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1.  i 新聞記者ドキュメント
オウム関連でやばかった、下山事件でも非難された。 超能力関連だって酷すぎる映像とってた、死刑反対から今度はこっちに進出したのか。 監督の思想がもうちょっと、その上でこれ本当に映画ですか?って酷さ。
[インターネット(邦画)] 0点(2025-01-29 17:20:33)《新規》
2.  新聞記者
これに点数を付ける人の感覚がわからない。 西田尚美だけでしょ、よかったの。それでようやくマイナスがゼロになったくらい。
[インターネット(邦画)] 0点(2025-01-29 17:17:12)《新規》
3.  聖☆おにいさん 《ネタバレ》 
実写の方を見て評価つけようかと思ったんですが、まだレビューページがない。そういえば昔アニメも見たなあと思って、回顧レビュー。 まあ、原作の感じを表現しようという意欲は汲み取れます。声の役もいい感じでした。 けれど、仮面ライダーコラボでしたっけね、原作にないので付加した小学生がもう本当にうざい。 「宇宙キター!!」が余りにもしつこくて興ざめ。 なんであんなコラボしちゃったんだろう(怒)と当時思いましたよ。
[映画館(邦画)] 3点(2025-01-26 16:38:52)
4.  アンダーニンジャ 《ネタバレ》 
福田監督は嫌いじゃなくて、勇者ヨシヒコとかアオイホノオとか変態仮面とか、ギャグとストーリーのバランスが良いときなんて、本当に楽しい作品を作ってくれてると思ってるんです。 でも、なんというか、最近の新解釈三国志とか、聖おにいさんとか、ちょっとギャグセンスが悪い方に作用しちゃってると感じてます。しかも、福田監督本人はそれをわかってない様子なのが、ちょっとつらい。 アンダーニンジャは、原作がシリアス要素が多め、ちょっとした笑いや不思議な会話が混ざってるという感じ。それが幾分良い方に作用したのか、この映画は最近の福田監督にしてはギャグ部分のセンスが少し抑えられて、まあ見られるようにはなってます。 それでもね、襖の開け閉めの部分はまあ許せるにしても、パーカー透明化のオンオフをやり過ぎとか、やっぱり悪目立ちする演出がきついとこもあります。佐藤二朗の外見の描写は原作通りなんだですが、映画にするならもっと抑えた方がいいと思ったり、原作に忠実にすべき部分と脚色すべき部分のバランスもあんまり良くないです。 映画監督って、「~組」と言われるくらい役者やスタッフを囲い込む感じなんですが、それって周りからのキツイ評価が届かなくなる性質もあって、外部からの刺激が必要なんですが、福田組はそういう新陳代謝が少ない。下手すると裸の王様になりかねない。だから、思い切って、どこかでなにかを一新すべき時期だと思います。 はっきり言うと、佐藤二朗、ムロツヨシの重用は一時控えるべきではないかなと思いますよ。 山崎賢人、間宮祥太朗はいい演技でした。浜辺美波も金髪以外は結構いい感じ。VFXはまあこんなものか。上忍の表現はなんとかしたいところでしたけれどねえ。 そして、ラストは続編狙いなのかも知れませんが、原作をずっと追ってない人には意味不明になりませんか?もう少し配慮が欲しかったところです。 評点は、最近の福田監督にしては、一応見られたということで、少し甘めです。
[映画館(邦画)] 6点(2025-01-26 16:31:58)
5.  劇映画 孤独のグルメ 《ネタバレ》 
シーズン前に必ず「これが受けなかったら辞められる」と話す松重豊さん。案の定、この映画の前にも言ってました。今回もちょっと辞められそうにないですね。興収もかなり良さそうで、シーズンはまだ続きそうで、映画が成功して良かったです。 劇場で本編開始前にクラスJと空弁のJALコラボのCMが流れて、もうここから心が持って行かれました。あ~孤独のグルメだ~、って。関係ないけど、空弁最強は新千歳空港で決まりです。 お話は年末の地域スペシャルの国際拡大版という感じの単純な物探しクエストで、捻りも何もありません。スタンディングパドルボートで島渡りを画策して遭難、韓国に不法入国くらいがちょっと映画的演出かな、でもあとはいつもの孤独のグルメスペシャルです。宣伝ではパリがキャッチーですけど、五郎ちゃんがパリに滞在するのは冒頭の依頼場面だけ。パリの店も一軒だけ。あとのパリはリモートでしかも室内が映されるだけで、宣伝は上手くやったなあと思います。海外部分はほぼ韓国なのでちょっと肩すかし、ちょっとがっかり。 孤独のグルメのリアリティを感じさせる演出は健在。 劇中で、「孤独のグルメ」の松重豊演じる井之頭五郎役を脚色した「孤高のグルメ」で遠藤憲一が演じる善福寺六郎(ややこしい)。