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1.  自殺サークル 《ネタバレ》 
 すごい映画です。「呪怨」だの「輪廻」だの見ても、まったく怖いと思わない僕が、怖くて眠れなくなりました。外部からの恐怖じゃなくて、自分自身が怖くなる。こういう怖さって初めてかも。  あり得ないほど血が飛び散りますが、それはこの映画のテーマと密接に結びついていて、だから、あの血のりの量は必要不可欠なのです。  かるーい気持ちで自殺するという「行為」との対比が重要だからです。  そしてこの作品はサスペンス映画としての完成度も恐ろしく高い。ずっと心拍数あがりっぱなしでしたよ。  見終わったあとも、いろんなことを考えさせられる映画です。考えれば考えるほど、この映画の事が見えてくる。そんなわけで、鑑賞直後に書いたレビューを書き直しました。点数も8点から9点に。更にその後、10点に変更! どんどん自分の中での評価が高くなります。
[DVD(邦画)] 10点(2007-07-09 12:37:46)(良:1票)
2.  天空の城ラピュタ
 パーフェクト。あらためて言うこともないが、10点にもう一票。
[地上波(邦画)] 10点(2007-04-27 18:03:10)(良:1票)
3.  リボルバー(1988)
いいですよねえ、この映画。何度見ても楽しい。年に一度くらいは見ています。ここの柄本明はほんとかっこいい。ああいう生活にあこがれますね。この映画には、ところどころにちょっとクサい言葉がちりばめられているのですが、映画に自然に溶け込んでいて、まったくクサく感じないというか、むしろかっこよく感じられます。
10点(2004-08-21 17:05:53)
4.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
非のうちどころがないです。カリオストロ、ナウシカ、ラピュタ、トトロまでの宮崎初期4作品は、掛け値無しの大傑作ですね。この後、あんまりよくないけど…。ところで、この映画のラストの「ふたば」の意味、7回目くらいに見た時、初めてわかりました。みなさんはわかってるのかな?もし「何それ?」と思う人がいたら見返してみて下さい。
10点(2004-04-25 20:54:57)
5.  3-4X10月 《ネタバレ》 
たけし映画の最高傑作! 二作目で大傑作を作ったのはすごいが、 これ以降、まったくダメなのが残念ですね。 「HANABI」が賞をとったけど、「3-4」の方を 世界中の人に見て欲しい。
10点(2004-04-14 16:41:53)(良:1票)
6.  二代目はクリスチャン 《ネタバレ》 
すっごく好き。もう10回は見てる。何度見ても泣けるし。もうタオル無しでは見れない。室田日出男はすごい役者。亡くなっちゃって残念!
10点(2004-02-22 09:53:22)
7.  12人の優しい日本人
自分が、邦画の中で最も好きな作品。元となった「怒れる男」の数十倍は面白い。三谷の脚本と、中原の演出が見事にいいバランス。その後の三谷の映画を見て思うのは、三谷は監督には向いてないということ。こういうすぐれた監督にまかせたほうがよい。
10点(2004-02-20 13:22:42)
8.  駆込み女と駆出し男
原田眞人監督の真骨頂。タイトルは何だか間抜けですが、日本随一の映画監督の珠玉の名作です。満島ひかりと大泉洋が素晴らしいのはもとより、戸田恵梨香の才能に驚かされます。
[DVD(邦画)] 9点(2019-06-09 13:58:05)
9.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 
世の中には、深刻ぶって、もったいつけて、いかにも高級そうな顔をしながら、実に薄っぺらい「名画」がたくさんありますが、 この映画は、それとはちょうど対極。 薄っぺらい顔をしていながら、とっても深い。 それに、構成も、よくできています。 古沢良太という脚本家は、駄作も多いですが、時々こういう傑作を作ってくれるから目が離せません。 エイプリルフールの日を舞台にした群像劇ということで、いろいろな角度から、徹底的に「ウソ」というものを描いていきますが、その視点の複雑さと深遠さは古沢脚本ならでは。 日本には「嘘から出たまこと」という慣用句がありますが、この「まこと」とは何でしょう? そもそも「ウソ」とは何でしょう? 僕たちは「ウソ」と「ウソでないもの」を、どのように区別しているのでしょう? そういうことをたくさん考えさせられました。 「泣かせよう」としているシーンが目白押しで、まんまと大号泣してしまうのですが、 単なるお涙ちょうだいのように見えて、その裏に多層的なテーマが隠れています。だからこそ、これだけ泣けるんですね。 こういう映画って、「どことどこがつながるか」ということが、途中でおおよそ読めてしまうものですが、これは読めなかったです。 「そういうことか!」と、最後までうならされました。 何がウソで、何が本当かなんて、その事柄に真剣に向き合えば向き合うほど、実はわからなくなる。 だったら「幸福」につながるものを「本当」だとしてしまえばいい。 そういうメッセージが、よく伝わってきて、感動しました。 「宮内庁」にビビる人たちの描写が大げさで、ここだけは良くなかったです。
