Menu
 > レビュワー
 > Olias さんの口コミ一覧。4ページ目
Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4681
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  東京日和
夫婦愛を中心テーマに据えようとしているっぽいのだが、どこまで行っても雰囲気がフワフワしていて(もっといえばダラダラしていて)、双方とも内面が見えてこない。中山美穂の芝居も、弾んでいない。また、設定からカメラをキー・アイテムにしたそうなのですが、まったく使いこなせておらず、むしろ役者がそれを持て余しています。結局、制作側がやろうとしていることに構築がついていっていませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-11-15 00:11:32)
62.  犬と私の10の約束 《ネタバレ》 
タイトルにも堂々と謳っている「10の約束」を、そのまんま台詞で一気に朗読させる芸のなさ。しかもそれが物語をまったく構成していない上に、そもそも主人公がそれに従っていないというか、思い出してすらいない。ギタリストの彼は、犬に近寄ってはいけないと厳しく言われていて実際に従ってもいたのに、引き取ったときにはそれがなかったことのようになっているとか、そういう細かい(ともいえないが)突っ込みは、しているときりがありません。あと、肝心の犬が、各登場人物を慕っているようには全然見えない(画面に嫌々登場しているように見える)のも気になりました。見どころは池脇千鶴の個人技のみ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-11-09 02:13:20)
63.  ひとりね 《ネタバレ》 
前半のインパクトは実に強力でした。榊原るみ(当時50歳)の、とどまるところを知らないほど発散されまくる、生活感に満ちた中年の色気。青年が「ただ座っているだけ」だからこそ強調される存在感。そしてその青年が実在するかしないかもはっきりしない寸止めの展開がもたらす浮遊感。しかし後半は、不必要に脱線するシーンは重なり、台詞は説明的になり、描写は観念的になっていってしまいました。我慢できなかったのかなというか、ネタが尽きてしまったのかなというか。
[DVD(邦画)] 5点(2023-11-08 00:11:35)
64.  ハラスのいた日々 《ネタバレ》 
中盤までがえらく年数飛ばしでたったか進んでいく。で、メインは何かというと、スキー場でいなくなったハラスが、後日戻ってきた、という、それだけ。そこに何かドラマがあるわけでも何でもない。いやそれだったら、別にハラスでなくても、犬でなくても、誰でも成立してしまうんではないの?しかもそこだけで30分くらいとってるし。というわけで、もっともらしい設定に比して、中身に欠ける内容でした。加藤剛と十朱幸代の安定の夫婦芝居で何とか保っている感じです。●中田喜子や東野英治郎や中谷一郎をカメオ出演レベルの使い捨てにしているのにも腹が立ちますが、本来、こういった周辺人物との有機的な重なりがあってこそ、ハラスという存在が浮かび上がるはずです。●あと、有森也実がエンドクレジットで「也美」になってますが、まさかチェックミスということはないよね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-11-07 00:52:20)
65.  竜馬がゆく(1997)<TVM> 《ネタバレ》 
第一部の方はどうしようもなく出来が悪くて、途方に暮れてしまいました。各シーンは脚本がまったく練られておらず、芝居以前の段取り作業を見せられているだけです。最後、半平太の切腹と以蔵の斬首をメインに持ってくるという発想は悪くないのですが、それならば、最初から全体を三本軸で進めるべきでした。特に意味もないような女性キャラが次々に出てきて、しかも工夫もなくみんな似たような人格設定なので、そのたびに進行の邪魔になっています。●一転して第二部は、別の人が作ったのかと思うくらい、それなりにしっかりしています。薩長同盟と大政奉還の2点に完全にポイントを絞りきったのが勝因でしょう。よって、表現の趣旨が明確なので、各キャストにも(出番の長短にかかわらず)きちんと役割が与えられて、芝居になっています。
[DVD(邦画)] 4点(2023-11-01 00:40:44)
66.  大河の一滴
とにかく薄い、浅い、色がない。「何となくこんな感じ」だけで台詞が考えられ、撮影がなされている。すべてが制作者の駒のごとく(それも適当に)動いているだけなので、キャラクターにも魅力がありませんし、物語もありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-10-27 00:20:51)
67.  ぶどうのなみだ
前作も後作もまったくつまらなかったので一体どうなるかと思っていたのですが、それよりはややマシ、という程度でした。一面に広がる葡萄畑の光景は見応えがあるのですが、そこに登場人物を配置した時点で制作側が満足して、風景に依拠してしまっています。主人公の元音楽家設定も、そう設定したというだけであって何も生かされていないので、ドラマになっていません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-25 00:05:49)
68.  内海の輪 《ネタバレ》 
