1. 火垂るの墓(1988)
ここのところ、終戦記念日近辺に放映される恒例映画となっていますが、是非毎年続けてもらいたいものです。何度見ても泣けてきます。 戦時中、辛い疎開生活や激しい戦禍を潜り抜け、ようやく現在まで生きてこられた人がいる中で、どれだけの人が清太や節子のように孤独に死んでいったか数知れません。21世紀の現代人がネットのレビューで清太の行動を批判なんて皮肉すぎて笑っちゃいますが、そんな清太の姿からは生きるために必死でもがいている姿がリアルに伝わってきました。 同じく戦争漫画で「はだしのゲン」が有名ですが、「はだしのゲン」の“辛いときも前を向いて”的なメッセージよりも、火垂るの墓の清太の生き様のほうが、戦争映画としてはズシンときます。 [地上波(邦画)] 9点(2009-08-14 23:21:44) |
2. クローズZERO
《ネタバレ》 リンダマンとか武装戦線とか、オリジナルの部分もちょこちょこ出てきて面白かった。最強2人の抗争争いの脚本もよかった。2も楽しみ。 [地上波(邦画)] 5点(2009-03-30 22:07:41) |
3. 劇場版 仮面ライダーアギト ProjectG4
《ネタバレ》 劇場版ゲストのG4はG3のゴツゴツ感がなくスッキリした感じでカッコイイ。でもG3のいろいろ装着してる感も気に入ってる。ギルスの野性味溢れる戦闘シーンもアツイ。でもやっぱりアギトのシャイニングフォームは無敵だわ~。以上、ライダー評。 [DVD(邦画)] 6点(2009-02-24 19:14:21) |
4. ゲド戦記
すべてが唐突で、ストーリーも何もあったものじゃない。見ている途中に湧いた謎が何一つ解き明かされぬまま終了。長くなってももう少しまわりを固め、説得力がほしかった。もっとテーマを細分化すればよい作品が出来上がると思うので、次回作に期待したい。 [DVD(邦画)] 3点(2009-02-21 15:51:58) |
5. 亀は意外と速く泳ぐ
《ネタバレ》 そりゃ平凡な毎日をスパイ活動だと思って過ごせば何かが変わってウキウキするんだろうけど、「ふ~ん」って。それだけの映画。確かに細かい笑いがちりばめられていて、目が離せないといえば目が離せないが、引き込まれる特別な魅力もない。「かもめ食堂」に代表されるひたすらフラットなストーリーは好きだが、こういうちょういちょいチョッカイかけてくる作品は逆にしんどい。私がまだ見ぬ“三木ワールド”なる世界観が次に見る作品で伝わってくることを期待して+1点。 [DVD(邦画)] 4点(2009-02-02 22:57:32) |
6. ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人
《ネタバレ》 14・15号が超サイヤ人になったとたんあっさりやられたのに、合体したらパンチひとつ効かんてどゆことやねん!あと、戦場が北極みたいなところ。温暖化がまだ叫ばれていない時代の公開だけあって、いまでは考えられない。決着ついたときなんか周りの氷、全部水やん!めっちゃ海水面上昇するやん! [DVD(邦画)] 4点(2009-02-02 22:41:25) |
7. 仮面ライダー THE FIRST
《ネタバレ》 格闘シーンは映画版だけあって本格的で迫力があります。ライダーのデザインも襟がキリっと立ったスマートなジャケットの着こなしがカッコイイ。だけど愛のために戦うライダーってのがピンと来ない。ウエンツ君らも完全にいらないし。残念な仕上がり。 [DVD(邦画)] 5点(2009-01-24 22:01:48) |
8. ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち
《ネタバレ》 いきなり敵来襲のシーンから始まり、シリーズの中でも特に戦いが凝縮されている作品だと思います。でもメタルクウラエンドレスは…。結局最後は変な機械が暴走し終了だし。でも単純だけど、悟空もべジータも超サイヤ人の時間が長かったので見ごたえはあった。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-24 20:23:41) |
9. ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強
《ネタバレ》 変身後クウラのプレデターを思わせるような口元シャキンがめっちゃかっこいい!強さも界王拳が全く通じないほどの圧倒的なもので、この時点ではオール5の悪役といってもいいのではないでしょうか。それだけに、スーパーサイヤ人になった悟空との格闘シーンをもう少し見たかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2009-01-05 22:11:14) |
10. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 季節とか自然を上手く使う映画は良作が多いですよね。特に印象的なシーンは、雨の中の澪の登場シーンと、ラストのひまわり畑でのキスシーン。竹内結子さんがまるで精霊のようですごく美しかったです。色彩のコントラストも見事で作り手のセンスがうかがえました。 [DVD(邦画)] 8点(2008-11-23 21:45:52) |
11. ALWAYS 続・三丁目の夕日
現代人の教科書的な映画ですね。定期的に鑑賞すると心の洗濯ができそうです。 [地上波(邦画)] 6点(2008-11-23 19:43:29) |
12. 犯人に告ぐ
《ネタバレ》 2時間の中に、犯人探しと警察内のしがらみの両方を描こうとし、どっちも中途半端に終わった感じがします。そういう意味でも、原作読んだりや、週イチのドラマなんか作ったりすると面白いのではないかと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2008-11-17 21:20:08)(良:1票) |
13. ハチミツとクローバー
《ネタバレ》 原作未読です。はぐみの芸術作品もあまり理解できませんが、恋愛模様のほうも理解しがたい…。主役?の櫻井くんも全く存在感がなく、あの自転車一人旅で何を悟ったのか全然分からない。はぐみと森田の関係もなんだか中途半端なままだし、真山と原田の行方もわからないまま。原作読まないままだとまったくおもしろくないです。でも、蒼井優はこの作品が一番好き。 [DVD(邦画)] 4点(2008-10-26 16:16:15) |
14. 天使の卵(2006)
《ネタバレ》 市原くんは、本当に、好きになれない役者さんのひとりです。気持ち入れて演じてるんでしょうけど、それがなぜか全然伝わってこないんです。コニタンと沢尻嬢の出演ということで、もう少し仕上がりのいいものを期待していましたが…。沢尻嬢の教師姿は、自分的にはNGですね~。 [DVD(邦画)] 3点(2008-10-12 20:41:25) |
15. かもめ食堂
《ネタバレ》 このテののんびり映画が大好きなので、本当に期待通り、まったりさせていただきました。「コーヒー&シガレッツ」のあの感じみたいに、映画見ていると無性にコーヒーとおにぎりが食べたくなってきました。 それにしても小林聡美演じるサチエさんは経営者としての素質があるようです。従業員の積極的な意見は受け入れつつ、自分の根幹となる信念はしっかりと持っている。そして人格のよさもしかり。まったくの余談でした。 [DVD(邦画)] 8点(2008-09-16 22:33:54)(良:1票) |
16. シュガー&スパイス 風味絶佳
《ネタバレ》 柳楽くんは良い意味でも悪い意味でも初々しさが露呈しすぎていて、こういう役をやらせたらピカイチの沢尻エリカとはどうも釣り合っていないというか、ギクシャクした感じがします。失恋したあとなんかは一人でボソボソナレーションするとこが多くて良さが出てましたけどね。 とにかく、男として勉強になった1本でした。 [DVD(邦画)] 4点(2008-09-11 23:08:45) |
17. 7月24日通りのクリスマス
《ネタバレ》 私は男ですが、失恋したときの「ああ、やっぱり自分じゃダメだったんだ」感は経験済みなので、途中までは共感できたなあ。途中までは。確かにダラダラした感はあったけど、終わりよければすべてよしじゃないですか。それにしても佐藤隆太の潔さとさりげなさはカッコエエ。 「諦めると毎日何もなくなる」って、何気にズシンとくる言葉ですね。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-07 17:22:55) |
18. ゆれる
《ネタバレ》 こういう兄弟って、世の中にたくさんいると思います。片方は好きなことをし、自由に生きる。片方は生家にこもり宿命を背負う。兄である稔は「これが自分の生きる道」だと思いながら、どこかで弟の猛に嫉妬し、伝えようのない憧れや怒りまでも抱いていたんではと思います。そうして押し込められたものが爆発すると、人間ってああなっちゃうんだなあ。 キャストは皆さん抜群で、特に香川照之の逮捕後の表情は言葉以上に伝わるものがあったと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-04 23:50:28) |
19. HERO(2007)
《ネタバレ》 「映画版だからちょっと豪華に…」なんていう発想で行ったであろう韓国ロケ。こういうの許せないなあ。キムタクと松たか子の恋もドキドキ感がなくてあんまり見とれなかった。タモリもなんかハズれてる感じするし、全体的にイマイチな映画。 [DVD(邦画)] 5点(2008-08-03 21:50:08) |
20. 間宮兄弟
《ネタバレ》 こういう感じの映画大好きです。やっぱり兄弟の仲がいいうちが面白かった。ず~っと見ていたくなるような映画。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-07-30 23:13:03) |