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1.  不死身の保安官 《ネタバレ》 
いや、これは、面白すぎです。西部事情など何も知らない英国紳士が、銃販売の営業にやって来る、という導入部分からしてニヤニヤしてしまいますが、その後もその設定をフルに使い切っています。その中で、「ワルの二大集団の対立の解決」「先住民との関係の調整」という二大ミッションを達成しつつ、一番大事な(?)「ヒロインとのラブロマンス」も成就するという(作中の人物としても作品の制作としても)難題をクリアしています。しかも一つ一つのネタの仕込みが、いちいち丁寧なのです。最初に下っ端が退治される酒場のシーン、カメラの長回し左右往復で引っ張っておいて、対面してからは相手のワルぶりを画面上も台詞上も強調しておき、いざ事が起きるのは一瞬。このネタ振りと落とし方。コメディはこうでなくてはいけませんよ。そういった例はほかにもたくさんありますが、そのどの場面でも、主人公のブリティッシュ魂が一貫しているのが、作品の強度と、そして笑いを確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-19 23:00:17)(良:2票)
2.  フレンズ/ポールとミシェル 《ネタバレ》 
ただ単に少年少女がくっついて同居生活を送るという何てことはないストーリーなのに、その中にローティーン特有の危うさや誠実さや脆さをきちんと封じ込めているところに、製作者の手腕を感じる。逃避行後は元の家族を一切描かない潔さも見事。出産シーンについても、逃げずに、しかも主題からぶれない範囲できちんとまとめている誠実性も評価したい。
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-14 23:43:17)
3.  ブラックブック 《ネタバレ》 
見ているときは先の見えない展開を面白く見ていたのですが、結局はエンターテインメント作品の枠を出ていないんですよね。牢獄に突入して救出するシーンでも、突入もあっさり成功、官憲側の反撃もあっさり成功。同種の例はほかにもいろいろあります。これではいくら物語上の障壁を周到に準備していても、全体が予定調和的に見えてしまいます。主演の女優さんの力の入った演技に+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-25 02:40:19)
4.  プレステージ(2006)
ノーランのオタク魂全開の作品。中身やディテールがどうのこうのというより、この窒息しそうなほど濃厚に凝縮された空気感が、オタク。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-01 04:49:16)
5.  ブラス!
優雅で力強いブラスの音色に反して、内容的にはかなり陰鬱で気が滅入る話なのだが、音楽演奏の場面は極力ポイントのみに絞り、あとはひたすらメンバーの生活面を追い続けた描写に、制作者の強い表現意思を感じる。窮地に追い込まれても、みんなどことなく飄々として冷静でいるのが印象的。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 00:59:53)
6.  フェアリーテイル(1997)
内容自体はそう大した話ではないのですが、風景と映像の美しさがとにかく絶品です。それから、女の子2人の、それ自体が妖精ではないかというくらいの気品のある可愛らしさも素晴らしいです。妖精の出番のタイミングや登場のさせ方も絶妙で、その存在を前提として話が進むことに少しも違和感がありません。ファンタジーを基本的に理解しない私でも楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2004-07-06 02:07:27)
7.  フラッシュ・ゴードン 《ネタバレ》 
ダッダッダッダッダッダッダッダッフラッシュ!ア~、のテーマ曲さえ聴ければいいと思っていたのです。中身にはまったく期待していませんでした。はたして、セットから衣装から筋書きから、B級道を、いや下手するとC級道を突き進んでいます。ところが意外なことに最後まで楽しめてしまったのです。勝因はまず、敵の異常な強さと悪さです。悪の皇帝ミンは、変に人情味を見せたり弱点があったりはしません。全宇宙最強にして冷酷です。いくら描写がB級であっても、その視座にブレがないため、まるでヤプールに対抗するウルトラマンAのごとく、見る側は全力で応援しなければならないのです。そして、相手は最強なのですから、戦法としても、「宇宙船を奪ってそのまま体当たり突撃する」しかありません。一本の筋が通っています。また、プリンセスがいきなり味方になるのですが、それも、「冷酷な父に育てられたが娘はまともで良心的だった」とかいう無理のある設定ではなく、単に男漁りを広げた結果主人公に行き着くのです。素晴らしい持って行き方です。また、何の武器も技術もないくせに「諦めるな!団結するんだ!」だけで地球を救ってしまう主人公の設定のいい加減さも、なかなかいい感じです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-05 01:02:03)
8.  フェスティバル・エクスプレス 《ネタバレ》 
最初の方でいきなり、「音楽イベントにはタダで入れて当然」と押しかける群衆の民度の低さに唖然。そういう裏事情が先に見えてしまうと、その後のツアーの進行にもあまりのめり込めなくなる。あとは、列車内風景そのままと各現地のライブがさしたる解説もなく交互に出てくる感じなのですが、そんな中でも、オフステージでは無邪気に笑い、ステージでは全身で絶唱するジャニスには、その後の彼女がたどった運命を考えると、何とも言えない気持ちになる。
[DVD(字幕)] 6点(2021-08-07 00:39:44)
9.  フォロウィング
時間軸云々もですけど、それ以上に、そぎ落とされた無駄のない会話のやりとりが心地よく、見ていて引き込まれていくのです。しかしそれにしても、この中のどこから、「インセプション」とか「インターステラー」の仰々しさが生まれていったんだろう・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-10 01:09:56)
10.  ブーリン家の姉妹 《ネタバレ》 