元義理の弟、かつての出来事の後に年月を経て再会、など心理の綾を生み出しそうな要素はいくつもあるのに、その設定が全然活用されていない。そして中盤以降は、ただの男女のやりとりがダラダラベタベタと続いていくだけ。制作者は、撮ってて自分たちで飽きなかったのだろうか、という心配すらしてしまう。そうそう、三國連太郎も、どこかで感情に波動が生じてそれがドラマに、とか思っていたら、それも何もなし。刑事があれこれ動く光景がちらつくのも、結局何もなし。つまり、最初の回想部分ですべては終わっていた、ということでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-19 00:09:54)
69.  敵は本能寺にあり
タイトルがもうそのままずばり、明智光秀による「本能寺の変」のお話です。ストーリーは誰もが知っている内容で、それを手堅くまとめています。が、あまりにも基本枠どおりに進んでいくため、特に光秀の部下などを中心に、もっと話が膨らませられなかったのかと思います。一方で家族関係には淡島千景や岸恵子を投入していながら、それも何となく中途半端に終わっています。とはいえ、この頃はまだ光秀については社会的には悪役イメージが強かったと思いますので、その時点でこの人を主役とする作品を残したという歴史的な意味については評価したい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-18 03:15:50)
70.  悪党(1965)
「仮名手本忠臣蔵」の元ネタ(というか元着想)にもなった、高師直と塩冶高貞のあの話です。これを正面から堂々と映画化した志の高さは、評価すべきなのですが・・・役者陣は頑張っているはずなのに、平坦な場面と台詞回しが延々と続くだけで、いっこうに盛り上がらない。多分、舞台用の脚本をそのまま持ってきてしまったのではと思いますし、それに映画としての工夫が加わっていません。若き日の岸田今日子さんの品格あるお姿については、見た意味がありました。
[DVD(邦画)] 4点(2023-10-16 23:57:12)
71.  顔(1999) 《ネタバレ》 
最初の家にしても、ラブホテルにしても、スナックとその2階にしても、ごちゃごちゃした生活感が的確に表されている。また、プチ長回しの連打をはじめとするカメラワークの数々にも工夫が見えます(2階と路上で上下会話する藤山と大楠を離れて撮るショットの美しさ!)。●喫茶店の女性が何なのかが不思議だったのですが、そういうことだったんですね。●難点は、生活の中での主人公の「逃げてる感」があまり感じられず、むしろ堂々としているように見えていること。また、年月の経過が今ひとつ不明確なこと。●そしてそして、早乙女愛様登場には秘かに大期待していたのですが、1シーンだけ、ものの1分足らずでした・・・。しかし、きちんと全身ショットも入れてくれて、その麗しのお姿は画面に刻まれています。この時期はすでに引退寸前だったんですよね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-10-11 00:50:03)
72.  キングコング対ゴジラ 《ネタバレ》 
高島忠夫がどこまでも脳天気なだけで、主役として機能していないのが最大の難点。佐原健二が地道な存在感で危機をアピールしても、結局元に戻ってしまう。●この二大怪獣を対決させるんだったら、コングはコングの意思で、ゴジラはゴジラの意思で、それぞれやってきて遂に激突!その覇権争いの推移やいかに!というのがメインテーマになるはずなのだが、そこを「コングを眠らせて無理矢理ゴジラの下まで運ぶ」って、おいおいハブとマングースかよというか何というか、一番大事なところでそんな人工的なプロセスを介在させているのがダメ。●唯一インパクトがあったのって、実は原住民の舞踏のくだりかな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-09 23:11:26)
73.  異常性愛記録 ハレンチ
最初から最後までエネルギー充填しまくりなのは分かるのですが・・・一番まずいのは、肝心のヒロインが、「もうあんたなんか嫌いや!」と宣言しながら結局ずるずる元に戻る、を単に繰り返しているだけということ。つまり、話自体が行ったり来たりというだけになってしまう。ぶっ飛んだ作品であるからこそ、軸の部分にはこだわってほしい。まあ、いろいろ分析するのもアホらしいという作り方ではあるんですけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2023-10-05 01:06:49)
74.  CURE キュア 《ネタバレ》 
中盤くらいまでは、ああ「セブン」と「羊」がやりたかったんだねー、とはいえこういう正面切ってのサイコサスペンスって和物では貴重だし、くらいの感覚で見ていました。ところが終盤に向けての折り畳み方というか、凝縮の度合いが凄い。一番怖かったのは、実は間宮の関係ではなくて、「テーブルの上の生肉」。二番目が、ラストのウェイトレスのアレ(画面内の一番奥なのが良い)。あと、役所広司は話の展開とともにどんどん疲れて荒んでいく(間宮につけ込まれるほどに)という設定のはずですが、あまりそうは見えませんでした。ここはメイクで何とかしてほしかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-04 01:48:13)
