21. 羅生門(1950)
'08.5/3 3回目鑑賞。何といっても強烈な印象は忘れられない。京マチ子の美しさ。 森雅之、三船敏郎の個性豊かな風貌と演技。でも唯唯緊張感の連続で観るたびに疲れる。何度も観たいとは思えないのが難点(ー1点) [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-10-17 11:29:24) |
22. デルス・ウザーラ
2012.03/23 鑑賞。黒澤作品と知っていなければきっと判らなかっただろう。今までと全く違った演出の気がした。広大な寒い未開の土地と自然とその四季、そこを住処にする原住民の猟師の自然に対する敬いと恐れと知恵。台詞の一つ一つが詩的で啓蒙的で示唆に富んでいる。探検隊の隊長と先導案内人デルスの関係を素晴らしく描き出す。少ない台詞で自然が主役とも言える。第一部が良い、第2部は衰えて行く様で侘しい。デルス・ウザーラが朝青龍に見えた(笑) [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-03-24 17:07:56) |
23. おくりびと
2012.01/05鑑賞。話題の作品も題材から気後れし関心少し。納棺師のイメージから憂鬱で陰惨とは言えずとも暗いに違いないと決め付け。でも海外でも評判、また納棺師という職業とはと思い鑑賞。結果予想外のユーモアと感動。役者は全て期待以上。広末涼子の可愛らしさに+1点。 でも民放MBS毎日でのCMには参った、CM内容も映画をブッちぎり、参った!参った!参った!! [地上波(邦画)] 8点(2012-01-05 12:15:38) |
24. 秋刀魚の味(1962)
2011.10/31鑑賞。小津監督作品はしっかり観た記憶なし。この作品は遺作らしいが本当に良き時代の日本の社会、生活、家族が描き出されている。絵画的映写技術と豪華名優の競演に万歳!! [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-10-31 21:35:53) |
25. 利休
2011.9/13鑑賞。久し振りに私好みの作品。歴史的有名人利休も私は余り知らない。色々な逸話も組み込まれた作品らしく楽しめた。 なんとなく黒澤作品の構図、衣装、メーキャップが似ている感じがするが利休、秀吉の性格を旨く表現。また単純素朴と豪華絢爛の対比も衣装、小道具、背景などと共によく演出されている。切腹に到る経緯が豊臣滅亡の経緯と良く似ており面白い。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-23 12:11:10) |
26. 宮本武蔵 一乗寺の決斗
《ネタバレ》 '10.10/8鑑賞。内田吐夢監督「宮本武蔵」5作連続鑑賞予定の第4作。 この一乗寺の決斗は戦略含め「七人の侍」の逆パターンの印象を受けた。カメラワーク、白黒場面、奇襲戦法、走る走る走る、振り回す振り回す等々。 73人:1人の戦い、十分肯ける。武蔵の強靭な身体、櫂を刀代わりに扱える身体能力も肯ける。 [DVD(邦画)] 8点(2010-10-09 17:46:59) |
27. 赤ひげ
4回目の鑑賞か? 大根役者?の加山が熱演で椿三十朗に続いて、いい感じ。 いつも観る前は少ししんどく感じ引けるが観だすと一挙に引き込まれる。 この技は脚本と演出に尽きると感じる。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-02-11 20:30:54) |
28. 隠し砦の三悪人
高校生のときわくわくして観た記憶が残ってる。特に撮影現場に近くの有馬の蓬莱峡が選ばれ親近感増し、映写時も楽しんだ思い出がある。 今回で4回目?の鑑賞と思うが、あの若々しい姫、上原美佐も70歳越え、私も年取った。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-26 19:38:33) |
29. 細雪(1983)
巨匠市川崑監督が亡くなりました。残念、寂しいです。中学生の頃に“ビルマの竪琴”を観たのが最初だったかと思います。最近作は“どら平太”だった。 この映画は文芸大作。オーソドックスな演出の中に、日本文化の良さを素晴らしい4大女優の演技と共に提供。昭和初期の風情を老舗の四姉妹を通じて見せてくれる。特に和服の素晴らしさは最高。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-02-27 20:16:12) |
