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821.  ドラゴンボール 神龍の伝説
ドラゴンボールの映画としては最初の作品ですが、僅か50分なので物足りなさを感じでしまうのは仕方ないとして、ドラゴンボールをリアルタイムで見たことない人、若しくは今の若い人達で名前は知ってるけど、見たことないという人達に鳥山明作品が如何に凄かったか?人気だったか?知る材料的な意味合いの作品として、この作品を見て、ドラゴンボールに、またまた他の鳥山明作品にも興味を持ってもらえたら嬉しい。 映画としては物足りないし、あのドラゴンボールのストーリーをこんな短い時間では全て表現するのは不可能だ! それでも鳥山明という作者、漫画家の偉大なる功績は決して色褪せることはない。 しつこいようだが、この作品を見て、1人でも多くの人が鳥山明作品に興味を持ってくれる事を願いたいと思う。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-03-10 22:51:21)(良:1票)
822.  マジンガーZ対デビルマン
マジンガーZファンとしてはマジンガーZがただただひたすらかっこ良くて良い反面、デビルマンがマジンガーZに比べると単なる引き立て役の様で、タイトルにあるマジンガーZ対デビルマンの意味があまり感じられないので、デビルマンファンにはおそらく物足りない上に2人のヒーローが戦う姿を見せてくれ!という不満が残ってしまう。ある意味、マジンガーZとデビルマンの両英雄の競演によるファン向け作品である。マジンガーZファン、デビルマンファン、どちらのファンでもない人が見たらどう感じるか?さほど楽しめない筈です。明らかに永井豪作品、マジンガーZとデビルマンのファン向けの為に作られた作品である事を承知で見ることを覚悟して見る必要がある作品です。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-08-28 18:57:54)
823.  瞳の中の訪問者
大林宣彦監督作品のルーツ、後の大林映画でも見られる雨、鳴り響くピアノ、そして、突如現れては消えていく幻の様な幽霊、峯岸徹の使われ方がはちゃめちゃで、何が何だかよく分からない。また、大林映画の特徴であるヒロインが2人、片平なぎさに志穂美悦子の描き方の美しさなど、どこを見ても大林映画である。デビュー作HOUSEに比べると狂気が足りないし、面白味にも欠ける。漫画を実写化することの難しさなど、ハッキリ言うと駄作である。がしかし、敢えて難しいブラックジャックを映画化する勇気を評価すると共に片平なぎさの可愛さ、志穂美悦子の美しさを堪能する為だけの作品である。だから2人のファン以外、また大林映画ファンでもない方に薦める映画なんかではない。劇中で暫し流れる美しいピアノのメロディと2人のヒロインに対する大林宣彦監督の強い愛を感じる作品である。
[DVD(邦画)] 6点(2021-03-23 19:28:49)
824.  忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962)
いやあー、長かったです。2日に分けて見ました。東宝時代劇ってあまりイメージにわかない。東宝って言うとどちらかと言えば現代劇の方がイメージ的に有ります。そんな中で見た今作、出演者の顔触れだけ見れば期待するなというのが無理です。今の映画では不可能なメンバー、顔触れだけ見ると森繁久彌、小林桂樹、加藤大介、三木のり平、フランキー堺って、社長シリーズか?またまた私の大好きな川島雄三監督の顔がちらついてきます。女優陣に眼を向けてみると、浜美枝、団令子、星由里子、淡路恵子、やっぱり社長シリーズ、川島雄三映画だよとなるわけです。他にも三橋達也に山茶花究と顔触れだけ見れば川島雄三作品にしか思えません。他の顔触れも挙げたらキリがないぐらい豪華です。岡本喜八?黒澤明?