41. ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!<TVM>
テレビスペシャルだからか。ストーリー上、アクションが盛り上がる(はずの)シーンになると、いきなりアニメーションなしの一枚絵が表示されてしまうのは。色々と厳しかったのだろうけど、いくらなんでも肩透かし過ぎです。 3点(2004-01-29 00:00:50) |
42. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 途中までは、圧倒的な世界観と素晴らしいアニメーションによって、かなりいい感じなのですが、ラストが腰砕けでした。聞いたところによると、当初の予定では最後に千尋がゼニーバと戦って倒すはずだったとか…。それが時間・予算的に収まりきらなくて、あのラストになったそうです。そう考えると、電車に乗ったあたりからガラリと展開がお粗末になってしまったのにも納得がいきます(「大当たり~」のところでは、千尋が何て答えるか読めちゃったもんなあ…)。もしも予定通りのラストならば、満点を献上したかもしれません。宮崎さんは、本当に素晴らしい才能をもち努力をしていらっしゃるのですから、実務面でも監督としてふさわしい裁量をふるって欲しいものです。「ハウルの動く城」が公開延期になりましたが、今度こそ制限内で最高の作品を創ってくださることを祈っています。 6点(2004-01-28 23:51:35) |
43. PARTY7
今まで観た中で、一番退屈だった映画。観るのをやめようかと必死で思いながら、かろうじて最後まで観ました。とにかく、コントがくどいです。観る人を、かなり限定する映画だと思います。 1点(2004-01-28 00:53:33) |
44. 鮫肌男と桃尻女
この映画は、決して出来の悪い映画ではないと思うのですが、波長が合いませんでした。台詞も全体的に、ノンビリしていて、くどかったと思いましたし……。センスは、きっと斬新なのでしょうが…。 4点(2004-01-28 00:50:14) |
45. ルパン三世 DEAD OR ALIVE
文庫版ルパンの後書きか何かで、モンキー・パンチが「漫画のルパンには、読者と作者の駆引きの要素がある。これが、アニメにはない」といった感じの寄稿を書いていた。ということは、この映画は、従来のアニメルパンの枠を超えた作品……とは思えませんでした。あの結末じゃあ、二流三流のハリウッド映画のどんでん返しと同じだよ…。 3点(2004-01-24 03:23:45) |
46. ルパン三世 ワルサーP38<TVM>
《ネタバレ》 わりと悲劇的なストーリーが、わりと好き。ルパン達は、ちゃんと解毒できたのかな。まさか死んでないよな。不安の残るラストでした。すっきりしません。 5点(2004-01-24 03:15:24) |
47. ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
安達祐実の声優デビュー作らしい。別につまらなくはないんだけど……二度観る気はしないなあ。振り子でバランスをとる超高層ビルという設定は、好きだった。 5点(2004-01-24 03:11:40) |
48. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
特に面白くはなかったし、印象にも残らなかった。この映画が、ノスタルジックな少年時代を描いているのは理解できる。ただ、自分の少年時代とはイメージが重ならない。自分がまだ20代前半で、都会育ちだからだろうか。この映画は、もっと大人の人が観て、楽しめるものなのだと思う。 6点(2004-01-24 01:29:48) |
49. ストリートファイターII MOVIES STREET FIGHTER!!
家族で映画館に観に行きました。春麗の入浴シーン&下着格闘シーンが恥ずかしかった……(当時、中学生)。でもまあ、アニメ映画としての出来は悪くないのではないでしょうか。篠原涼子の歌も良かったし。さすが小室。 5点(2004-01-24 00:34:02) |
50. 漂流教室
中学生のころ見ましたが、当時はそこそこ面白かったです。これを見てから、原作を読みました。原作とは比べるまでもないし、今からするとCGが痛すぎますが、まあ暇つぶしにはいいのではないでしょうか。原作のような鬼気迫る迫力はありませんが、実写化するならこの程度に抑えないと、現実味が無い(もしくは「バトルロワイアル」のようにR指定になる…当時なら発禁処分か?)でしょう。日本映画なのに全編字幕にしたのも、現実味離れしたストーリーを、それらしく見せるための工夫だった気がします。何故か日本人は、邦画ではバカバカしいと思うような演出・設定も、洋画ならば許せてしまうことが多いですから。 5点(2004-01-23 23:54:29) |
51. あずみ