30. 上意討ち 拝領妻始末
これぞ時代劇。白黒映像の美しさは抜群。悲哀が漂う秀逸な作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-12-15 11:26:01) |
31. 喜びも悲しみも幾歳月
3回目観賞。高峰秀子が学生の頃、いろんな意味での“あこがれ”で大好きであった。しっとりとした演出が心地よく、所々涙した記憶あり。昔の日本人の良さが滲み出ている。それにしても現在の日本は気に食わない。 最近は楽しい映画に食指がいき、若き頃の、アート・シアター向けや、芸術作品は全くお呼びで無い。でもこの映画レベルまでは心地よく、しっとりと浸れる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-05 11:39:09)(良:1票) |
32. 悪名(1961)
3~4度目の観賞も今回は久し振りで40年振り位か? 朝吉とモートルの貞。最高のコンビ。今観ても“やくざ映画”では最高峰!! [DVD(字幕)] 8点(2007-01-05 20:58:18) |
33. 続・悪名
3~4度目の観賞も今回は久し振りで40年振り位か? モートルの貞が刺されるシーン最高でプラス1点。 今も記憶に残っている。今観ても“やくざ映画”の佳作!! [DVD(字幕)] 8点(2007-01-05 20:53:58) |
34. Shall we ダンス?(1995)
若かりし頃、同じような思いでダンスを習いたいと思ったことを思い出す。 まだ独身であったが、はずかしく行けず、ゴーゴー喫茶で、チークダンスもでき無かった。いまだに・・・。 所役広司の演技最高。 ダンスに魅せられた、また魅せられていく人たちの人間模様。 ラストの子供に促されてダンスを教え、踊るシーンは私には気に入らない。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-12 20:54:37) |
35. 野良犬(1949)
若き新米刑事の、正義感溢れる姿が印象的。 2015.05/03 3回目鑑賞。黒澤作品は観れば観るほど良さが発見でき、好きだ。+1点。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2005-01-12 22:45:12) |
36. もののけ姫
アニメは余り好きではないが、この作品はぐんぐん引き込まれた。 テンポも速く、映像、音楽とも迫力あり。 8点(2004-12-12 21:10:01) |
37. 悪い奴ほどよく眠る
意表をつく、非勧善懲悪。まさに悪い奴ほどよく眠る。 いつもどうり、名脇役で固め心躍る。 日本映画では余りないストーリー展開。ジャンルは社会派サスペンスか? 十分に楽しめたが、黒澤としては中級レベルと思う。 ただ、いつも言われているが、男女のラブシーンはこの作品では上手く ない(特に廃墟あとのシーン)。 田中邦衛が殺し屋でワンシーンあり。出演リストでは最後。面白い。 8点(2004-06-24 21:28:48) |
38. 無法松の一生(1958)
祭りの太鼓はすばらしい。太鼓の醍醐味が味わえた。 松五郎の晴れ舞台。ここに何故、吉岡の奥さんが居合わせないのか? この男(松五郎)の心情は痛いほど理解できるが、現代の若者にはいかに・・・ 学生の頃、高峰秀子が大好きであった。恋心か否かは今では判らない 今ではそこまで感じないが・・・ 8点(2004-06-19 20:10:57)(良:1票) |
39. 少年H
2014.09/17 鑑賞。故郷の神戸が舞台で親しみを感じる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-28 23:26:39) |
40. 永遠の0
2017.06/01 BS鑑賞。肝心の宮部と景浦の関係が描ききれていない。青年時代と老人時期キャスティングがアンマッチ。でも結構お涙もあり楽しめたし俳優陣も充実。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-06-02 00:16:17) |