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721.  男はつらいよ 寅次郎紅の花
シリーズ最後となってしまった第48作!これが最後となるなんて、渥美清さんの身体の調子の悪さを知りながらも本心はまだまだ観たい。そう思っていた。けど、結果、これが最後で良かったと思う。何だかんだと言いつつも、満男には泉ちゃんが一番似合うのと同じで寅さんにはリリーが最も相応しい相手だとこの最後の作品を観ると必ずそう思う。そんな寅さんとリリー、最後まで一緒にはなれなかったけど、でも心はお互い通い合っていることが観ていて解る。寅さん全部を観て思うのは、辛い時、悲しい時、疲れている時でもやっぱり寅さんを観るとそれだけで元気になれる。中には当然、ハズレもある。でも、私はそれでもこのシリーズ、大好きです。そして、シリーズ完結となったこの作品、やはり死を目前にして、身体の調子の悪いのにもそれでも寅さんファンの為に二十七年間も、最後の最後まで至福の時を与えてくれた寅さん、俳優、渥美清さんに心から感謝の気持ちを言いたい。このシリーズがスタートしてからは寅さん以外の役をほとんど断って、車寅次郎という日本中に愛される男を演じ続けてきた渥美清さんの姿に何度観ても涙が止まらない。心から「ありがとう!寅さん!ありがとう!渥美清さん!ありがとう!田所康雄さん!そして、そして、こんな素敵なシリーズを二十七年間、全48本にも及ぶ作品で私に笑いと涙と感動を与えてくれた山田洋次監督をはじめとするスタッフ全員、ありがとう!」この最後の作品に関しては作品の出来云々の問題ではなく、シリーズ最終作にして、寅さんらしい見事な終りに、10点以外は考えられません。
[映画館(邦画)] 10点(2007-01-20 22:19:43)(良:4票)
722.  座頭市関所破り
勝新の代表的人気シリーズ第9作目の今回は、何とまあ、シリアスな話で驚いた。出来ることならあんまりシリアスな座頭市は観たくないし、やはりアウトローな雰囲気でありながらもユーモアのあるといった所を観たいものである。そんな中でこの作品はシリアスなのに勝新「座頭市」の魅力が画面全体に漂う不思議な感じの作品になっていて、面白く観ることが出来た。相変わらずの孤独な感じの侍というキャラクター、人間性の中に見せる女性に対する優しい一面を見れてこれ以降の作品もまた観たくなった。一応、点数は7点だけど、8点に限りなく近い7点です。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-14 22:12:20)
723.  男はつらいよ 寅次郎の縁談 《ネタバレ》 
もう、この頃の寅さんは、つまり今回が最後から数えて三番目となるシリーズ第46作ともなると完全に俳優渥美清の身体がおかしいのが見ていて解るのでとても辛い。無理をしているのが解る。今回も話としては満男が中心!就職問題で悩んだ挙句に父親である博と喧嘩して家を出て香川県は高松へと行った満男を連れ戻すべく役目を寅さんがするという話!そこで出会った身体の弱いマドンナ(松坂慶子)とのデートでの二人と全く対照的な満男とのアンバランスさは面白いものの、やはり全体の出来としては普通の感じがしてならない。それなりに楽しめはするものの、どうしても初期の頃の本当にどれもが面白かったこのシリーズを知っているものとしては物足りない。
[映画館(邦画)] 6点(2007-01-14 21:58:23)
724.  永遠の人 《ネタバレ》 