おっと、加山雄三の時代劇って赤ひげぐらいしか思い付かないぐらい時代劇には不向きな気がする。監督はあの大傑作、無法松の一生の稲垣浩だけに、期待したほどの出来にはない。とにかく俳優人があまりにも多すぎて、豪華すぎて、上手く演出できてない気がする。つまらなくはない。俳優人の顔触れ見てるだけで楽しめはするがテンポがイマイチの為、ただでさえ長い時間が更に長く感じてしまいました。駄作だとは思わないし、それなりに楽しめはしたから6点付けるとして、これやっぱりこの出演者の顔触れなら川島雄三監督で見たいです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-02-15 18:35:30)(良:2票)
825.  里見八犬伝(1983)
この映画、私の妹が昔、大好きみたいで何回も見てました。私は真面目に見たのは初めてですが、予想していたよりは楽しめた。ただ、あの音楽何とかならないものか?それと夏木マリがインパクト強すぎて、主役の薬師丸ひろ子の印象がしばらくすると忘れてしまいそうです。薬師丸ひろ子の可愛さ、真田広之のカッコ良さ、如何にも1980年代的な雰囲気と見せ場もあってそれなりに楽しめる。それだけにあの音楽が邪魔していて、素直には楽しめない。夏木マリの役と志穂美悦子の役を変えてほしい。夏木マリの裸より志穂美悦子の裸が見たい。私が知る限りでは志穂美悦子の生の身体、裸を間近でご覧になってるのは長渕剛しか居ないのではないだろうか?くそ〜、ぴーぴーぴーぴー!ろくなもんじゃねえ!と頭の中では歌が流れてきて、羨ましい長渕剛!あっ、長渕剛はこの際どうでもよく、それにこの映画に長渕剛は出てこないし、出てきたところで、何の役にも立ちそうにない。脇を固める俳優陣に眼を向ければ、大好きな岡田奈々も相変わらず可愛い。もう少し彼女の姿を見ていたいです。他にも成田三樹夫に千葉真一、更にこれに梅宮辰夫、松方弘樹、田中邦衛、渡瀬恒彦も加えて、菅原文太、金子信雄、川谷拓三も加えてしまえ!と言いたくなりますが、それだとジャンルが違うし、別の映画になってしまいます。いずれにしても、この映画、仁義なき戦い程ではないけど、出演者の顔触れはかなりのものだけに、配役と音楽に対しての不満がかなり多くて、それなりに楽しめはしたけどもう一度、見たいとは思いません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-14 19:56:08)(笑:1票)
826.  彼のオートバイ、彼女の島
大林宣彦監督の訃報を聞いてさびしんぼう!いや違う。凄く寂しいし、悲しい。この映画、中学生の時に一度だけ見てますが、それ以来、見て思わずにいられないのが原田貴和子のヌードシーンを原田知世だったら果たして実現したかという疑問?初めて見た時は、もう、原田貴和子のヌードしか頭に入ってきませんでした。ただひたすらバイクに憧れる男とそんな男をカッコ良く見せるだけで、大して面白くない。久しぶりに見ても他の大林宣彦監督の青春映画の傑作の様には乗れない。ただ、それでも見入ってしまう不思議な映像感覚、セピア色とカラーとが効果的に使われている大林宣彦ワールド満載な映像感覚、この映画はストーリーを楽しむよりも映像美を楽しむ映画と割り切って見るべきだ。私はヒロインの原田貴和子より、脇役の渡辺典子が子供の頃、大好きでした。彼女をヒロインの大林作品を一本でいいから見たかったです。監督に恵まれず、作品にも恵まれなかった渡辺典子を活かすことができた監督こそ大林宣彦監督だと思っています。この映画のヒロイン、原田貴和子の良さを引き出し、妹とは違う魅力を画面いっぱい見せてくれてる映画であり、魅力と言う意味では、竹内力が新鮮です。こんな爽やかな竹内力を他の作品では見ることはできないぐらい新鮮です。大して面白くない映画の中で輝いている二人、大林作品のヒロインは輝いている作品が多いのが特徴である。大林宣彦監督、沢山の素晴らしい映画を見せてくれてありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。大林宣彦監督は亡くなっても、大林宣彦監督の沢山の素晴らしい映画はいつまでも残ります。
