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1.  柳生一族の陰謀 《ネタバレ》 
娯楽時代劇を極限にまで高めた映画。最も尊敬する深作欣二が監督で、一番好きな役者、志穂美悦子・成田三樹夫が競演しており、個人的にはそれだけで満足する。更に子供の頃見ていたテレビ番組「子連れ狼」の萬屋錦之介、「影の軍団」の千葉真一、「Gメン75」の丹波哲郎、最後はこれでもかと三船敏郎まで出演するのである、それぞれの思い入れを思い出すだけでも楽しい。その奇跡とも言える豪華メンバーも脚本が駄目ならそれで終わりなのだが、深作欣二は絶対に荒唐無稽や説明不足にならない。今の邦画にはアニメも含めて見習って貰いたいものである。また深作の特徴として、鬼気迫る演出が挙げられる、将軍の絶対的な権威は勿論、玄信斉やその弟子など脇役の使い方一つとっても細かいドラマがあり光らせる。最も弱いであろう公家のイメージを逆手にとった成田三樹夫の公家キャラはやはり最強。萬屋錦之介の歌舞伎口調も最初は見慣れた私ですら”やり過ぎ”と感じたが、最後のシーンで最大限生かされる事になる。一族皆殺しのシーンは後に、深作が監督したテレビ時代劇にも何度か使われている。多分戦争体験から来ているのであろう。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-08-05 02:32:03)(良:3票)
2.  仁義なき戦い 代理戦争
私もシリーズ最高は本作で、同じ意見の方が多く嬉しく思った。このシリーズほど役者の存在感が際立った映画は他に無い。田中邦衛が出ているだけで、今の若い方には驚きではないだろうか。人徳が無い親分に付き、右往左往する若頭たち。犠牲になるのはいつも若い者で、最後の遺骨を握る文太のシーンが全てを語っていた。
10点(2004-01-25 14:53:06)
3.  風の谷のナウシカ
最高の感動作。銃の前に無防備で立ちはだかるシーンにぐっときた。原作を見れば、宮崎駿の最後に残されているのは戦争物ではないだろうかと思う。子供向けで無いのは分かるが、未だに続編を期待している人が多いと思う。
10点(2003-11-24 15:13:27)
4.  ルパン三世(1978)
「カリ城」とこの作品はどちらも最高に入る。どちらがというのはなく、凄いのはルパンの作品で2作の傑作があるということである。これ以降の作品を観ても、常人では所詮あの程度の作品しか創れないのが分かる。寂しいのは今の子供が、テレビスペシャル版をルパンと思うことである。
10点(2003-11-02 08:37:11)(良:1票)
5.  銀河鉄道999
ガキの頃これを観れて本当に良かったと思う。キャラクター、ストーリーと制作者の気合いの入り方が分かる。
10点(2003-10-15 12:08:49)
6.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 《ネタバレ》 
私の中での「宇宙戦艦ヤマト」はTV版「1」と本作だけだと思っている。ちなみにTV版「2」は終盤グダグダで面白くない。正に最高傑作、白色彗星との戦いがメインというのが映画向きだったと感じる。太平洋戦争を思い起こすような激しい戦闘で終始釘付けになった。加藤の死の悲しかった事といったら、、。最後もヤマトがけりを付けるのでは無いため、なんとも言えない余韻が残る。他にも松本キャラクターの中で、メーテルと同じぐらい好きなテレサの登場。メチャクチャ格好いい戦艦アンドロメダ(呆気なく撃沈してしまうが)。白色彗星の迫力と、あらゆるシーンが魅力的であった。まあ相変わらずヤマトだけは幾ら撃たれようが撃沈されず、不公平感が有り過ぎるのでマイナス1点。
[ビデオ(字幕)] 9点(2007-01-15 02:37:49)
7.  パッチギ! 《ネタバレ》 