愛の無い結婚、愛のない結婚生活、何ともドロドロした人間関係を木下恵介監督はリアルに描いている。仲代達矢演じる片足が不自由な一人の男に乱暴された上、無理やり結婚させられてしまった高峰秀子演じるさだ子、そんな二人の間に生まれた息子と娘、この人間関係が物凄くドロドロしていて観ていて何とも言い難いやるせなさが作品を通して迫ってきます。田村正和演じる息子が両親に対して「僕は、どんなふうにして産まれてきたか解りました。」と言って二人の間から姿を消そうとして、自殺を図るその息子としての苦しみとまた父親と母親の苦しみも同じく描きながらかつての恋人である佐田啓二演じる隆に対する想いが消えないで苦しむさだ子が夫である平兵衛に謝り、死を目前としている隆に最後の別れをと許しを得て走っていく姿にこの映画、単なるドロドロしたままで終わらない救いを感じる。この辺りの演出は流石は木下恵介監督らしい温かさを見ることが出来て良かった。それにしても高峰秀子、この女優さん、やはりこういう不幸な女性を演じさせたらナンバーワンではなかろうか!とにかく凄いとしか言えない。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-13 11:05:03)(良:1票)
725.  東海道四谷怪談
いやあ、驚いた!「四谷怪談」ものって単なる不気味なホラーだとばかり思っていたけど、これだけ美しさを感じる「四谷怪談」が存在していたことにまずは驚かされました。天知茂のニヒルさが抜群の効果を上げているのと同時に若杉嘉津子の「お岩さん」の怪しげな雰囲気、どこか歌舞伎の世界を感じるこの映像美、単なる幽霊ものでないその雰囲気に溝口健二監督の「雨月物語」を初めて観た時のような感覚を覚えた。それにしても単なる幽霊ものの話でありながらも、やっぱりこの映画の持っている雰囲気は歌舞伎の世界に通じるものがある。上手く言えないけど、いかにも日本的な様式の美しさを感じるのです。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 23:45:04)(良:2票)
726.  好色一代男
タイトルにある好色てようにこの映画の主人公は本当にどうしようもないぐらいの好色男である。そんな女のことしか頭にない何とも軽くてお調子者の男を市川雷蔵が演じている。これが本当にドロドロしたタッチで人間の醜い部分ばかり描いている増村保造監督のものなのか?てぐらいやたら明るい。その明るさが監督本来の持ち味を少し殺しているように思えたのが残念ではあるけれど、けしてつまらなくはないし、それなりに楽しめる作品にはなっていると思う。
[ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-07 21:35:57)
727.  血と砂(1965) 《ネタバレ》 
冒頭「聖者の行進」に乗って登場する13名の少年達、この少年達の眼を通して戦争の愚かさ、空しさみたいなものを描いているこの映画、岡本喜八監督による何とも斬新な試み、たたみ掛けるようにして繰り広げられる物凄く熱い男達の生き様とエネルギーの前に涙が止まらない。それもただ泣けるだけでない、しかも物凄く笑えて(葬儀屋の伊藤雄之助が思い切り笑わせてくれるのだ)泣ける何というエネルギーを感じるパワフルな戦争映画だ!三船敏郎の小杉曹長の命令に従いながら戦争の悲しさを音楽の力を持って謳い上げる若者達の姿があまりにも切なく悲しい。最後まで音楽をやり通して死んでいった少年達の思いとそれをユーモアをたっぷりと混ぜて描くことで、より戦争の悲しさが伝わる。敵陣に殺された小杉曹長の遺体を運ぶお春さん(団令子)の姿もこれまた悲しくてたまらない。戦争シーンの凄まじいほどの迫力と人間の愚かさ、悲しい部分も同時に描くこの岡本喜八監督の凄さに脱帽しました。そして、やはり最後まで鳴り響く「聖者の行進」はいつまでも耳に残りそうなほどの印象を与える。これは岡本喜八監督の代表的な傑作の一つだ!
