1. 龍の忍者
《ネタバレ》 レビュー少ないですね。30年ぶりくらいに久々に観ました。小学生当時は「空飛ぶギロチン」のようなカルトものの仲間だと思っていました。アクションは結構すごかった記憶があります。改めて観てみるとやっぱりそんな感じです。アクションはいいんですが、もっと丁寧につくればいいのにともったいなく思います。忍者とクンフーのそれぞれ長所を生かしたアクションは面白いのですが、最後の取って付けたような祈祷師?が蛇足です。途中のインチキ祈祷師のボスらしいですが、最後の方ではとっくに忘れていました。例えば忍者組織が悪者で、真田広之の忍者が忍者組織に消しにかかられるのを、コナン・リーと競合して戦う、というシリアスな話にした方が真田広之のキャラを生かせると思いました。悪い意味で80年代のジャッキー・チェンのゆるさ具合の影響が強い作品だと感じました。日本で例えると、当時の「カンフー・チェン」かな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-07 18:38:54) |
2. 大福星
最近改めて20年ぶりくらいに観ました。前作「五福星」が大好きだったせいか、この映画はいまいちというおぼろげな記憶だったのですが、意外と面白かったです。アクションシーンは短めですが、よく吟味された濃厚な演出だったと思います。日本が舞台というのも、当時特に日本で大ブレイクしていたので、そのファンサービスだったのでしょうか。残念なところと言えば、ユン・ピョウの出番が少ないところと、サモハン率いる5人の悪ふざけシーンが無駄に長いところでしょうか。まあそれも最後のディック・ウェイ、ラム・チェン・インの二人の活躍を見れれば気持ちは満足でしたが。 [地上波(吹替)] 7点(2017-07-07 23:57:54) |
3. 続・少林寺三十六房
《ネタバレ》 「続」と言いつつ前作とは関係ない話ですが、それなりに面白かったです。話の持って行き方としては強引ですが、足場組みの積み重ねが知らない間にクンフーの訓練になっているという意外性は驚きです。これが本当だとすると、他の地道に訓練している人達は何なんだろうと疑問が出てきますが、まあそれは映画ということで納得することにしました。この映画に出てくる和尚さん(すべてを悟っているかのような人物)のような存在って好きです。この和尚さんの存在意義を最後に一シーン組み込んで描けば良かったと思います。戦いの最中に、回想シーンのように修行の場面をだぶらせるとか。でもこの映画はお勧めです。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-14 21:01:17) |
4. 霊幻道士
《ネタバレ》 これは衝撃的で面白かったです。当時まだ小学生でしたが、ジャッキーチェン映画が現代劇になってきてクンフー映画にかげりが見えかけた頃でした。この当時はかなりのホラー映画ブームでした。この映画はこれらの要素を取り入れて、クンフーとホラーと笑いをたくみに混ざり合って頂点を極めた感があります。サモ・ハン・キンポーはすごい人だとつくづく思います。それを支える俳優もラム・チェン・インやリッキー・ホイなど名優がそろっているのもすばらしいです。面白くない訳がないという勢いです。お二人共亡くなってしまったのは非常に残念です。 [ビデオ(字幕)] 9点(2016-05-07 15:44:57)(良:1票) |
5. 少林寺2
《ネタバレ》 当時映画館で「プロジェクトA」との同時上映でした。「プロジェクトA」があまりに面白かったので、状況的になんとも分が悪いというか運の悪い映画だったと思います。内容的には前作とは全くストーリーが違っているため比較・とまどいどころの騒ぎでは無かった。しかしつまらないかと言えばそうでもなく、美しい大自然の中でほのぼのしたムードで癒される映画だったの思います。それよりもこの映画で度肝を抜かれたのは、最後のバトルのシーン。このバトルのシーンは今までいろんなクンフー映画を観てきましたが、1,2位を争うくらいすばらしいものだと思います。前作は「少林寺」という枠の中で繰り広げられたアクションなのに対して、今作は枠にとらわれていない自由なアクションが堪能できます。また、盗賊の使う武器、コスチューム(ややマッドマックス2が入っている)もアクションに華・深みを与えていると思います。なにげに前作で禿鷹を演じた人がボスに昇格していたり、酔っ払い僧侶が悪役のNo.2になっていたりという面白さもあります。 [映画館(字幕)] 7点(2016-05-07 12:02:00) |
6. 炎の大捜査線
