181. 風の谷のナウシカ
最高の感動作。銃の前に無防備で立ちはだかるシーンにぐっときた。原作を見れば、宮崎駿の最後に残されているのは戦争物ではないだろうかと思う。子供向けで無いのは分かるが、未だに続編を期待している人が多いと思う。 10点(2003-11-24 15:13:27) |
182. ルパン三世(1978)
「カリ城」とこの作品はどちらも最高に入る。どちらがというのはなく、凄いのはルパンの作品で2作の傑作があるということである。これ以降の作品を観ても、常人では所詮あの程度の作品しか創れないのが分かる。寂しいのは今の子供が、テレビスペシャル版をルパンと思うことである。 10点(2003-11-22 04:09:34)(良:1票) |
183. ソウル(2002)
本来ならつまらないと判断して観ないのだが、「KT」が良かったので調子に乗って借りたらえらい目に遭った。何処にでもあるようなストーリーで、この程度の脚本で合作した両国の制作者の感性を疑う。どうしても韓国に媚びた創りとなっているのにも不快感が残る。韓国は儒教の国なのに何故整形が流行る? 1点(2003-11-16 16:33:50) |
184. KT
面白いとはいかないが、実際起こった事件のことが分かり為になった。当時、韓国ではスパイには拷問が日常だったようで、北と同じだと感じた。佐藤浩市は相変わらず笑わない。 5点(2003-11-16 04:33:40) |
185. 陰陽師
体育館の薄暗い雰囲気で怪談映画として上映すれば、子供が喜びそう。 1点(2003-11-07 23:58:01) |
186. OUT(2002)
死体をどうこうするというのは最もおぞましい行為だと思っており覚悟をして観たのだが全く怖くなかった。大女優に凄い格好までさせておいて、肝心の描写が中途半端だから何とももったいない出来となっている。あと主役があれだけしっかりしているのに間違った選択ばかりするのも違和感が残る。「ゴルゴ13」の「芹沢家殺人事件」を読んだ方が100倍怖い。 3点(2003-11-02 07:38:01) |
187. 火垂るの墓(1988)
15年目で初めて観た。前半は想像以上だったが、まさかこんなストーリーだったとは思わなかった。もちろん他の方々が書いているように兄のことである。母の死を見れば普通どんなことでも我慢できるはずで”いじわる”とあまりにも重さが違いすぎる。戦争批判が途中から人間批判に変わってしまったことについては、後生に残る大作になった可能性があっただけに残念。 3点(2003-10-30 02:25:44) |
188. TRICK トリック 劇場版
主人公は二人とも好きな方である。ただこのストーリー、人をおちょくるにもほどがあるやろ。クサレ監督にテレビと映画の違いを聞きたいものだ。金さえ儲けれればなんでもありか。こういうのを野放しにしているからクソ映画が後を絶たないのだろう。 1点(2003-10-26 16:49:35) |
189. リング(1998)
ホラー最高作品で、世界に十分通用するであろう作品。日本のホラーは”怖い”より”気持ち悪い”作品ばかりで見る気もしないのがほとんどだが、この作品はうまく両方が組み合わさっている。まずストーリーがしっかりしており、見せ場もさすがに最初に観た時は怖かった。良い作品に真田広之が出ているのは偶然だろうか。この作品の後、やはりというか二匹目を狙った作品が後を絶たないが、そういうのにはここを借りて「1点」を授ける。 9点(2003-10-26 16:36:42) |
190. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 深作に捧げるというだけあって、まず日本を侮辱したような内容になっていなので安心して観れる。強烈な場面の数々とパロディーのオンパレードで最後までだれずに終えるあたりはさすが。難といえばルーシーとの最後の決闘が盛り上がらなかったことである。アクションが出来ないのであればルーシーを使う意味が無く、他の綺麗な日本女優でもよかったと思うのだが。それを音楽と栗山千明が補った感じ。手足飛びまくりの壮絶なアクションは、深作よりむしろ勝プロの「子連れ狼」を思い出す。カンフーもどきをもう少し抑えてもらいたかったが、まあ主人公の”つなぎ”を見れば許せるというもの。予告には、刀に乗るシーンがあったと思ったのだが・・ 8点(2003-10-26 16:07:45) |
191. 千と千尋の神隠し
よく分からない内容の中で、終わってみれば感動したなあという作品。 千尋は最初から普通に描かれてみえるが、問題はおバカな親であろう。 8点(2003-10-18 13:34:33) |
192. Dolls ドールズ(2002)
全く救いが無い印象しか残らなかった。他のストーリーが主人公とリンクして、なんらかの生きることへのメッセージがあるのかと期待したが、全く関わり無い話だったとは思わなかった。そもそも今どき政略結婚というのが不自然。 3点(2003-10-18 13:10:53) |
193. 座頭市(1989)
勝新太郎恐るべし。ブルース・リーに影響を与えたとも言われる座頭市の集大成がここにある。残虐この上無いので好き嫌いは分かれる所だろうが、有無を言わさぬ殺陣は一見の価値有り。 9点(2003-10-18 11:31:47) |
194. 弟切草
あまりに点数が低いので投票するが、良くも悪くも無い作品。奥菜恵はそれなりにがんばっていた。 5点(2003-10-15 13:43:00) |
195. もののけ姫
観た後の後味の悪さといったら、とても宮崎作品とは思えない。極端な自然保護、動物虐待、老いの醜さ、人間の欲望が気色の悪い主題歌と共に頭に焼き付いてしまった。島本須美の所も何度もみたパターンで「もうええやろ」と言いたい。 1点(2003-10-15 12:47:19) |
196. 銀河鉄道999
ガキの頃これを観れて本当に良かったと思う。キャラクター、ストーリーと制作者の気合いの入り方が分かる。 10点(2003-10-15 12:08:49) |
197. 魔界転生(2003)
《ネタバレ》 深作のは最高だったが、唯一霧丸の存在が大きく原作から外れており不満だった。今回は単なる窪塚のプロモーションビデオの感しか残らなかった。 魔人にしても1人ずつの登場で迫力が無く、中でも武蔵の扱いには憤りを感じた。原作者は武蔵対十兵衛という夢の対決を描きたかった訳で、深作が独自の作品にしてしまったが、本来、天草四郎など魔人の1人にしかすぎないはず。 肝心の殺陣はというと、変なカメラワークとCGが気になって全く迫力が感じられなかった。最近の日本映画の諸悪を集約したような作品。 1点(2003-10-13 02:33:44) |