21. ヤッターマン(2008)
《ネタバレ》 原作を汚すどころかなぶり殺しにする作品が多い中でこの作品、日本アニメの実写化として初めての成功例じゃないだろうか。シュールとリアル、アホらしさとまじめさの間を、限りなくアホらしさ側に体を傾けながら、見事に最後まで綱を渡り切った作品。アニメの良さを殺さず映画1本にまとめ上げた試行錯誤と、アリに体中を這いずり回られながら「オゥイエスッ!!!」と悶える乳丸出し女ロボットを平然と出す肝っ玉は素晴らしい。無内容、くだらないと一蹴するにはあまりにも勿体ない。 [地上波(邦画)] 7点(2010-04-24 00:08:51) |
22. リング(1998)
子供の頃、多くの方がテレビ(電話もそうかもしれない)の中に小さい人々が住んでいるなんて妄想、というより妙な確信を持っていたんじゃないかなと思う。ある時はとても賑やかなのに、ある時は物静かで真っ暗で、中を覗き込もうとしてもおぼろげな自分の顔が映るばかり。この作品の秀逸さは、この誰もがなんとなーく感じた事のある奇妙なもやもやを、ストレートに恐怖へ繋げたところにあると思う。なんていってる余裕は無い。貞子マジこえええぇええええええええええ!!! [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-05 08:47:55)(良:1票) |
23. 老人Z
寝たきりになってはいても確かに自分の意思はあり、ただアウトプットする事ができない、そんな状態を想像すると恐ろしくなる時があります。映画に出てくるおじいちゃんは少し口が利けるだけまだずっと良い状態ですが、それでもその主張を受け止めてくれる人が皆無である点では似たような状況です。この状況を打開し、意思を過剰なまでに実行、実現してくれる存在がこの映画では描かれています。おじいちゃんはこれを最初拒絶しますが・・・その先は一体どうなるのか、ぜひ見て頂きたい。所々ユーモアで押し通すきらいもあるものの、見て損はないと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2009-06-14 00:17:04)(良:2票) |
24. 秘密(1999)
下手をすると興ざめになりかねない設定を、最後まで丁寧に描いています。涙を煽るような動きや音楽なども極力抑えられていて好感が持てました。 [地上波(邦画)] 7点(2009-03-01 00:26:40) |
25. 3-4X10月
今作の後発表される数々の作品の断片がぎゅっと詰まった感じです。武軍団も皆良い味を出していました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-18 17:37:50) |
26. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
《ネタバレ》 全編通して旧作との細かい違いがちらほら。それらが何を意味するのか、今後が楽しみです。それにしてもラミエル格好良過ぎる!! [映画館(邦画)] 7点(2008-05-01 21:27:51) |
27. キサラギ
《ネタバレ》 ユースケさんのキャラにギャップがありすぎて最初戸惑ったものの どんどん引き込まれていきました。 物語の根幹を成すアイドルのびみょうっぷりも素晴らしいです。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-01 17:14:50) |
28. 12人の優しい日本人
オリジナルをうまく日本風にアレンジしているなぁと感じた。ただ演劇だけに留まらず映画まで創る必要があったかと考えると少々疑問。演劇では三谷さんならではの笑いが多く盛り込まれていたが、映画ではその要素がだいぶ削られており、全体的に中途半端に感じられた。もう少しくだけたモノにしても良かったように思う。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-21 23:03:11) |
29. GOEMON
《ネタバレ》 CMなどを見るにつけ、どうも某○ASSHERNの焼き直しにしか見えなかったものの、実際に鑑賞してみるとなかなか面白い。王道な展開ではあるし、歴史の裏設定については誰もが一度は妄想したような代物ですが、それでも前作のような独りよがりではない方向に軌道を修正して再スタートしている事は素晴らしいと思います。ただ、最後の最後でやはり暴走しだしたのが残念。信長の鎧を纏って戦地を駆けていたのはもう五右衛門ではなく紀里谷監督でした。 [映画館(邦画)] 6点(2009-05-01 18:38:56)(笑:1票) |