[DVD(邦画)] 6点(2020-04-11 18:00:12)(良:1票)
827.  男はつらいよ お帰り 寅さん 《ネタバレ》 
大好きな寅さんがスクリーンに帰ってくる。お帰り寅さんだけど、なんだかお帰りというよりもさよなら寅さんて気がしてならないのはスマホを扱うさくらやら、満男の仕事の環境を始めとするインターネット社会を見せられると、もう寅さんはこの世に居ない現実と仮に居ても寅さんの居場所が無い様な違和感を感じてしまい寂しくてなりません。冒頭の主題歌にしても渥美清しか考えら無い。誰が何と言おうと男はつらいよは渥美清のものなのだ。満男と泉のストーリーに関しては寅さんは亡くなってるから仕方ないけど、せめて主題歌ぐらいは渥美清が歌うのを見たかったと思ったがラストで渥美清の歌う主題歌が流れて来て涙が出て来て参りました。寅さんの元気な頃の姿とマドンナとのやり取り、そして何よりも寅さんへの愛に満ち溢れた山田洋次監督からのメッセージと取れる満男の乗ってた車のナンバーが1969という拘り、1969が意味するもの、映画男はつらいよの 1作目の公開された年が1969年である。そんな拘りを感じさせる山田洋次監督の演出に感動しました。話的にはある程度予想していた通りの結果、渥美清不在だから、渥美清の居ない男はつらいよは男はつらいよというより編集編、寅さんを一度も見た事の無い今の若い人達に少しでも寅さんに興味を持って貰えたらという山田洋次監督を始めとするこの映画に関わって来た全ての願いを感じることもできた。一人でも沢山の方に渥美清の素晴らしさ、映画男はつらいよの素晴らしさを知って欲しいと思うし、この作品を見て寅さんに興味を持った方は一度で良いから 1作目だけでも見て欲しいと思う。山田洋次監督もきっとそういう願いで撮ったはずです。
[映画館(邦画)] 6点(2020-01-09 20:22:24)(良:4票)
828.  新仁義なき戦い(1974)
前作で完結した筈が再び制作された仁義なき戦いの新シリーズ第1弾だが、何だろう?キャスティングは相変わらず良い。特に初登場となる若山富三郎のど迫力が凄い。存在そのものが語る迫力が半端ない。金子信雄のいやらしさは現在で嬉しい。田中邦衛も相変わらずだし、色々と見所のある新しい仁義なき戦いの最初の作品としては悪くは無いが菅原文太の役名が変わり、前作までの痺れる格好良さが薄れ、単なるチンピラ風な人間に見えるのが残念です。他にも不満と言えば泥臭さ、作品全体を通してのギラギラした感じも薄れつつある。普通のヤクザ映画ぽく感じるのが物足りない。役者は皆、素晴らしい。昨今の日本の俳優のレベルからしたら数段、上である。それだけに前作までのヤクザ映画らしい群像劇としての面白さもあまり感じることが出来なかったのが残念でならない。
[DVD(邦画)] 6点(2019-02-05 20:10:58)
829.  健さん
健さん、タイトル通りの健さんのドキュメンタリー作品ですが物足りない。何故かな?て考えると1時間半ちょいで健さんの全て、素晴らしさ、魅力を見せるのは難しい。健さんの出ている映画を全く見てない方がこれを見て果たして?そう考えると健さんの魅力を知る。解るのは健さんの出ている映画を一つでも多く見た方が良い。健さんと関わりを持った監督のコメントを見るだけでは物足りない。良く出来たドキュメンタリー作品だけど違う。健さんの魅力を見せるならやはり健さんの過去の出演作品を見るべきだし、健さんの映画を見たことのない若い方々に見せるなら健さんの出ている映画を一本だけでも良いから見せたい。沢山の監督作品に出ている健さん、一人だけ薦めるなら迷うことなくマキノ雅広監督で決まり!しつこい様だが高倉健という俳優の魅力を語るならドキュメンタリー作品より一本の映画を通して見せるべきだと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2017-07-06 18:00:39)(良:1票)