上戸彩がミスキャスト。殺陣が下手すぎる。どう見ても、登場人物で一番弱い。あずみは最強であるからこそ、「あずみ」なのに…。それにCGが痛すぎる。最初の烏らしきものとか昔の戦場のシーンとか、上戸彩の剣で忍者が吹っ飛ぶところとか。低予算でがんばった…とは言えないレベル。それでも、原作の良さで、定期的に盛り場が用意されているため、全体的に緊張感はある。でも同じ邦画で、人が死にまくることでテンションを上げるなら、「バトルロワイアル」の方が100倍凄い。色々言いましたが、とりあえず上戸彩以外で(もしくは「マトリックス」のように何ヶ月も修行を積んでから)、もう一度作って欲しい映画ではあります。 4点(2004-01-23 23:42:46) |
52. 座頭市(2003)
たけしの金髪が、外人受け狙い過ぎな気がして、少し嫌でした。わざわざ金髪に染めてまでして、日本人をバタバタ斬る必要はないと思うのですが。ストーリー的には、普通の時代劇と言った感じですが、テンポが良かったので、この点数です。ヒーローアクションが好きな方はどうぞ。そういうのが特に好きではない私は、賭博士が一度イカサマをしただけで皆殺しにするあたり(結果論では、彼らも悪党一味だったわけですが)から、ついていけなくなりました。 6点(2004-01-23 23:29:39) |
53. リング(1998)
《ネタバレ》 怖い!!演出が上手すぎる。アメリカ映画では、「エイリアン」「13日の金曜日」「エルム街の悪夢」のように、直接的に外敵が襲ってくるタイプばかりだが、この映画は逆の怖さを追及している。『貞子』は、最後まで姿を現さない。代わりに、観る者に間接的に恐怖を沸きあがらせる。たとえば、雑音を出すテレビ画像・ビデオ・絶叫する死体・歪んだ写真、そして電話のように。カメラワークにも工夫を凝らしていて、いかにも登場人物が、背後や暗がりや見えないところから襲われそうな角度にしている。それらによって観る者は、正体不明の存在に対して、えも知れぬ不気味な恐怖を抱くのだ。……それだけに、最後のテレビから出てきたシーンは少し残念だった。『貞子』は姿を現さないところにこそ、その怖さがあったのに…。 8点(2004-01-22 01:23:20) |
54. 呪怨 (2003)
全然怖くなかった…。なんかなあ、呪の館のわりに、新築でワックスもバッチリかけてますって感じの家からして、感情移入できない。呪われてるなら、もっと、それらしくしてください。それだけじゃなく、顔色が変な女子高生ゾンビとか、とにかく演出がださすぎだと思いました。ちょっと観れば「そろそろ出てくるな~」と分かってしまうし。この映画は、とにかく怖いシーンをたくさん出すことがウリのようですが、ホラーとして高い評価を得るためには、もっと演出に工夫と手間をかけるべきだと思います。 3点(2004-01-22 01:06:09) |
55. 魔女の宅急便(1989)
「元気になれる映画」と思って観たら…その通りでした!キキが頑張って生きている姿を見ると、もっと努力しないといけないと再認識します。実は、小さな頃、一度観たことがあったのですが、その時は「つまらない」と思いました。子供の私は、ナウシカやラピュタのような、ドラマティックなストーリーを期待していたので。でも、この映画はクライマックスはどうでもいいんですね。全編を通じて観られる、キキの可愛らしい健気に頑張る姿こそが、この映画のテーマそのものです。本当に素敵な映画だと思います。辛い現実からちょっと逃げ出すことが出来て、でも現実の努力の大切さを認識させてくれて、観た後は元気が出る「よし頑張るぞ」って気分になれる………そんなのを映画に望んでいるんですよ!まさに、この映画は、それを達成した、偉大な作品です。 10点(2004-01-19 02:58:05)(良:2票) |
56. 火垂るの墓(1988)
私はこの映画が大嫌いです。でも、この点数を付けずにいられません……。なんで、こんな悲惨な映画を作ったのだろう、私は観てしまったのだろう。中学生の時に観て、本気で死にたくなりました。涙は出ませんでした。それは、共感といった所謂感動は全く感じず、ただただ、心が苦しかった痛かったからだと思います。その後10年近く経っても、こんなに「苦しい」映画は観たことがありません。だから、この点数を献上します。でも、二度と観たくありません。 9点(2004-01-19 01:21:44)(良:1票) |
57. GO(2001・行定勲監督作品)
雰囲気はいいんだけどなあ。会話のやりとりは面白いし、素直に笑えるし、キャラも立っていると思うんだけど、いまいちグッとくるものが無いと言うか…。雰囲気だけで終わってしまった気がする。 5点(2004-01-19 00:49:37) |
58. バトル・ロワイアル
「中学生が殺しあう残酷な映画」と、観ていないけど思っている人にこそ、観てほしい映画。ほとんどの登場人物は本気で殺し合いをする気はないのに、それでも結局死んでしまう……。その切なさが涙をさそいました。特に灯台のシーンは、映画史に残る傑作だと思います。また、映画を観てから原作を読んだのですが、原作の方が冗長さを感じました。テンポ良く、よくあそこまで2時間におさめられたと感心します。ほとんどの出演者の演技力にはかなり難儀アリですが、それを覆うだけの勢いがありました。特に、映画オリジナルの「慶子」のストーリーは、胸に迫るものがありました。ああいう状況で、人を信じ続けられるか?私は、信じられないと思います…。 10点(2004-01-16 23:20:45)(笑:1票) |