[DVD(邦画)] 9点(2007-01-06 21:11:16)(良:1票)
728.  明治侠客伝 三代目襲名
ちょっと微妙だなあ!確かに加藤泰監督らしい映像美も見せてくれているし、殴り込みのシーンも迫力を感じることは出来る。更にどの人物にしてもきちんと描ききっている。鶴田浩二他、役者の演技は素晴らしいと思う。ただ期待していたほどの作品ではなかった。私にとっては普通に楽しめた程度の出来です。亡くなった親分の後を継いで三代目を名乗る鶴田浩二と藤純子の関係がもっと泣けるかと思ったけど思ったほど泣けない。何故か自分にもよく解りません。面白いことは面白いが不満も残る。それと藤純子に関しては良いことは良いが、やっぱり「緋牡丹シリーズ」のお竜さんの方が魅力的なのと、それともう一つ、一番最初に藤純子が出ている任侠映画で観たのがマキノ雅弘監督の映画であって、「昭和残侠伝死んで貰います」や同じく「昭和残侠伝血染めの唐獅子」の藤純子に比べるとどうしても見劣りしてしまう。この作品を一番最初に観ていたらきっと評価も違うのかもしれない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-05 19:52:58)
729.  獄門島(1977) 《ネタバレ》 
原作と犯人を変えているからて理由で点数下げていたり、やけに厳しく書いてる人がいたりするけど、原作を一度も読んだことのない私としては、これはこれで楽しめので良しとします。色々と突っ込み所もあるけれど、例えば相変わらず加藤武の警部の「解った!」てちっとも解ってないじゃん!何が犯人は海賊だ?とか、最後も「解った!私が間違っていたのかもしれません!」て今頃、遅いねん!とかとにかくそんな加藤武の警部の解ってないのに「解った!」ていうのも何だか微笑ましく思えてならないし、金田一耕助がどのようにして犯人を探り出していくのか?といった過程も十分過ぎるほど楽しめるし、またこのシリーズ、全般に言えることだけど、市川崑監督の映像の美しさと親子の愛情に対する描き方が優しさを感じることが出来るので私はこの作品も結構、好きです。司葉子が母で娘が大原麗子、何て美しい親子だ!最後にもう少しだけ言わせて下さい。犯人扱いされた挙句に殺されてしまう海賊、可哀想でした。そういうのもふっくるめてとにかくこれもこれで一本の映画として観るとやはり面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-03 13:34:14)
730.  稲妻(1952)
成瀬巳喜男監督作品で二番目に見たのがこの作品でして、これは凄い映画だ!とにかくどの人物にしても感情を見事に表現している。その凄まじさとその感情表現の中で揺れる人間の心の闇をきちんと捉えているのが凄い。勿論、これはどの俳優にしても素晴らしく、中でも高峰秀子、やはりこの女優が素晴らしい。母親に散々、文句を言われ、母の愚痴に対しての感情剥き出しの演技の凄さとそして、この映画の凄い所は映画のタイトルにもなっている「稲妻」、つまりこの場合の稲妻とは「雷」のことで、その雷が鳴った瞬間、それまでいがみ合っていた母と娘の関係がごく普通の母と娘に戻るというそのこれぞ日本映画、そう、これこそが成瀬巳喜男監督が言いたかったテーマ、所詮、人間なんてものはちょっとしたことがきっかけで元の通りになれるのだと言っているような素晴らしい演出、どんなに喧嘩しようが、何かのきっかけで日常に戻れるのだ。私はこの映画のあの雷の鳴った後の二人の表情からそう感じることが出来たと共に見終わった後の何とも言えないカラッとした気持ちの良さ、本当に良いものを見させてもらった気がする。 この映画、最初は9点にしたけど、何度か繰り返し見ているうちにもしかしたらこれこそ成瀬巳喜男監督、高峰秀子のコンビ作品で最高の映画のように思えてきて、観る度に好きになっていく。よって10点に変更したいと思う。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2007-01-02 22:55:38)(良:2票)
