗るシーンがあったと思ったのだが・・ 8点(2003-10-26 16:07:45) |
186. 千と千尋の神隠し
よく分からない内容の中で、終わってみれば感動したなあという作品。 千尋は最初から普通に描かれてみえるが、問題はおバカな親であろう。 8点(2003-10-18 13:34:33) |
187. Dolls ドールズ(2002)
全く救いが無い印象しか残らなかった。他のストーリーが主人公とリンクして、なんらかの生きることへのメッセージがあるのかと期待したが、全く関わり無い話だったとは思わなかった。そもそも今どき政略結婚というのが不自然。 3点(2003-10-18 13:10:53) |
188. 座頭市(1989)
勝新太郎恐るべし。ブルース・リーに影響を与えたとも言われる座頭市の集大成がここにある。残虐この上無いので好き嫌いは分かれる所だろうが、有無を言わさぬ殺陣は一見の価値有り。 9点(2003-10-18 11:31:47) |
189. 模倣犯
タレントで一番嫌なやつが中居なのだが、まさにその通りのハマリ役であった。それはそれとして内容を期待したのだが、全く駄目であった。最初からバレバレでどこが模倣なのか分からないし、スリリングな駆け引きなど皆無であった。日テレがとうとうテレビ放映したが、爆発シーンを見た子供のことが心配である。これを見たら普通、一生記憶に残るだろ。CGで誤魔化したから良いという問題では無い。日テレと森田には、一度討論会のような場を持たし、一般の声を聞かした方が良い。 1点(2003-10-18 10:36:40) |
190. 梟の城
中井貴一が出れば面白くないと改めて実感した。内容に関しては論外。 1点(2003-10-15 13:50:08) |
191. 弟切草
あまりに点数が低いので投票するが、良くも悪くも無い作品。奥菜恵はそれなりにがんばっていた。 5点(2003-10-15 13:43:00) |
192. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
観ていていらいらする。最初から最後の展開がすべて読めてしまっているにもかかわらず、感動の押し売りのような話が続く。高倉健を周りは崇め奉るが、私としては全く評価しない。 [地上波(吹替)] 1点(2003-10-15 13:14:48) |
193. もののけ姫
観た後の後味の悪さといったら、とても宮崎作品とは思えない。極端な自然保護、動物虐待、老いの醜さ、人間の欲望が気色の悪い主題歌と共に頭に焼き付いてしまった。島本須美の所も何度もみたパターンで「もうええやろ」と言いたい。 1点(2003-10-15 12:47:19) |
194. 里見八犬伝(1983)
子供のころ一番好きだった映画。確かにチャチな所があるが、全体からみれば微々たるもの。今観ても志穂美悦子と岡田奈々の美しさが際立っている。 8点(2003-10-15 12:28:35) |
195. 銀河鉄道999
ガキの頃これを観れて本当に良かったと思う。キャラクター、ストーリーと制作者の気合いの入り方が分かる。 10点(2003-10-15 12:08:49) |
196. 火垂るの墓(1988)
15年目で初めて観た。前半は想像以上だったが、まさかこんなストーリーだったとは思わなかった。もちろん他の方々が書いているように兄のことである。母の死を見れば普通どんなことでも我慢できるはずで”いじわる”とあまりにも重さが違いすぎる。戦争批判が途中から人間批判に変わってしまったことについては、後生に残る大作になった可能性があっただけに残念。 3点(2003-10-15 09:17:18) |
197. 魔界転生(2003)
《ネタバレ》 深作のは最高だったが、唯一霧丸の存在が大きく原作から外れており不満だった。今回は単なる窪塚のプロモーションビデオの感しか残らなかった。 魔人にしても1人ずつの登場で迫力が無く、中でも武蔵の扱いには憤りを感じた。原作者は武蔵対十兵衛という夢の対決を描きたかった訳で、深作が独自の作品にしてしまったが、本来、天草四郎など魔人の1人にしかすぎないはず。 肝心の殺陣はというと、変なカメラワークとCGが気になって全く迫力が感じられなかった。最近の日本映画の諸悪を集約したような作品。 1点(2003-10-13 02:33:44) |