井筒監督がとうとう言動に負けない強烈な作品を撮った。出来れば朝鮮についてタブーだった時代に風穴を開けて欲しかった。ただ問題作でもある、朝鮮寄り過ぎるのである。「嫌韓流」を読んでいなければ、強制連行についてそのまま信じてしまっただろう。真にどちらがとは言えないが、日本人自体がもう一度、歴史認識について考えるいい機会にはなると思う。あと別にケンカは一般人に迷惑を掛けさえしなければ好きにやればいいと思うのだが、小銭泥棒だけは別の問題である。何処の国だろうが犯罪は犯罪、こういう行為が差別を更に生むのである。結局この作品が好きな理由は、沢尻エリカと「イムジン河」に尽きる。主役の男も実にいい雰囲気で、人が良いだけではなく葛藤の様子が良く描かれていた。沢尻エリカの容姿であれば、正直国籍など関係ないし、そういう環境の子を好きになる自分が好きだったりするもの。私は単に京都弁の女性に弱いので参ったのが大きい。 
[DVD(邦画)] 9点(2007-01-13 01:40:37)(良:1票)
8.  下妻物語
あの啖呵で深田恭子は役者として一皮向けたように感じる。適役と人は言うが、余りにガタイが良すぎて、普通に土屋アンナより強く見えて仕方が無かった。一番の心配は宮迫だったのだがそれも一瞬で取り越し苦労だと分かった、ギャグ・映像・テンポと全くこの監督のセンスには驚かされる。ギャップを狙いつつ、それでいて自然体で、生き方に一本筋が通っており見ていて気持ちが良い。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-03 05:11:52)
9.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
「DRIVE」でSABU監督を知り、ここのレビューで関心を持ったのだが、評判通り実に面白い作品であった。正直、最初の郵便物を勝手に開けるシーンは嫌悪感しかなく、どうせ職場に戻れないからああいう結末になったようにすら思え、最後まで釈然としなかった。しかしそれを吹き飛ばすパワーと勢いをこの作品には感じる。ツボは”殺し屋”大杉漣の存在。自転車で律儀に手で指示して曲がるシーンは大笑いした。神経質な感じの堤真一が笑顔で周りとのギャップも実に面白かった。他にも、大ドンデンの手紙、儚いロマンスと素晴らしい。協力がテレビ東京だからか、他の局ならばもう少しSABU監督の名が有名になってもおかしくないような気がする。邦画界は駄作連発の監督には辞めてもらい、このような将来有望な監督に力を注ぐべきである。
9点(2005-01-13 06:18:21)
10.  復活の日 《ネタバレ》 
オープニングのジャニス・イアンの曲で体が震えた。映画でこれ程の衝撃を受けたのは初めてである。角川映画が絶頂期だったこともあるが、これ程のスケールのものが良く日本で創られたと思う。草刈正雄、オリビア・ハッセーの美男美女ぶりにも見とれるばかりであった。時代の古さが返ってリアルさを生んでおり、細菌の蔓延に成す術がない人類、数少ない生き残った人類の選択と実に生々しく描かれている。終盤の、地震による核ミサイル発射という所から、おかしな方向へと行ってしまうのだが、それもハッピーエンドに繋がるので良しとしたい。こういう力作こそもう少し脚光を浴びてもいいと思う。
9点(2004-06-26 04:33:09)(良:3票)
11.  魔界転生(1981)
柳生十兵衛は千葉真一しか考えられないし、あの豪華なキャスト陣は今では絶対に不可能であろう。中でも若山富三郎の殺陣は背筋が震える迫力があった。昔、ゴールデン洋画劇場で高島が言っていたが、最後の壮絶な炎の中での戦いのシーンは、灼熱の中ただ役者が我慢して撮ったものらしい。最近のCGに頼った、明らかに違和感しか残らない日本映画は見習うべき点があるのではないだろうか。先人がこれだけの傑作を創った後で、よくあのくだらないリメーク版を発表出来たものだとつくづく思う。
9点(2003-11-30 17:34:40)
12.  リング(1998)
ホラー最高作品で、世界に十分通用するであろう作品。日本のホラーは”怖い”より”気持ち悪い”作品ばかりで見る気もしないのがほとんどだが、この作品はうまく両方が組み合わさっている。まずストーリーがしっかりしており、見せ場もさすがに最初に観た時は怖かった。良い作品に真田広之が出ているのは偶然だろうか。この作品の後、やはりというか二匹目を狙った作品が後を絶たないが、そういうのにはここを借りて「1点」を授ける。
9点(2003-10-26 16:34:18)
13.  座頭市(1989)
勝新太郎恐るべし。ブルース・リーに影響を与えたとも言われる座頭市の集大成がここにある。残虐この上無いので好き嫌いは分かれる所だろうが、有無を言わさぬ殺陣は一見の価値有り。
