21. 穴(2001)
ホラー&サスペンスで、最近のアメリカ映画的などんでん返し有り。ひまつぶしにはなると思いますが、特に薦める気には…。オープニングの演出は、かなり上手いと思います。 5点(2004-01-17 19:35:50) |
22. 耳に残るは君の歌声
どうしようもない世界の厳しさに翻弄される姿と、それに逆らって自分の望みを叶えようと努力する姿。それらは全く逆の生きる姿だけれども、誰もがその間を行き来しながら、もがいて生きている。そんな生きる苦しみを、淡々と映像化したのが、この作品なのだと思う。現実を描こうとしているので、不条理なところもあるし、他の映画のようにドラマチックな展開は少ないし、特にラストは盛り上がりに欠ける。作品のテーマ自体は好感が持てるが、もっと作品としての「面白さ」を追求したほうがよかったのではないか。クリスティーナ・リッチが可愛いので、+1点。 6点(2004-01-17 19:19:45) |
23. ショコラ(2000)
資本主義万歳!な映画。要するに、人間は(どんな宗教的抑圧でも)欲望には勝てなくて、そのニーズ(=欲望)に応えたビジネスをおこない、努力すれば成功するという話。「このかあちゃん(ジュリエット・ビノシュ)、やり手だなあ~」と感心しましたが、あまり感動はしませんでした。個人的に、夢のある話を期待していたので……。所謂サクセスストーリーですが、ある意味リアルな話でした。それにしても、キャリー・アン・モスはマトリックス的な映画よりも、こういう映画のほうが向いてますよね。 6点(2004-01-16 23:16:40) |
24. エイリアン2
中学2年生の時に、テレビでやっているのを見て、初めて映画の面白さを知った、私にとっての記念碑的作品。SFとアクションを融合し、スリルと感動と盛り込んだ古典的名作でしょう。キャラも立ってるし、盛り上げるためのお約束的要素も、違和感なくしっかり入ってる。最高です。 10点(2004-01-16 23:14:33) |
25. K-19
潜水艦モノだと思ってはいけません(それにしては、海上に出ている時間が長すぎる)。「核の恐怖」をテーマにした映画です。観ているのが辛くて、何度もDVDを止めてしまいました…。実話を基にしているという点が、感情を増幅させます。……でもやっぱり、演出過剰なんじゃないかなと思う点も何箇所かありました。たとえば爆発で核ミサイルが誘爆する、みたいな台詞がありましたが、火薬じゃあるまいし核ミサイルは誘爆なんてしないはずですよ。 7点(2004-01-16 23:09:17) |