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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1404
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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101.  サイレントヒル 《ネタバレ》 
ゲームの完全映像化ということですけれど、私は肝心のゲームの方をプレイしていないので、あくまでも映画としての評価。 まず第一に長い!長過ぎ!ストーリー的には(決して斬新ではないし、先読み出来てしまうけれど)そこそこ纏まっているし、ゴシックホラー然とした雰囲気は良く出ていると思う。それだけに、もう少しコンパクトに主題を絞って欲しかった。演出も偏っているように思える。全編を通じて何となくムラがあるというか、ところどころ妙に間延びしている感じ。だから、飽きてしまう。そのあたりが、原作がゲームというところなのかも知れないけれど。 そして、ヒロインの軽薄っぷりに辟易。まぁ、ホラーはそうじゃなくっちゃ話が面白くならないのだけれど、それにしても馬鹿馬鹿しい展開が多過ぎ。全く感情移入不能。ここらへんも、やっぱりゲーム故なのか? お約束どおりに始まり、お約束どおりに終わる。終わってみれば「あぁそうですか」って感じ。原作を忘れ、もう少し厚みのある作りにして欲しかった。これだとストレート過ぎ。例えば、闇の世界の住人たちが実体なのか観念なのか? ラストシーン(というか街に入ってからずっと)ローズは生きているのか死んでいるのか? そういったあたりで、もっと謎めいた雰囲気を強くした方が良かったかな? いろいろ考えると、少しだけ残念!
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-07 01:05:08)
102.  感染
意図的なのかどうなのか、非常に消化不良な作品。製作者は怨霊系ホラーにしたかったのか化け物系ホラーにしたかったのか、はたまたサイコ系ホラーにしたかったのか…? どう考えても不要と思われる表現も多々見られ、何より観察者が一人に特定されていないことでオチの説得力を自ら下げてしまっている。ただ、全体を支配する不気味さと役者陣の熱演、それが救いとなって駄作にはなっていないと思え、これ以上低い評価もしかねます。リンゴの話を膨らませて、あえてグロイ表現を削ぎ落としていけば、名作の域にも達するのでは?なんとも残念。
[地上波(字幕)] 5点(2006-01-03 15:42:27)
103.  北斗の拳(1995)
やっと観ることが出来ました。封切りのときは少しは話題になりましたからね。 で、私は原作の大ファンです。勿論、連載第一回から毎週読みましたし、コミック化されたものも全て買って大切に保管してますし、TVシリーズは毎週録画して、今でも保管してます。ですから、愛着心も先入観もバリバリです。 でも、そんな私なのに、正直な話コレって意外に楽しめました。原作を知らなければ、むしろ途中放棄だったかも。確かにミスキャストっぽいし、ストーリー違うし、セットはチープだし… でも、映画化の際に原作が制作者によってアレンジ(ま、程度ってものがあるけどね)されてしまうのは当たり前みたいなもの。割り切って見てしまえば、確かにB級はB級なんだけど、B級としての面白味はキチンと押さえてあると思うのですよ。マルコムやクリスが出てるってのも良かったし、ゲイリー・ダニエルズの足技は本物だしね。 ということで、それほど極端な低評価は出来ません。何より、大作やら話題作の中にだって、コレ以下の作品が結構あるでしょ?
