1. インターステラー
《ネタバレ》 5次元の世界なんて3次元の頭ではどうあがいても意味不明ですが、難解すぎる理論物理学に種族保存本能的な愛とフロンティアスピリットで挑んでいく… 知見を超える妄想のような緊張感の連続でしたが、「人類を救うのは愛」みたいな展開に「穏やかな夜に身を任せて」ホット一息… 迫り来る人類終末への抵抗、種の保存のみに特化した「プランB」と今生きている人間を救う「プランA」、「B」ではなく「A」に希望を抱かせるようなラストに続編は?の期待… 見直したくなって翌日吹き替えにて視聴。 字幕スーパーを追わなくていいのであちこちに新たな気付きあり。 孤独死を恐れたマン博士のドッキング失敗後の一か八かの決死のトライ、さらに息もつかせぬ怒涛のブラックホール突入… ネタバレしているのに初回以上のハラハラドキドキワクワクに満点に変更です! [インターネット(字幕)] 10点(2021-10-08 21:10:23)(良:2票) |
2. イエスタデイ(2019)
ビートルズ愛が強過ぎると中味の薄っぺらさに耐えられなくなる人も出てきそうなビートルズネタのファンタジーラブコメ。 ビートルズの偉大さは言うに及びませんが、彼らへの強すぎる愛を持ち合わせていないためか十分楽しめました。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-17 21:55:04) |
3. イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
《ネタバレ》 エニグマ解読の成功を何年も隠しながら味方の犠牲に目を瞑り続ける、是即ち戦争終結を2年以上早めて1400万人の命が救われたという歴史家の論理。この辺は日本への原爆投下同様、勝者が歴史を作るのが世の常なんだろうけど、もうちょっと検証してほしいですね。このような作品を見ていると論理的冷徹さが勝者への必要条件だということを思い知らされます。生まれてくる時代がちょっと早かったために悲運に見舞われたLGBTの主人公、冷徹な見方をすればこれも社会環境の進化の一過程なんですか。映画の方は登場人物等かなり脚色されているように見受けられましたが、同時進行の3時代の映像や構成のバランスが素晴らしいのであっという間に引き込まれました。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-30 22:05:53) |
4. インセプション
《ネタバレ》 夢の中でこれは夢ではと感じる時はあるが、さすがに夢の中でさらに夢を見るというのは記憶にない。 夢を単なる脳内ニューロンの電気化学的反応としか捉えていない夢の無い人間なので、なかなか共感しづらいストーリーだけど、何層もの難解な迷路には引き込まれる。 夢からなかなか抜け出そうとしない愛妻を現実に引き戻そうとした行為が、現実を夢だと思い自殺してしまう皮肉がとても印象的。 ラストのコマが回転するシーンを見て、コマが止まってしまう夢は見ないのかという違和感を抱きながら見終えた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-28 23:37:26) |
5. イングリッシュ・ペイシェント
上映時間がちょっと長く感じる戦争メロドラマでした。たくさんオスカーを取っている作品ですが、観終わってから知りました。何が受けたのかはよく分かりませんが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-26 00:41:46) |
6. いつも2人で
リアル感のない回想映像と腐れ縁のようなリアルなストーリーのアンバランス感が引っかかります。オードリー・へプバーンもこの頃になるとさすがに可憐さは薄れますが、同年に作られた「暗くなるまで待って」のキャラクターには魅かれます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-19 19:52:21) |
7. イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
移民の国アメリカの苦悩と活力を感じた映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-18 21:02:01) |