ヘンリー8世とアン・ブーリンという人物を採り上げているのはなかなか興味深いが、この2人だけでも歴史上の十分なドラマはあるんだから、あえて妹にスポットを当てる必要はなかったのではないか?焦点が、姉妹間や家族間のことなのか、宮廷内のことなのか、どっちつかずになっているので、非常にもったいない印象を受ける。結局、筋を追うことで手一杯になっているのですが、それでも、キャサリンの追放シーンや、ラストの容赦ない処刑シーンなど、もっと引っ張ってほしかったと思えるパートは多々存在する。あと、ナタリー・ポートマンは、頑張ってクイーンズ・イングリッシュの発音にも取り組んでいるんですけど、やっぱり当時のイギリスの女王様という感じはあまりしないね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-01 22:12:52)
11.  フレンチ・キス 《ネタバレ》 
ラブコメの王道ともいえる設定なのだが、登場人物が変に先回りしていろいろ考えすぎているため、見ていて何となく疲れる。カナダ国籍がどうのこうのという部分も、いらなかったんではないでしょうか?2回のダンスシーンのロマンチックさはなかなかでした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-06 13:56:12)
12.  フォロー・ミー 《ネタバレ》 
元は舞台用の脚本ということで、やはり、その場でのやりとりをカメラを通じて延々と見せられているだけという印象は否めない(ポイントを絞れば、半分以下の時間でまとめられるはず)。ただし、男女関係・夫婦関係において、いろいろ訊いたり問い質したりしたくなるのを抑えて、じっと相手と呼吸を合わせ、相手を理解することの重要性を正面から単純明快にずばりと提示しているのは、今見てもインパクトが大きい。この観念は現在でも通用する普遍性を有していると思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-21 04:29:49)
13.  ブラザー・サン シスター・ムーン 《ネタバレ》 
最初の15分くらいは何の話なのかさっぱり分からなかったし、途中でも眠くなるところは数か所あるのだが、やはり、内なる真理に目覚めて冨を捨て去り野に出て行くシークエンスの緊張感、そしてラストの謁見の場面の力強さは強烈。こういうところでポイントをしっかり押さえられると低い点はつけられない。映像も美しいです。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-25 02:42:38)(良:1票)
14.  ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
音楽自体は、普段聴かない分野のもので新鮮だったのでこの点数。ただし、作品としての構成には疑問があり、例えば、事実を伝えたい、もしくは記録したいのであれば、単なるインタビューの丸投げや映像の垂れ流しではなく、最低限の周辺データを盛り込まなければ記録にならないし、他方、解釈や表現を伝えたいのであれば、演奏と語りが交互に挟まれるだけという貧困な構成ではどうしようもないだろう。つまり、見ようによっては、全体が制作者の壮大な自己満足にしかなっていないということ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-09 15:20:04)
15.  ブリジット・ジョーンズの日記
周辺人物(親族等含む)の描写がことごとくステレオタイプで、全然新鮮味がないのが難点だが、レニーの頑張りとキャラクターの強烈さで、後々まで記憶に残る作品となっている。
[DVD(字幕)] 6点(2004-07-18 22:50:32)
16.  フォー・ウェディング
やりたいことは分からなくもないのです。4つの結婚式を軸にして、その周りにいろんなカップルとかそれもどきとかそれ未遂とかをちりばめて。ただ、前提の各キャラとかその人間関係とかが作り込まれてないので、似たようなカップルが大量にいるようにしか見えないのです。それと、肝心のマクダウェルよりもK・S・トーマスの方が圧倒的に魅力的なのも、バランスをずらしてるなあ・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2004-06-12 23:31:41)
17.  ファイアーライト
映像や音楽も一体となって、主人公の心理を的確に表現していた前半は素晴らしかったです。後半もそれなりに良かったのですが、代理母としての葛藤や苦悩がほとんどなくなっていて、単なる恋愛ドラマになっていたのが残念でした。 
[地上波(吹替)] 6点(2003-12-19 00:57:41)
18.  冬のライオン
ひたすらキャサリン・ヘップバーンの凄味を知るための作品。登場人物関係の予備知識がなくても、彼女の表情を見て台詞を聞くだけで、大体、どんな話で何が起ころうとしているのかが分かってしまう。その迫力には、若き日のホプキンスも歯が立っていないし、オトゥールはかなり健闘してはいるものの、逆に変な力みが入ってしまっている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-08-11 03:08:40)
19.  プライドと偏見
特にどうということもない会話が延々と積み重ねられているだけという印象しか残りませんでした。それっぽく作ってはあっても、登場人物の行動がすべて予定調和的で、どこでどのように生きているのかが表現されていないのです。あと、この種の作品で、俳優陣が全然綺麗に/格好良く撮られていないのは、大いにまずいのではないか?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-11 14:30:13)
20.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
いかにもイギリスなダメ人間奮起一番ドラマなのですが、他の同種ものに比べると、生活描写力も弱く、キャラクターも弱く、テンポも悪く、登場人物の「突き抜け度」も弱い。全体的に中途半端です。それに、ストリップって1回脱いじゃったら終わりなんだから、再生の手段としても弱いんじゃないのかな・・・。ラストの後、主人公たちがどうなっていくのかが、あまりイメージできません。
[DVD(字幕)] 5点(2007-11-03 14:55:04)
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