5点(2005-01-20 01:24:34)(良:4票)
104.  ヴァイラス(1999)
本格的B級SFホラー?って感じの作品。キャスティングが立派過ぎて逆効果ですね。もし、もう少しB級的キャストだったらもっと納得できたかもしれません。何より設定が変!一応説明は理解できるんだけれど、そこまで高度な知性体ならそんなことするかぁ??と思うことしきりです。何から何までどこかで見たような場面の連続なんだから、いっそのことコメディ色を前面に押し出して、パロディ作品にした方が豪華キャストが生きたかも? ただ、そうは言いながらも、私は今回の地上波鑑賞が二回目… 実は結構好きなんですよぉ。。。(汗)
5点(2004-08-12 23:33:44)
105.  三茶のポルターガイスト 《ネタバレ》 
テレビやビデオ、ネット動画等々、幾度となく目にしてきた風景です。つまりは個人的には結構好きなジャンルだったりする訳ですが。  今回は、このスタジオだけを対象とした特番という感じですね。なので、さんざん見せられてきたものを改めて見せられているという既視感的印象はかなり強いです。絶対に作り物ではないという動画の数々にしても、なんか見たことあるかもと思えてしまう。あまりに有名な対象を取り上げてしまったが故の弊害と言えるかも知れません。  とは言え、それらの動画を作り物だと言い放つ根拠もないので、その手の現象には個人的には一家言あるところですが長くなるので省略します。と言うより、少しぐらいは分析・解説的なカットも入れて欲しかったところです。  これから続編も公開されるようですが、次作は本作の焼き直しにならないことを願います。評価不能的作品ですが期待を若干裏切られた感があり4点献上とします。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-06-01 14:49:52)
106.  母性 《ネタバレ》 
気持ちが悪い作品。これを見て賛同出来る人、感情移入出来る人はいるのでしょうか?  そもそも本来本能的な存在である「母性」というものを、徹底して後発的、後天的なもの、生まれて生きて育てられて身につくもの的に定義しているようで納得がいきません。  女性のタイプは「母」と「娘」の二種類というような極論についても然り。受け入れ難い二極化思考。そんなにシンプルなものではないでしょう。  ここに登場する母娘たちは異様です。多少のデフォルメはテーマを主張するための演出上必要とは思いますが、この異様さは病的とも言え、ヒューマンドラマとして成立して欲しい物語を只管サイコな世界へと引きずり込んでいるようでただただ居心地が悪いだけです。  この気持ち悪さこそが作り手の狙いなのでしょうか?原作は未読ですが、見せ方は少々異なっても基本的なところでは映画版と同じようですね。読むことはないような気がします。  決してつまらない作品とは言いませんが、どうにも趣味に合わず、と言うか理解し難く、4点献上に留めます。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-04-25 21:30:00)
107.  ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと 《ネタバレ》 
原作のコミックとアニメ化された作品は未読・未見です。  ライトなノリで楽しい作品ですが個人的には少々惜しいかなと。主人公がゾンビに追われながらも会社に遅刻しそうなことを心配しているという社畜ぶりの予告編を見て、これは米英の名作ゾンビコメディに迫る佳作か?!と期待しましたが、残念ながらそうは行きませんでした。  ソンビの世界になってマンションに籠る姿や理想の地を求めて旅する姿、目的地では主人公の上司が力でコミュニティを支配しセキュリティ用にゾンビを利用している…などなど、既視感あるあるのシーンが多出。パロディ感ではなく焼き直し感を感じざるを得なかったというのが正直な感想です。和製ゾンビ・コメディとしてのオリジナリティを発揮して欲しかったです。社畜状態の新人サラリーマンを主人公に据えたところは良かったのですが…。  唯一オリジナルアイディアを感じたのはゾンビ鮫。それ自体はこれまた既に映像化されてはいますが、本作のゾンビ鮫は何と食った人間のゾンビ化した足が腹から生えていて、自由自在に陸上を歩き回る!これは新鮮です。サメ映画ではヒレで歩いたり他の動物と合体して足が生えてるというのはありますが、食った人間の一部を活用するというのは思いもしませんでした。サメ映画専門の監督さんたちは、本作をご覧になられたでしょうか?ざわめきが聞こえそうです。  ただし、本作はあくまでもゾンビコメディであってサメ映画ではないのでしょうから、サメのアレンジだけでは素直には喜べない訳でして、更にメインテーマであろう主人公の人間的成長(そもそもタイトルからしてパロディですね)の描き方も少々控え目になっているかなと。  ゾンビのメイクや演技は海外の人気作と遜色ないぐらいのクオリティだけに、もっと笑わせて欲しかったし感動させて欲しかったという残念な作品でした。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-02-21 14:52:49)
