701. ザ・マジックアワー
《ネタバレ》 佐藤浩一が何度も、ボスの前でナイフをなめるシーンは笑った。あとトランポリンの部分も笑った。でもギャングがおっかないのか、間抜けなのか、はっきりさせた方が面白かったかも。それにちょっと上映時間が長く感じました。ラスト、じわっと感動させられて、「映画への愛」はたっぷり胸に来ました。そして、さりげなくオレも麺類が食べたくなった。 [DVD(邦画)] 6点(2009-03-11 22:32:38) |
702. 歩いても 歩いても
《ネタバレ》 前半はYOUの演技に目が行って、どういう話か、掴めなかった。後半、やっと静かになって、家族の人間模様が淡々と描かれており、最後、あ~阿部寛演じる次男にも子どもが出来たんだなあということが分かり、何かほっとする。静かな映画でした。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-28 17:59:19) |
703. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 面白かった。日本のサスペンスはあまり観てないのだが、これは面白かった。いい場面はいくつもある。吉川晃司の目が悪い事にみんなが気づいた時。佐野史郎が意外に手術がうまく、みんなが見直すシーン。その後の佐野史郎のものすごい緊張感から解放された後のドタバタ。國村隼の事件が解決した時の落ち着いた対応。田中直樹の壊れっぷり。犯人の意外さは、アガサクリスティの作品の中でもまあ、面白い、と思うレベルはあったと思う。難をいえば、映画の緊張感がちょっと薄かったかな、てとこですか。でも医療現場のハードさに黙々と仕事をしてる人たちには脱帽します。もうちょっと医者たちに余裕の持てる仕組みはできないものか?この犯人も溜まったストレスのせいでおかしくなったのだろう。最後、阿部ちゃんが病院をもっと管理する法律を作ると言っていたが、優秀な医者の数を余裕を持って増やす対策が大事なんじゃないかな? [DVD(字幕)] 6点(2008-12-01 10:43:32) |
704. 奈緒子
《ネタバレ》 自分は結構、楽しめた。上野樹里ちゃんも可愛いし、スポーツドラマならではの盛り上がりも良かった。こういう色んな人間がいて、一つの競技に参加して、最後に勝つって映画は元気が出る。鶴瓶さんの演技も良かった。賞をとるんじゃないかなあ?音楽が良かった。自分も映画の中で、みんなが走ってる時に流れる音楽聞きながら、マラソンしたくなった。 [DVD(邦画)] 6点(2008-08-05 01:44:21) |
705. しゃべれども しゃべれども
《ネタバレ》 香里奈さんが素敵だ。彼女の「火焔太鼓」は、今までむっとした表情しかしなかった彼女が一気に魅力が発散させた瞬間だった。彼女の今後に期待。関西弁の男の子も良かったし、不器用な野球解説者も自分に合った仕事がめぐってきて、話は大団円。地味な作品だけど、観終わった後、さわやかな感じがした。 [DVD(邦画)] 6点(2008-07-04 15:48:55) |
706. サッド ヴァケイション
《ネタバレ》 自分は福岡のものだけど、方言は違和感なかったです。でも声が小さい。ちょっと聞き取りづらかった。この監督の作品は初めてなので、この作品を観終ったあと、「ユリイカ」や「Helpless」も観てみようと思った。最後、息子が喧嘩で死んだあと、息子の部屋で、何かを決心したかのように電気もつけず、暗い中で正座してた石田えり扮する母親の場面で、人生何があっても、生きていけるのかも、と感じた。でも彼女の前向き思考は、取り残されたものにとっては「冷たい」態度とも思える。結局、母親には勝てなかった息子がそこにいて、映画は終わった。そんな感想を持ちました。でも帰るところのないもの同士で経営してる間宮運送会社は、社員を大事にする会社のようにみえて、ちょっと羨ましかった。 [DVD(邦画)] 6点(2008-06-18 15:34:21) |
707. サイドカーに犬
《ネタバレ》 特に良い!とは思わなかったが、竹内結子さんの泣き笑いの抜群の表情に魅せられた。また一人、日本の映画界に人材が生まれた。職人の創った、味わい深い一本でした。 [DVD(邦画)] 6点(2008-04-10 00:45:31) |
708. 松ヶ根乱射事件
《ネタバレ》 最初、木村祐一演じるおっさんに、とことん搾り取られて、ついにヒカルが切れて、兄の警官の拳銃でおっさんに銃を発砲するという話では、と思ってた。ところがこの映画の中だけでは、双子の兄弟、それぞれの問題や悩みをかかえて、別々に話がすすむ。タイトルのインパクトが強い。これは小さな町の「人間」に焦点をあてた映画なのだ。まだまだ話は続きそうだが、あのラストでこの映画はおしまい、という感じ。このタイトルは監督の戦略なのかなあ。 [DVD(邦画)] 6点(2008-03-18 13:04:02) |
709. 魂萌え!