彼がリハーサルでモノローグを声に出してしゃべりまくり、いざ本番の前に「本番ではモノローグはしゃべりませんから」と、オダギリジョーに言う場面。これが、実は孤独のグルメのリアリティを作っているんです。普通の人は、なんでもかんでも声に出してしゃべらないですよね。 松重さんがオダギリジョーに、内田有紀に会ったことを一言も口に出さないのも、さすが分ってるなー、という感じです。オトナの話ならそうなる。会ったことを話してトラブルになって、くっつけ直して涙の再会に持っていく臭い恋愛演出なんて、孤独のグルメには要りません。この映画の中では、オダギリジョーと内田有紀は顔も合わせない、それでいい、それがいいんですよ。 料理の撮影はやっぱり良くできてます。劇伴で撮る料理って難しいんですよ。普通に撮ったらまず美味しく見えない。色味、温かさ、その他もろもろ工夫がいるんです。脂を塗ってテカらせたり、湯気を送り込んだりとかね。この映画がどうやったかはわかりませんが、オニオンスープ、ビーフ・ブフ・ブルギニョン、ちゃんぽん、貝ときのこの怪しいスープ、この辺は本当においしそうでした。どうして、さんせりての炒飯だけは別途紹介しなかったんでしょ。サンセリテってのは真心と言う意味。真心があまり見えない炒飯は紹介しないということかな。 ただ、焼き鯖は別にして、韓国料理は全然おいしそうに見えなかった。食材のせいか、むしろ不味そう。そして、結末のラーメンもあんまり美味しく見えなかった。同じ映画でも、南極料理人のラーメンは実に旨そうだったのに。そこは残念でした。 撮影と言えば、初っぱなから不思議な感じでした。パリロケを3日間やって、現実のパリを撮っているのになぜかブルーバックを背にしているような画面と雰囲気。知らないで見たら、全部合成を疑う出来です。撮影方法をちょっと変えているのは後から知りました。 松重さん、遠藤さん、オダギリジョーの演技はさすがに達者。そして内田有紀がまだまだ綺麗ですね~、若い頃より随分味が出てきましたよ。 ストーリーをどうこういう映画ではないですから、あんまり内容的にあれこれは言いませんが、韓国部分は要らなかったと思うし、別の演出で代用できたと思います。 船で気がついて、朝鮮語聞いて「韓国だったらまだいいが」というギャグはちょっと受けたけれど(北朝鮮だったらここからサスペンスものですね)、結局流れ着いても対役は日本人の内田有紀だし、日本人的に食べるところを複数人で最初から最後までずーっと観察されているってのは嫌なものですし、なにより韓国部分での内田有紀が、他の役者と段違いに綺麗すぎて、頭身やスタイルが良すぎて浮きすぎてます。韓国おばちゃんの中にも少し綺麗な人を入れないとバランス取れませんよ。それに、イミグレの人は今時翻訳機で意思疎通くらいできるから、そこの演出も良くない。鱈出汁は五島列島にもあるしね。というか、五島列島の郷土料理をちゃんと出して欲しかった。「腹が、減った」という時のポン・ポン・ポンという効果音も韓国部分だけ、フォン・フォン・フォンと変えてて違和感。 効果音といえば、劇伴曲についても一つ。エンドロールの後のセリフに、あのゴローちゃんのテーマを被せて欲しかったな。映画版では一度も流れないんだもの。あの、「イ・ノ・ガシ~ラ、ゴロー」というスキャット。勝手に脳内補完してました。 松重さん、確かに腹が減りました。次のシーズンも期待してます。
[映画館(邦画)] 7点(2025-01-17 06:18:38)
6.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 
「大空港」から始まるエアポートシリーズを代表として、空港パニック映画はサスペンス映画、群像劇の定番です。かなり大衆化しましたが、空港というのは非日常感体験の一つだからです。 それを邦画でANA全面支援で、矢口監督がやってみようとしたのがこの映画です。邦画らしく、パニックではなくプチパニック程度に抑えて楽しく見られるようになってます。 言ってしまえば、ハワイ行きANA機がピトー管の故障で引き返して嵐の中で無事着陸するだけなんですが、CAの綾瀬はるか、GSの田畑智子、パイロットの田辺誠一、時任三郎などなど、役者陣がいい味を出してます。群像劇で、観客からは全体像がわかるんですが、登場人物同士は顔を合わせていないのに意思疎通しなきゃならなかったり、エピソードの組み合わせが本当によくできている。ただ、工具を紛失したエピソードはちょっと作りすぎでしょう。第三者が持って帰るというのは、ちょっとね。 実際の空港のほんの一日を切り取って見せただけですが、こんなにドラマがあるんですよ、という矢口監督の意思がよく出ています。題名通りハッピーなフライト気分になれます。 そして、一部プロップ使ってるのがまるわかりなのが残念ですが、今となっては国内線ではもう普通に乗れないジャンボ・ジェット実機を十分に堪能できる点が個人的には評価高いです。ジャンボはいい飛行機だったよなあ。