108.  来る 《ネタバレ》 
主人公が死んでは入れ替わっていく構成。そして、視点が移り変わっていく過程で物語の裏側を見せて行く。人間の弱さ愚かさ、虚飾に満ちた生き様。出演者各人の振り切った演技にも支えられた魅力的な作品ではあります。  ところが、ホラー作品として観れば、本作はコテコテのジャパニーズホラー流演出のオンパレード状態。冒頭のカットでお約束の如く虫が這いまわったりして、思いっきりジャパニーズホラー感を投げ付けられては個人的には引かざるを得ませんでした。  一方、必要以上の物量攻撃的な流血っぷりや登場人物の過激な死にっぷり、そして何よりラストの超自然的バトルからは、洋画悪魔系ホラーのエッセンスを感じさせらます。加えて、設定やら何やらアニメの実写版かと思わせられるような極端な非現実感を伴います。  要は、ヒューマンドラマ的な部分では魅せられつつもホラーとしては失望させられてしまう作品。少々テンコ盛りし過ぎたのでは?と感じざるを得なかった作品でした。原作を読んでから観た方が良かったのでしょうか?否、読まないで観た方が正解なのか?微妙なところです。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-01-06 00:02:30)
109.  プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 《ネタバレ》 
この世界観は決して嫌いではなく、第一印象としては寧ろ好きな分野と言うか好感を持って受け止めました。シチュエーション的に、あるいはビジュアル的に好きなパートはいくつもありました。しかしながらその反面、受け入れ難い描写も多々あり、監督を始めとする日本人スタッフが作り上げた作品とは思いたくない部分もありました。  つまり、個人的には極めてツギハギ感のある作品という印象で、あたかも狙っているかの如く、B級時々Z級感を醸し出すべく用意した具材をゴチャ混ぜにして繋いだという感じでした。そして、その中心を成す線上で、敢えて日本文化や歴史観を蔑んでいると言うか貶めているとでも言いましょうか。  意欲的なファンタジーホラーあるいはファンタジーサスペンスと言うべきかも知れませんが、個人的にはシニカルでダークなコメディとして理解しています。もっとハッキリとした方向性を見せて欲しかった。ニコラスさんをもっと魅力的で感情移入出来るようなキャラに仕立てて欲しかった、といった感想です。残念。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-28 10:22:15)
110.  禁じられた遊び(2023)
正直、微妙でした。中田秀夫監督最新作、原作は清水カルマ氏による話題のホラー小説ということで少しだけ期待していたのですが、自分的には残念ながら恐さは感じられませんでした。  公開中の作品なのでネタバレなしで取り敢えずレビューしますが、そもそも原作と同タイトルの「禁じられた遊び」からして疑問でした。名作中の名作と同名なだけに余計にそう感じてしまったのかも知れませんが、何か作品内容にそぐわない様に思えてなりません。  そのあたりは観ていただくしかないのですが、個人的には恐くない上に意外性の感じられない展開でしたし、特殊効果等の演出面ではジャパニーズホラーより欧米ホラー的に感じた場面も多々あり、もっと日本的な恐さを前面に出していただければと思ってしまった次第です。もっとも、今や何が欧米オリジナルで何がジャパンオリジナルかなどという境界はないのかも知れませんが。  鑑賞後、いや鑑賞中から最も印象的だったのはファーストサマーウイカさんの熱演。素晴らしかったです。今後の御活躍に期待です。  それにしても、鑑賞当日の観客数は少な過ぎました。公開直後なのに。ジャパニーズホラー、頑張って欲しいです!  (追記) 「エロイムエッサイム」少年の唱える呪文。何とも懐かしく思えてしまう我が世代。「悪魔くん」実写版も不気味だったけれど、原作漫画は恐かったなぁ…。その後の他作でも登場しているらしいですが、どうして本作にこのヘブライ語(諸説あり)を採用したのか?謎過ぎます。懐かしさのあまり甘くなってしまいました。再考の結果4点献上に変更します。(うち1点はウイカさんに献上)
