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1.  ショコラ(2000)
とにかく、ジュリエット・ビノシュの一貫した凛とした気品が素晴らしい。それを最大限に生かすべく、カメラは遠近を自在に使い分け、表情・仕草・動きを存分に切り取っています。また、ジュディ・デンチ、レナ・オリン、キャリー=アン・モス、そしてもちろん子役の彼女も、立ち位置を的確に把握した見事なサポートを見せつけています。かえって、ジョニー・デップが霞んでしまうほど。
[映画館(字幕)] 8点(2005-04-19 01:37:54)(良:1票)
2.  シンプル・プラン
何といっても、パクストン=ソーントン=フォンダという的確すぎるキャスティングが強烈。普通、こんなにヘタレた主人公は見ていて腹が立つものだが、パクストンの場合はそれがあまりにもはまりすぎてて逆に笑ってしまう。ツイスターでもマイティ・ジョーでもトゥルーライズでも、彼のヘタレ演技はどこかコミカルな味が出ていたものだが、本作に関しては、正面から、真剣に、堂々とヘタレ役を演じきっているのが凄い。彼のキャリアの中でも最高作ではないでしょうか。ソーントンも、馬鹿なようでいて妙なところで頭が回り、考えてないようで考えていてやっぱり考えてないという難易度S級の役柄を完璧に表現している。フォンダの「大人しいふりして実は最も腹黒」の演技はいわずもがな。脚本にも一切の無駄なし、というかむしろ原作より優れているかも。俳優の表情と背景を適切に撮り分けたカメラもいい感じです。
[DVD(字幕)] 8点(2003-04-05 15:45:10)(良:1票)
3.  女王陛下のお気に入り
これほどまでに「ドロドロ」という単語が似合う映画も珍しい。導入部の主役はレイチェル・ワイズ、いやー本当に生き生きと(しかもやりすぎずに)芝居をしてます。この人がこの種の敵役なら、それだけで品質が保証されたようなもの。「ナイロビの蜂」「アレクサンドリア」と並ぶこの人の演技代表作ではないでしょうか。一方で成り上がり役のエマ・ストーンも、随所でやり過ぎたり逆にふわっと怯えたりして、単なるサクセスストーリーではない脚本をきちんと体現しています。で、この2人を抑えてオリヴィア・コールマンがオスカー?と最初は不思議だったのですが、中盤以降、地響きがせり上がってくるような存在感でした。技巧に頼らない、存在と振る舞いの演技。唸らされました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-08-12 01:27:37)
4.  十二夜(1996) 《ネタバレ》 
原作自体、400年以上前に書かれたとはとても信じられないほど洗練されたラブコメなので、それをそのまま素直に映像化したら、つまらないわけがないのです。ただし、キャスティングには無難に行っちゃった感があり、オリヴィアはもっと若く無鉄砲なイメージがある人の方がよかったし、フェステはむしろ少年くらいの人にやらせてほしかった。登場人物があれこれ勘違いして混乱する中、一番アホっぽく見える道化だけが実は幾分冷ややかにすべてを悟り澄ましている、というところに面白みがあるはずなので。
[DVD(字幕)] 7点(2014-02-23 01:38:40)
5.  ジョニー・イングリッシュ
最初から最後までギャグ満載で、笑いっぱなしでした。テンポが良いだけではなくて、間を取るべき部分ではきちんと間を取っているのが素晴らしい。どんなオチが来るかは予測できるところも多いのですが、それでも笑わせられてしまうのも素晴らしい。実はスパイ・アクションとしての様式美も結構しっかりしているのも素晴らしい。「裸の銃を持つ男」を超えるのは、この作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2003-10-13 01:04:14)
6.  ジュディ 虹の彼方に 《ネタバレ》 
レネー・ゼルウィガーのスーパー形態模写は全編にわたって存分に楽しめるのですが、「演技力」が満喫できるかというと、そうではありません。それに、大事なシーンは、結局みんなステージ頼みなのでは?あと、ジュディ以外の各登場人物のキャラが、どうやっても弱いですし、かつ、定型的です。ドラマを感じたのは、ゲイカップルのアパートでの一夜くらいでしょうか。●せっかくジュディを扱うのなら、少女時代と晩年だけとかではなくて、一度は干されたハリウッドで「スタア誕生」で再起したとか、再度離れた後に今度は「ニュールンベルグ裁判」で渋い助演を発揮したとか、その辺の経緯や背景も見たかったんだけど、そこまでやると尺がいくらあっても足りないか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-17 00:30:58)(良:1票)
7.  ジェーン・ドウの解剖 《ネタバレ》 
ひたすら解剖室で展開される密室劇。その中で、内臓や脳や口腔内も容赦なく映す一方で、執刀面に関しては、専門用語や技術について、見る側の理解などといういらぬ配慮抜きで進んでいく。この清冽なほどの一直線ぶりが、作品に緊張と気迫を与えている。暗いシーンが妙に見づらいとか、魔女云々はせっかくのネタなんだからもう少し展開してほしかったとか、要望はいろいろないわけではないんだけど、それでもこの原始的なインパクトは忘れがたい。
[DVD(字幕)] 6点(2019-12-24 01:57:25)
8.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 
とりあえず、最後まで通して楽しめましたし、笑えました。ただ、同じギャグでも、前振りやタメ、そしてギャグの後の受けをしっかりやっているかどうかで、切れは全然違ってくるんですよね。クライマックスのアホダンスシーンなんかはそれが成功していると思いますが、美味しいネタなのにもったいないと思った箇所も多々あります。それと、アクション方面をところどころやたら真剣に撮っていて、これが逆にリズム感を阻害しています。当然の顔でエレベーターであっさり追いつくとか、あの路線で十分なのにね。●あと、表情分析は最後に何かあるのかと思っていたら、何もありませんでした・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-26 03:29:56)
9.  シャイニング(1980) 《ネタバレ》 
前半の謎と暗示に満ちた雰囲気は期待を持たせるに十分でしたが、終盤、単に狂ったオヤジから逃げ回るだけの単調な展開になってしまったのが残念でした。 