[DVD(邦画)] 8点(2025-01-08 20:46:34)
7.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
三浦しをん「神去なあなあ日常」の映画化という話ですが、テイストは続編の「神去なあなあ夜話」のほんのり恋愛部分も取り入れていて、私にはとても面白かったです。 研修生が染谷1人だったのが3人に増やされていたり、友達が来るエピソードが付け加わっていたり、ラストの大木落としのシチュエーションを大胆に改変したり、存分に矢口脚色がされていて、映画としてまとまりのあるものとなってます。 特に、染谷将太、長澤まさみ、優香、西田尚美のキャスティングと演技が素晴らしい。伊藤英明は演技も上手いが、身体能力を十分に生かした躍動感が素晴らしい。 林業作業も良く描写されてます。かなり本気でリサーチしたのでしょう。本当に細かいところであれ?と思ったんですが、これは私がなまじ東日本の林業を知っているからこその違いで、あとで調べたらモデルの西日本の林業では当たり前なんだそう。つまり本当に現地リサーチが行き届いているんですね。 作品冒頭の染谷が拉致同然で田舎に送られるところ、田舎に行くにつれ、携帯がどんどん圏外になっていくところ、もう最初から笑ってました。これ、単純に楽しい映画ですよ。 難しいことは考えず、頭からっぽにして見ましょう。
[映画館(邦画)] 8点(2025-01-08 20:44:23)
8.  妖星ゴラス 《ネタバレ》 
妖星ゴラス。このなんとも不思議な題名が興味をそそります。 黒色矮星が地球を直撃して人類が絶滅の危機を迎える。これを官民一体となって大作戦で回避する。ただそれだけなんですが、この映画は今となっては知る人ぞ知るマニア映画になってます。後の日本や世界のSFやマニアに多大な影響を与えました。 宇宙から天体が地球を直撃する危機の映画は昔から有って、今なら、小惑星の「アルマゲドン」、ブラックホールの「さよならジュピター」当たりが代表作ですかね。また、官民一体となって対策する点は、ある意味「日本沈没」や「ゴジラ-1.0」のご先祖さまとも言えましょう。ただ、本作が異彩を放っているのは、危機天体を破壊するのではなく、地球を動かして逃げる、という1点です。地球を動かす、この考え自体は映画界にははるか昔からあったようで、膨大なエネルギーを必要とするから実際には無理という常識的な考えから単純に採られなかったんですが、この映画はそれをやっちゃった。コロンブスの卵、これこそ、センス・オブ・ワンダーです。その後、様々なSF作家が真似をしてます。「トップをねらえ2」なんて、地球ごと質量兵器にしてますものね。2024年には、アメリカの議員さんが、地球温暖化対策として地球を外側に動かそうなんて真面目な提案をしたそうです(阿呆だな~、というのが議会の反応で・・・アメリカって素晴らしい)。 地球移動は制作当時、できる限り計算して、可能と考えてやったというのですが、まあ素人目に考えても無茶な嘘です。動かすエネルギーをたった二年でどこからどう持ってくるのか。核爆発でさえ毎秒5個爆発させて数万年のオーダーがいるのです。これ、ちょっと無理。 映画的な嘘は一杯あります。黒色矮星なんて、現在の宇宙には一つもないと考えられてます。白色矮星が冷えると黒色矮星が理論上存在可能ですが、冷えるのに現在の宇宙が過ごした時間以上を必要とするし、よしんば実在したと言っても、一切の電磁波を発しないので、現在の科学でもほぼ観測不能です。技術的にも、隼号・鳳号は単段式ですから、地上から直接宇宙に出ることはできません。それに、地球が現在の軌道からほんの少し動けばそれだけで、別にゴラスが近づかなくとも地上は大災害。これらは黒色矮星を除いて製作当時にもわかってたことですが、映画の嘘だからと強行したらしい。 でも、いいですね、そんな大嘘ついても、科学を信じる、未来を信じる、国際社会を信じる、当時のイノセントな世相が良く出てます。いい時代だったんですねえ。私はこの映画の雰囲気が好きです。だって、製作1962年ですよ。戦後17年でこれをやった。人類の宇宙飛行が実現したのは、ガガーリンの1961年。その翌年にこれですよ。高度経済成長なんかまだ先の話、その時代にこれを作った、その心意気や良し、です。 ただ、その~、制作技術が追いついていない。この6年後にキューブリックが出してきたのが「2001年宇宙の旅」です。