[映画館(邦画)] 4点(2023-09-26 14:45:50)(良:1票)
111.  この子は邪悪 《ネタバレ》 
ホラー感の漂う良い雰囲気で始まるのですが、中盤で概ね読めてしまいました。  母親は別人。妹も別人。父親は児童虐待のない世界を目指し、持てる催眠療法の技術をフルに生かして精力的に活動してはいるものの、優しさに溢れているかのような態度とは裏腹に決して正義の行いを尽くしているのではないらしい。実際、彼を追う一人の少年は、彼に何らかの恨みのような感情を抱いている様子。  読めなかったとすれば、退行催眠によって出生以前に遡ることで魂を入れ替えられるという部分。被験者本人の人格を塗り替えるというのであれば理解出来ないこともないのですが、何故に他人と入れ替えたり、ましてやウサギと入れ替える?ウサギに退行催眠?ここに至って一気に超能力もしくはオカルトの世界に突入?だいたいからして、問題の解決のために他人やウサギと魂入れ替える必要ないし、意味ないし。  マッドサイエンティストの父親が自分が求める「家族」を失いたくないがために狂気の行動に走る。このシチュエーションは決してオリジナリティ豊かとは言えないものの、魅力あるテーマだと思うのです。しかし、ドクターであれセラピストであれ、サイエンスを放棄し超能力やオカルトの世界に走ってしまえば一気にトーンダウン。これが洋画の世界であれば、背後で暗躍する悪魔が登場してそれなりに定番のスタイルになるのですが、ここでは生身の父親がひとり暗躍しているに留まっています。  ちなみに、敢えて野暮なことを言わせて貰うならば、随所に現実感のない設定が目立ちます。死亡届が受理されていて除籍になっている妹に誘拐して来た子を成りすまさせるのは不可能、破綻します。奥さんの人工呼吸器外せばアラームも鳴るだろうし、鳴らなくたって装置が外れて死亡していれば大事件。もみ消せないし、その時点で奥さんに成りすました別人の存在が露呈してしまう。奥さんの死亡届を出さない訳にもいかないし。ハッピーエンドもどきのエンディングだって、死んだはずの奥さんと次女はどうやって生活出来る?社会制度は一切使えず、学校にも行けない。父親が死んで土地家屋財産の相続は誰が?概ね破綻してます。フィクションだから何でもありというのも宜しくないのではないでしょうか?  そして最後にタイトル。邪悪なのは誰?赤ちゃん?父親の邪悪な能力を引き継いだ?ラストに持って来ておいてそれがタイトル?何だかどうにもしっくり来ません。  何だかんだツッコミ入れながらも結構楽しんで観ていた作品でしたが、最後の最後にタイトルでガッカリし、不満ばかりが残ってしまった作品でした。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-07-24 11:40:25)(良:1票)
112.  ハイキック・ガール! 《ネタバレ》 
短い尺で寸止めなしの生身の空手アクションを繰り広げる。一見ひ弱そうな細身の女子高生が並居る敵をバッタバッタとなぎ倒す映像はシンプルに爽快!と言いたいところですが、既に皆さんご指摘のとおりスロー混じりのリプレイの連続がどうにもいただけません。折角の熱演が冷めてしまう演出。敵キャラのアニメ的な設定とも相まって何とも残念です。  武道は素人の私ですが、香港等々の功夫アクションとは明らかにテイストの異なる空手アクションは間違いなく爽快です。主役が誰だか分からなくなってしまう終盤の無敵の先生大活躍も、そもそものストーリーを考えればダブル主演も当然かなとも思え、それはそれでアリかなと思えます。お約束のピンチも若干あるものの、やはり無敵の強さは見ていて楽しいです。尚更にリプレイ演出の連続が残念なのです。  この際ストーリーはいいでしょう。浅い、薄い、という批判も仕方ないところです。15年前の出来事の詳細とか師匠のその後の人生の転機とか良く解らず。でも、あくまでも生身のアクションに拘るのであれば、この尺ではこれが限界と思えます。だからこそ、もっとアクションを魅せて欲しかった。レベル的には十分なのだと思います。あくまでも見せ方です、魅せ方。  和製アクション作品の弱点を見せられた感が強く残った作品でした。ヒロインと先生、そしてヤラレ役の皆さんの熱演に+1点の4点献上します。  (追記)そう言えば、やられ役が頭部にハイキックとかを受ける度に何か飛び散りますね。最初、汗?とか思ったけどそんなに汗まみれじゃないし。でも、頭部アップのカットで何やら白いものが毛髪に。粉振ってる?格闘技系の演出にそういうのってあるのでしょうか?