731.  トラック野郎 御意見無用
これはまたとにかく熱い映画だなあ!という印象で、とにかく熱いのである。菅原文太の星桃次郎の馬鹿だけど凄く正直で思っていることは何でも口にしないと気が済まない。その結果、早とちりしたり、挙句の果ては親友であるやもめのジョナサンとすぐに喧嘩になる。だけどもやはり親友らしく直ぐに仲直りする。いつまでも尾を引かないのだ。そんな桃次郎に男達は惚れる。この映画は男が男に対して惚れる映画ではないかと思う。桃さんがトイレを我慢する場面での面白さ、また惚れた女が別の男と付き合っていたと知って最後はその女の為にとトラックで男に会わせてやろうとする桃さん、自分のことよりも愛する女のことを第一に考えて行動する桃さん、作品全体としては何か滅茶苦茶でけして誉められるような内容じゃないけれど、その滅茶苦茶さが星桃次郎の魅力であるとこの作品を観て改めて思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2006-12-31 23:06:27)(良:1票)
732.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 
「犬神家の一族」の大ヒットを受けて翌年に公開された横溝正史原作による金田一耕助シリーズ第2作目となる今作も前作同様、奥の深い作品に仕上がっている。単なるサスペンスではないそこにあるのは明らかに家族の物語であって、市川崑監督らしい美しい映像の世界を作り出している。シリーズ史上最も切ない上に犯人、岸恵子演じる青池リカの悲しさが身に染みる。腹違いの子をも怨んで殺すことの苦しさ、そんな青池リカが自分を愛している男、磯川警部(若山冨三郎)の前で涙ながらに自分の胸の内を苦しみながら話す場面、「夫を心底憎めたらあんなことにはならなんだ。酷い男と解ってても好きやった。忘れられまへんのや」て言う場面、それを近くで見ている磯川警部、この二人の思いが物凄く悲しくて涙なしには見れない。岸恵子の存在感ある犯人像、映画史に残る忘れられない犯人像、観れば観るほどどんどんこの作品が好きになってくる。もう、この映画の影響からか?前屈みで歩いてる老婆を見ると全部、青池リカだと思えてしまうぐらい重症です。初めて観た時の強烈さ、インパクトでは「犬神家の一族」のが上かもしれないけど、物語としての完成度、犯人への同情、刹那さ、悲しさなど含めるとこの「悪魔の手毬唄」のが総合的に見て上のような気がしてならない。最初は8点にしたけど、今では満点にしたいぐらいこの作品が大好きでたまらない。よって8点から10点へと変更します。  
[DVD(邦画)] 10点(2006-12-31 11:49:04)(良:3票)
733.  忍ぶ川
これは何と言えば良いのか?おそらくこの時代だからこそ評価され、その年の日本映画のナンバーワン映画に選ばれたと思えるような作品です。そんなこの作品、とにかく画面全体、本当に美しく、その美しい映像の中にあって主演の二人、加藤剛と栗原小巻がそれぞれ事情によって言いたくても言えない深い過去を背負って生きているその姿が描かれている。作品そのものは特に傑作だとは思えないし、むしろ今ならもっと評価が低くなるだろうと思われるものの、印象に残る台詞が多いこと。一つだけ挙げるとすると、栗原小巻演じる志乃の父親が志乃に向って言う台詞「いいか、銭が人間を幸せにするんじゃねえ!」には本当にその通りだと思うし、この台詞をどっかの金持ちで元社長のほりえもんとかいう奴に聞かせてやりたい。だけど何とも思わんだろうなあ!それにしても本当にこの作品、話そのものよりも美しい映像に心を奪われそうになるぐらいでした。何だか見ている途中で洲崎パラダイスの橋の上での二人を見ていたら川島雄三監督の「洲崎パラダイス・赤信号」が見たくなってきてしまった。
[DVD(邦画)] 7点(2006-12-30 16:03:10)
734.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 