ええと・・・ あと、東宝の悪い癖も出てる。クランクアップ直前に、せっかく円谷が絡むのならと上層部がねじ込んできた怪獣マグマ。監督や脚本が最後まで大反対したのに、結局入れられちゃった。海外版では全カットされているそうだから、意味なし登場なのは普通にわかりますよね。ちなみにマグマの登場するシーンは本来の監督ではなく、円谷英二が演出したそうです。また、マグマの操演の一人に、ゴジラ俳優の中島さんがいるそうで、マニアは喜んでますが、蛇足は蛇足。はるか昔に見たときも、今見直してみてもやっぱり蛇足感は否めません。オトナの事情で金井役の役者を最終盤まで登場させる便法として記憶喪失にさせたのも意味はありませんね。 ただ、悪い映画ではありません。テンポはいいですし、役者もみんながみんな上手いわけではないですが、当時の人気俳優が特撮映画を真面目にやってます。しかも、妖星ゴラスは周辺を探っていくと、いくらでも面白いエピソードが出てくる不思議な映画です。ラスト水没シーンは、実際に川にセットを沈めて撮ったけど、未だにそれが荒川か利根川か論争があるとか。作中のジェットビートルはウルトラマンに流用されたのか、金型だけ流用されたのか、とか。いつまでも楽しめる不思議な映画としか言いようがないです。私は推しますよ、この映画。
[映画館(邦画)] 8点(2025-01-08 20:43:15)(良:1票)
9.  私にふさわしいホテル 《ネタバレ》 
ネタバレ多めなんで、ダメな人はスルー推奨です。  小説家に愛された「山の上ホテル」。この休業の知らせを聞いたのは、2023年の10月でした。老朽化のためという理由で寂しい思いで一杯でした。でも、明治大学が取得し、外観そのままで再整備をしてホテルとして継続していくという嬉しいニュースが舞い込んだのが、2024年の11月。そう、つい先月です。今月この映画が公開されたのは奇運です。きっと、このホテルを愛した小説家たちが後押ししてくれたんですねえ。 さて、原作つきのこの映画、筋は原作をなぞってますが、大胆な改変が加えられています。原作では、舞台設定は現代です。主人公がホテルにチェックインすると、まずやるのは愛用のマックノートのセッティング。東十条宗則も原稿用紙と万年筆ではなく、執筆はWindowsノート(原作ではシャンパン攻撃でパソコンがパー。酷すぎる)。 ところが、映画の設定はバブル直前の1980年代が始まりです。ただ、これがいい味を出しているんですね。やっぱり山の上ホテルには、原稿用紙と万年筆がよく似合います。受賞連絡の集まり会(黒電話の前に、作家と担当編集が集まって連絡を待つ)を撮りたいがために、この設定にしたそうですが、これが本当にいい味を出してます。 これに合わせるため、東十条宗則は、原作の3階建ての打ちっぱなしコンクリートの自宅に住むツイードの背広愛用者から、日本家屋に住む和服愛好者に変更されてます。細かいところだと遠藤役の田中圭の娘も10歳と8歳から、もっとずっと幼く設定変えされてます。なんというか、制作陣の設定力を見せつけられた思いです。橋本忍風に言うなら「原作は何を目指していたのか、それを捕まえる」、天川太陽風に言うなら「魂はあっている」。これは素晴らしいです。原作の主人公の中島の恋愛話と、オーディション復讐話をすっぱりと切ったところも好感が持てます。遠藤が黒幕になってるところも、さりげない描写にとどめている。 だけれども、どれだけ制作陣ががんばっても、原作が荒唐無稽なだけに映画も結局荒唐無稽になっちゃってます。のんのコメディエンヌぶりも、嵌るところより滑るところが多くてちょっと気恥ずかしい。特に文豪コールはあれ・・・。それにラストシーン、あれで終わらせるなら、のんの容姿造形はあれでいいんでしょうか。美魔女どころではないですよ。だから「魔女だと思えばいい」んですかねえ。 あと、超便利な道具であるスマホを使わせないために、年代設定をいじる映画が増えてます。けれど、描写をちゃんとしないと一気に醒める場合があります。細部に神は宿る。本作でも、編集部の場面で当時のワープロを集めて感じを出してますが、そこここにある電卓が(泣)。車窓に時折映る対向車や駐車車両が何故か現代のデザイン、背景ぼかしで胡麻化してますが、80年代のあの辺は・・・ まあ、いろいろ言いたいことはありますが、エンディングロールで山の上ホテルの細かいところを映してくれたり、サービスはあって面白かったです。 ちなみに、制作陣の改変の最大の功績は、カリスマポップ店員を30代の青白い男性店員から橋本愛に変更したこと。これはスマッシュヒットですよ。 さて、みなさま、ご自分の携帯・スマホの電源が切ってあることをシツコイくらい確認して、映画を鑑賞してくださいね。