《ネタバレ》 何回も観ていますが結構いい映画だと思います。評価低いですね。ラストの意外性が際立ちますが、それまでの一人一人のエピソード、葛藤など人間模様もちゃんと描いておりすんなり物語に入っていけます。刑罰のシーンも意外に残酷さを控えめにしているので、普通に観れます。この手の映画の刑罰のシーンは、やたらに残酷に描こうとするものですが、これはおとなしいというか、汚くないです。ジミーウォングのからみで、いろいろ言われている映画ですが、映画の中の彼はいい人の役です。これも意外でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2016-02-01 10:13:17) |
7. ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門
《ネタバレ》 うれしいです。自分の要望で一番最初に投稿できました。この映画を観たのは、1982年くらいのTV放映でした。途中でジャッキーチェンが死ぬというショッキングかつ主役じゃないというつっこみが周りで話題になりました(当時小学生だったので)。しかしこの時代の作品にしては、ストーリー・アクションがずば抜けてると思います。主役はタン・トウリャンですが、彼の足技(手コンドー)はすごいの一言に尽きます。またキャストも豪華で、敵ボスがジェームス・ティエン、サブでサモハン、ちょい役でユン・ピョウ、さらに監督も兼ねているジョン・ウーなど今では考えられないほどのメンバーです(あの8人の用心棒もいいなあぁ)。この映画が当時オクラ入りになってしまい、ジャッキーチェンが俳優を辞めようとした矢先に、あのローウェイの目にこの映画のジャッキーチェンが目に止まり、それをきっかけにスターへの道が開けたというエピソードがあるそうです。 とにかくこの映画、ジャッキーチェンの映画の中では2、3位を争うくらいに好きです。 [地上波(吹替)] 10点(2015-12-03 22:18:09)(良:1票) |
8. カンフーハッスル
《ネタバレ》 この映画って不思議な魅力があります。監督はよっぽどカンフー映画が好きで、あこがれていたんだなあ、と伝わってきます。映像技術は新しいものを使って、やってることは古風な内容なので、斬新ながらも安心して何度も観れます。また、出ている俳優がいいです。ブルース・リャンなんて最後に見たのは「Gメン75」でしたし、琴演奏の殺し屋の一人って「スネーキーモンキー蛇拳」の道場の師範じゃないでしょうか?昔を知っている人も楽しめるという粋な演出です。 [DVD(字幕)] 9点(2015-10-06 21:47:51) |
9. 少林寺三十六房
《ネタバレ》 やっぱり人気ありますね、この映画。自分はTVで観たのが初めてですが、周りの人も含め修行のシーンがすごく話題になりました。「少林寺」のヒットの影響で作られたと思われがちですが、この映画の方が製作は古いそうです。まだ、少林寺そのものを描く路線の映画ではないため、遊び心というかエンターテイメント性が高いところが人気のある証拠でしょうか。映画の中では三十六房のうちの数点しか出てこないですが、残りの房すべてが観たいと思って続編を観たけど全然関係無いストーリーでがっかりした人も多いんじゃないでしょうか。少なくとも私がそうでした。是非残りの房すべて観たいです。 [DVD(吹替)] 10点(2015-07-05 22:42:02) |
10. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 ブルースリーの映画といえばやっぱりこれです。ヌンチャク、掛け声、音楽、アクションと70年代カラテ映画ブームの火付け役なのも納得です。年齢的にブルースリーを知ったのはジャッキーチェンより後なのですが、初めて観たときの驚きはすごかったです。あの動き、スピードは人間じゃないです。インパクトという意味でもカラテアクション映画でこの映画を超えるものは今後も出てこないでしょう、と思います。 [DVD(字幕)] 10点(2015-07-05 22:30:25)(良:1票) |
11. 少林寺
《ネタバレ》 当時映画館で観ました。とにかくすごかった。全員本物の武術家だけあってインチキくささを全く感じなかった。中国という国の広大さを初めて認識した映画かもしれません。また、お坊さん=拳法の達人という誤解を全国に広めた映画でもあります。私の家がお寺だったので、たまに拳法教えてと小さい子が寄ってきましたが、お寺の人以外には教えられないと言って聞かせていました。 [映画館(字幕)] 9点(2014-11-08 23:18:09)(良:1票) |
12. ドラゴンロード(国際版)