これは凄い!いや、凄いなんてもんじゃない。本当に恐ろしいほどの凄さです。ゴジラ映画って、昔、まだ小さかった頃に何本か観ていると思うけど、ほとんど覚えてない。ただ恐いという印象しかなくて、それでこの最初のは私自身、今回観たのは初めてだけど、こんなにも凄い作品だったとは知らなかった。これはもう単なる怪獣映画とかいう問題ではありません。コジラという一匹の怪獣が人間による水爆実験によって生まれたというテーマの恐ろしさ、リアリティの凄さ、そして、そんなコジラが東京の街並みを破壊する場面なんて、ただでさえ恐ろしいのに、それもモノクロの映像により一層の恐ろしさを感じると共にその後、病院に担ぎ込まれてくる人達の映像なんて、本物の戦争を体験している者にとってはあまりの恐怖に魂が吸い取られていくのではと思える程の恐ろしい映像、戦争経験の無い私でさえもこれだけ恐ろしく感じるのだから当然、戦争を経験している人達にとってはこの場面の恐ろしさなんて言葉が出ないのではないかと思えるぐらいの恐ろしさです。コジラ映画はこの作品以降、次から次へと作られていくけど、そのほとんどはコジラを単なる見世物のようにし、愛嬌のあるキャラクターへと化した作品で、恐さというものはほとんど無いに等しいが、この一番最初のコジラだけは明らかに他のとは違う壮大なテーマの基に作られた別の作品です。学者としての才能を持ちながら核実験による後遺症から右目の視力を失った芹沢教授がコジラと心中する道を選ぶ悲しさ、辛さ、どれほど残念だったことだろうか?最後なんて怪獣映画だというのに思わず泣けてきた。これから先、こんなにも凄い怪獣映画は絶対に生まれないと思う。
[ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-30 10:52:51)(良:1票)
735.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 《ネタバレ》 
クレヨンしんちゃんで西部劇?見る前はかなりの不安でしたが、その不安を打ち消してくれる面白さがある。映画の中で起きている事、西部劇の街並を上手く再現していて心地良く見れます。西部劇の世界の中では記憶がどんどんと失われていく怖さや記憶が無いならないでなんとかしようという試み、春日部に帰る為の野原一家の力などこの映画でも野原一家の団結力は素晴らしい。この映画、しんちゃんらしい笑わせるシーンも豊富で笑いは全人類共通である事を起きてくれてます。しんちゃんとボーちゃんの会話の中で散々言われながらも唯一、名前を思い出してもらえない松坂先生何可哀想過ぎですが、ついつい笑ってしまいました。映画って動いてるよね?太陽が動かない。映画が未完成のままである事を察して、きちんと完成させれば春日部に帰れると言うしんちゃんの口から出た発想、映画に決まりなんてないんだ。西部劇である事を活かして見せたことや、太陽が動いたことで映画が動き出す。ヒーロー不在なら全員でヒーローになれば良いんだ!そうです。単なる子供向けアニメではないしんちゃんら映画らしい発想もしんちゃん映画ならではの面白さの一つである。
[DVD(邦画)] 8点(2006-12-25 21:33:45)
736.  男はつらいよ 寅次郎の青春 《ネタバレ》 
シリーズ40作以降ではこれはなかなかの出来だった記憶がある。まずはこの作品ではこれが最後の登場となる御前様の姿を観た時は泣きそうになった。男はつらいよシリーズに欠かすことの出来ない御前様の最後の姿はとても貴重であり、そんな御前様がこれを最後に観れなくなるとは当時は思ってもいなかった。また話の中でのマドンナと寅さんとの大人の恋愛ドラマとして見応えもある。他にはレコード屋さんに就職した泉が満男の家に遊びにやってくるというこのシリーズ泉ちゃん(後藤久美子)初登場以降のいつものパターンにも見慣れてきた。しかも、この作品で描かれている満男と泉ちゃんのその後の話についても最後の作品となる「紅の花」へと繋がるわけで、話の流れからしてある意味、とても興味深い作品になっているのではないかと初めて観る方は思うのではないでしょうか!