[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-10 09:28:28)
113.  牛首村 《ネタバレ》 
恐怖の村シリーズも第3弾。シリーズ物は得てして段々とトーンダウンしがちですが、このシリーズはやや持ち直した感じがします。  とは言え、それは全体的なストーリーがしっかりしていて解り易いということであり、兎にも角にも恐くない。徹底的に恐くない。ホラー作品である本作にとって、それは致命的とも言えるのではないでしょうか?ストーリーがきちんとしていることが逆にホラー性を損なってしまったと言うか。  背後に忍び寄る霊だとかガラスに映る霊だとかの恐怖演出がほぼ予想通りに展開されてしまう、つまりは意外性に欠けることも恐くないことの大きな要因だと思います。  過去の忌まわしい因習だとか呪われた穴蔵だとか、ジャパニーズホラー作品を彩るに相応しい魅力的なファクターを数多く取り揃えているだけに何とも勿体ない。  第4弾があるかどうかは知らないのですが、もし計画があるのであれば次回作に期待を先送りしたいと思います。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-10-14 22:32:46)
114.  犬鳴村 《ネタバレ》 
実在の心霊スポットにオリジナルのストーリーを被せて恐怖を演出するというアイディア自体は決して否定しませんが(関係者が実在する以上は程度や内容にもよりますが)、被せたストーリーにあまりオリジナリティを感じられないところが惜しいです。 里の住人達に虐げられた山奥の孤立した村人たち。ダム開発の利権がらみで離散し死に追いやられ恨みを残す。その恨みの矛先を向けるべき一族が呪われる。といった物語は目新しいものとは思えませんでした。恐怖シーンも特に斬新な演出がある訳でもなく、正直なところ失笑してしまう場面もありました。亡霊が物理現象に関わり過ぎだったり。 クライマックスのタイムループ的な流れは面白いなと思いながら観ていましたが、よくよく考えれば何故現実に命を繋げた赤ちゃんを改めて逃がすのか?ヒロインに過去の事実を知らしめるだけのためなのか?赤ちゃんの母親の魂を安らかにするためなのか?上手く消化出来ませんでした。ヒロインの兄の死によって、若くして非業の死を遂げた二人の魂は救われた訳ですし。 アイディア(全体だけではなく場面場面でも)優先に制作した結果、全体としてはバラツキが出てしまったように思えます。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-10-02 13:27:19)(良:1票)
115.  ワン・ミス・コール 《ネタバレ》 
ん~、怖くない。元ネタもそうだったけれど、どうにも感情移入できない。発想は面白いのだから、もう少し頑張って欲しいなぁ…。 それにしても、目が口の女やら、小憎らしくってデカイ赤ん坊やら、そのあたりのアイテムが笑えてしまう。笑えてしまうホラーの悲しきこと…。
[DVD(字幕)] 4点(2009-09-22 19:39:31)
116.  1942 怨霊
少なくとも類似作は2本ありますね。作品名を言ってしまうとネタバレになります。 でも、ちょっとだけ違うのがラストシーン。そこを観れば、「あぁ、あれはそういうことだったのか」と納得できるでしょう。そのラストシーンこそが、この作品の最大のセールスポイントでしょうね。確かに、そのアイディアは新しい! 途中の妙にコミカルな演出が、思い切り滑ってますね。それがなければ、努力賞でもう少し加点したいところです。
[DVD(邦画)] 4点(2008-11-04 23:23:14)
117.  魍魎の匣
単純に、猟奇系作品として観るならば、つまりは原作を無視して観るならば、そこそこ面白く仕上げられていると思います。全編を通じて色彩も美しく演出も確かです。陰惨な題材ながら、あまりそれを感じさせない。原作を未読、あるいは読む予定がないのであれば、これはこれで良いのではないかとも思えるところです。 でも、京極作品を読み続ける愛読者としては、根本的に許しがたい部分が…。ひとつには登場人物の描き方。スタッフは違うと言えども、前作(?)「姑獲鳥の夏」でも同様のレビューを書かせていただきましたけれど、あまりに原作の人物像と乖離し過ぎ。京極堂シリーズの数多ある魅力のひとつは登場人物のキャラクター設定。そしてその人間関係。それが全く生きていない。これではいけません。(ちなみに、キャスティングはそれほど外してないとは思います。ただし、関口は前作の永瀬正敏の方がイメージ近いかな?) そして、何と言っても困ってしまうのが、最大の見せ場である「憑物落とし」の場面。これじゃぁ落ちませんよ。その原因は、やっぱり作品を短縮しすぎてるからじゃないかなぁ。。。 というわけで、次作に期待?ただし、もっと長尺にしてね。観客泣かせになるぐらいに。