[映画館(邦画)] 6点(2024-12-30 09:22:48)
10.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 《ネタバレ》 
子供の頃に見て、ショックと感動を覚えた映画です。 だけれども、最近は特攻賛美とかなんとか、今の感覚からする強引な左翼的批判が強いので正当な評価がされにくいんだよね。政党的な評価ばかり目立つ。こういった後付け評価はどうにかして欲しい。映画の中の男女差別批判やポリコレごり押しなんかもやめて欲しい。楽しさ、感動を与える映画でいいんです。思想的な映画はそりゃいいんだろうけど、そういった思想映画じゃない普通の映画を、ポリコレ的観点から批判するのは筋違い。普通の映画をスポイルさせる批判は願い下げです。 本作は、作劇としては、すごく良くできている。特に白色彗星の外形を吹っ飛ばして、巨大惑星帝国潜入から、超巨大戦艦出現と、敵はただ一か所にとどまっているだけなのに、次々と絶望感を与える変化なんか、当時としては画期的だった。 今見ると絵が古臭いとか批判を受けているけど、ヤマトはあの絵がいいんです。なんなら、もっと松本零士風にしたってかまわない。最近のオタクリニューアルヤマトの絵と平和主義とポリコレは、ヤマトには似合わない。 ただ、ヤマトはこれで終われば伝説の作品で終わったはず。拝金主義のために、ヤマト2で結末を変え、続々と自己模倣の続編を作り、最近のリニューアルシリーズまで続いているから、陳腐化もいいところになってしまった。 このアンチテーゼとして作られたガンダムも、ファーストで終わればいいものを、結局延々とシリーズ化して陳腐化。 他の国では・・・と思ったけど、アメリカもスターウォーズからアベンジャーズまで同じことをやっているし、欧州もアジアも・・・結局、どこの国でもこういったシリーズ化から陳腐化への流れは止められないものなんだねえ。 上映当時は沢田研二の曲からなにから楽曲が多すぎて「ミュージカル・ヤマトですか?」という批判があったけれども、覚えている人はいないだろうな。 「軍艦マーチ」に並んで「宇宙戦艦ヤマト」は海上自衛隊の定番となりました。願わくは、漢字艦名の旧海軍から、ひらがな艦名の自衛隊、そして、カタカナ艦名の未来の宇宙船が本当に実現しますように。
[映画館(邦画)] 8点(2024-12-11 14:10:07)
11.  十一人の賊軍 《ネタバレ》 
結構長い映画なんだが、最後まで一気見をさせるような迫力はあって、面白かった。 山田孝之はやっぱりいい役者なんだよねえ。駕籠政もできればヨシヒコもできて、役者としての幅広さが伺える。最近の常に同じ演技、一本調子の役しかできないアイドル系出身役者とは違って見ごたえあるよ。 映画自体は、特に負傷した部位が飛び散るようなところが悪趣味で、あれはもっとうまくやれたのではないかと思った。少しグロテスク気味。そして、もう一つ音声が聞き取りにくい。方言がどうとかじゃなくて、発声や録音がよくないのか、何を喋ったのか分かりにくい部分が、(特に前半に)多かった。 しかし、最近「侍タイムスリッパー」とか、殺陣を真面目にやる映画が盛り返してきたのが嬉しい。この流れがずっと続きますように。
[映画館(邦画)] 7点(2024-12-11 13:48:01)
12.  死体の人 《ネタバレ》 
確かに、放送大学は有名ですね!! そこのセリフは受けました。
[映画館(邦画)] 8点(2024-11-30 09:46:55)
13.  ぬけろ、メビウス!! 《ネタバレ》 
「赤毛のアン」って、本当は児童文学じゃないって知っていましたか?悩める少女の成長を描いた真面目な物語なんです。じゃあ、現代日本の若い女性だとどうなるかを考えてみよう。これは、そんな試みの映画。  映画としては・・・脚本が穴だらけ。契約社員の5年ルールって、事前に知らせておいても今は大問題になるんですよね。いっぱい裁判も起きてます。期限切っての雇い止めからの一転正社員提案で、まともな会社に見せたつもりかもしれませんが・・・。はたして、この雇い止めが当たり前みたいに描いていいのかなあ。  優子は母の紹介で会社に入ったらしいので、親友のなっちは優子の紹介で時期がずれて就職したのかな?就職時期が一緒だと、二人とも雇い止め対象になっちゃうから、そう考えないとだめだよね。なっちだけ正社員登用なら、その話も出てくるだろうし。でも、短大・専門以外はずっといっしょって言ってた?あれ?そもそもなんの専門学校行ってたんだろう?  たまたまコンビニの支払中に、たまたま隣で道を聞いていた王子様に一目惚れ?それ、全然伏線なくって余りにも唐突だけど、説得力ありますか?