[映画館(邦画)] 7点(2006-12-24 18:15:10)
737.  トラック野郎 望郷一番星 《ネタバレ》 
このシリーズ、まじめに観たのは初めてだけど、面白かった。沢山ある中でどうしてこれを選んだかというと、皆さんの評価が最も高かったのと、それとマドンナに島田陽子て名前を見つけた(この頃の若い島田陽子の美しさは本当に良い。桃さんやなくても私も惚れるぜ!「犬神家の一族」の珠世さんに「砂の器」の高木理恵子も勿論良い)のともう一つ、明日に迫った有馬記念の前に観るならこれだろう!ハイセーコーが出てくるてパッケージに書かれてたもんで、いやはや、なんて言うのかなあ?とにかく桃次郎の男っぷり、気風の良さにそして、バカで不器用、それでも男らしく厚い厚い人情味溢れる人間性に惚れた。男が惚れる男とでも言ったら良いのかなあ?こういう男に男は弱いものです。そんな桃次郎のフェリーの上でのシーンの笑えること。笑えること。マドンナの島田陽子演じる亜希子に惚れた桃次郎が嫌いだと言ってた馬が好きになるという話なんて、何か知らないけど良いなあ!て気分にさせられるし、思い込みの激しさと結局は好きになった女は別の男と一緒になってふられてしまうなんてどこか男はつらいよの寅さんに通じるものがある。だけどいつまでもぐだぐた言わずに「おめでとうございます。」と祝福する姿なんて正しく寅さんと一緒で観ていて気持ちが良い。喧嘩のシーンも沢山出てくるんだけど、ちっとも後味の悪さがない。いや、むしろ気分爽快になる心地の良さ、確かに内容としては下ネタだけらけの下品な部分もある。だけど、アメリカのコメディ的な下品さとは全然違って、この作品は日本的な男達のバカで厚い人間たちのドラマであると言える何とも見終わった後の気持ちの良さは日本人で良かったと思える清々しさです。こうなったら残りのシリーズ全部観てやろうと思います。
[DVD(邦画)] 8点(2006-12-23 12:42:43)(良:1票)
738.  男はつらいよ 寅次郎の休日
まあ、確かに寅さんの出番が少なくて物足りない。しかし、それほどつまらなくなかった記憶がある。吉岡秀隆は自分にとっては満男なのである。後藤久美子との二人の話が中心で寅さんファンとしては物足りないが、嫌いではないので一応6点!
[映画館(邦画)] 6点(2006-12-21 21:21:02)
739.  昭和残侠伝 破れ傘
あれ?たこ八郎なんて出てたっけ?まあ、良いや!それよりも何もこのシリーズ、全体的に言えることは高倉健も池部良もかっこ良い。かっこ良いなんてもんじゃなくて、とにかくかっこ良過ぎる。それはそれで良いのだが、何か物足りない。解ったぞ!今回、何が足りないか?藤純子の姿を観れないのが物足りない。物足りないどころかかなりの不満!それと、監督によって脇役の扱い方、描かれ方も明らかに違うのは何故なんだろう?ある程度は予想していたけど、殴り込みのシーンは良いとして、それまでの流れの中で見せる義理と渡世の物語との間でちょっとした間の取り方にしてもマキノ雅弘監督の撮ったのとは違って見える。こう、何か盛り上げ方にしても悪くないけど、もう少し的な不満も残る。それと台詞回しにしてもそう!高倉健が度々「兄弟!」て言うのだけど、この場合の「兄弟!」の使い方もあまりにも多用し過ぎの気がした。ああいう台詞はここぞて時にだけであって、あまり使って欲しくないなあ!
[DVD(邦画)] 6点(2006-12-18 20:49:46)
740.  ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 
ドラえもん映画のナンバーワンはこれを挙げる。リルルとしずかちゃんのやりとりには何度見ても泣ける。次第に人間の気持ちを理解して、自ら消える事で地球を救うことを選んだリルルが泣けて仕方ない。この映画には色々なメッセージが詰まっている。ドラえもん映画史上最高傑作の名にに相応しい大傑作!
[DVD(邦画)] 10点(2006-12-14 21:47:51)
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