[映画館(邦画)] 4点(2007-12-31 00:56:47)
118.  ドラゴンヘッド
原作未読なので的外れな感想かもしれませんが、人類が自ら築き上げた罪のために、怒り狂う自然界(人間を超えた存在?)に滅ぼされる。しかし、かかる絶望的な状況の中においても、純粋な魂は闇を駆逐するというようなテーマなんでしょうか?違いますかね? 細部においては、(少しばかり無機質ではあるものの)特撮もかなり上質ですし、ある種のリアリティを感じさせられる演出もあると思います。ただ、全体を通すと何ともバランスが悪い。原作は長編のようですが、もっと短くテーマを前面に押し出して纏められるんじゃないでしょうか?それも、もう少し説明的シーンを差し込んで。長い割には、原作未読の観客に考えさせ過ぎです。 決して目新しいテーマとは思えず、尚且つまとまりに欠ける作品である上に、出演者の台詞が聞き取れず、小奇麗に纏めてあるので絶望感や逼迫間も伝わらない。どうしようもない駄作とは言いませんが、見終わった後、少しばかり後悔しました。 ちなみに、蛇足ですが、トンネルシーンでテルとノブオが槍を取り合いながら、「ボクが作ったんだぞっ!」「ふざけんなよ!お前、何作ってんだよ!」っていうのが妙にツボで爆笑してしまったのと、別にSAYAKAのファンでも何でもありませんけど、セトさんのテル君への抱き付き方が妙に羨ましかったです。それと、テルが新幹線の「ボクの部屋」でやってたことは、某有名サイコ系サスペンス小説に出て来る光景だとか、避難所のシーンが某有名SF作品そのものだったりとか… ある意味、何回か見直すと面白いかも。
[地上波(邦画)] 4点(2007-01-08 16:31:18)(良:1票)
119.  怖来
模倣を恐れず作り上げた意欲は買います。でも、悲しいかなやはり二番煎じ三番煎じ。観ていて期待感が湧くことはなく、出演者たちの一本調子の演技にも退いてしまう。そして衝撃のラスト?ちょっと無理が… コントっぽいでしょ、それじゃ?プロセスはともかく、結末のアイディアは古典的SFっぽくもあり… やはり、低予算ネットムービーの限界か?挙句の果てにタイトルは… え~~~~~っ!ま、とりあえず観てください。
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-25 00:45:19)
120.  トゥームレイダー
劇場公開時は特に観に行きたいとは思えず、レンタル開始時には真っ先に借りたものの途中で飽きてしまって全編観ずに返却、今回の地上波放送で初めて観ました。これって短縮版ですよね?にも関わらず、かなり長く感じました。アクションシーンはそこだけ切り取ってみればそこそこ楽しめるのですけれど、何よりストーリーがあまりに平凡。かろうじてアンジェリーナに救われてますけれど、確か公開時の情報では、彼女の周囲は出演を止めた方がいいように勧めていたとか?この作品、キャスティング次第ではB級、C級作品って感じですものね。(ちなみにジョン・ボイトはその手のB級的作品への出演が以外に多いような…?って、調べるとそうでもないんですけどね。「アナコンダ」のせいかなぁ…) 私は最近ゲームは殆どやらないので、元ネタについては全然予備知識なしなんですけど、考えてみればモロにRPGっぽい展開ですよね。日本での人気が上がらないゲームのようですが、何となく解かるなぁ… やっぱり、映画化に当たってはもっと物語をふくらませて欲しかったと思います。 ちなみに吹き替えの釈由美子。決してキライじゃないんですけど、この役は合わないでしょ~。イメージ違いすぎっ!
4点(2004-06-28 06:36:45)
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