830.  家族はつらいよ2 《ネタバレ》 
山田洋次監督による家族はつらいよシリーズ第2段は、前作が傑作だっただけに期待しての、待ちに待っての鑑賞は期待が大きすぎたせいか?今ひとつという感じです。確かに笑い所は沢山、用意されているし、高齢者の運転問題や家族の在り方、問題、皆が皆、自己中心的で自分のことで精一杯で運転免許を返して欲しい事を他の人に頼もうとする家族、話の中盤で出会って妻の留守中に高校時代の親友を自宅に泊めさせてからの展開が笑えることは笑えるがブラック過ぎる。相変わらず間の悪い時に何かが起きたり、誰かがやって来たり、鰻の到着する間の悪さが可笑しかったりと山田洋次監督の喜劇の上手さは感じられて良いし、何だかんだ文句付けたり、言い訳しながらも父親の友達の葬儀に駆け付けてくれる平田家の家族の人間的温かさに山田洋次監督の人情味が感じられて良かっただけに笑いの取り方がやり過ぎの気がしてならなかった。亡くなった丸田さんの火葬シーン、流石にあれはやり過ぎて素直に笑えませんでした。高齢者の運転、介護問題、言いたい事は解るけど山田洋次監督と言えば私は寅さんの監督さんだけに寅さんみたいな喜劇が見たい。前作に感じられた寅さん的笑い、有るにはあるけど前作の様には笑えませんでした。
[映画館(邦画)] 6点(2017-05-29 18:32:44)
831.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》 
もしも、この映画と同じ事が実際に起きたら人はどういう行動を起こすだろう?そう思うと何とも怖い映画である。全ての電気が止まり、それも自分の家だけでなく、回りも全て同じ事が起きたら誰でも頭が変になる事間違いない。何処からの噂、情報による大阪まで行けば電気の付く生活を味わえて普通の生活が出来るという事を信じて東京から西日本へと行こうとする大勢の人、高速道路を歩く人、自転車で走る人、空港から飛行機でと考えてる事は皆、同じである。そんな中で長崎のおじいちゃんの所まで行こうとするこの作品の主人公である四人の一家が雨に打たれても何とかしようとする中で出合う人達が良い人ばかりなのでサバイバルとしてのハラハラ感という意味で物足りない。一人ぐらいはこいつはと思わせる憎い奴が出てきて欲しかった。矢口監督の相変わらずの着目点の素晴らしさ、発想の面白さは今作品でも健在なだけに不満の残る出来です。娘が父への不満を言うとそれに対しての母(深津絵里)の放つ台詞、ここがこの作品の中で一番笑えました。
[映画館(邦画)] 6点(2017-02-15 20:10:05)
832.  ペコロスの母に会いに行く
えっ?この作品がこの年の一番の邦画なの?森崎東監督の作品の中でも一番評価されている映画らしいけど本当にこれが森崎東監督の最高の作品なのかな?良い映画かもしれない。言いたい事、伝えたい事もよく解る。でも森崎東監督じゃなければならないのかな?という意味でこの点数が限度です。認知症、介護の世界の描き方、人間ドラマとしてもよく出来ているとは思うけど森崎東監督というと寅さんをはじめとするパワフルな喜劇を幾つも書いてる脚本家だ!そんなパワフルな面白さがこの作品には感じる事ができません。こうした難しいテーマを題材として扱えば普段は辛口な評論家達にも評価してもらえるかもしれない。それでも森崎東作品にしかない毒のある笑いで楽しめる作品が観たい。どうせなら元気な頃の渥美清主演、認知症の母をミヤコ蝶々で見たい気がする。主人公の母がお世話になる施設の名前がさくら館というのもどうしても寅さんを思えてしまいます。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-21 19:21:48)(笑:1票) (良:1票)
833.  喜劇 初詣列車 《ネタバレ》 