30. レッドクリフ Part I
無理やり時間を埋めるために入れたようなシーンや、かなり美化されているシーン(三国志だからこそ許される範囲なのかもしれません)もちらほら。それでも各武将が大暴れするシーンはおおおおお!と燃えました。それよりも残念だったなのは、part1放送後何分にもわたりpart2のネタバレ満載な広告が行われたこと。宣伝が終わったころには映画館で見る気が冷めました。 [地上波(吹替)] 6点(2009-04-13 11:37:19) |
31. BROTHER
今まで以上にヤクザを前面に押し出した映画。なにか全体を通して表面的なように感じました。一つ一つのエピソード、また登場人物を深くは掘り下げずただ淡々と話が進んでいきます。 北野監督独特の間や構図も影を潜めており、どういう意図でそうしたのか気になります。 [DVD(邦画)] 6点(2008-10-01 01:46:30) |
32. 猫の恩返し
ながら鑑賞がちょうど良い感じの映画でした。猫の可愛らしさが全面に出ていて良かったです。 [地上波(邦画)] 6点(2008-07-05 01:15:09) |
33. ONE PIECE FILM STRONG WORLD
《ネタバレ》 映画限定で貰えるコミックに釣られて鑑賞。映画の方は当初全く無関心だったものの、原作者がかなり力を入れていると聞き期待していました。が、違和感がちらほら。以下は原作を読んでいない方には全く意味不明な文章になりますがあしからず・・。まず今回の相手はかつて海賊王ロジャーと張りあっていたほどの大海賊、金獅子シキ。冒頭早速ルフィ達の前に現れ名を名乗りますが、ルフィ一団は全く反応せず。さらに楽しく談話まで。表舞台から消えて約20年とはいえ、博識なはずのナミとロビンが全く反応しないのはおかしいのでは・・・。またコミック0巻の中では存分に大物の貫禄を漂わせているシキですが、映画に描かれた彼はほとんどチンピラでしかありません。20年の間に腐ったのか・・・。 一方のルフィ海賊団は、敵陣に侵入する際全員が黒装束に身を包み、両手に鉄砲を担いでひたすら撃ちっぱなす始末。場面の背景も相まってどこぞのヤクザ映画でも観ているようで、ワンピースの世界観にはあっていないと少なくとも自分は感じました。ストーリーの大筋についてもアーロン編がちらほら頭をよぎり気になります。ただ摩訶不思議な生物達やドタバタな展開はまさにワンピースそのもので、細かいことは気にせず割りきって見る分には十分楽しめる作品だ思います。 [映画館(邦画)] 5点(2009-12-13 01:18:21) |
34. サイレントヒル
《ネタバレ》 ゲームの流れを知っていたため、あまり拒否反応もなく見ることが出来ました。原作の世界観も損なうことなく表現されていて良かったと思います。ただラスト、アレッサが最も復讐を果たしたかった女性が中途半端に画面からいなくなり、え?彼女のシーンは終わってたの?といった肩透かしを食らったのが残念です。 [地上波(字幕)] 5点(2008-12-30 03:58:09) |
35. 監督・ばんざい!
前半の作品の数々はなかなか面白かった。後半は若干だれてはいたけれど、あの井手さんの笑い声は癖になります笑 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-27 16:13:53) |
36. めがね
狙ってます感が出すぎな映画。前作のバランスがとてもよかっただけに残念です。 [地上波(邦画)] 4点(2010-02-03 19:15:01) |
37. アマルフィ 女神の報酬
《ネタバレ》 イタリアの無駄遣い。サラ・ブライトマンの無駄遣い。織田雄二は・・・あるとおもいます。人物描写、ストーリー展開、映像あれこれ総じて薄い。あのローマですら薄く見せるこの作品の力には脱帽。内容のアイディアに関しては、いっその事タイトルを「フォトグラフィ~映像加工の報酬~」にでも変えた方が良いんじゃないかと思うほどアマルフィ無関係&監視カメラの偽装映像に終始すがるこの作品。出演者達のファンでもない方は避けた方が無難かと思います。 [映画館(邦画)] 3点(2009-07-19 23:03:40)(良:1票) |
38. ゲド戦記
( ;∀;)イイハナシダナー [地上波(邦画)] 1点(2008-07-11 23:38:56) |