えーと、優奈さんは王子さまと結婚前提のお付き合いで悦にいってるけど、名前の詐称がわかったらどうするつもりなんだろ?まさか、何も考えてない?王子様は3週間しかいない予定と言ってたけど、最低1週間過ぎてから花束もらって、吊すだけでドライフラワーになる長期間静岡に滞在してたの?滞在延長したのかな(ちなみに設定は静岡ですが、撮影は千葉県我孫子市です)。  優子は専門学校行ってから就職して5年近くたっているんだよね。じゃあ大学受験をするなら、専門の単位が使えるなら編入考えてもいいし、社会人受験を考えた方が自然だよね?それに、大学行ったときの生活費問題は解決したの?  などなど、他にもいっぱいこういうのがある。どうも狭い世界しか知らない若い人が、自分の周りだけみて書いた脚本のように思える。もうちょっと、ちゃんと社会的なリサーチして練った脚本を作ったらよかったのになあ・・・コロナで難しかったのかな。  まあ、いろいろ文句言いましたけど、脚本の穴を、それはそれはかわいい坂ノ上茜と芸達者な周りの役者が、演技で全てカバーしてます。藤田朋子の老け方にはびっくりしたけど。優子は社会人としてはいっぱい酷いことやってるんだけど、それに嫌味が感じられず、そんな子もいるよね、って温かく見守っちゃうくらいチャーミングです。ラスト近くの優子からお母さんへの独り語りはちょっと長過ぎたかなあと思いますが、カフェとかでのセリフ回しも結構小技が効いてます。タイトル絡めるためなんでしょうが、唐突なメビウスへの言及が、少し残念でした。優子が無限記号を知っててメビウスを知らないのは不自然ですし・・・まあ、それでも、この手の低予算邦画としては、十分及第点以上で面白いです。  一つだけ考察。この映画の優子は、そばかすがコンプレックス、自分の名前が嫌いで勝手に別の名前を名乗る、夢は先生、周囲を引きずり回して自分探しをしています。これ、全部、「赤毛のアン」の主人公アン・シャーリーの特徴です。だから、これは、現代日本で「赤毛のアン」をやってみたらどうなるか、の試みなんでしょう。まあまあ成功しているんじゃないかな。とくに、坂ノ上茜のキャラクターがはまっていました。客観的には酷いことをやっていても、本人の魅力でカバーしちゃう、最高ですね。  映画本編は、あえて大学受験の結果を描かずに終わっていますが、これが「赤毛のアン」を下敷きにしていると考えると、結末は100年前から決まってます。優子アンは、親友の奈月ダイアナと一生涯友情をはぐくみつつ、無事に先生となって、紆余曲折の末、太一ギルバートと結ばれます。ハッピーエンドです。ああ、良かった。  そうそう、一つ言い忘れてました。100年前にアンが暮らし、幸せを築いた村は、「アボンリー」村というところでした。きっとカウンターの吉岡さんは、こういうでしょう。「聖アボンリー学院大学?知ってるよ、僕はなんでも知ってるんだよ!」
[映画館(邦画)] 8点(2024-11-30 09:39:21)
14.  機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 《ネタバレ》 
絵は古いんです。前半部分はザンボットやダイターンの直系という感じです。後半部分は安彦さんの手が入り、新作カットも多くてそこまで古いとは感じないようになってます。 絵は古い、でもね、これは当時、一つの革命でした。 ヤマトが旧世代の革命を起こし、ガンダムが新世代の革命を起こした。この感覚は同時代を過ごした者にしかわかりません。本当にアニメ革命黎明期(それは同時にパソコン黎明期にも重なるんですが)の、変革の時代でした。 今から見直すと古臭いし、ちゃちかもしれません。でも、間違いなく日本のアニメ史、映画史に残る名作です。 これは、戦争のミーム、膨大な戦争の記憶、こういったものが基本になければできなかった物語です。 これ書いてるのは2024年です。34年前の1990年はバブル期でした。だからまだバブル期の記憶がある人は多いと思います。 そしてこのガンダムは1978年が初出です。1978年の34年前は1944年、敗戦どころか戦中なんです。 ガンダムを作った人たちには、現代の我々がバブル期を覚えているレベルで、太平洋戦争の記憶・経験があるんです。 だから重い。 転生ラノベ、KPOPやヒップホップ、こういうのが流行っている時代で、それがいいという人にはわからないと思います。 凄まじい人類の戦争の歴史の積み重ねの上に出来上がったストーリーなんです。 もっとも、Z以降の続編は本当に要るのかなあという思いはあるんですが。
[映画館(邦画)] 10点(2024-07-02 19:11:38)(良:1票)
15.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