私事ではありますが一年の最初に見る映画は寅さんと決めて長い事、実行している。今年も年明けからほぼ毎日寅さんきり見ている。そこで寅さん以外の渥美清作品を見ようという訳で選んだのがこの作品です。この渥美清主演による列車シリーズの最後の作品を見て感じた事は渥美清という俳優は存在そのものが喜劇的であり、しゃべり出した瞬間に咄家(落語家)の様な面白さで、これ程話しの面白い映画俳優は他にいない。渥美清の面白さという意味では面白い映画ではあるし、偶然、出会った(再会した)幼なじみの弟を探して、更正させるという何だか寅さんでも似た話があるものの何か違う。私の求めている渥美清作品とは異なるのだ。渥美清が可笑しく、微笑ましいものの違和感だらけのスーツ姿にカツラに長髪とそればかり気になって仕方ない。最後にもう少し言わせてもらうと寅さんきり見た後に見ると笑いという意味でも雑な感じもするし、渥美清という俳優にしかない粋な笑い、要するに笑いの中にも泣ける要素が無いのも寅さんと比べると弱い。その辺が寅さんシリーズの様な国民的作品にならなかった要因だと思う。このシリーズ三作品全てを見て、佐久間良子の美しさに寅さんシリーズでのマドンナが見たかったという想いが一層強くなり、この作品で写し出される列車が急行さくらというのも、寅さんを意識せずにはいられません。
[DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 20:42:13)
834.  アウトレイジ(2010)
北野武監督って本当にヤクザ映画が大好きなんだなあ!というのが、感想です。出てくる人物がどれもこれも、悪人としての怖さを十分に見せてくれている。面白いか?好きか?と聞かれると面白い事は面白いけど、好きか?というとそんなに好きにはなれない。デビュー作で見せた静けさの中に有る危険性、危うさとでも言うか?そういう物が今作品ではあまり感じられない。飛び交う台詞の多さによる悪役の多さよりも、映像としての怖さ、台詞に頼る事しなくても人間の怖さ、危険性等を見せる事が北野武監督なら絶対に出来る筈です。そう思うと不満のが多い。武作品としてはメジャーな作品、万人受けしやすく、解りやすい作品かもしれないけど北野武監督にはこの監督にしか撮れない作品を期待したいし、撮ってほしい。
[DVD(邦画)] 6点(2016-11-08 20:13:30)(良:3票)
835.  三百六十五夜(1948)
市川崑監督作品で高峰秀子が見る事の出来る数少ない作品の一つで、後に市川崑監督の代表作となる犬神家の一族でも見られる復員してくる男というものが今作品でも描かれている。市川崑監督作品としてはごく普通な出来でこの監督の作品でよく見る事の出来る狂気が感じられないので物足りない。だがしかし、なかなか見る事の出来ない市川崑監督作品での高峰秀子の姿が見る事が出来るという意味では見て損のない作品です。 市川崑監督作品のファンで高峰秀子ファンとしてはもう少しこの監督での高峰秀子出演作品を撮って欲しかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-06-04 09:30:38)
836.  小さいおうち 《ネタバレ》 
山田洋次監督で不倫物、しかも戦争の話が絡む中での不倫とは異質である。仕事だから、会社命令だからといって見合いをする気がない者に無理やり見合いさせようとする時子の亭主が見ていて腹が立つ。そんな夫を尻目に夫の部下である板倉に想いを寄せる時子とその事を知り、時子の夫に知られないようにとするタキ演じる黒木華の演技が上手い。話の内容からどろどろしてもおかしくないのにさほどどろどろした感じを受けないのは山田洋次監督作品だからといっても良い。ミステリアスな世界、そんな世界を丁寧に描いていて普通に見る事が出来る。そんな中で賠償知恵子のナレーションが説明のし過ぎでそこまでやらないといけない?それは泣く場面もです。ストーリーだけ見て普通に感じ取らせて欲しい。そういう不満を感じての点数です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-03-06 12:08:50)(良:1票)