《ネタバレ》 「ヤングマスター」の続編というところからスタートしたそうですが、ストーリーに無理が生じてきて変更したそうです。脱クンフー映画という意気込みはすごく感じます。ただ、スポーツシーンは面白いのですが、その他が消化不良って感じです。これも吹き替えの力ですが、羽蹴りの試合の実況中継は面白すぎです。でもあれがラジオ中継だったら全然伝わらないと思いますが。 [地上波(吹替)] 7点(2014-11-03 19:04:32) |
13. ヤング・マスター/師弟出馬
《ネタバレ》 これは面白かった。何ていうか「エンターテイメント」って感じがします。扇子、キセル等あらゆるものが武器になるというのも見てて楽しいです。さすが「これが最後のクンフー映画にする」という意気込みも十分感じます。やっぱり一番の話題はラストバトルでしょう。まるで格闘技の試合を見てるかのようです。(一部本当に当たっているそうです)映画館で観たかったなあ。 [地上波(吹替)] 9点(2014-11-03 18:57:00) |
14. ドラゴン特攻隊
《ネタバレ》 この映画、個人的にすごく好きです。ベタなコメディですが、一人一人のキャラがすごいです。最後みんな死んでいくときは、感情移入しているせいか泣きそうになりました。ジャッキーチェンが出てなくても十分面白いと思います。しかし吹き替えが抜群に合っていて、そういう意味のセンスの良さというのを痛感します。 [地上波(吹替)] 8点(2014-11-03 18:49:39) |
15. レッド・ドラゴン(1976)
《ネタバレ》 まあ普通に面白く観れました。皆さん言われてるように、あまりに「怒りの鉄拳」と同じラストなのでうーんちょっとという印象ですが、この映画はストーリーとは別ですごく重要な意味がある映画だと思います。途中でノラ・ミャオがジャッキーチェンを見ながらブルース・リーを思い浮かべるシーン。このシーンってストーリーとは関係なく、今後の香港映画はジャッキーチェンが引き継いで行くということをイメージしているんではないでしょうか。両方と共演しているノラ・ミャオの視点だからこそ説得力があります。また、ブルース・リーも天国から「あとはお前にまかせる」という声が聞こえてきそうです。 [地上波(吹替)] 6点(2014-11-03 18:43:08) |
16. ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳
《ネタバレ》 ストーリーは普通です。この映画は内容よりもあんな人こんな人が出てるという見方をした方が面白いかもしれません。この映画いろんなタイトルで出回っているためややこしいです。「必殺鉄指拳」というタイトルが一番しっくりきます。あと気になったのが、劇中の技で「龍のドラゴン蹴り」。何となく分かるけど。 [地上波(吹替)] 6点(2014-11-03 18:28:43) |
17. 成龍拳
《ネタバレ》 この映画、映画館で観ようと思ったのですが、すぐ終わってしまいTVで観ました。まあTVで十分な内容でしたが結構大人向けのシリアスな作品です。技を授けてくれた女性がせつないです。ジャッキーチェンを愛したからこそ技を授けたんでしょうが、結局恩人という域で終わってしまったのが観てて泣けてきます。私の好みで言うとこの女性の方が好きです。あと副主題歌がかなり名曲なのも特徴です。 [地上波(吹替)] 6点(2014-11-03 18:20:37) |
18. 龍拳
《ネタバレ》 これはかなりシリアスな内容です。ストーリーはよく考えられていると思います。最後の槍付きトンファーの戦いも手汗握ります。主題歌もかっこよく高評価と言いたいですが、ロー・ウェイ路線の映画なので、どうしてもブルース・リーの影響に縛られている感が強いです。ノラ・ミャオも今ひとつキャラに魅力を感じなかったのが残念です。 [地上波(吹替)] 7点(2014-11-03 18:09:49) |
19. ジャッキー・チェンの飛龍神拳
《ネタバレ》 レビュー少ないですね。TV放映のリアルタイムで観ましたが結構面白かったです。仲間の個性が強い、何しろジェームス・ティエンとブルース・リャンなので。皮はぎとか6本指とかちょっとグロいシーンもあり記憶に残ります。敵のアジトの仕掛けとか、最後の団体戦とか何となく日本の特撮ヒーローものっぽい雰囲気がいい感じです。 [地上波(字幕)] 7点(2014-11-03 18:01:58) |
20. ジャッキー・チェンの醒拳
《ネタバレ》 やっぱり評価低いなあ。笑拳のシーンが使われているが、笑拳を使っているという設定では無いため、知ってる人はやっぱり違和感ありです。まあ普通に面白いといえば面白いです。もうひとりの主役(ジャッキーチェンのいとこ役)を主役にして、修行して強くなるという話にした方が良かったかも。 [地上波(吹替)] 5点(2014-11-03 17:51:14) |