9点(2003-10-18 11:31:47)
14.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
安易なドラマの映画化が多い中、こういう原作がしっかりしている映画こそ本来望ましい。ドラマの主人達は今回裏方に周り、主役は完全に堤真一と松雪泰子の「SABU映画」コンビが取って代わっている。実力派だけあって、終始演技に惹き込まれる。ドンデン返しも久々に騙された、何故態々死体を残すのか最初から不思議で仕方なかったが、アリバイづくりのために見ず知らずの者を殺害するという、無論許されないが実に人の心理の裏をかいたトリックである。ドラマも映画も満足出来たという稀な作品である、何よりジャニタレではなく福山雅治なのが良い。 
[地上波(邦画)] 8点(2010-01-10 18:33:33)
15.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 《ネタバレ》 
庵野ともあろう者が未だに過去の遺産で金儲けするのか?と観る前は嫌悪感しかなかったが、その感情は始まって5分で消えた。無論作画をすべてやり直しているという点を評価してである。そして、この映像はもはや芸術の域に達している、庵野は昔からレーザーによる破壊を描かせたら世界一だったが正にその集大成に思える。ストーリーは序盤のテレビ版そのままなので、ある様で無いに等しい。相変わらず、思わせぶりな台詞が出てくるが、徹底的に無視すればいいのは心得ている。シトの登場番号が1つずれているのだけは気になった。この作品が何故ここまで人を惹きつけるかというと人が誰でも持っている”絶望”を描いているからのように思える。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-14 20:30:20)
16.  それでもボクはやってない
そもそも論であるが、公平な裁判制度が実施されている社会であればこの様な映画は創られずに済んだのである。何故我々が当事者の身になって考え、電車に乗る度に思い出し、冤罪になった場合を恐れながら生きていかなくてはならないのであろうか。大体裁判官に一般常識が無いのが多すぎるから、裁判員制度が創られる訳だし、いい加減にしろと言いたい。役人は正義に反しても罰にも問われない、という仕組みが問題である。映画自体は出来が良く、世間に知らしめた功績は大きい。しかし、結局どうしたらいいのか全く出口が見えてこない。我々がもしそういう立場に陥った場合、一番気に掛かるのは裁判費用など金銭についてではないだろうか。勝った場合・負けた場合を含めもう少し分かりやすく示して欲しかった。役所以下出演者の言葉は実に重く心に響いた。今回の場合、元凶は鉄道会社であるが、告訴を取下げなかった被害者の女性にも問題がある。絶対の確証が無ければ彼女自身も一生悩む事になる訳だし、反対に訴えられる事もあり得る。主役の疑われた時の対応が悪すぎるとしか言いようがないが。そして、絵に描いたような悪者役人の登場であるが、私なら先ず「おい、言葉使いどうにかならんか」から始まり、後は理攻めで捲し立てるだろう。実際、もっと酷い警察のでっち上げによる冤罪のニュースを最近良く聞く。とりあえずトップの「冤罪」という言葉の意味も知らない”友達の友達はアルカイダ”だけは即刻どうにかして欲しいものである。 
[地上波(吹替)] 8点(2008-03-08 17:36:45)
17.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
今回はアニメ版を見てからの鑑賞。よって原作の完成度を知ってしまったので、此方の方は完全に嘗めていた。実際、冒頭から駆け足もいい所で”所有権”のルールは説明不足、登場人物も松山以外は”なんだかなあ”というような配役ばかり。しかし全てはラストのドンデン、此れには本当に驚かされた。原作より好きだという意見が多いが私もこの方が好きだ。後から考えると、原作とは違った性格・風貌の藤原を選んだ意味が分かる。原作より知能が低そうで、また肉親を平気で殺そうとするような冷淡さが、最後の結末に生きている。漫画の実写化で此処まで満足したのは初めてである。実写ということで特に感じるのだが、ただ警察が捕まえた犯人を殺して「世直しだ」と自己満足している主人公が幼稚に見えて仕方が無い。迷宮入りの事件や闇に葬られた事件など世の中には幾らでもある訳だし、こんなアホが出てきたら捕まっても自供しなくなるだけだろう。あと罰する区切りも、例えば政治的な者は?税金を食い物にする輩は?と挙げればきりが無い。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-30 22:22:00)