良かったです。 ウルトラマンは時代によって、そして自分がどのシリーズをいつ頃見たかによって、ものすごく感想が変わるものなんです。 カラータイマーがないとか、肌の色が変わるのはおかしいとか、みんな自分が昔見た時代にあっていないと、違和感バリバリで文句を言います。 普通は、みんな思い入れが凄い子供時代に見ていますからね。 でも、最初期のウルトラマンデザインには実はカラータイマーはないし、着ぐるみのためどうしようもなくつけてしまった背びれもありません。 怪獣の成り立ちも、全然違ったりします。 だからこそ、庵野が自分の見たかったオリジナルを再現したのは良かったのです。誰がどんな文句をつけようとも。 個人的には、科特隊(本作では禍特対)の制服はオレンジであって欲しかったし、ゼットンとの闘いはもっとスケール感が欲しかったけれども、それも単なる個人の感想。オタク代表の庵野がウルトラマンをどう見ていたかを見られただけで満足です。 斎藤工は素晴らしかったですし、それ以上に山本耕史のメフィラスは、はまり役でした。 シン・エヴァ、シン・ゴジ、子供のころのこだわり、そういった先入観を外して見てください。これこそ庵野のウルトラマンです。
[映画館(邦画)] 8点(2024-07-02 18:55:47)(良:2票)
16.  翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜 《ネタバレ》 
「阿久津はどうしたっ」 これ最高に笑いました。 「甲子園に叩き込めっ」 大阪大阪言ってるのに、甲子園?あそこ兵庫じゃなかったっけ? 「浦和vs大宮」 ああっ、結局はそうなるのね。 「エンディングロール」 凝りたいのはわかるんですが、これはどうなんでしょう? 「日本にはバカバカしい映画が必要です!!」 うんうん、これは良作です。(ホント?) あと、俺の菱沼さんが、なんか歳をとってしまった・・・
[映画館(邦画)] 6点(2024-06-11 13:06:13)
17.  グランツーリスモ 《ネタバレ》 
宣伝とは裏腹に、実話原作ではあるけれど、超簡略化と結構な改変をして、とてもわかりやすくしてあります。進路含めた親子関係や師弟関係、事故からの立ち直りなどに申し訳程度に触れてますが、深掘りすることは潔く諦めてます。いっそ販促映画じゃないかってほど、割り切りが心地よいくらいでした。 画面作りに、いろいろゲームのエフェクト入れてます。ゲーマーなら喜ぶから、これはこれでありかも。ただ、参考までに、普通の映画を見たい私には煩わしかったです。 レースの画面は、アングルを様々変えて、空撮を入れて、エンジン・動力伝達を瞬間で挟む王道の撮影方法。ゲームのエフェクト足して描き方を工夫しようという痕は見えますけど、ゲームエフェクト入れるとやっぱりちゃちいです。最近の映画だと「フォードvsフェラーリ」には全く及ばない。まあ、ちょっと仕方がない。ゲームとのリンクが主題だから、本物の迫力を強調しすぎるとダメなんでしょう。画面のパワーがないです。 映画みたいにeスポーツのシムレーサーがちゃんとレースやれるかと言うと、難しいです。映画でも言ってましたが、レーサーはアスリート並みの体力が基本で、そうじゃないとコーナリングのGが無理です。シムレーサーからレーサー目指すなら、まずは体力を。実際のヤンが活躍できたのは、父がプロサッカー選手で、体格や体力がヤンに伝わっていたことが大きいんですが、それを映画のあの役者の体格で読み取れた人がどれだけいたかなあ。 主人公ヤンの役者が、選択失敗。アスリート体型を父から引き継いだという感じが全くないモヤシだし、演技も下手だし、人を引きつける魅力がない。モデルのヤンが混血だから、似た俳優を使ったということなんですが、その必要は全くなかった。エンディングで本人写真を出して、ほら似てるでしょうとやる必要なんてないんです。最近の主人公は褐色か黒でなければならない、という風潮にSONYも屈してしまったか。誰でも知ってる有名人をモデルにした映画じゃないんだから、単純に主役も、魅力ある人を使えばいいんです。なんなら白人だっていいんです。実話が元だから、という声も全く妥当には思えない。だって、魅力的に思えるようにすごい改変してるじゃないですか。ヤンはGTアカデミーの初代じゃなくて、3期目の優勝者でしょ。初と3期目じゃ意味合いが全然違うのに変えてるじゃないですか。初めてこんな夢の計画が始まったって驚喜するのと、3期目に応募してみようかなって全然違いませんか? 映画プロモのためにも変えてるじゃないですか。初代にもヤンの同期にも韓国人なんかいないじゃないですか。韓国人がGTアカデミーに初参加したのは、ヤンの3年も後なのに。 ル・マン3位を強調してますが、実際はただのクラス3位で、しかも車も全然違うじゃないですか。わかりやすい悪役のCAPAチームってモデルいないじゃないですか。 いろいろ変えてるんだから、魅力のない主人公はやめて欲しかったですよ。主人公以外の造形は良かったです。オーランド・ブルームははまり役。オードリーちゃんは、もっと若ければ日本でも受ける容姿だと思います。 まあ、いろいろ書きましたが、頭からっぽ映画としては良いんじゃないかな。「第9地区」の監督は、こんなのも撮れるという驚きもありです。