[DVD(邦画)] 9点(2016-04-02 11:54:52)(良:1票)
10.  桐島、部活やめるってよ
心の奥底に、染み入ってくる映画でした。すべての登場人物に感情移入できてしまう、リアリティがすばらしい。立ち位置も性格もバラバラな、彼ら一人一人の中に、ことごとく「あのころの自分」の姿が映し出されるという奇跡。そう。「あのころの自分」は、彼でもあり、彼でもあり、彼女でもあり、彼女でもあった。「スクールカースト」を描いた映画だとも言われているようですが、むしろ、「カーストなんて、マスコミが作り上げた幻想」だと、この映画は言っているように感じます。もし、これが現代の高校生の姿なのだとしたら、僕が高校生だった遥か昔から、世界は何ひとつ、変わっていないのだから。
[DVD(邦画)] 9点(2015-12-01 14:15:54)(良:2票)
11.  かぐや姫の物語
 ストーリーの骨格は、たしかに僕らの知っている、あの「竹取物語」。でも、そこで描かれているのは、全く新しい物語です。ここに登場する数多くのテーマは、どれもが大変深遠で、誰しもの人生にあてはまることでありながら、「現代の日本」における僕たちのテーマをビビッドに表現するものです。  僕がこの映画を見たのは2015年ですが、僕自身は、公開当時の2013年に観ていたら、この映画のメッセージを半分も受け取れなかったかもしれないと思います。高畑監督の、時代の本質をとらえる「敏感さ」に、頭が下がります。  常識や虚飾をひっぺがす手法として、いにしえの物語を使ったのが、成功しているんじゃないでしょうか。「西洋の物語」が僕たちの思考のデフォルトになってしまう前の時代を舞台とすることで、「今」の僕たちが直面している、根源的なテーマがはっきりと見えてきます。それは、東洋的なものに回帰するということではまったくなくて、フラットに人間を見つめるということ。常識に曇らされた目を、しっかりと開くということ。  いろいろなテーマがうまく盛り込まれていますが、人間ドラマとしてもとてもよくできていて、今まで「得体のしれない宇宙人」のイメージしかなかったかぐや姫の生き様がとてもリアルに伝わってきて、感動しました。
[DVD(邦画)] 9点(2015-03-23 15:01:43)
12.  婚前特急
うわーっ!! 面白かったーっ! 久々に9点つけたい映画に出会いました。タイトルで損してますよね。こんなに深い映画だとは、夢にも思いませんでした。通り一遍の価値観や、ステレオタイプなストーリーから完全に脱却していながら、決してきわもの映画になっておらず、ひとつの物語として恐ろしいほどに完成しています。プロットの積み上げ方も見事で、無理がない。ひとりひとりの人物の描写が最高にリアルです。「恋愛」だの「結婚」だのいうテーマに、こういう光を当てた作品って、初めてなんじゃないでしょうか。そう、人間ってこういうものだよね、世の中ってこういうものだよね、と納得させられることばかり。しかもそれが、辛気臭くもならず、変にロマンティックにもなっていなくて、その分、深く深く胸に突き刺さってきます。最後のほうでは泣いちゃいましたが、この映画で泣いたのは多分僕を含めて全部で4人くらいしかいないかな、とは思います。 
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-01 09:51:13)
13.  ゴールデンスランバー(2009) 《ネタバレ》 
思ってたのと全然違った!!もちろんいい意味で。「ビックリした?」 うん!ビックリしたよ!! すっげえよ! 超興奮だよ!! ダンボールの「伊達政宗の顔」の使い方とか細かいところが本当に丁寧に作られているところに、まず感心。大外刈り、花火、カローラの歌、「よくできました」などなど、アイテムの効果的な絡め方に脱帽。回想シーンへの切り替え方も抜群。また、テンポ感、緩急のつけかたが神業的で、音楽を聴いているように気持ちいい。映像もすばらしく、冷たさ、暖かさ、など体に伝わってくるものが強烈。それに、登場人物のセリフの言い方がひとつひとつ全部カンペキ。「犯人に仕立て上げられて逃げる」というプロットはあくまでこの映画を進行させるためのダミー。荒唐無稽なおとぎ話の上に、滅茶苦茶リアルな「ほんとうの物語」をのっけた名作です。そうです。僕らは、こういう世の中を、こういうふうに生きている。「正々堂々と? その先言ってみなよ」のセリフが、胸に突き刺さります。
[DVD(邦画)] 9点(2011-11-09 23:28:37)(良:2票)
14.  天然コケッコー 《ネタバレ》 