837.  うる星やつら オンリー・ユー 《ネタバレ》 
エル恐ろしい女だ!自分の欲望の為に男達を食い物にし、愛の冷蔵庫たるものを作っては、99999人もの男、しかも二枚目ばかりをコレクション、もう、エルってよりエス、いや、Sです。あたるといいめんどうといい、それ以外の出てくる男達が皆、M体質でそんな男達が馬鹿だらけな如何にもうる星やつら的な世界を楽しめるものの、映画という意味での不満が残る。映画でしか出来ない様な体験がもう少し見たい。そんな不満を感じながらもうる星やつらファンとしてそれなりに楽しめたので6点ぐらいは付けても良いと思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-24 18:43:31)
838.  日本侠客伝 浪花篇 《ネタバレ》 
高倉健が弟の墓参りからその弟の世話になった組の為に色々協力するという話なのだが、一応主役なのだが、後半出てくる鶴田浩二に喰われてしまってるし、それは良いとしても、二人で殴り込みに行くシーンが呆気なく終わってる気がして物足りない。マキノ映画らしい話の筋立てや脇役の描き方やらは相変わらず素晴らしいけどもう少し殺気立ったものが欲しかった。それにしても長門裕之を寅さんて呼ぶ皆を見てると渥美清を思い出してしまうのは私が寅さん(男はつらいよ)ファンだからか?最も寅さんシリーズよりは先に撮られてる作品ではあるけれど。ラスト雪の中、高倉健と鶴田浩二が二人去って行く後ろ姿には背中で全てを語れる男の姿を感じることができる。  
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-10 20:06:10)
839.  実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン 《ネタバレ》 
懐かしいなあ!ウルトラマンの映画で内容は全く覚えてなかったけど久しぶりに見てもハヤタ隊員がスプーンで変身しようとする所だけはよく覚えてた。忘れもしません。見るのは子供の時におふくろに映画館に連れて行ってもらって以来です。今、改めて見てジャミラって人間だったんだ!それも彼はてことはジャミラは男なんだね。まあ確かにジャミラみたいな顔したムカつく奴(男)が昔、会社にいたし、似てるていやあレッドキングに似た奴もいる。此方は女だけど。ああ、ジャミラよ!レッドキングよ!あんな糞ムカつく奴らに似てるなんて何て可哀相な!そんな怪獣達に対しての愛が溢れていて、ウルトラマンは単なる怪獣映画ではないのだ。怪獣の為に墓場を用意し、怪獣達の葬儀まで行う。素晴らしい怪獣愛!映画としては滅茶苦茶だし、テレビのウルトラマン大好き人間としてはかなり物足りない。ただただ怪獣愛に満ち溢れた映画としての点数をここに捧げる。
[DVD(邦画)] 6点(2014-06-14 14:54:19)(良:1票)
840.  ビルマの竪琴(1985)
市川崑監督が自分の作品を後にリメイクした物だがやはりオリジナルの素晴らしさに比べてかなり落ちる出来映えがで、オリジナル版の素晴らしさが改めて解る。内容はほとんど一緒だけど、それならばオリジナルを見るべきですと声に出して言いたい。このリメイク版を見て物足りないと感じたならばオリジナル版を見て感動しましょう。少なくとも市川崑監督の代表作品が本作でないことだけは間違いなく、それは後に同じようにリメイク版として撮られた犬神家の一族にしても同じことが言えます。今作がリメイク版でなく、普通に撮られたものとして見ればけして悪くはないだろうし、それなりに見れる作品にはなってるから甘く見て6点にしてみるものの、これより高い点数は絶対無理です。しつこいけどそれだけオリジナル版が素晴らしいてことです。 
[DVD(邦画)] 6点(2014-03-01 09:44:08)
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