41. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
男はつらいよが好きで もう3周以上してますが、マイベストは本作です。 「もうお金なんか要らない」で半泣き、「絶対売らない」で号泣。何回見てもそう。私的ツボに はまりまくりです。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2019-02-09 22:55:40)(良:3票) |
42. 人生劇場(1964)
尾崎士郎の自伝的小説の映画化。高橋英樹が20歳の頃の初々しい演技が見られます。松原智恵子は登場シーンが少ないので、目当てで見るとがっかりかも。 出身地での父とのエピソードなどは楽しめますが、早稲田大学での学生運動のあたりはちょっとダレる。 古い割に映像は綺麗に感じましたが、声が聞き取りにくい部分がありました。 高橋英樹のファン以外にはちょっと勧めにくい作品。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-01-13 14:50:00) |
43. 誰も知らない(2004)
悲惨すぎて、涙も出せない。惚けちゃう感じ。 新聞記事では伝わらない実像に、少しでも触れた気にさせてくれるという意味で貴重な映画。 実際の事件と違う部分があるというのは、そのままリアルに描いたら エグすぎて普通の人は鑑賞に耐えないということなんだろうと思う。私も、読んだだけでウゲっとなったし。また当事者へのプライバシー配慮という側面もあるかも知れない。 変に希望を持たせるような描き方をせずに 陰惨なまま終わらせて、「後は各自で考えるべき」と突き放すのも好感が持てる。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-03 17:24:06) |
44. 横道世之介
時系列を入れ替えるってのは映画の基本手法だけど、「本当に必要?」って疑問に感じる映画も多い。その中で、この映画は私の感性にハマったみたいで、気持ちよかったです。さらっとネタバレしちゃうのなんか、他の映画だと多分白けちゃうと思うんだけど、これはなぜか許せちゃう。 吉高が「世間知らずの素っ頓狂なお嬢さん」って役に はまってて、いい演技でした。 「死んだ後、故人を思い出したら笑っちゃう」ってのは私も理想だなあ。そうなりたい。 鑑賞中、結構長い間ニヤニヤしながら見られる、気持ちが温まる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-01-03 15:27:02) |
45. 映画 聲の形
植野は恐らく極度の「偽善ぎらい」なんでしょう。私がそうだから、そう思いました。人を鬱陶しいとか嫌う気持ちがありながら、それを隠して表面上は良い人ぶるのを良しとしない。そして偽善を押し付けてくる様な人には激しく反発する。偽善よりは反論・攻撃の方が、相手に「正直」で正しいのではないかとさえ考える。まあ理解はされにくいでしょうね。 でも同調圧力が激しく 建前ばかりの日本社会で生きていく上での、ささやかな抵抗であったりするんですよ。 見ていて「痛い」映画であるけれど、見る価値のある映画だと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-01-03 15:19:04) |
46. 早春(1956)
不倫を扱うにしては、明るすぎる演出ではないかなあと思う。現代のようなドロドロを描けというわけではないけれど、ちょっとあっけらかんとし過ぎで、あまりいい印象がない。岸恵子感が出過ぎてるのでは、とも思える [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-29 18:39:32) |
47. お茶漬の味
当時はフィルムが貴重だったろうから、短時間に色々な場面をぶち込みたいっていう気持ちになりそうにも思えるけれど、静止画のような場面も結構多い。 小説では出せないような、雰囲気・余韻を味わわせようという監督の意図を強く感じる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-29 18:33:35) |
48. パンダフルライフ
始め少しだけアニメで、あとはドキュメンタリー。和歌山のアドベンチャーワールドの映像が少しで、後は中国の繁殖施設での撮影。 情報量も多すぎず少な過ぎず バランスが取れていて、パンダの生態について知ることもできた。 菅野美穂さんの声がいい。ナレーションとパンダ役を両方こなしているけど、両方共いい味が出ていた。 とにかく、パンダがコケるのがかわいい。本当にかわいい。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-06-12 22:11:44) |
49. 探偵はBARにいる
シリアスとオチャラケを両方できるって見込んでの大泉洋なんだろうけど、やっぱりオチャラケ感が勝ち過ぎちゃってて、シリアスな場面はあんまり雰囲気出てない。松田龍平のオトウチャンだったら、はまったのかな? まあうまく演じるのは難しいキャラとは思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-06-02 23:17:32) |
50. はなれ瞽女おりん
素晴らしい。ストーリー、演技、映像、音楽、その全てが高水準に思えました。恵まれない境遇に生きる人を丁寧に描く水上文学が好きなこともあり、興味深く見られました。 こういういい作品のレビューが少ないのは残念。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-06-06 00:02:51) |
51. 12人の優しい日本人
こういう出演料以外の制作費を抑えて、かつ面白い作品って好みです。前に1度見て面白かったなあという印象があって、また衛星でやってたので再見してもう一度十分楽しめました。 裁判員制度がいよいよ始まるということもあり、点数は甘めで。(参考にはならないが、考えるきっかけにはなると思います。) [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-06-05 23:59:08) |
52. 田園に死す
自己表現を突き詰めた結果 シュールになっているものには心が動かされるものですが、これはシュールにしようとしている感が出過ぎていてシラけてしまいました。表現方法の必然性をほとんど感じることが出来ませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-05-16 12:23:09) |
53. 幸福な食卓
かなり重いテーマでありながら、大浦君の存在が重くなり過ぎるのを防ぐのに役立っていたと感じました。 かなり突拍子もないセリフも俳優陣がうまく こなせていたと思います。 久々に映画を見て、原作を読んでみたいと思えました。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-05-12 07:22:43) |
54. おかあさん(1952)
戦後を知らない私にとって記録映画的な価値はありました。勉強勉強。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-10 20:53:42) |
55. 太陽を盗んだ男
70年代の雰囲気を味わえるという長所はあると思いますが、ストーリーの支離滅裂さが面白みにあまりつながっていないように感じられてしまいました。まあ俳優陣は魅力あるんですけど。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-10 19:18:54) |
56. 渚のシンドバッド
同性愛者でもない私にはただ気持ち悪いだけの映画でしたね。描写も長ったらしいし、2時間以内にまとめて下さい。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-05-10 09:18:40) |
57. 新・座頭市物語
第一作を見てしまうと、後続作品を見たときの感慨が薄れてしまいますね。そこが「男はつらいよ」と違うところでしょうか。。。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-05 15:52:32) |
58. 心中天網島
こういうのをシュールっていうんでしょうね。ストーリーはたいしたことはないですが、こういう作品が陥りがちな難解過ぎるという欠点につながっていないと思います。映像でここまで引き込むというのはすごいです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-05-03 11:30:23)(良:1票) |
59. 最も危険な遊戯
ストーリーはかなり雑に思えます。でもお茶目かつクールな松田優作って本当に稀有な存在だと再認識しました。タイトルは興行成績にかなり役に立ったんじゃないかな? [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-01 18:33:34) |
60. 県警対組織暴力
豪華な出演陣、迫力ある演技など 引き込まれる要素が多いけれど、文太さんがあまりにヤクザ・チックなので、ちょっと冷めてしまいました...。警察ってあそこまでヒドイ、あるいはヒドかったんですかね? 知らない私がウブなのか... [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-29 23:51:13) |