《ネタバレ》 う~ん。僕の好きな風吹ジュンは可愛いおばちゃん役なので、あのような場面は観たくなかった。主人公のおばちゃんは、仲のいい女性の同級生がいても、自分探しはやめられないんだね。いろんな罠のある社会にあの年齢で出て行くというのは、観ててハラハラする。10年間、家庭を裏切ってきた、旦那の関口が、優しい目をして奥さんと握手する、そういうエピソードは、映画が終わって考えてみると、この旦那、考え違いをしてる嫌なやつだなあと思えてしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-02-26 13:46:39) |
710. 害虫
《ネタバレ》 自殺にむかう少女。 母子家庭の、その母親も自殺に向かっている。 最後の彼女の清純が奪われるまでの 唯一の彼女の幸せの時間を描く。 切ない・・ [ビデオ(邦画)] 5点(2020-02-20 09:11:44) |
711. 世界の終わりという名の雑貨店
《ネタバレ》 平成の今、台頭する女性監督たちの瑞々しい女性映画を多く鑑賞した後では 本作は凡庸な作品としか感じられない。 しかし3.11を経験する前の、不況で騒然としていた日本を思い出した。 まだSNSもない頃、自分も将来の見えぬ自分を客観視してたような頃である。 自分探しのフリーターが多かった。 本作の若者は、今どこで何をしているのだろうか? ミニスカートに寄り過ぎのカメラの前では、不自然な表情になっても仕方がなかろうとは 思うが、彼女らの硬い表情に、ふとそんなことを考えた。 [ビデオ(邦画)] 5点(2018-05-24 23:01:32) |
712. 1999年の夏休み
《ネタバレ》 う~ん、これが団塊世代のオタクたちを魅了した萩尾望都の世界かぁ。 (でも原作の漫画を読まずにこう言っちゃうのはいかんですね(笑)) まぁこんな映画もあっていいでしょうけど、やはり異質な感じがしますね。 鑑賞中、こんな男の子いないよと思いながら、こりゃ女の子の映画なのだと思うと、多少観やすくなりました。 深津絵里が別の名前で出てることに驚き! [ビデオ(邦画)] 5点(2018-01-08 00:18:58) |
713. 恋人たち(2015)
《ネタバレ》 正直、観るのが辛かった。それでも映画として成立してるならと、最後まで何とか観た。ゲイの映画って中国の「スプリングフィーバー」もそうだけど、映像が汚い。でもあれは女性に抱かれたラスト、急にきれいな夜景の映像が映し出されたのが印象的だったが。う~ん、この橋口監督の「ハッシュ」はライトな感じの明るいゲイ映画だったのに・・。女性たちがゲイの生態を面白がる一方、案外彼らは幸せではないのかもしれない。ヤベェ。 [DVD(邦画)] 5点(2016-10-21 12:18:57) |
714. ローリング
《ネタバレ》 とある某映画雑誌で、上位ランクインしてたので鑑賞。結果、酷い映画だった。何を語りたかったのか・・。盗撮した教師が、人間的に立ち直るとかいう内容なら、まだ見応えあるが、この映画はダメがとことんダメになって、スズメの巣になるという内容。????笑える内容じゃないよ、これ。う~ん、自分的には感心しませんねぇ。 [DVD(邦画)] 5点(2016-05-28 01:40:19) |
715. キャバレー(1986)