[映画館(字幕)] 3点(2024-05-11 09:09:19)
18.  就職戦線異状なし 《ネタバレ》 
ホイチョイとはまた別の形でバブルを描いた作品。バブル期はまだ時代的に地続きと感じる人が多いせいか、多くの人が自分の体験と現在の状況を照らし合わせて評価するのでしょうね、このレビューでも点数の上下が凄いですね。バブルの恩恵や楽しさを享受した世代や、バブルを恨めしそうに見る氷河期世代、バブル後生まれはバブルを全くの夢物語と見ていたり。映画としての評価ではなく、自らの体験と比較しての評価が多い感じです。 ただ、あの時代は確かにあったんです。就職戦線は崩壊直前までは本当にあんな感じでした。マスコミ業界以外は売り手市場で、内定5つ6つは当たり前で、海外旅行付き接待されまくりとか、入社してくれたら自動車を支給だの、もう酷かった。 さてこの映画は、爆死しました。当時のトレンディー(!?)俳優を大挙キャスティングして、きらびやかなものに仕立て上げたつもりだったんですが、公開がバブル崩壊直後というとんでもないタイミング。爆死も仕方ないです。ただ、小ネタは効いてるし、女優は若々しいし(和久井映見がすごい可愛いです)、テンポもそれなりで、自分の体験と比べずに純粋に楽しむにはいいです。 脚本が観客に媚びちゃったのが残念ですかね。というのも、杉元怜一の原作小説は軽妙洒脱、考えさせられるところもあり、本当に面白いんです。でも映画脚本は、そこからトリックスターを抜いて、キャラを変えすぎて、迷宮の会社面接とかも全部省いちゃった。あげくに、結末まで全変更(原作の主人公は、単位ミスで留年して「来年こそは」で終わります)。怪作漫画「国民クイズ」などの原作も手掛けたあとに早々に筆を折っちゃった杉元怜一の面白い部分を全部オミットしてるので、多分原作読んだらかなりイメージが変わると思います。
[映画館(邦画)] 6点(2024-05-11 08:53:00)
19.  陰陽師0 《ネタバレ》 
うーん、うーん、唸ってしまう。久しぶりに予告編詐欺にあったような・・・ まず、キャストがあってない。晴明の人を食ったような態度は、あんな馬鹿な子供じみてはいない・・・博雅は完全にミスキャスト、染谷は身長も雰囲気も違うんじゃ・・・ 美術も変。陰陽寮の描写、あれなんなんですか?当時の時代背景であんな石造りの建物はおかしくないですか?淑子女王含め女官の衣装、中韓狙いなのはわかるけれど、やっぱり和には合わないよ。それに、あの花びら撒き、種類も量も変ですよねえ。 ストーリーもしょぼすぎる。晴明陥れのための陰謀が動機ややり方もあんなちゃちなもので納得いかない。色模様入れたいのはわかるけど、淑子女王はこのストーリーでは全く不要。入れるにしても最初の竜の下りの開幕エピソードくらいにとどめておくべき。全体にみんな演技が下手なうえにやりすぎ。 予告編のVFXが出てくるのは後半も後半、最後に方にちょっとだけ。予告編みて期待したら、愚にもつかない淑子女王の愚痴演説を聞かされて、テンションダダ下がり。ああいう話なら、予告編をそれ向けに作ってくださいよ。
[映画館(邦画)] 2点(2024-05-05 09:15:19)
20.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 
公開当時でも長すぎる原作を2時間にまとめたんだから、ストーリーが前半の前半部分のダイジェスト。リアル寄り宇宙物なのに予算が全然足りてないから、ちゃちな感じは否めない。なんだか小栗旬がやたらと映画に出ていた頃だから、キャスティングに新鮮味がない。もろもろ結構中途半端なんだけど、単品の映画としては悪くないです。大人気コミックの実写化というジャンルで多少安直に思えても、この時代に宇宙物をやってみようという意欲は買いたい。宇宙ものは好きだから続いてほしい。なお、コールド・プレイの音楽と予告編は秀逸、本編は見なくても予告編だけは見てほしいですね。
[映画館(邦画)] 6点(2024-04-17 07:21:29)
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