[DVD(字幕)] 6点(2003-12-30 12:37:47)
10.  ジミー、野を駆ける伝説 《ネタバレ》 
最初のところで英蘭対立の字幕説明が入るが、いざ話がスタートしてからは、それはあまり関係なさそうで、宗教や地域慣習からの圧迫が中心になってくる。いや、国家間対立も背景にはあるのかもしれないが、あまり描写されない。最後は国外追放という理不尽な結末を迎えるのだが、官憲がなぜそこまでムキになるのかもよく分からない。というわけで、この監督らしい落ち着いた丁寧な描写の積み重ねではあるのですが、その先にあるべきものが見えてきませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-18 00:43:00)
11.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 
劇中バンドのオリジナル曲には監督も作曲に関わってるらしいんですけど、作曲に熱中して肝心の映画の方がお留守になったのでは?と思うくらい、楽曲以外の内容に乏しい作品でした。●バンドが結成されて女の子もモデル(兼メイク)として引っ張り込んで最初のクリップも撮影できて、というくらいまでは発展があったのですが、物語はそこで終わっていました。せっかく引き入れたリズム隊やキーボードの彼がその後はずっと「ただ演奏しているだけ」なのは、監督の音楽への愛情の底の浅さが見えるといわざるをえません。それに、せっかく撮影したその映像、その後はどこでも何も使わないの?そもそも何のために撮ったの?●主人公の彼のメイクや衣装の発展ぶりはなかなか面白かったのですが、でもそれも、最初の方はキュアーのロバート・スミス+途中からはエコバニのイアン・マッカロックあたりのイメージに乗っかってるだけなんですよね。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-02-02 01:37:44)
12.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
ひたすらターゲットに向けて一歩一歩進んでいく暗殺者と、それを地道にじわじわ追っていく捜査官。その構造だけで、中途半端な盛り上げを入れずに最後まで通した構成は潔いが、それならば知能戦的な部分はもっと見たかった。この描写だと、能力に優れたから対決やバトルが生じたというよりも、互いに相手の抜けている部分に助けられたように見えてしまう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-19 02:57:51)
13.  真珠の耳飾りの少女
映像部分での華麗な色彩と、登場人物全員のジメジメっぷりのギャップが、これほど激しい作品も珍しい。ただ、人格描写が深いところまで至っていないので、結局は薄っぺらく感じてしまいます。
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-02 01:38:06)
14.  ジェラシー(1980)
終始陰鬱間漂う作品世界はなかなか心地よくはあるのだが、各シーンの細かい切り方や順序の入れ替えなど、最初から最後までほとんど同じような構成で進められると、途中からはかえって単調になってしまう。作品としての存在感はあるが、中身は印象に残らない。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-10 23:04:12)
15.  ジャコメッティ 最後の肖像 《ネタバレ》 
画家ジャコメッティから肖像画のモデルを依頼されて、あれやこれやの末やっとできました。という、本当にそれだけのお話。場面のほとんどは、舞台劇かと思うくらいアトリエだけで展開されるし、かといってその制作プロセスに何か面白みがあるわけでもない。また、画家の弟とか妻とか愛人(?)を絡ませようともしているのですが、これも何か波紋や変化をもたらすわけでもなく、エッセンスとして機能していませんでした。真面目で禁欲的な作りではあるのですが、そこで終わってしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2023-11-22 01:40:19)
16.  17歳の肖像 《ネタバレ》 
キャリー・マリガンの存在の安定感にはなかなかの素質を感じさせますが・・・肝心の脚本が、もう実に安直で、底が浅くて。あんだけ分かりやすく怪しさ満載だったら、普通どこかで誰か(本人含む)が気づいてどこかで止めるでしょ、としか言いようがありません。せっかく達者な俳優陣を脇役で揃えていながら、実力を出すべき場面が見当たらない。
[DVD(字幕)] 4点(2017-10-23 02:16:56)
17.  シャーロック・ホームズ(2009)
人物像が原作と全然違うのはまあ仕方ないとしても、画面の一つ一つがいちいち撮り方に慎みがなく、18世紀イギリスの気品をまったく感じさせないのです。前半でせっかく出てきた洞察力や想定力なんかが、後半は何も使われていないのも問題。つまり、テーマが存在していません。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-05-10 01:45:42)
18.  ジョアンナ
何とも無秩序でやりたい放題な、いかにもlate 60'sらしい作品。ただし、だからといって当然に面白くなるかというとそういうわけではなく、ストーリーや骨格がない分はどこかで別のパワーを発揮しないといけないのだが、そうはなっていない。
[DVD(字幕)] 4点(2015-06-23 18:12:43)
19.  終着駅 トルストイ最後の旅
ヘレン・ミレンとクリストファー・プラマーは安定した演技力なんだけど、制作側が逆にそれに寄りかかって、そこから何を引き出すかというところまで手が回ってないんだよなー。いろんなシーンを継ぎ接ぎのように最後までつないでいるだけで、この二人の何を表現したかったのかというところが見えていない。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-23 01:48:55)
20.  シテール島への船出
設定が回りくどいので、いろいろな映像上の技法も、すごく観念的に感じてしまいます。作品の重量感が、停滞感の方につながってしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-28 01:56:13)
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