《ネタバレ》 う~ん。「レフトアローン」の曲を覚えることになった映画。確か学生の頃、CMか何かで頻繁に流れてました。今回、それを観てみることに・・。芸に深みを与える人生の哀しさって、この映画の内容のようなことなのかなぁ・・。疑問。角川社長が監督なんだね。ちょっと角川文庫そのものを疑ってしまいそう(笑) [DVD(邦画)] 5点(2015-11-28 15:44:36) |
716. 火宅の人
《ネタバレ》 どうでもいい話。バカにつける薬はない。それが改めて分かった。でも自分のことをベラベラ喋って、金に困らないとこだけが、凄いと思った。 [ビデオ(邦画)] 5点(2015-01-22 11:31:07) |
717. さよなら渓谷
《ネタバレ》 ありえない話。罪を犯した男側のファンタジー。女性はそんなに甘くないよ。こんな話がなんでキネ旬ベスト10に入るかなぁ? [DVD(邦画)] 5点(2014-09-27 17:07:08) |
718. 青い車
《ネタバレ》 現代の若者が心に傷を持ち、悩んでいる映画は必要だと思います。原作未読なので、詳しくは分からなかったですけど、この映画はそこはあまり描きません。それより、傷ついた若者の周りに吸い寄せられる姉妹に今や大女優の感のある二人をもってきて、そこを描いたように感じました。東京の若者ってこんな感じなんだ、と思いました。ARATAはもてすぎ。羨ましいぞ! [DVD(邦画)] 5点(2011-06-21 03:52:51) |
719. ひとひらの雪
根岸監督、この頃は離婚を扱った作品を撮ってますよね。それから2010年の今、「ヴィヨンの妻」「透光の樹」で強い愛を描くようになりました。はかない愛から強い愛へ。監督自身、この長い間で色々経験されたんでしょうね。この映画では男に都合のいい愛を描いてて、主人公は結局一人になっちゃう。身勝手だもん。しょうがないよね。そんな役を演じている津川さん、実に役にマッチしてました。映画的に成功してるんじゃないでしょうか?秋吉久美子は「透光の樹」でも惜しげもなく絡みを演じてましたが、この作品「ひとひらの雪」があって、その「透光の樹」につながっている感じがしました。昭和の「愛」ははかなく、平成の「愛」は強いのだ!と何となく、勝手にうなずいた次第です。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-11-13 04:15:14) |
720. 赤ちょうちん
《ネタバレ》 なんで、思い出を浄化したような曲を、そのイメージを汚すような映画を創ったんだろう。しかも秋吉久美子の演じる女性は最後、精神病んじゃうし。あれは彼女が同棲している青年が酒に酔って浮気したのが分かったからだろうか?そもそも曲の方は二人分かれちゃうし、もっと強い女性に感じられたけどなあ。この映画では中学2年の時にもう家の面倒を見なきゃいけなかった、そんな苦労人の女性すら、あんなになっちゃうんだもんな。そう、この映画はここで終わるべきじゃない。もうちょっと二人のこれからに陽が差し込まれてから終わって欲しかった。(秋吉久美子の体がきれいだった。でも、もう若い頃からこんなシーン撮ったりするから、最近では「透光の樹」みたいな大胆な映画も撮っちゃうんだろうね。この映画では女の子の要素を残して、脱ぎっぷりが良かった。)今度は「神田川」をモチーフにした爽やかな映画が観てみたい。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-12-15 12:15:09) |