1. バーバラと心の巨人
ここ数年、時折出てくる、子供が魔物と戦うという形で、心の葛藤を描くタイプの映画かと思います。主人公バーバラがとても頑なで、彼女を理解してあげたい、救ってあげたい、という気持ちになってきます。その代弁者がゾーイ・サルダナの役ですね。出演者たちが皆かわいらしくて、とても一生懸命に演じているのが、スクリーンから伝わってきます。ただ、エンターテイメント性を求めて鑑賞すると、ガッカリすると思いますので、見る人を選ぶ映画と言えるかもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2018-10-22 17:06:21) |
2. バトル・オブ・ザ・セクシーズ
こてこてのコメディかと思って見始めたので、割とシリアスで社会派的な物語だったので、驚きました。 [映画館(字幕)] 7点(2018-08-04 00:06:38) |
3. パディントン2
子供向けのファミリー映画であることは間違いないのですが、その出来はなかなかのものでした。ストーリー展開などはお手本のようですし、地味にすごいCGを使っています。何よりも俳優がすごいです。演技が地味にすごいです。こちらが期待した通りの力量で演じてくれています。微笑ましく安心して見られる映画でした。 [映画館(字幕)] 7点(2018-01-29 16:37:55)(良:1票) |
4. パディントン
”イギリス映画らしい”イギリス映画でした。喋る熊がいるのに、喋ることよりも人格ならぬ熊格に焦点を当てています。そのため人と打ち解けていく過程がとても自然で、説得力がありました。笑えるところもあり、楽しめました。クライマックスが盛り上がりに欠けていて、ちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 6点(2016-01-22 23:52:02) |
5. ハンナ
役柄ごとの目的がハッキリと語られず、何のために逃げたり戦ったりしているのか、よくわからないまま、ラストまで進んでしまいます。特に驚くような秘密が隠されているわけでなし、アクションシーンが少しだけ楽しめますが、それ以外では映画に対しての疑問で頭がいっぱいです。出演者のファンにしかお勧めできません。 [映画館(字幕)] 3点(2011-09-16 21:47:34) |
6. バイオハザード(2001)
《ネタバレ》 登場人物同士の関わりが薄いので、逃げるとき1人ずつ減っても、悔しいとか残念と思えません。作り手側も人間関係や背景などは二の次にして、とにかく観客をビックリさせることにこだわった結果ではないでしょうか。映像自体はとても迫力があり、ビックリしどころもたくさんあります。とっても良くできたB級映画といったところでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-22 17:25:08) |
7. パイレーツ・ロック
ロック好きにはたまらん映画でした。出演者達のDJぶりが堂に入っていて、ラジオの前で踊り出してしまう、当時の人達の気持ちが、よ~く分かります。けれど、映画自体は今一つでした。エピソードの一つ一つが些細なことばかりで、ショート・フィルムをつなげているかのようでした。R・カーティスが監督・脚本だからって、「ラブ・アクチュアリー」を期待して見ると、肩すかしを食らいます。 [映画館(字幕)] 5点(2009-10-26 16:56:39) |
8. ハムレット(1996)
シェイクスピア作品なので、長台詞は分かっていましたが、その時のカメラ位置が妙に気になって仕方ありませんでした。それとは反対で、短い言葉で続く会話の時に、いちいち話してる人物を追い掛けて、画面がその都度変わっていくのも気になりました。せっかくいい役者を使って、日常会話ではあり得ない長い独り言をうまく語らせているのに、カメラが必要以上に近寄ったり離れたりしたんでは、台無しになってしまいます。それともう1つ気になったのは、絶望感が薄いことです。どちらかというと復讐を前面に押し出していると感じました。これだとつまらないアクション映画になってしまいます。悲哀に満ちたハムレットの方が、この物語には合っていると思います。それにしても豪華な出演者でした。 [DVD(字幕)] 5点(2009-09-21 21:37:34) |
9. ハイジ(2005)
古典的名作なので、良くまとまったストーリーであり、見ている側は安心していられます。が、短い時間に多くを詰め込んでおり、子供に理解できるような作りにしたため、場面がどんどん進んでしまい、時間の感覚が掴みづらい部分があります。それにしても豪華な顔ぶれですな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-01-18 00:40:45) |
10. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
ブラックユーモアが効いていました。けれど私は、笑えないんですよね。真剣な話をしているときに茶化されると、嘘のように思えて、物語に入り込めない。葛藤がある深いテーマで、ストーリーとしても面白いと思うのですが、楽しめませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-08 16:42:10) |
11. ハムレット(1948)
シェイクスピアの悲劇はいくつか見ていますが、ハムレットは見たことがありませんでした。どうせ見るなら王道の映画を、と思いDVDを借りて見ました。舞台では全て声に出している台詞も、心の声にしたり実際に口に出したりと工夫されていますが、その成果はいかがなものかと思います。また、それとなく感じたのは、現代風(もちろん48年当時)に作られている、ということです。ハムレット自体がいつ頃書かれたものかは判りませんが、古典としてのハムレットを期待していただけに、すんなりとは受け入れられませんでした。しかしながら、復讐が始まってからの展開は、目を離すことが出来ません。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 23:59:26) |