いいです!!1回目の鑑賞では8点をつけましたが、2回見て、9点に変更しました。この質の高さは尋常じゃないです。人の心の動きを、丁寧に、繊細に描いていく、染みる映画です。田舎の風景の撮り方も美しい。無駄なシーンがまったくないし、本当にいい作品。それにしても何でこんなタイトルがついているんでしょう?タイトルでずいぶん損してるんじゃないかな。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-21 13:48:32)
15.  となり町戦争 《ネタバレ》 
「戦争」とはどういうものなのか、ということを、恐ろしいほどのリアリティを持って描いた傑作です。今まで見たどんな戦争映画よりも胸に突き刺さってきました。江口洋介の芝居のうまさも手伝って、息苦しくなるほど「ホンモノの戦争」を体験させられます。あえて「となり町との戦争」という設定にすることで、戦争の本質が浮き彫りになる「構造」は、見事の一言。ちょっと反戦色が強すぎるところと、ラストあたりがメロドラマ過ぎるところがマイナス点ですが、こんな傑作映画がそれほど評判になっていないのは、タイトルのせいでしょうか?それとも平和ボケしすぎた日本人の国民性のせい??
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-18 01:44:10)
16.  うた魂♪ 《ネタバレ》 
すっごく感動しました。「フラガール」みたいな安い映画なのかと思って、しばらく敬遠していたのですが、今回見て、本当によかったです!出だしではコテコテのコメディと思わせておいて、なんという感動!!中盤からラストまで泣きっぱなしでした。映画を観てこんなに泣いたのはめずらしいです。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-16 17:01:03)(良:1票)
17.  問題のない私たち 《ネタバレ》 
すごい・・・。これ、すごい映画です・・。「いじめ」を題材にした映画やドラマは数多く見てきたけど、もっとも深く切り込んだ作品なんじゃないかと思います。展開にやや強引なところはありますが、込められたメッセージは本当に深遠で、「泣かすシーン」なんかないのに、涙が止まりません。前半と後半をキッチリ区切った構成によって、効果的にテーマを表現することに成功しています。この映画の一番の肝は、ラスト近くで主人公が気づくこと。それは、そもそも「いじめ」とは何か、ということ。生徒同士のいじめの話だけでは絶対に表現し得なかった「いじめの真実」です。奇しくも、この映画に出演している沢尻エリカが、その後日本中からイジメのターゲットにされてしまうというのもなんだか妙縁ですね。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-15 23:11:52)(良:1票)
18.  ドグラ・マグラ(1988)
原作は読んでいませんが、これは映画として非常によくできていて、なんというか、完璧な仕上がり。ストーリー、役者たちの演技、映像の雰囲気、テンポ、など、非の打ちどころがありません。数年に一度見ています。何度見ても面白いです。主役の三人のキャスティングはまさに絶妙。
[ビデオ(邦画)] 9点(2008-09-20 11:23:50)
19.  紀子の食卓
 姉妹作「自殺サークル」を見た後に鑑賞しました。こちらは「自殺サークル」のような怖さはなく、どちらかというと青春映画。ただ、「すごい映画」という点は共通しています。かなり深遠で画期的なテーマを扱いながらも、制作者の意見を押し付けない作り方も共通。だから「で、結局何が言いたいの?」と思う人も多いとは思います。しかし切り口は斬新で、しかもリアルなものです。僕らが想像もしなかった世界を見せつけてくれます。それを見た人が何を思い、何を考えるかは自由、といった感じでしょう。鑑賞直後には8点をつけましたが9点に変更しました(「自殺サークル」もです)。「自殺サークル」同様、あとから、いろんなことを考えさせられる映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2007-07-11 23:58:32)(良:1票)
20.  おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill- 《ネタバレ》 
 面白い! 傑作! 全部よかったです。涙を流して笑いました。奥菜恵、こういうのうまいですね! 彼女、最近ダメな事が多かったので、驚きました。役者さんって、もらう役によって本当に違いますねえ。犬山、池谷がすばらしいのはもとより、真木よう子もよかったです。
[DVD(邦画)] 9点(2007-07-08 08:30:35)
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