18.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
近年のリメイク・焼直し作品の中で、やっと評価出来る作品に出会えた。あのくだらない原田版をよく此処まで洗礼された、また現代風に生まれ変わらせたものである。どんな映画でも先ず主人公の性格によって好きか嫌いかに分かれる。彼女の場合、カラッとした性格で、予想出来ない行動ばかりで実に活き活きして見える。ストーリーは、軽い割りには生死が関係したりで若干アンバランスな感がするが、それも謎解きに繋がるので良しとしする。3人組は昔からの幼馴染みに普通見えるし、例の男は自分の置かれた立場を考えた場合、告白するか?という疑問はあるが。そして近年のアニメにしては珍しく”声”が完全に合っている、聞いたことの無い声優ばかりなので調べてみると、ちゃんとオーディションで選んだとか。何処かの調子に乗ったジ●リは爪の垢でも飲んだ方がいい。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-30 21:35:51)
19.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 
商業主義の塊りで最も価値の無い「日本アカデミー賞」を無神経に総なめしたと言うことは、イコール私の最も嫌いな”あざとい演出””感動の押し売り”ということで今まで敬遠していた。展開は予想通りベタベタで、好きな堤真一までもがオーバーな演技で頭を抱えたが、不思議と嫌な印象は残らなかった。堀北真希以下、あれだけ生き生きしておれば腹も立ってこないし、生まれた時代は違うがノスタルジーも十分過ぎるほど感じる事が出来た。CG処理もそこら辺の特撮映画と違い、良く出来ている。吉岡秀隆だけはやっぱりイライラする、男のヒステリーだけは勘弁して欲しい。芥川龍之介と名前が紛らわしいのも悪意を感じた、自殺を連想してしまったのだ。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-13 01:50:19)
20.  疾走 《ネタバレ》 
SABU監督が少年問題についてどう描くか興味深々であったが、想像以上に重い話であった。先ず冒頭からSABU映画全開、寺島進は短いシーンで最大限にインパクトを残している。実は最初、中谷美紀だと全く気付かなかった、どんな役でも演じきる本当に素晴らしい女優である。主役の少年と少女もなかなか良い雰囲気で良かった、今の子供らしく感情を表に出さないのが、大人からすると何を考えているのか分からず怖い。この作品は、犯罪者の家族がどうなるのかが良く描かれている。放火魔の家族がああなるのは当然である、テレビは抑止力としてこういうのを放映すればいいのである。私は子供の頃から、犯罪者の家族がどうなるかを教わってきた。自暴自棄になったり、カッとして人を傷つけようとしても家族の事を考えれば普通止まる筈。不幸にして家族がいない人でも、何らか恩を受けた人がいるだろう。近年嫌なニュースが多いが、もう少し想像力を働かせて欲しいと思う。不満は、ヤクザの登場イコール安直に生き死にのやりとりになる所と、最後ナイフを持っただけの少年を撃ち殺すという最低の終わり方をした点である。主役が死に、代わりに子供がというパターンは多いが、まさかこの若さであるとは思わなかった、本当に驚きである。最後に、こういう良作こそもっと多くの人に観てもらう機会を増やすべきだと思う。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-24 17:11:09)
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