75.  GAEA GIRLS 《ネタバレ》 
長与千種が主宰する団体「GAEA JAPAN」についてのドキュメンタリーです。最初に長与の試合が出てきて、まあ主役はやっぱり長与なのか、と思っていたらどうも風向きが変わってくる。つまり、その長与はGAEAの中でどう選手を育成したのか、というのが本題なわけです。その中で、練習生の竹内彩夏にスポットが当たっていき、プロテストに取り組む目標が構築されていきます。全体の撮り方は、合宿所の日常をつなぎ合わせた感じで、文字説明も必要最小限。本来なら、もっと整理してよ、と言いたくなるのですが、この作品においてはそうはなりません。それは、リングですべてを示す、という選手たちの無言の哲学と、この映像の撮り方が一致しているからだと思います。一方で、途中で逃げる人もいるんだけど、それもそのまんま撮っている静かな容赦なさが、緊張感を高めています。●しかししかしやっぱり、この作品を引き締めているのは長与千種その人でありまして、数か所出てくる説諭というか説教というかカマシ入れのシーンは、ごく短時間であっても、見ている側の背筋が思わず伸びるほどの鋭さがあります。本当にこの人は、天賦のプロレスラーであるとしか言いようがありません。また、代表の杉山由果は、いかにもなビジネスウーマンという感じで出てくるんだけど、この人の目力と言葉の迫力も凄いんだ、これが。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2023-10-03 00:59:24)
76.  宮澤賢治 -その愛- 《ネタバレ》 
名前はよく知られているのに、その実相や業績は案外知られていないこの人を主人公にする着眼点には唸りましたが、そこで終わっていました。前半はありがちホームドラマが延々と続くだけで、各シーンの意味合いもなければ深みもない。後半でやっとこさ彼の中核をなす創作活動や農業活動らしきものが出てきますが、それも表層描写だけで最後まで行ってしまいます。それと、いかにもな女性キャラが数人登場しますが、結局何の意味もありませんでしたよね。なおさらにいえば、前田吟や山本圭というキャスティングにもちょっとだけ期待したのですが、出番は一瞬だけでした。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-09-30 00:41:36)
77.  監督失格 《ネタバレ》 
前半の礼文島行きは、映像自体は断片的な切り貼りという感じなのですが、他の要素を排して目的地一直線に作っているのが、質を確保しています。後半は一気に衝撃の展開になっていきますが、よく考えると、映像作品を発表するときに、まさにその中で、私はこのように作品を作りました、という内容を延々と並べていくのは、つまり循環制作ではないかという気がしないでもない。ただ、実はこの作品自体の被写体は、林由美香というよりも、平野監督そのものだった、と考えれば、納得はできます。
[DVD(邦画)] 5点(2023-09-23 01:48:42)
78.  つぐみ
一つ一つの描写がいちいち観念的で、「これって雰囲気いいでしょ?」という感じで。つまり、登場人物が「生きてない」のです。したがって、どこまで話が進んでも、台本がそのまま進んでいるようにしか見えません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-09-22 01:45:31)
79.  志乃ちゃんは自分の名前が言えない 《ネタバレ》 
導入部でいきなり吃音をテーマとすることを宣言していながら、そこから逃げない。「歌がきっかけで声が出るようになる」とか、「特定の友人とはナチュラルに喋れる」とか、逆に「メモを駆使してコミュニケートに支障はなくなる」とかいうお決まりパターンもない。カメラは地道に2人(あとせいぜい1人)を追い続けるし、主演の2人の演技も、それにしっかり立ち向かっている。そこがいいです。ラストも、いきなり志乃がステージに上がってめでたくデュオ完成、なんてことにはもちろんなりません。●一番の欠点は、ギターの彼女の好みと実際の演奏音楽がまるで違っていること。あのrockin' on誌は90年代初頭くらいかと思いますが、それにのめり込んでいる高校生が、自分が生まれる前のフォーク、しかも音楽の教科書に載っているような優等生フォークって・・・音楽はこの作品の中心要素なんですから、ここはもっと慎重に選ぶべきでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-21 01:26:05)(良:2票)
80.  こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 《ネタバレ》 
タイトルが宣言しているように、主人公の聖人君子ではないワガママぶりと、ボランティアたちの綺麗事ではない本音ぶりが中心テーマの1つなはずなんだろうけど、導入部こそそれを感じさせるものの、途中からはえらくみんな善人っぽくなっているし、ものすごく相互理解が進んでいる。安定はしているんだけど、優等生的制作に収まってしまったという印象です。特に病院関係のやりとりにおいては、一気に人物関係の描写がありがちになってパワーダウンしています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-16 01:18:00)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS